Brother CPS48 User manual

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はじめに
このたびは、本製品をお買い上げいただき、まことにありがとうございます。 お使いになる前に以降の「安全にお使いいただくために」をよくお読みいただき、この取扱説明書をご覧になり 各機能の正しい使い方を十分にご理解の上、末永くご愛用ください。 また取扱説明書は、読み終わったあとも、いつでもご覧になれるところに保管してください。
安全にお使いいただくために
取扱説明書および本製品で使われている表示や絵文字は、本製品を安全に正しくお使いいただき、お使いになる 方や他の人々への危害や損害を未然に防ぐためのものです。その表示や意味は次のとおりです。
警 告
注 意
取扱説明書で使用している絵文字の意味は次のとおりです。
この表示を無視して誤った使い方をすると、人が死亡または重傷を負う危険が想定される 内容を示しています。
この表示を無視して誤った使い方をすると、人が傷害を負う危険が想定される内容および 物的損害のみの発生が想定される内容を示しています。
特定しない禁止事項 特定しない危険通告
針の下に指を入れないでください 感電の危険があります
分解してはいけません 火災の危険があります
水に濡らしてはいけません
特定しない義務行為
電源プラグを抜いてください
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本製品を安全にお使いいただくために、以下のことがらを守ってください。
警 告
一般家庭用電源AC100Vの電源以外では、絶対に使用しないでくださ い。火災・感電・故障の原因となります。
以下のようなときは電源スイッチを切り、電源プラグを抜いてくだ さい。火災・感電・故障の原因となります。
・ ミシンのそばを離れるとき ・ ミシンを使用したあと ・ 運転中に停電したとき ・ 接触不良、断線などで正常に動作しないとき ・ 雷が鳴りはじめたとき
注 意
延長コードや分岐コンセントを使用した、たこ足配線はしないでく ださい。火災・感電の原因となります。
濡れた手で電源プラグを抜き差ししないでください。感電の原因と なります。
電源プラグを抜くときはまず電源スイッチを切り、必ずプラグの部 分を持って抜いてください。電源コードを引っ張って抜くとコード
が傷つき、火災・感電の原因となります。
電源プラグは根元まで確実に差し込んでください。差込みが不完全 ですと、感電や発熱による火災の原因になります。傷んだプラグ・
緩んだコンセントは使用しないでください。
電源コードを傷つけたり、破損したり、加工したり、無理に曲げた り、引っ張ったり、ねじったり、たばねたりしないでください。ま
た、重い物を載せたり、加熱したりすると電源コードが破損し、火 災・感電の原因となります。電源コードまたは電源プラグが破損し たときはミシンの使用をやめて、お近くの販売店または「お客様相 談室(ミシン 119 番)」フリーダイヤル 0120-340-233 にご連絡くだ さい。
長期間使用しないときは、必ず電源プラグをコンセントから抜いて ください。火災の原因となります。
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注 意
直射日光の当たるところや、ストーブ、アイロンのそばなど温度の 高いところでは使用しないでください。ミシンの使用温度は 0 ~ 40
℃です。ミシン内部の温度が上がったり、ミシン本体や電源コード の被膜が溶けて火災・感電の原因となります。
火の気のあるもののそばでは使用しないでください。(火の消えてい ないたばこ、ろうそくなど)火災の原因になります。
野外でのご使用は避けてください。雨などが降り、本体が濡れて感 電の原因となります。また濡れたときはお近くの販売店または「お
客様相談室(ミシン 119 番)」フリーダイヤル 0120-340-233 にご連 絡ください。
温度や湿度の高い所でのご使用や保管は避けてください。
スプレー製品などをご使用の部屋では使用しないでください。
スプレーへの引火によるやけどや火災の原因となります。
ぐらついた台の上や傾いたところなど、不安定な場所には置かない でください。バランスが崩れて倒れたり、落下などしてケガをする
原因となります。ミシンは安定した平らなテーブルや机の上でご使 用ください。
ミシン本体の換気口をふさがないでください。換気口は、必ず壁か ら 30 cm 以上離してお使いください。また、換気口やフットコント
ローラーに糸くずやほこりがたまらないようにしてください。火災 の原因となります。
ミシン本体の上に花びんや水の入った容器を置くなどして、ミシン 本体に水をこぼさないでください。万一、内部に水などが入った場
合は、電源スイッチを切り、電源プラグをコンセントから抜いて販 売店または「お客様相談室(ミシン 119 番)」フリーダイヤル 0120­340-233 にご連絡ください。そのまま使用すると火災・感電の原因 となります。
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注 意
換気口や内部に異物を入れたり、ドライバーなどを差し込まないで ください。高圧部に触れて感電のおそれがあります。万一、異物が
入った場合は、使用をやめてお近くの販売店または「お客様相談室
(ミシン 119 番)」フリーダイヤル 0120-340-233 にご連絡ください。
ミシン本体の重さは約 4 際は急激、または不用意な動作をしないでください。腰や膝を痛め
る原因となります。
ミシン本体は、必ず取手部を持って持ち運びをしてください。他の 部分を持つとこわれたりすべって落としたりして、ケガの原因とな
ります。
ミシン本体には取扱説明書に記載されている正規の部品を使用して ください。他の部品を使用するとケガ・故障の原因となります。
お客様ご自身での分解、修理および改造は行わないでください。火 災・感電・ケガの原因となります。指定以外の内部の点検・調整・
掃除・修理は、お近くの販売店または「お客様相談室(ミシン 119 番)」フリーダイヤル 0120-340-233 にご依頼ください。
取扱説明書に記載されている整備は、必ず電源プラグをコンセント から抜いて行ってください。ケガ・感電の原因となります。
. 5 k g あります。ミシン本体を持ち運びする
ミシン操作中は、針の動きに十分注意してください。また、針、プー リー、天びんなど、動いているすべての部品に手を近づけないでく
ださい。ケガの原因となります。
リッパーで穴を開ける方向に、手や指を置かないでください。すべっ たときにケガをするおそれがあります。本来の使用目的以外での使
用はしないでください。
針と押えは、必ず電源を切ってから交換してください。万一、スター ト/ストップスイッチまたは、他のスイッチが押されると、ミシン
が作動してケガをするおそれがあります。
縫製中、布地を無理に引っ張ったり、押したりしないでください。 ケガ・針折れの原因となります。
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注 意
針の下などに指を入れないでください。ケガをするおそれがありま す。
上糸、下糸等に関する操作については、取扱説明書の指示に従って 正しく行ってください。取り扱いを誤ると、縫製中に糸がらみ等が
発生し、針が折れたり、曲がったりするおそれがあります。
曲がった針は絶対に使用しないでください。針折れの原因となりま す。
万一、ミシン本体を落としたり、破損したり、故障したりした場合 は、ただちに使用をやめてお近くの販売店または「お客様相談室(ミ
シン 119 番)」フリーダイヤル 0120-340-233 にご連絡ください。そ のまま使用すると火災・感電の原因となります。
万一、煙が出ている、異臭がする、異常音がするなどの状態のとき はすぐに電源プラグをコンセントから抜いて、お近くの販売店また
は「お客様相談室(ミシン 119 番)」フリーダイヤル 0120-34 0-233 にご連絡ください。そのまま使用すると火災・感電の原因となりま す。お客様による修理は危険ですから絶対に行わないでください。
ミシン本体が入っていた袋は、お子様がかぶって遊ばないように、 お子様の手の届かないところに保管するか廃棄してください。
かぶって遊ぶと窒息のおそれがあります。
お子様の玩具として使用しないでください。お子様がご使用になる ときや、お子様の近くでご使用になるときは、お子様がケガをしな
いよう十分注意してください。
フットコントローラーの上に物を置かないでください。 ケガ・故障の原因となります。(フットコントローラーは別売です。)
お願い
このミシンは日本国内向け、家庭用です。外国では使用できません。 This sewing machine can not be used in a foreign country as designed for Japan. 職業用としてご使用になった場合の保証はいたしかねますので、ご了承ください。
仕様および外観は品質改良のため、予告なく変更することがありますのでご了承ください。
取扱説明書の内容を許可なく無断で複製することは禁じられておりますので、ご了承ください。
取扱説明書の内容は予告なく変更することがありますので、ご了承ください。
取扱説明書の内容について、万一不審な点や誤りなどお気づきの点がありましたらご連絡ください。
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もくじ
はじめに ............................................................................................................................................................................1
安全にお使いいただくために ................................................................................................................................1
各部の名前とはたらき ...............................................................................................................................................8
主要部 .............................................................................................................................................................................................................................................. 8
針・押え部分 .............................................................................................................................................................................................................................. 9
操作スイッチ .............................................................................................................................................................................................................................. 9
操作パネル ................................................................................................................................................................................................................................ 10
付属品を確認してください ..................................................................................................................................11
収納スペース ........................................................................................................................................................................................................................... 12
別売オプション ..................................................................................................................................................................................................................... 13
1. ぬう前の準備 ................................................................................................................................... 14
