重要な情報
カイトのケア
エクストリーム性の高い性質を持つカイトボーディングでは、カイトの運搬やセッティングの際にも安全ギアと同様にす
べてのギアをしっかりと扱わなければなりません。
セッションの準備
• 安全のための道具(ヘルメットなど)が壊れていないか、確認しましょう。
•
カイトやコントロールシステムをこまめにチェックし、空気もれや引き裂け、キャノピーやバテンの擦れ、レコンシステ
ムの異常をいち早く発見するようにしましょう。フライイングラインにも擦れやほどけない結び目がないことを確認し
ます。これがフライイングラインの寿命に影響を与えます。
• アスファルトやセメント、砂利など、摩擦の大きい所でセッティングするのは止めてください。道具を痛める恐れが多
分にあります。砂や芝生の上でセッティングするのが理想です。摩擦の大きい所でセッティングした際に生じたダメー
ジは保証範囲外となります。
• キャノピーを破いたり、バテンやリーディングエッジの空気もれを起こすような、尖ったもののある所でセッティング
しないでください。
• フライイングラインを尖った物のあるところで広げないでください。
•
セッティング中は砂や砂袋でカイトを安全に保管してください。カイトを傷つけるような尖ったものや岩、摩擦を起こす
ようなものからカイトを遠ざけてください。
セッションの途中で
• 長時間、空気を挿入したカイトを人の手から離れた状態でビーチに放置しないでください。風がシフトし
たり風向きが変
わることによって、カイトの安全性が保たれなくなり飛んでいってしまう恐れがあります。
• 空気を挿入した状態のカイトを(重りを乗せていても)長時間ビーチで風に吹かれた状態にしないでください。これによ
ってトレーリングエッジが絶えず風に吹かれた状態となり、カイトを痛めたりブライダルやコントロールラインを絡め
る原因となります。もし長時間ビーチにカイトを置かなければならないときは、バテンやトレイリングエッジなど、カ
イトの広範囲に砂を乗せバタつきをなくした状態にしてください。
•
長時間、太陽光線のもとにカイトを広げておかないでください。セッションの合間にはカイトを安全に保管できる日陰を
探してください。使用していないときは片付けましょう。
正しい収納方法
• 真水でカイトを洗い、よく乾かした後、丸めて収納することをお勧めします。
• 濡れているときにカイトを丸めないでください。
• 収納前には異物や砂を取り除き、カイトをきれいな状態にしてください。
• カイトがきれいな状態で完全に乾いたら、購入時に入っていたバッグに入れ、乾いた涼しい所に保管してください。
• カイトが入ったバッグの上に重たいものを置かないでください。
•
空気を挿入したカイトを車の中や車上の収納ボックスに入れたままにしないでください。気温の変化によってカイトが破
裂する恐れがあり、これによって内蔵ブラダーは深刻なダメージを受けます。
• 真水を溜めたバケツにコントロールシステム全体(ラインをバーに巻いたまま)を5分つけるという方法で、使用するご
とにコントロールシステムを洗ってください。その後、完全に乾かしてください。
• コントロールバーが完全にきれいで乾燥した後、購入時に入っていたバックに入れ、乾燥した涼しい場所に保管くださ
い。