電源を入れましょう .................................................................................................................................................14
電源に関する注意 ................................................................................................................................................................................................................ 14
電源を入れる ........................................................................................................................................................................................................................... 15
フットコントローラー(別売)を使う ............................................................................................................ ................................................... 15
上糸と下糸の準備 ......................................................................................................................................................16
下糸を巻く ................................................................................................................................................................................................................................ 16
下糸をセットする ................................................................................................................................................................................................................ 18
上糸を通す ................................................................................................................................................................................................................................ 20
下糸を引き出してからぬうとき ...............................................................................................................................................................................23
筒ものや大きいものをぬうとき ........................................................................................................................24
筒ものをぬうとき ................................................................................................................................................................................................................ 24
大きいものをぬうとき ..................................................................................................................................................................................................... 24
針を交換するには ......................................................................................................................................................26
針に関する注意 ..................................................................................................................................................................................................................... 26
布地と糸の種類による針の使い分け ..................................................................................................................................................................... 26
正しい針の見分け方 ........................................................................................................................................................................................................... 27
針を交換する ........................................................................................................................................................................................................................... 27
押えを交換するには .................................................................................................................................................29
押えに関する注意 ................................................................................................................................................................................................................ 29
押えを交換する ..................................................................................................................................................................................................................... 29
押えホルダーを外す ........................................................................................................................................................................................................... 30
針停止位置を変更するには ..................................................................................................................................31
2. ぬい方の基本 ................................................................................................................................... 32
ぬってみましょう ......................................................................................................................................................32
ミシンかけの手順 ................................................................................................................................................................................................................ 32
模様を選ぶ ................................................................................................................................................................................................................................ 33
ぬい目の長さと振り幅を調節する .......................................................................................................................................................................... 33
ミシンをスタートさせる ................................................................................................................................................................................................ 34
糸調子を調節する ................................................................................................................................................................................................................ 36
上手にぬうコツ ..........................................................................................................................................................37
試しぬいをする ..................................................................................................................................................................................................................... 37
ぬう方向を変える ................................................................................................................................................................................................................ 37
カーブをぬう ........................................................................................................................................................................................................................... 37
厚い布地をぬう ..................................................................................................................................................................................................................... 37
面ファスナー ( マジックテープ ®) をぬう ........................................................................................................................................................ 38
薄い布地をぬう ..................................................................................................................................................................................................................... 38
伸びる布地をぬう ................................................................................................................................................................................................................ 39
フリーアームにする ........................................................................................................................................................................................................... 39
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特に厚い布地をぬう ........................................................................................................................................................................................................... 39
ビニールや皮をぬう ........................................................................................................................................................................................................... 39
3. いろいろなぬい方 ......................................................................................................................... 40
ぬいしろを始末する .................................................................................................................................................40
地ぬいをする ...............................................................................................................................................................41
すそ上げをする ..........................................................................................................................................................42
ボタン穴かがりをする ............................................................................................................................................45
ファスナーをつける .................................................................................................................................................49
伸びる布地やゴムひもをぬう .............................................................................................................................50
伸縮ぬい ......................................................................................................................... ............................................................................................................. 50
ゴムひもつけ ........................................................................................................................................................................................................................... 50
アップリケ/パッチワーク/キルトをぬう ...............................................................................................52
アップリケ ................................................................................................................................................................................................................................ 53
パッチワーク(クレイジーキルト) ....................................................................................................................................................................... 53
ピーシング ................................................................................................................................................................................................................................ 53
キルティング ........................................................................................................................................................................................................................... 54
フリーモーションキルト ................................................................................................................................................................................................ 55
丈夫にしたいところをぬう ..................................................................................................................................57
3 重ぬい ....................................................................................................................................................................................................................................... 57
かんどめ ......................................................................................................................... ............................................................................................................. 57
飾りぬいをする ..........................................................................................................................................................59
ファゴティング ..................................................................................................................................................................................................................... 60
スカラップ ................................................................................................................................................................................................................................ 61
スモッキング ........................................................................................................................................................................................................................... 61
シェルタック ........................................................................................................................................................................................................................... 62
つき合わせ ................................................................................................................................................................................................................................ 63
ヘアルーム ................................................................................................................................................................................................................................ 63
4. 付録 ....................................................................................................................................................... 64
模様設定一覧 ...............................................................................................................................................................64
実用模様 ......................................................................................................................... ............................................................................................................. 64
お手入れ .........................................................................................................................................................................69
本体表面の掃除 ..................................................................................................................................................................................................................... 69
かまの掃除 ................................................................................................................................................................................................................................ 69
困ったとき ....................................................................................................................................................................71
エラーメッセージ ......................................................................................................................................................75
電子音 ........................................................................................................................................................................................................................................... 76
仕様表 ..............................................................................................................................................................................77
索引 ...................................................................................................................................................................................78
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各部の名前とはたらき
主要部
a 下糸巻き装置(→ P.16)
下糸をボビンに巻くときに使用します。
b
糸たて棒(→ P.16、20)
糸こまを差し込みます。
c
糸調子ダイヤル(→ P.36)
上糸調子を調節します。
d
糸案内(→ P.16、20)
下糸をボビンに巻くときや、上糸を通すときに糸をかけ ます。
天びん(→ P.21)
e f 糸切り(→ P.35)
ここに引っかけて糸を切ります。
g
補助テーブル(→ P.12、24)
この中に押えやボビンなどを収納します。袖口などの筒 ものをぬうときは、ここを外します。
操作スイッチ(→ P.9)
h
ミシンをスタートさせたり、針を上げ下げするときに使 用します。
操作パネル(→ P.10)
i
模様を選択したり、各種の設定をするときに使用しま す。
プーリー
j
ぬい目を 1 針ずつ送ったり、針を上げ下げするときに手 前に回します。
電源スイッチ(→ P.15)
k
電源を入れるスイッチです。
l
電源ジャック(→ P.15)
電源コードを差し込みます。
m
フットコントローラージャック(→ P.15)
ここにフットコントローラーのプラグを差し込みます。
n
ドロップレバー(→ P.56)
送り歯を下げるときに使用します。
o
押えレバー(→ P.20)
押えを上げ下げします。
p
フットコントローラー(→ P.15)
フットコントローラーを使って、ミシンをスタートまた は停止したり、ぬう速度を調節したりできます。
ハンドル
q
ミシンの持ち運びに使用します。
r
換気口
モーターの換気用の穴です。
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針・押え部分
a ボタン穴かがりレバー
ボタン穴かがりやかんどめをするときに使用します。
b
糸通しレバー
針に糸を通すときに使用します。
c
押えホルダー
押えを取り付けます。
操作スイッチ
押えホルダーのネジ
d
押えホルダーを固定します。
e
押え
布地を押さえます。付属の 6 種類の押えの中からぬい方 に合った押えをセットします。
送り歯
f
ぬう方向に布地を送ります。
g
下糸クイック
下糸を引き上げずにぬい始められます。
h
針板ふた/かま
ここを開けて、かまにボビンをセットします。
i
針板
まっすぐにぬうための目盛りが付いています。
j
針棒糸かけ
上糸をかけます。
k
針の止めネジ
針を固定します。
l
針板カバー
かまの掃除をするときに取り外します。
ミシンの基本的な操作は、操作スイッチで簡単に行えます。
a 押えレバー
押えを上げ下げします。
b
スタート/ストップスイッチ
ミシンをスタートまたは停止させます。ぬい始めと スイッチを押している間は、ゆっくりとぬいます。停止 すると、針は下がった(布地に刺さった)状態で止まり ます。詳細は「ミシンをスタートさせる」(→ P.34)で 説明します。
返しぬいスイッチ
c
スイッチを押している間、返しぬいまたは止めぬいをしま す。返しぬいの場合は、逆方向にぬいます。止めぬいの場 合は、同じ場所で 3 ~ 5 針ぬってから止まります。詳細は
「返しぬい/止めぬいをする」(→ P.35)で説明します。
針上下スイッチ
d
針の位置を上または下に切り替えます。続けて押すと、 1 針ぬえます。
スピードコントロールレバー
e
左右に動かして速度を調節します。 左に動かすと遅く、右に動かすと速くなります。
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操作パネル
前面の操作パネルで、模様を選んだり、模様の長さや幅を調整したりできます。
a LCD(液晶画面)
選択した模様( さ(mm)( されます。
模様選択キー
b
模様選択キーを押して、使用する模様の番号を選択しま す。詳細は「模様を選ぶ」(→ P.33)で説明します。
ぬい目の長さ調節キー
c
ぬい目の長さを調節するときに使用します。(ぬい目の 長さは、“-”側を押すとこまかくなり、“+”側を押す とあらくなります。)
d ジグザグの振り幅調節キー
ジグザグの振り幅を調節するときに使用します。(ジグ ザグの振り幅は、“-”側を押すとせまくなり、“+”側 を押すとひろくなります。)
1)、使用する押え(2)、ぬい目の長
3)、ジグザグの振り幅(mm)(4)が表示
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付属品を確認してください
箱をあけたら、まず以下の付属品が揃っているか確認してください。不足しているときや破損し ているときは、お買い上げの販売店にお問い合わせください。
押え(6 種)
ぬい方に合った押えが用意されています。押えに は A・G・I・J・R・N の記号が記されています。 詳細は「押えを交換する」(→ P.29)で説明しま す。
ジグザグ押え <J>
押え固定ピンが付いています。
押え固定ピン
・ 購入時は、ミシン本体の押えホルダーに取
り付けられています。
ボタン穴かがり押え <A>
まつりぬい押え <R>
模様ぬい押え <N>
ボビン
下糸を巻いて使用します。本機純正のものが 4 個 付属されています。そのうちの 1 個はかまにセッ トされています。
ドライバー
ミシン針や押えを交換するときなどに使用します。
たち目かがり押え <G>
片押え <I>
はとめ穴パンチ
はとめ穴をあけるときに使用します。
ミシンブラシ
かまなどの細かい部分のほこりを取り除くときに 使用します。
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リッパー
ぬい目をほどいたり、ボタン穴を切り開くときに 使用します。
早見表
*
下糸・上糸のセットが確認できます。
ミシン針
4 種類(計 6 本)の針を付属しています。糸の太 さや布地によって使い分けます。 詳細は「布地と糸の種類による針の使い分け」(→ P.26)で説明します。
黄#11(2本) 赤 #14(2 本) 緑 #16(1 本) ニット用金 #11(1 本)
付属品バッグ
ドライバーや押えなどの小物を収納するバッグです。
電源コード
電源ジャックに差し込みます。
*
使いこなし DVD
*
ミシンの基本的な使い方を DVD で紹介しています。
保証書
*
ミシンを修理するときなどに必要です。大切に保 管してください。
*
お買い上げ時、収納スペースには収納されていま せん。
収納スペース
付属品の一部は、補助テーブルの内側の収納スペース に収納されています。
補助テーブルを左側へ引いて、取り外
a
します。
ぬい糸
*
実用ぬい用のシャッペスパン #60 白です。
ミシンカバー
*
ミシンを使用しないときは、カバーをかぶせて収 納してください。
取扱説明書
*
本書です。大切に保管してください。
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収納スペース
補助テーブル
お願い
付属品は付属品バッグに入れてから、補助 テーブルに収納してください。付属品バッ グに入れずに収納すると、付属品が収納ス ペースから落ちて紛失したり、破損したり することがあります。
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別売オプション
お知らせ
オプション品として、以下の製品を用意しています。
フットコントローラー (モデル名:FC32291) 
ミシンを足で操作するときに使用します。
型式:MODEL T
ワイドテーブル(モデル名:WT4)
大きいものをぬうときに使用します。
キルト押え(モデル名:F005N)
フリーモーションキルトをするときに使用します。
オプション品・部品については、お買い上げ の販売店、また は「お客様相談室(ミシン 119 番)」(フリーダイヤル 0120-340-233)に お問い合わせください。
ウォーキングフット(モデル名:F033)
ビニールや皮など、すべりにくい布地をぬうとき に使用します。
キルター(モデル名:F016N)
ウォーキングフットや押えホルダーのキルター用 の穴に差し込んで使用します。キルティングをす るときに、ぬい目を等間隔にそろえてぬうことが できます。
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ぬう前の準備
1 ぬう前の準備
電源を入れましょう
ミシンの電源を入れます。
電源に関する注意
電源について気をつけなければいけないことを説明します。
警 告
一般家庭用電源 AC100V の電源以外では、絶対に使用しないでください。火災・感電・故障の 原因となります。
電源プラグは根元まで確実に差し込んでください。差込みが不完全ですと、感電や発熱による火 災の原因となります。
緩んだコンセントは使用しないでください。
以下のようなときは電源スイッチを切り、電源プラグを抜いてください。火災・感電・故障の原
因となります。 ・ ミシンのそばを離れるとき ・ ミシンを使用したあと ・ 運転中に停電したとき ・ 接触不良、断線などで正常に動作しないとき ・ 雷が鳴りはじめたとき
注 意
本製品に付属の電源コードを使用してください。
延長コードや分岐コンセントを使用した、たこ足配線はしないでください。火災・感電の原因と
なります。
濡れた手で電源プラグを抜き差ししないでください。感電の原因となります。
電源プラグを抜くときはまず電源スイッチを切り、必ずプラグの部分を持って抜いてください。電
源コードを引っ張って抜くとコードが傷つき、火災・感電の原因となります。 電源コードを傷つけたり、破損したり、加工したり、無理に曲げたり、引っ張ったり、ねじったり、
たばねたりしないでください。また、重い物を載せたり、加熱したりすると電源コードが破損し、 火災・感電の原因となります。電源コードまたは電源プラグが破損したときはミシンの使用をやめ て、お近くの販売店または「お客様相談室(ミシン 119 番)」フリーダイヤル 0120-34 0-233 にご 連絡ください。
長期間使用しないときは、必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。火災の原因となります。
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電源を入れる
注 意
本体右側の電源ジャックに電源コード
a
を差し込み、電源プラグを家庭用電源 コンセント(AC100V)に差し込みます。
電源ジャック
電源スイッチ
電源スイッチの“┃”側を押して「入」
b
にします。
X 電源が入り、手もとランプが点灯し、LCD
(液晶画面)が表示されます。
電源を切るときは、電源スイッチの
c
“○”側を押して「切」にします。
X
電源が切れ、ランプと LCD(液晶画面)の表 示が消えます。
お願い
運転中に停電が発生したときは、電源スイッ チを切ってから電源プラグを抜いてくださ い。再度ミシンを動かす場合は、手順に従っ て正しく操作してください。
フットコントローラー(別売) を使う
本体背面のフットコントローラージャックに、フット コントローラーのプラグを差し込みます。
フットコントローラーを接続するとき は、誤ってミシンがスタートしないよ
う、必ず電源を切ってください。
このミシンには以下のモデルのフット コントローラーが使用できます。その
他のモデルまたは他社のフットコント ローラーは使用しないで下さい。 MODEL T MODEL P MODEL S
フットコントローラーを浅く踏んでいるときは、ミシ ンはゆっくりと動きます。深く踏み込むほど、ミシン のぬい速度は速くなります。踏み込みをやめるとミシ ンは止まります。
遅い
速い
注 意
フットコントローラーに糸くずやほこ りなどがたまらないようにしてくださ
い。火災・感電の原因となります。
フットコントローラーの上に物を置か ないでください。ケガ・故障の原因と
なります。
長期間ご使用にならないときは、フッ トコントローラーのプラグをジャック
から抜いてください。火災・感電の原 因となります。
お知らせ
フットコントローラージャックにフットコ ントローラーのプラグが差し込まれている ときは、スタート/ストップスイッチは使用 できません。
スピードコントロールレバーで設定した速 度が、フットコントローラーを踏み込んだと きの最高速度になります。
1
フットコントローラージャック
15
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ぬう前の準備
上糸と下糸の準備
下糸を巻く
下糸用の糸をボビンに巻きます。
しっかりと奥まで糸を かけてください。
下糸巻き軸
ボビン
注 意
付属のボビンは本機純正品です。厚みの違う従来品を使用すると、ミシンが正しく動作しません。 必ず付属品、または別売りの純正ボビンを使用してください。純正以外のボビンを使用すると、ケ
ガ・故障の原因となります。
11.5 mm
(実物大)
糸たて棒を最後まで引き出し、下糸用
a
の糸こまを糸たて棒に差し込みます。
糸たて棒
注 意
糸こまが正しく差し込まれていない と、糸たて棒に糸がからむことがあ
ります。
純正品 従来品
皿の下に右回りで糸をかけ、しっかり
b
奥まで入れます。
ボビンのミゾと下糸巻き軸バネの位置を
c
合わせて、ボビンを軸に差し込みます。
ミゾ
下糸巻き軸バネ
16
Page 19
軸にセットしたボビンをカチッと音が
d
するまで右側に押します。
i
(スタート/ストップスイッチ)を
1 回押します。
X
ボビンが回転し、下糸巻きがスタートします。
皿にかけた糸を左手で持ち、糸の先端を
e
右手で持ち、ボビンに時計回りに 5 ~ 6 回巻き付けます。
糸の端をボビン受け座のガイドミゾに
f
引っかけて、右に引いて糸を切ります。
ガイドミゾ
(カッター付)
X 糸が適切な長さで切れます。
注 意
ボビンの回転がゆっくりになったら、
j
(スタート/ストップスイッチ)を
押して下糸巻きを止めます。
糸を切り、軸を左に戻し、ボビンを軸
k
から外します。
スピードコントロールレバーをもとの
l
位置(ゆっくり)に戻します。
お知らせ
下糸を巻いたあとにミシンをスタートさせ たりプーリーを回すと、「ガチャ」という音 がすることがありますが、故障ではありませ ん。
下糸巻き軸が右側に押された状態のときは、 針は動きません(縫製できません)。
1
必ずこの方法で糸を切ってくださ い。ガイドミゾのカッターで糸を切ら
ずに下糸を巻くと糸がうまく巻けませ ん。また、糸量が少なくなったときに ボビンに糸がからまり、針が折れたり、 曲がったりするおそれがあります。
スピードコントロールレバーを右
g
(はやく)に動かします。
スピードコントロールレバー
電源を入れます。
h
注 意
下糸は正しく巻かれたものをご使用く ださい。下糸の巻き方が悪いと、針折
れや糸調子不良の原因となります。
17
Page 20
ぬう前の準備
下糸をセットする
下糸を巻いたボビンをミシンにセットします。
注 意
下糸は正しく巻かれたものをご使用く ださい。下糸の巻き方が悪いと、針折
れや糸調子不良の原因となります。
付属のボビンは本機純正品です。厚み の違う従来品を使用すると、ミシンが
正しく動作しません。必ず付属品、ま たは別売りの純正ボビンを使用してく ださい。純正以外のボビンを使用する と、ケガ・故障の原因となります。
糸が左巻きになるようにしてボビンを
c
かまに入れ、左手で巻き終わりの糸を しっかりツメに引っかけます。
ツメ
・ 必ず付属品、または別売りの純正ボビンを使
用してください。
注 意
ボビンは必ず指で押さえ、正しい方向 から糸が出るようにセットしてくださ
い。万一、ボビンを逆の方向にセット すると、針折れや糸調子不良の原因と なります。
ミゾに沿って糸を通したあと、糸の端
d
を手前に引いて糸を切ります。
11.5 mm
(実物大)
純正品 従来品
下糸をセットするときや交換するとき は、必ず電源スイッチを切ってから行っ てください。 スイッチまたは、他のスイッチが押さ れると、ミシンが作動してケガの原因 となります。
万一、スタート/ストップ
(針上下スイッチ)を押して針を上
a
に上げ、押えレバーを上げます。
針板ふたの右側にあるつまみを右に動
b
かし、針板ふたを取り外します。
針板ふた
つまみ
ミゾ
カッター
・ 内かまの板バネの間に確実に糸が入ってい
ないと、糸調子不良の原因となります。詳細 は、「布地と糸の種類による針の使い分け」
(→ P.26)の注意を参照してください。
18
板バネ
Page 21
お知らせ
ボビンをセットする方向が、針板カバーに刻印 されています。そちらもあわせて見てくださ い。
針板ふたをもとに戻します。
e
針板ふたの左下の部分を本体に差し込んでから
1)、右側を上から押します(2)。
2
1
お知らせ
下糸は引き出さずに、このままぬい始めるこ とができます。下糸を引き出してからぬう場 合は、上糸をセットしてから「下糸を引き出 してからぬうとき」(→ P.23)を参照してく ださい。
1
19
Page 22
ぬう前の準備
上糸を通す
上糸用の糸をセットし、針に糸を通します。
糸案内
注 意
上糸通しは指示に従って、正しく行ってください。糸が正しく通されていない場合、糸がからん で針が折れたり、曲がったりするおそれがあります。
電源を入れます。
a
押えレバーを上げて、押えを上げます。
b
押えレバー
糸たて棒
c
(針上下スイッチ)を 1 回または 2 回
押して、針を上に上げます。
プーリーの しるし
20
注 意
押えが下がった状態で上糸を通すこと はできません。
針上下スイッチ
プーリーのしるし
・ 針が正しく上に上がっていない場合、上糸を
通すことができません。プーリーのしるしが 上図のように上にきている状態が、正しい位 置です。この位置にきていないときは、必ず 針上下スイッチで針を上に上げてプーリーの しるしが真上にくるようにしてから、以降の 操作をしてください。
Page 23
糸たて棒を最後まで引き出し、上糸用
d
の糸こまを糸たて棒に差し込みます。
糸通しレバーを下げた状態で、糸案内
i
に糸をひっかけます。
注 意
糸こまが正しくセットされていない と、糸たて棒に糸がからまり、糸切れ
や針折れの原因となります。
前ページの図に示されているように、
e
上糸をかけます。
天びんの右側から左側へ糸を通し、天
f
びんに糸をかけます。
天びん
お願い
針が下がっているときは、天びんに糸をかけ ることはできません。上糸を通す前に、針上 下スイッチで針を上げておいてください。
針抱き
糸通しレバー
糸案内
糸通しレバーをいっぱいまで下げま
j
す。
X 糸通しの先端部分が手前に回転し、フック
が針穴に通ります。
下の図のように、糸をフックに引っか
k
けます。
1
針棒糸かけに糸を通します。
g
左手で糸を保持し、右手で糸かけを行うと糸か けがしやすくなります。
針棒糸かけ
押えレバーを下げます。
h
押えレバー
フック
糸を軽く持ったまま、糸通しレバーを
l
元に戻します。
X 糸がフックに引っ張られ、針穴に通ります。
21
Page 24
ぬう前の準備
押えレバーを上げ、針に通った糸の端
m
を引き出します。
糸の端を押えの間に通して後ろ側に
n
5 cm ほど引き出します。
5 cm
注 意
糸通し装置は、11 ~ 16 番の家庭用ミシ ン針(HA × 1)を使うときに使用でき
ます。また、メタリック糸などの特殊 な糸を使用する場合、糸通し装置は使 用できません。
針と糸は適切な組み合わせで使用して ください。針と糸の適切な組み合わせ
は 「布地と糸の種類による針の使い分 け」( → P.26) を参照してください。
糸通し装置が使用できない場合は、以 降の「手で針に糸を通すとき」を参照
してください。
糸通しが正常に行われなかった場合 は、手順 7 からもう一度やり直してく ださい。
手で針に糸を通すとき
糸通し装置が使用できない場合は、以下の手順で 針に糸を通します。
「上糸を通す」の1 8にしたがって針
a
棒糸かけまで糸を通し、押えレバーを 下げます。
針穴の手前から向こう側に、手で糸を
b
通します。
押えレバーを上げます。
c
押えレバー
糸の端を押えの間に通して後ろ側に
d
5 cm ほど引き出します。
5 cm
22
Page 25
下糸を引き出してからぬうとき
ギャザーをぬうときなどは、あらかじめ下糸を引き出しておきます。
引き出した糸をミゾにそって通しま
a
す。
このとき、カッターで糸を切らないでください。
・ 針板ふたは取り外したままにしておいてくだ
さい。
上糸の端を軽く持ちます。
b
上糸
針が上がっている状態で、 (針上下
c
スイッチ)を 2 回押します。
下糸を10~15 cmほど引き出し、上糸と
e
そろえて押えの下を通します。
上糸
下糸
針板ふたをもとに戻します。
f
針板ふたの左下の部分を本体に差し込んでから
1)、右側を上から押します(2)。
2
1
1
針上下スイッチ
上糸をゆっくりと上に引き、下糸の糸
d
端を引き出します。
上糸
下糸
23
Page 26
ぬう前の準備
筒ものや大きいものをぬうとき
筒ものや大きいものをぬうときは、補助テーブルを外します。
筒ものをぬうとき
そで口やズボンのすそなどの筒状になっているとこ ろをぬうときは、フリーアームにすると便利です。
補助テーブルを左に引きます。
a
X 補助テーブルが外れてフリーアームの状態
になります。
ぬうところをアーム部分に通してから
b
ぬいます。
大きいものをぬうとき
大きいものをぬうときは、ワイドテーブル(別売) を使用すると作業がしやすくなります。
ワイドテーブル裏面の脚を立てます。
a
3 本の脚を「カチッ」と音がするまで引き上げ ます。
フリーアームを使い終わったら、補助
c
テーブルをもとにもどします。
24
補助テーブルを左に引きます。
b
X 補助テーブルが外れてフリーアームの状態
になります。
Page 27
ワイドテーブルを取り付けます。
c
水平にして、ゆっくりと奥まではめます。
脚の下についているゴム足を回して高
d
さを調節します。
注 意
1
ワイドテーブルを取り付けたままミ シンを移動しないでください。破損や
ケガの原因となります。
ワイドテーブルをアイロン台等、他の 目的で使用しないでください。破損や
ケガの原因となります。
使い終わったら、ワイドテーブルを
e
ゆっくりと外します。
ワイドテーブルを少し持ち上げながら、ゆっく りと左に引きます。
補助テーブルをもとにもどします。
f
25
Page 28
ぬう前の準備
注 意
注 意
針を交換するには
ここでは、ミシン針について説明します。
針に関する注意
針を取り扱うときの注意を説明します。以下の注意を守らないと非常に危険です。 ください。 仕上がり良くぬい上げるためには、ブラザー純正のミシン針(HA × 1)を推奨します。
針は必ず家庭用ミシン針(HA × 1)を使用してください。その他の針を使用すると、針折れや 故障の原因となります。
曲がった針は絶対に使用しないでください。針折れの原因となります。
よく読んで、必ず守って
布地と糸の種類による針の使い分け
ミシン針は布地や糸の太さによって使い分けます。次の表を参考にして、布地に合った糸と針を選んでくださ い。
糸と針の数字
糸は数字が小さいほど太く、針は数字が大きいほ ど太くなります。
ゴールデン針(ニット用金)
伸縮性のある布地や目がとびやすい布地に使用し ます。 模様ぬい押え < N> を使用する模様をぬうときに、 ゴールデン針を使用するときれいに仕上がります。
26
ナイロン透明糸
布地や糸にかかわらず 14 ~ 16 番の針を使用して ください。
布地と糸と針の組み合わせは、左記に 従ってください。組み合わせが適切で
ない場合、ぬい目がふぞろいになり、 ぬいじわや目とびの原因になります。 特に厚い布地(デニム等)を細い針
(9 ~ 11 番)でぬうと、針が折れたり、
曲がったりするおそれがあります。
Page 29
正しい針の見分け方
針を交換する
針が曲がった状態で使用すると、途中で折れてしま うことがあり非常に危険です。 使用する前に、針の平らな面を平らな板に合わせ、 針と板のすき間が平行かどうかを確認します。
平らな面
針の種類が刻印 されています
良い針
平らな板
悪い針
すき間が平行でない場合は、針が曲がっています。 その針は使用しないでください。
平らな板
針を交換します。「正しい針の見分け方」で確認した 良い針と、付属のドライバーを用意してください。
(針上下スイッチ)を 1 回または 2 回
a
押し、針を上に上げます。
針上下スイッチ
電源を切ります。
b
注 意
針の交換は、必ず電源スイッチを切っ てから行ってください。万一、スター
ト/ストップスイッチまたは、他のス イッチが押されると、ミシンが作動し てケガの原因となります。
1
押えレバーを下げます。
c
押えレバー
注 意
針を交換する前に、押えの下に布や紙 を置いて、針が針板の穴から下へ落ち
ないようにしてください。
27
Page 30
ぬう前の準備
針の止めネジをゆるめ、針を抜きます。
d
左手で針を持ちながら、右手でドライバーを手 前に回します。
止めネジ
止めネジをゆるめたりしめたりするときに、
無理な力を加えないでください。故障の原因 となります。
ドライバー
新しい針の平らな面を後ろ側に向け
e
て、針棒のストッパーに当たるまで差 し込みます。
ストッパー
針を左手で押さえたまま止めネジをし
f
めます。
ドライバーを奥側に回します。
注 意
針は必ずストッパーに当たるまで差し 込み、止めネジを付属のドライバーで
確実にしめてください。針が十分に差 し込まれていなかったり、ネジのしめ 方がゆるいと、針折れや故障の原因と なります。
28
Page 31
押えを交換するには
押えに関する注意
押えについて気をつけなければいけないことを説明します。
注 意
模様に適した押えを使用してください。誤った押えを使用すると、針が押えに当たったり、折 れたり、曲がったりするおそれがあります。
押えは必ず本機純正の押えを使用してください。その他の押えを使用すると、ケガ・故障の原 因となります。
押えを交換する
押えの取り外し方と取り付け方を説明します。
a
(針上下スイッチ)を 1 回または 2 回
押し、針を上に上げます。
押えレバーを上げます。
c
押えレバー
押えホルダーの後ろ側の黒いボタンを
d
押します。
黒いボタン
1
電源を切ります。
b
注 意
押えの交換は、必ず電源スイッチを切って から行ってください。万一、スタート/
ストップスイッチまたは、他のスイッチ が押されると、ミシンが作動してケガの 原因となります。
針上下スイッチ
押えホルダー
取り付ける押えのピンの部分と押え
e
ホルダーのミゾが合う位置に押えを 置きます。
押えに記されている押え記号(J、A など)が 読める向きに置きます。
押えホルダー
ミゾ
お知らせ
各模様で使用する押えの種類は、LCD(液晶 画面)に表示されます。模様の選び方は、「模 様を選ぶ」(→ P.33)を参照してください。
ピン
29
Page 32
ぬう前の準備
押えレバーをゆっくり下げて、押えホ
f
ルダーのミゾを押えのピンにはめま す。
押えレバー
押えホルダー
ミゾ
X 押えが取り付けられます。
押えレバーを上げて、押えが取り付け
g
られていることを確認します。
ピン
押えホルダーを取り付けるとき
押えホルダーを押え棒に合わせます。
a
押え棒
押えホルダー
押えホルダーを右手で押さえながらネ
b
ジをしめます。
左手でドライバーを手前に回します。
ドライバー
ネジ
押えホルダー
押えホルダーを外す
お手入れをするときや別売のウォーキングフットを 取り付けるときは、押えホルダーを外します。付属 のドライバーを用意します。
押えを外します。
a
・ 「押えを交換する」(→ P.29)を参照してくだ
さい。
押えホルダーのネジをゆるめ、押えホ
b
ルダーを外します。
ドライバーを奥側に回します。
ドライバー
押えホルダー
お願い
押えホルダーが正しく取り付けられていな いと、正しい糸調子にならないことがありま す。
注 意
押えホルダーのネジは確実にしめて ください。ネジのしめ方がゆるいと、
押えホルダーが外れ、針が押えに当 たって折れたり、曲がったりするおそ れがあります。
30
ネジ
Page 33
針停止位置を変更するには
通常は、針が布地に刺さった状態でミシンが止まる ように設定されていますが、針が上がった状態でミ シンが止まるように設定を変更することもできま す。
電源を切ります。
a
左側の (模様選択キー)の[-]を押
b
しながら、ミシンの電源を入れます。
電源が入ったら、 (模様選択キー)の[-] から指を離します。
1
X 針の停止位置が上に変更されます。
お知らせ
もう一度同じ操作をすると、針の停止位置は 下に戻ります。
31
Page 34
ぬい方の基本
2 ぬい方の基本
ぬってみましょう
ここでは、基本のぬい方を説明します。 ミシンをかける前に、注意事項を説明します。
注 意
ミシン操作中は、針の動きに十分注意してください。また、針、プーリー、天びんなど、動 いているすべての部品に手を近づけないでください。ケガの原因となります。
押えの交換は、必ず電源スイッチを切ってから行ってください。 イッチまたは、他のスイッチが押されると、ミシンが作動してケガの原因となります。
縫製中は布地を無理に引っ張ったり、押したりしないでください。ケガ・針折れの原因となります。
曲がった針は絶対に使用しないでください。針折れの原因となります。
ぬう際には、まち針などが針に当たらないように注意してください。針が折れたり、曲がったり
するおそれがあります。
模様に適した押えを使用してください。誤った押えを使用すると、針が押えにあたって折れたり、 曲がったりするおそれがあります。
ぬい目が詰まる場合は、ぬい目の長さをあらくしてください。ぬい目が詰まった状態でぬい続け ると、針が折れたり、曲がったりするおそれがあります。
万一、スタート/ストップス
ミシンかけの手順
ミシンをかけるときの基本の手順は次のとおりです。
1 電源を入れる
2 模様を選ぶ
3 押えを取り付ける
4 スタート
32
ミシンの電源を入れます。
「電源を入れる」(→ P.15)を参照してください。
ぬう箇所に合わせて模様を選びます。
「模様を選ぶ」(→ P.33)で説明します。
模様に合った押えを取り付けます。(押えの交換は、必ず電源スイッチ を切ってから行ってください。)
「押えを交換する」(→ P.29) を参照してください。
布をセットし、ミシンをスタートさせます。ぬい終わったら糸を切ります。
「ミシンをスタートさせる」(→ P.34)を参照してください。
Page 35
模様を選ぶ
操作パネルを使って、各種の模様を選択します。
電源を入れた直後は、 が選択されています。
電源を入れます。
a
ぬい目の長さと振り幅を 調節する
[例]模様 を選択する場合
模様選択キーを押し、「04」模様を選択
a
します。
右側の キーで「4」を、左側の キーで
「0」を選択します。
2
b
した模様の番号が表示されます。
の [ + ]、または [ - ] を押すと、数字が 1 ず
つ変化します。右側の
字が、左側の
されます。
十の位の数字
X 模様が選択されます。
を押すと十の位の数字が変更
を押すと一の位の数
一の位の数字
LCD(液晶画面)に表示されている押
c
えを取り付けます。
押えの種類
・ 「押えを交換する」(→ P.29)を参照してくだ
さい。
(模様選択キー)を押します。選択
b
または[-]を押して、ぬい目の長さ を調節します。
(ぬい目の長さ調節キー)の[+]、
ぬい目の長さ
ぬい目の長さ調節キー
こまかい
あらい
お知らせ
模様番号の上に、使用する押えの種類がア ルファベット(J、Aなど)で表示されます。
必要に応じて、振り幅とぬい目の長さ
d
を調節します。
・ 調節のしかたは以降の「ぬい目の長さと振り
幅を調節する」 を参照してください 。
33
Page 36
ぬい方の基本
c
(ジグザグの振り幅調節キー)の
[+]、または[-]を押して、模様の
振り幅を調節します。
ジグザグの 振り幅
ジグザグの振り幅 調節キー
お知らせ
ぬい目の長さ、または振り幅を標準値から変 更すると、LCD(液晶画面)内の 、 または
の が消えます。ぬい目の長さ、または 振り幅を標準値に戻すと、LCD(液晶画面) 内の 、または が再び で囲われます。
振り幅を調節できない模様を選択した場合は、 LC D(液晶画面)内の の右側に“--”が表 示されます。
せまい
注 意
振り幅を調節したときはプーリーを ゆっくりと手前に回し、針が押えに当
たらないことを確認してください。針 が折れたり、曲がったりするおそれが あります。
ぬい目が詰まる場合は、ぬい目の長さをあ らくしてください。ぬい目が詰まった状態
でぬい続けると、針が折れたり、曲がった りするおそれがあります。
ひろい
ミシンをスタートさせる
a
b
c
(針上下スイッチ)を 1 回または 2 回
押し、針を上に上げます。
針上下スイッチ
押えレバーを上げます。
押えレバー
押えの下に布地を置き、上糸を押えの 下に通して後ろ側に5 cm ほど引き出し ます。
5 cm
34
左手で糸と布地を押さえ、右手でプー
d
リーを手前に回して布地に針を刺しま す。
Page 37
押えレバーを下げます。
e
押えレバー
布地を左に引き、本体左側面の糸切り
k
に上糸と下糸を引っかけて切ります。
糸切り
スピードコントロールレバーを左右に
f
動かして、速度を調節します。
スピードコントロールレバー
g
(スタート/ストップスイッチ)を 1 回押します。(フットコントローラー を接続している場合は、フットコント ローラーをゆっくり踏み込みます。)
または
スタート/ストップスイッチ
2
お知らせ
フットコントローラージャックにフットコ ントローラーのプラグが差し込まれている ときは、 (スタート/ストップスイッチ) は使用できません。
ミシンを止めると、針は下がった状態になり ます。ミシンを止めたときに針が上になるよ うに設定を変更することもできます。「針停 止位置を変更するには」(→ P.31)を参照し てください。
返しぬい/止めぬいをする
直線・ジグザグ模様でぬっていた場合に (返し ぬいスイッチ)を押すと、返しぬいになります。 直線・ジグザグ以外の模様でぬっていた場合に
(返しぬいスイッチ)を押すと、止めぬいにな ります。止めぬいは、その位置で 3 ~ 5 針重ねて ぬいます。
X ミシンがスタートします。
ぬい終わりまで進んだら、もう一度
h
(スタート/ストップスイッチ)を押し
ます。(フットコントローラーで操作し ている場合は、フットコントローラー を踏むのをやめます。)
X ミシンが止まります。
(針上下スイッチ)を 1 回または 2 回
i
押し、針を上に上げます。
押えレバーを上げます。
j
返しぬい
止めぬい
お知らせ
返しぬい/止めぬいのどちらが設定されて いるかは、「模様設定一覧」(→ P.64)を参照 してください。
35
Page 38
ぬい方の基本
糸調子を調節する
ぬい目の仕上がりは、糸調子によって左右されます。 布や糸を変えたときは、糸調子の調節を行ってくだ さい。
お知らせ
本ぬいをする前に、布の端などで試しぬいを することをお勧めします。
正しい糸調子
縫製をきれいに仕上げるために、糸調子は大切な ポイントです。糸調子が強すぎたり、弱すぎたり すると、ぬい目が弱かったり、布地にしわがよっ たりします。
上糸
下糸
上糸が強いとき
上糸と下糸の重なりが、布地の表にできます。
お願い
下糸が正しくセットされていないと、上糸が 強くなることがあります。上糸が強いとき は、下糸のセットを再度行ってください。「下 糸をセットする」を参照してください。
(→ P.18)
お願い
ぬい終わったとき、針板ふたを外して糸が下 図のように見えることを確認してください。 糸が下図のようにならないときは、内かまの 板バネの間に下糸が入っていません。下糸を 正しく入れなおしてください。( → P.18)
上糸が弱いとき
上糸と下糸の重なりが、布地の裏にできます。
お願い
上糸が正しくセットされていないと、上糸が 弱くなることがあります。上糸が弱いとき は、上糸のセットを再度行ってください。「上 糸を通す」(→ P.20)を参照してください。
布地の裏に上糸が見える
上糸
解決方法 糸調子ダイヤルを数字が大きくなる方向へ回 し、糸調子を強くします。
下糸
上糸
下糸
解決方法 糸調子ダイヤルを数字が小さくなる方向へ回 し、糸調子を弱くします。
3
5
36
布地の表に下糸が 見える
3
5
Page 39
上手にぬうコツ
ここでは、上手にぬうためのコツを説明します。ミシンかけをするときの参考にしてください。
試しぬいをする
本製品は、模様に合わせて適切な模様の幅と長さが設 定されるようになっています。 しかし、布の種類やぬい方によっては必ずしも思い通 りにならないことがあるので、試しぬいをするように しましょう。 試しぬいは、実際の布地のはぎれと糸を使用して、糸 調子や模様の幅・長さを確認します。ぬい方や布を何 枚重ねてぬうかによっても仕上がりは異なるので、実 際にぬうものと同じ状態で試しぬいをします。
ぬう方向を変える
角までぬったら、ミシンを止めます。
a
このとき、針が下がった(布地に刺さった)状 態にしておきます。もし針が上がっている場合 は、 (針上下スイッチ)を押します。
押えレバーを上げ、布を持って回しま
b
す。
針位置を基点に回転させます。
カーブをぬう
途中でミシンを止めながら、少しずつ向きを変えて ぬいます。
ジグザグ模様をぬうときは、ぬい目の長さを短めに するときれいに仕上がります。
厚い布地をぬう
2
押えレバーを下げ、続きをぬいます。
c
押えの下に布地が入らないとき
押えレバーをさらに上に上げると、押えがもう一 段階上がります。
(このとき、押えレバーは固定されません。)
37
Page 40
ぬい方の基本
ぬい始めに段差があって布地を送ることができ ないとき
ジグザグ押え <J> には、押えを水平にする機能が 付いています。
面ファスナー ( マジックテープ
注 意
®) をぬう
ぬう方向
段差
ぬい始めに布地に段差があって送るこ
a
とができない場合は、押えレバーを いったん上げます。
ジグザグ押え <J> の左側の黒いボタン
b
(押え固定ピン)を押したまま、押えレ
バーを下げます。
黒いボタン
押えが水平になり、布地が送られるよ
c
うになります。
面ファスナーは、のりが付いていない 縫製用のものを使用してください。の
りが針やかまに付着すると、故障の原 因となります。
面ファスナーを細い針 (9 ~ 11 番)でぬ うと、針が折れたり曲がったりする恐
れがあります。
お願い
ミシンでぬう前に、しつけをして面ファス ナーと布地をぬい合わせておいてください。
プーリーを手で回して面ファスナーに針を刺し、針 がスムーズに通ることを確認してから、面ファス ナーの端を低速でぬいます。 針が通らない場合は、厚地用の針と糸 ( → P.26)に交 換してください。
端をぬう
・ ぬい進めると、押えはもとに戻ります。
注 意
6 mm 以上の厚物をぬったり、無理に 布地を押しこんだりすると、針が折れ
たり、曲がったりするおそれがありま す。
38
お知らせ
“マジックテープ ®”は、株式会社クラレの、 面ファスナーの登録商標です。
薄い布地をぬう
薄い布地をぬうと、ぬい目がつれてしまったり、布 地がうまく送れないことがあります。 その場合は布地の下にハトロン紙などの薄い紙を敷 いて、布地と一緒にぬいます。ぬい終わったら、紙 をやぶって取り除きます。
ハトロン紙など
Page 41
伸びる布地をぬう
ビニールや皮をぬう
あらかじめしつけをして、布地を引っ張らないよう にぬいます。 また、ニット用の糸を使用したり伸縮ぬいを使用す ると、きれいにぬうことができます。
しつけ
フリーアームにする
筒ものやぬいづらいところをぬうときに、フリー アームにすると便利です。
補助テーブルを左側へ引いて、取り外
a
します。
ビニールコーティングや皮革など、押えに貼り付い てぬいにくい素材には、別売りのウォーキングフッ トを使用します。別売りのウォーキングフットを使 える模様については、「模様設定一覧」(→ P.64)を 参照してください。
2
補助テーブル
特に厚い布地をぬう
デニムなど、特に厚い布地をぬうときは、プーリー を手で回しながらぬい進めます。
39
Page 42
いろいろなぬい方
3 いろいろなぬい方
ぬいしろを始末する
裁断した布端がほつれないように、たち目かがりをします。たち目かがりは、次の 5 模様から選択します。
名称 模様 押え 用途
ジグザグ
3 点ジグザグ
通常のほつれ止め、アップ リケのぬいつけ
J
普通地・伸びる布地のほつ れ止め、ゴムひもつけ、つ くろいぬい
振り幅 ぬい目の長さ
自動 手動 自動 手動
3.5 0.0 - 7.0 1.4 0.0 - 4.0
5.0 1.5 - 7.0 1.0 0.2 - 4.0
ウォーキング
フット
○ ( 返しぬいは しないでくだ さい )
返しぬい スイッチ
返しぬい
普通地・薄地のほつれ止め 3.5
G
たち目かがり
厚地・ほつれやすい布地の ほつれ止め
J 伸びる布地のほつれ止め 0.0 - 7.0 0.5 - 4.0
注 意
押えの交換は、必ず電源スイッチを切ってから行ってください。万一、スタート/ストップスイッチま たは、他のスイッチが押されると、ミシンが作動してケガの原因となります。
たち目かがり押え <G>、またはジグザグ
a
押え <J> を取り付けます。
模様を選択します。
b
・ 「模様を選ぶ」(→ P.33)を参照してください。
押えのガイドと布地の端が合うように
c
布地をセットし、押えを下げます。
2.0
2.5 - 5.0
5.0 2.5
布地の端を押えのガイドにそわせてぬ
d
います。
1.0 - 4.0
×止
針落ち位置
40
ガイド
注 意
振り幅を調節したときはプーリーを ゆっくりと手前に回し、針が押えに当
たらないことを確認してください。針 が折れたり、曲がったりするおそれが あります。
Page 43
地ぬいをする
基本となる直線ぬいをします。直線ぬいは、次の 3 模様から選択します。
名称 模様 押え 用途
左基線
直線
中基線
3重ぬい
地 ぬ い、ギャ ザー、ピ ン タックなど
ファスナーつけ、地ぬい、
J
ギャザー、ピンタックなど
そで股下ぬい、ぬい目を丈 夫にしたいとき、伸びる布 地のとき、飾りぬい
注 意
押えの交換は、必ず電源スイッチを切ってから行ってください。万一、スタート/ストップスイッチま たは、他のスイッチが押されると、ミシンが作動してケガの原因となります。
ぬい合わせるところを、しつけまたは
a
まち針で止めます。
ジグザグ押え <J> を取り付けます。
b
・ 「押えを交換する」(→ P.29)を参照してくだ
さい。
振り幅 ぬい目の長さ
自動 手動 自動 手動
0.0 0.0 - 7.0
0.2 - 5.0
--
0.0 0.0 - 7.0 1.5 - 4.0 × 止めぬい
f
2.5
ぬい終わったら糸を切ります。
ウォーキング
フット
○ ( 返しぬいは しないでくだ さい )
返しぬい スイッチ
返しぬい
・ 「ミシンをスタートさせる」(→ P.34)を参照
してください。
3
模様を選択します。
c
・ 「模様を選ぶ」(→ P.33)を参照してください。
プーリーを手前に回してぬい始めの位
d
置に針を刺します。
ミシンをスタートさせます。
e
・ 「ミシンをスタートさせる」(→ P.34)を参照
してください。
・ 返しぬいをする場合は、「返しぬい/止めぬい
をする」
(→ P.35)を参照してください。
針位置を変えるとき
模様が直線 ( 左基線 ) と 3 重ぬいのときに模様の 幅を変更すると、針の位置が調節できます。ジグ ザグの振り幅調節キーの [ - ] を押すと針の位置が 左へ、[ + ] を押すと針の位置が右へ移動します。
振り幅
振り幅調節キー
針の位置が 左へ移動
針の位置が 右へ移動
41
Page 44
いろいろなぬい方
すそ上げをする
スカートやズボンのすそをまつります。まつりぬいは、次の 2 模様から選択します。
名称 模様 押え 用途
普通地のまつりぬい
振り幅 ぬい目の長さ
自動 手動 自動 手動
ウォーキング
フット
返しぬい スイッチ
まつりぬい R
伸びる布地のまつりぬい
0 3 - -3 2.0 1.0 - 3.5 × 止めぬい
注 意
押えの交換は、必ず電源スイッチを切ってから行ってください。万一、スタート/ストップスイッチま たは、他のスイッチが押されると、ミシンが作動してケガの原因となります。
次の手順でまつりぬいをします。
お知らせ
模様 または を選んだとき
ジグザグの振り幅調節キーの[-]を押すと、LCD(液晶画面)に 0、- 1、- 2、- 3 と表示され、針 落ちは左に移動します。 ジグザグの振り幅調節キーの[+]を押すと、LCD(液晶画面)に 0、1、2、3 と表示され、針落ちは右 に移動します。
筒の大きさがアームに入らないほど小さいときや、筒の長さが短いときは、布地がうまく送られず、き れいに仕上がらないことがあります。
すそ上げをするスカートやズボンを裏
a
返します。
布端から約 5mmのところにチャコペン
c
で印をつけ、しつけをします。
布端
5mm
しつけ
できあがり線で布を表に返し、アイロ
b
ンをかけます。
裏裏
< 横から見た図 >
42
すそ側
<横から見た図>
Page 45
しつけをしたところから、内側へ折り
d
込みます。
布端
5mm
しつけ
押えのガイドと布地の折り山が合うよ
j
うに布地をセットし、押えを下げます。
R
しつけ
布端
< 横から見た図 >
布端を開いて裏返します。
e
< 横から見た図 >
まつりぬい押え <R> を取り付けます。
f
模様を選択します。
g
ミシンをフリーアームにします。
h
・ 「フリーアームにする」(→ P.39)を参照し
てください。
ガイド
折り山
プーリーをゆっくり手前に回して針を
k
下げ、針が折り山に少しかかる位置に あるか確認します。
針落ち位置
針落ち位置を変更するときは、針を上げてからジ グザグの振り幅を変更します。
ジグザグの振り幅
3
アームに布地を入れ、布地を回すこと
i
ができるのを確認します。
アーム
針がかかりすぎているとき
針が左側にいきすぎています。 振り幅の[+]を押して針位置を右に動かし、針 が折り山に少しかかるように調節します。
43
Page 46
いろいろなぬい方
針がかかっていないとき
針が右側にいきすぎています。 振り幅の[-]を押して針位置を左に動かし、針 が折り山に少しかかるように調節します。
お知らせ
「ぬい目の長さと振り幅を調節する」(→P.33) を参照してください。
折り山に押えのガイドをそわせてぬい
l
ます。
しつけをほどき、布地を表に返します。
m
44
Page 47
ボタン穴かがりをする
ボタンホールを作ります。次の 7 模様から選択できます。
名称 模様 押え 用途
薄地・普通地のねむり穴、 横穴
張りのある素材の両止め 用
伸びる布地・編地用
ボタン穴かがり A
伸びる布地用 1.5 1.0 - 3.0
厚地・毛足の長い布地のは とめ穴
厚地・毛足の長い布地の横 穴
振り幅 ぬい目の長さ
自動 手動 自動 手動
5.0 3.0 - 5.0 0.4 0.2 - 1.0
1.0 0.5 - 2.0
6.0 3.0 - 6.0
7.0 3.0 - 7.0 0.5 0.3 - 1.0普通地・厚地のはとめ穴
ウォーキング
フット
× 自動止めぬい
返しぬい スイッチ
3
注 意
押えの交換は、必ず電源スイッチを切ってから行ってください。万一、スタート/ストップスイッチま たは、他のスイッチが押されると、ミシンが作動してケガの原因となります。
「ボタンの直径+厚み」が約 28 mm 以下のボタンホールが作れます。
ボタン穴かがりは、次の順で押えの手前から後ろに向かってぬわれます。
止めぬい
止めぬい
止めぬい
45
Page 48
いろいろなぬい方
ボタン穴かがりで使用するボタン穴かがり押え <A>の 各部の名称は次のとおりです。
台皿
押えスケール
5 mm
ピン
しるし
A
ボタン穴かがりをする位置にチャコペ
a
ンなどでしるしを付けます。
できあがり図
しるし
ボタンが台皿にのらないとき
「ボタンの直径+厚み」を、押えスケールの
目盛り(1 目盛り 5 mm)に合わせて、ボタ ンホールの大きさを決めます。
押えスケール
ボタン穴の寸法
(ボタンの直径+厚み)
5 mm
例: 直径 15 mm、厚み 10 mm のボタン
→スケールを 25 mm に合わせる
10 mm
15 mm
ボタン穴かがり押え <A>を取り付けます。
c
ボタン穴かがり押え <A> の台皿を引き
b
出し、ボタンをのせてはさみます。
X ボタン穴かがりの大きさが決まります。
模様を選択します。
d
上糸を押えの穴から押えの下に通し
e
ます。
押えの赤のしるしと布地のしるしの手
f
前側を合わせ、押えを下げます。
布地のしるし(手前)
赤のしるし
A
赤のしるし
46
Page 49
・ 押えを下げるときに、押えの手前部分を押
さないでください。ボタン穴が正確な大き さにぬえません。
すきまをなくさない
ミシン本体のボタン穴かがりレバーを
g
一番下まで引き下げます。
ボタン穴かがりレバー
ボタン穴かがりレバーが、押えの突起部の後ろ 側になるようにします。
ボタン穴かがりレバー
ぬった部分を切らないように、かんぬき
k
止めの内側にまち針を刺してからリッ パーでボタン穴を切り開きます。
まち針
リッパー
はとめ穴の場合は、付属のはとめ穴パンチで穴 をあけてから、リッパーで切り開きます。
はとめ穴パンチ
・ はとめ穴パンチを使用するときは、布地の下
に厚紙などを敷いて穴をあけてください。
3
突起
左手で上糸を軽く持ち、ミシンをス
h
タートさせます。
お知らせ
厚地の場合など布地が進まないときは、ぬい 目をあらくしてください。
X ぬい終わると、自動的に止めぬいをして止
まります。
糸を切り、押えを上げて布地を取り出
i
します。
ボタン穴かがりレバーをもとに戻します。
j
注 意
リッパーで穴をあける方向に、手や指 を置かないでください。すべったとき
にケガをするおそれがあります。本来 の目的以外に使用しないでください。
お知らせ
ボタン穴かがりをするときは、ぬい目の長さ や振り幅を確認するため、必ず試しぬいをし ましょう。
47
Page 50
いろいろなぬい方
伸びる布地をぬうとき
伸びる布地にボタン穴かがりをするときは、芯ひ もを入れてぬいます。
ボタン穴かがり押え <A> の図の部分に
a
芯ひもをかけます。
芯ひもの端を反対側のミゾにはさんで
b
軽く結びます。
ぬった部分を切らないように、リッ
i
パーでボタン穴を切り開きます。
余分な芯ひもは切って取り除いてください。
ボタン穴かがり押え <A> を取り付けま
c
す。
・ 「押えを交換する」(→ P.29)を参照してくだ
さい。
模様 または を選択します。
d
芯ひもの太さより大きめに振り幅を設
e
定します。
押えレバーとボタン穴かがりレバーを
f
下げて、ミシンをスタートさせます。
ぬい終わったら、芯ひもを引いてたる
g
みをなくします。
手ぬい針を使用して布地の裏側に芯ひ
h
もを引き出して結びます。
48
Page 51
ファスナーをつける
ファスナーをつけるときは、片押え < I > を使います。押えの位置を、針の右または左側に変えることができ、い ろいろな種類のファスナーを付けることができます。
名称 模様 押え 用途
直線(中基線) I
ファスナーつけ、地ぬい、 ギャザー、ピンタックなど
自動 手動 自動 手動
注 意
押えの交換は、必ず電源スイッチを切ってから行ってください。万一、スタート/ストップスイッチま たは、他のスイッチが押されると、ミシンが作動してケガの原因となります。
ファスナーを付けるときに使用する片押え < I >の各部 の名称は次のとおりです。
ピン右側
(ファスナーの左側をぬうときに使用)
ピン左側
(ファスナーの右側をぬうときに使用)
模様 を選択します。
a
振り幅 ぬい目の長さ
2.5 0.2 - 5.0
注 意
ぬう前に、手でプーリーを手前に回し て針が押えに当たらないことを確認
してください。 以外の模様を選択
すると、針が押えに当たり、折れたり、 曲がったりするおそれがあります。 ケガの原因にもなります。
ファスナーのあき止まりの方からぬい
d
ます。押えのファスナー側に針が落ち るようにしてぬいます。
ウォーキング
フット
○ ( 返しぬいは しないでくだ さい )
返しぬい スイッチ
返しぬい
3
押えレバーを下げ、片押え < I >のピンの
b
右側または左側のどちらかを押えホル ダーのミゾに合わせて取り付けます。
ファスナーの右側をぬうときは、ピンの左側を 押えホルダーに取り付け、ファスナーの左側を ぬうときは、ピンの右側を押えホルダーに取り 付けます。
布地の端を 2 cm 折り、その下にファス
c
ナーを置きます。手でプーリーを手前に 回して、布地の折り山に針を刺します。
あき止まり
片側をぬい終わったら、押えを左右逆
e
に付け替え、もう一方の側をぬいます。
注 意
ぬう際には、ファスナーに針が当たら ないように注意してください。針が折
れたり、曲がったりするおそれがあり ます。ケガの原因にもなります。
49
Page 52
いろいろなぬい方
伸びる布地やゴムひもをぬう
伸びる布地をぬったり、ゴムひもをぬい付けます。
名称 模様 押え 用途
伸縮ぬい
3 点ジグザグ
伸びる布地、飾りぬい 1.0 1.0 - 3.0 2.5 1.0 - 4. 0
J
普通地・伸びる布地のほつ れ止め、ゴムひもつけ、つ くろいぬいなど
注 意
押えの交換は、必ず電源スイッチを切ってから行ってください。万一、スタート/ストップスイッチま たは、他のスイッチが押されると、ミシンが作動してケガの原因となります。
伸縮ぬい
ジグザグ押え <J> を取り付けます。
a
模様 を選択します。
b
布地を伸ばさないようにぬいます。
c
振り幅 ぬい目の長さ
自動 手動 自動 手動
5.0 1.5 - 7.0 1.0 0.2 - 4.0
ゴムひもつけ
そで口やウエストなどにゴムひもをぬい付ける場 合は、ゴムひもが縮んでいる状態ができ上がり寸法 になります。必要な長さのゴムひもを用意します。
まち針で布地の裏側にゴムひもを止め
a
ます。
布地とゴムひもが均等になるように数か所止め ます。
ウォーキング
フット
×止
返しぬい スイッチ
50
まち針
ジグザグ押え <J> を取り付けます。
b
模様 を選択します。
c
ゴムひも
Page 53
ゴムひもが布地と同じ長さになるよう
d
に伸ばしながらぬいます。
左手で後ろ側の布地を引っ張り、右手で押えに 一番近いまち針のところを引っ張ります。
3
注 意
ぬう際には、まち針などが針に当たら ないように注意してください。針が折
れたり、曲がったりするおそれがあり ます。
51
Page 54
いろいろなぬい方
アップリケ/パッチワーク/キルトをぬう
アップリケやパッチワーク、キルトをぬうときに使用する模様について説明します。
名称 模様 押え 用途
ジグザグ
ジグザグ
(キルト用)
アップリケ アップリケ布のぬいつけ 2.5 - 5.0 2.5 1.6 - 4.0
アップリケ
( キルト用 )
ピーシング用
直線
通常のほつれ止め、アップ リケ布のぬいつけ
アップリケキルト、フリー モーションキルト、サテン ぬい
アップリケ、バインディン グ
ピーシング用直線(押え右 端から6.5mm のぬいしろ)
J
ピーシング用直線(押え左 端から6.5mm のぬいしろ)
振り幅 ぬい目の長さ
自動 手動 自動 手動
0.0 - 7.0 1.4 0.0 - 4.0
3.5
1.5 0.5 - 5.0 1.2 1.0 - 4.0
5.5
1.6 0.2 - 5.0
0.0 - 7.0
1.5
ウォーキング
フット
○ ( 返しぬいは しないでくだ さい )
×
返しぬい スイッチ
返しぬい
止めぬい
つき合わせ
手ぬい風直線
( キルト用 )
キルティング
模様
52
パッチワーク、飾りぬい 4.0 1.2 0.2 - 4.0
パッチワーク、飾りぬい、 トリコットのような布地 を使ったかがりぬい
パッチワーク、飾りぬい
手ぬい風キルト直線 0.0 2.5
キルトで背景を埋めると き
2.5 - 7.0 2.5 1.0 - 4.0
5.0
1.2 0.2 - 4.0
0.0 - 7.0
7.0 1.0 - 7.0 1.6
×
1.0 - 4.0
注 意
押えの交換は、必ず電源スイッチを切ってから行ってください。万一、スタート/ストップスイッチま たは、他のスイッチが押されると、ミシンが作動してケガの原因となります。
Page 55
アップリケ
地の布地と違う布地をいろいろな形に切り抜き、飾り としてぬい付けて、アップリケをつくります。
しつけまたはのりでアップリケ布を
a
布地にとめます。
ジグザグ押え <J> を取り付けます。
b
模様 を選択します。
c
パッチワーク
(クレイジーキルト)
上になる布地の端を折って下側の布地
a
と重ねます。
両方の布地に模様がまたがるようにぬ
b
います。
針がアップリケ布の端よりわずかに外
d
側に落ちることを確かめてからぬいま す。
アップリケ布
しつけ糸を抜き取ります。
e
針落ち位置
ピーシング
パッチワークで布と布(ピース)をぬい合わせること を、「ピーシング」といいます。布地は、すべて 6.5mm のぬいしろを付けて裁断します。 ピーシング用直線は、押えの右端、または左端から
6.5mm のところをぬいます。
ピーシングする布地のぬいしろを、
a
しつけまたはまち針で留めます。
ジグザグ押え <J> を取り付けます。
b
模様 または を選択します。
c
お知らせ
ピーシング用直線は、LCD (液晶画面) に 「P」と表示されています。
3
お知らせ
ぬい始めとぬい終わりに、止めぬいをしてく ださい。
注 意
ぬう際には、針がまち針などに当たら ないように注意してください。針が折
れたり、曲がったりするおそれがあり ます。ケガの原因にもなります。
53
Page 56
いろいろなぬい方
押えの端に布端を合わせてぬいます。
d
ぬいしろが右側のとき
押えの右端に布端を合わせ、 の模様でぬい ます。
6.5mm
ぬいしろが左側のとき
押えの左端に布端を合わせ、 の模様でぬい ます。
6.5mm
ウォーキングフットのレバーのふたま
c
た部分で針の止めネジの棒をはさみ、 押えレバーを下げてから、押えホル ダーのネジでウォーキングフットを押 え棒に取り付けます。
押えホルダーのネジ
針の止めネジの棒
注 意
ネジは付属のドライバーで確実にしめ てください。ネジのしめ方がゆるいと、
針が押えに当たり、折れたり曲がった りするおそれがあります。
必ず、ぬう前にプーリーをゆっくりと 手前に回し、針が押えに当たらないこ
とを確認してください。針が折れたり、 曲がったりするおそれがあります。
レバー
お知らせ
ぬいしろの幅を変更する(針位置を変更す る)場合は、「針位置を変えるとき」(→ P.41) を参照してください。
キルティング
表布と裏布の間にキルト綿をはさんでぬい合わせる ことを、「キルティング」といいます。別売のウォー キングフットやキルターを使用すると、きれいにぬう ことができます。
注 意
ウォーキングフットを使用できるの は、直線ぬいかジグザグぬいの模様を
選択したときだけです。
ウォーキングフットを使用するときは 返しぬいはできません。
キルティングする布をしつけで止めます。
a
押えホルダーを外します。
b
d
します。
押えの両側に手を置き、布をしっかり
e
と張ってぬいます。
お願い
ウォーキングフットを使用するときは、速さ を「ゆっくり~中速」にしてぬってください。
、 、 のいずれかの模様を選択
・ 「押えホルダーを外す」(→ P.30)を参照して
ください。
54
Page 57
キルターを使用する
別売のキルターを使用すると、ぬい目を平行にそ ろえて等間隔にぬうことができます。
ウォーキングフットまたは押えホル
a
ダーの穴に、キルターの棒を差し込み ます。
ウォーキングフット
フリーモーションキルト
フリーモーションキルトをするときは、送り歯を下げ て(ドロップフィード)布地を自由に動かせるように します。 フリーモーションキルトをするときは、別売のキルト 押えを使用します。
押えホルダー
ぬい終えたぬい目とキルターのガイド
b
が合うように、棒の長さを調節します。
押えと押えホルダーを外します。
a
・ 「押えホルダーを外す」(→ P.30)を参照して
ください。
キルト押えを押えホルダーのネジには
b
めます。
キルト押えの棒が、針の止めネジの棒の上にな るようにします。
キルト押えの棒
押えホルダーのネジ
針の止めネジ
キルト押えを右手で押さえ、左手でド
c
ライバーを回して押えホルダーのネジ をしめます。
押えホルダーのネジ
3
注 意
ネジは、付属のドライバーで確実にし めてください。ネジのしめ方がゆるい
と針が押えに当たり、折れたり、曲がっ たりするおそれがあります。
55
Page 58
いろいろなぬい方
本体背面下側にあるドロップレバーを
d
背面から見て左側( )にし、送り歯 を下げます。
ドロップレバー
(背面から見た図)
X 送り歯が下に下がります。
電源を入れ、模様を選択します。
e
両手で布地を張ってたるまないように
f
し、下絵をなぞるように布地を動かし ます。
ぬい始めとぬい終わりは、止めぬいをします。
・ 送り歯が下がっているときは、返しぬいはで
きません。
ぬい終わったらドロップレバーを背面
g
から見て右側( )にし、プーリー を 1 回転させて送り歯をもとに戻しま す。
下絵
・ 通常は右側( )にしておきます。
56
Page 59
丈夫にしたいところをぬう
そでぐりや股ぐりなどのぬい目を丈夫にしたり、ポケット口などのあき止まり部分を補強するときに使用します。
名称 模様 押え 用途
3重ぬい J
かんどめ A
そで股下ぬい、ぬい目を丈 夫にしたいとき、伸びる布 地のとき、飾りぬい
ポケット口などのあき止 まりの補強
自動 手動 自動 手動
注 意
押えの交換は、必ず電源スイッチを切ってから行ってください。万一、スタート/ストップスイッチま たは、他のスイッチが押されると、ミシンが作動してケガの原因となります。
3 重ぬい
そでぐりや股ぐりなど、ぬい目を丈夫にしたいところ をぬうときに用います。
ジグザグ押え <J> を取り付けます。
a
模様 を選択します。
b
振り幅 ぬい目の長さ
0.0 0.0 - 7.0 2.5 1.5 - 4.0
2.0 1.0 - 3.0 0.4 0.3 - 1.0 自動止めぬい
ウォーキング
フット
×
返しぬい スイッチ
止めぬい
かんどめ
かんどめは、ポケット口やあき止まりなど、力のかか る部分を補強するときに用います。 ここでは、ポケット口にかんどめをする場合を例に説 明します。
3
ミシンをスタートさせます。
c
・ 「ミシンをスタートさせる」 (→ P.34)を参照
してください。
かんどめの長さを決めます。
a
ボタン穴かがり押え<A>の押えスケールの目盛り
(1 目盛り 5 mm)を合わせて、長さを決めます。
押えスケール
かんどめの でき上がり寸法
5 mm
・ 最大約 28 mm のかんどめができます。
ボタン穴かがり押え <A>を取り付けます。
b
57
Page 60
いろいろなぬい方
模様 を選択します。
c
ポケット口が手前になる向きに布地を
d
置き、ポケット口より 2 mm 手前に針 が刺さる位置で押えを下げます。
上糸は押えの穴から押えの下に通しておきます。 ・ 押えを下げるときに、押えの手前部分を押さ
ないでください。
2 mm
左手で上糸を軽く持ち、ミシンをス
f
タートさせます。
X ぬい終わると、自動的に止めぬいをして止
まります。
糸を切り、押えを上げて布地を取り出
g
します。
ボタン穴かがりレバーをもとに戻します。
h
お知らせ
厚地などで布地が進まないときは、ぬい目を 長く(ぬい目をあらく)します。「ぬい目の長 さと振り幅を調節する」 ください。
(→ P.33)を参照して
すきまをなくさない
ミシン本体のボタン穴かがりレバーを
e
一番下まで引き下げます。
ボタン穴かがりレバー
ボタン穴かがりレバーが、押えの突起部の後ろ 側になるようにします。
ボタン穴かがりレバー
突起
58
Page 61
飾りぬいをする
飾りぬいができます。模様ぬい押え <N> を使用する模様をぬうときに、ゴールデン針を使用するときれいに仕上 がります。
名称 模様 押え 用途
ファゴティング
つき合わせ
ファゴティング、スモッキ ング、飾りぬい
パッチワーク、飾りぬい 4.0 0.0 - 7.0 1.2 0.2 - 4.0
J
パッチワーク、飾りぬい、 トリコットのような布地 を使ったかがりぬい
振り幅 ぬい目の長さ
自動 手動 自動 手動
0.0 - 7.0
5.0
2.5 - 7.0
2.5 - 7.0 2.5 1.0 - 4.0
5.0
2.5 1.0 - 4.0
ウォーキング
フット
返しぬい スイッチ
3
シェルタック
スカラップ
飾りぬい
パッチワーク、飾りぬい
0.0 - 7.0
シェルタック 4.0 2.5
N スカラップ 5.0 2.5 - 7. 0 0.5 0 .1 - 1.0
4.0
J 飾りぬい
飾りぬい、ゴムひもつけ 5 .0
レースつけ、ふち飾り、ヘ
N
アルームなど
0.0 - 7.0
5.5 1.6
1.5 - 7.0
3.5 2.5 1.6 - 4.0
1.2
0.2 - 4.0
3.0 2.0 - 4.0
2.5
1.0 - 4.0
1.0 0.2 - 4.0
×止
ふち飾り、ヘアルームなど 6.0 3.0 1 .5 - 4.0
59
Page 62
いろいろなぬい方
名称 模様 押え 用途
飾りぬい
薄地・普通地・平織り布の
N
ふち飾り、ヘアルームなど
自動 手動 自動 手動
注 意
押えの交換は、必ず電源スイッチを切ってから行ってください。万一、スタート/ストップスイッチま たは、他のスイッチが押されると、ミシンが作動してケガの原因となります。
ファゴティング
布地と布地の間を離して糸でかがるぬい方を「ファゴ ティング」といいます。ブラウスや子供服などに用い ます。太い糸を使用するときれいに仕上がります。
振り幅 ぬい目の長さ
3.5
4.0
5.0 1.5 - 7.0
2.5
2.0
押えの中心を布と布の中心に合わせて
f
ぬいます。
ウォーキング
フット
1.5 - 4.0 × 止めぬい
返しぬい スイッチ
布地をでき上がり線で折って、アイロ
a
ンをかけておきます。
ハトロン紙などの薄い紙に 4 mm の間
b
隔をあけて、布地をしつけします。
ハトロン紙の中央に線を書いておくとぬいやす くなります。
4 mm
ハトロン紙など
しつけ
ジグザグ押え <J> を取り付けます。
c
模様 を選択します
d
ジグザグの振り幅を7 mmに設定します。
e
・ 「ぬい目の長さと振り幅を調節する」(→ P.33)
を参照してください。
ぬい終わったら、紙をやぶって取り除
g
きます。
60
Page 63
スカラップ
スモッキング
貝殻を並べたような連続した波形の模様を「スカラッ プ」といいます。ブラウスの衿やハンカチのふち飾り などに使用します。
模様ぬい押え <N> を取り付けます。
a
模様 を選択します。
b
模様が布端にかからないように、布端
c
から少し離してぬいます。
お知らせ
ぬう前に布地にアイロン用スプレーのりを かけておくと、きれいに仕上がります。
ギャザーの上に模様や刺しゅうをした飾りぬいのこ とを「スモッキング」といいます。ブラウスの胸もと やそで口の飾りなどに使用して、手触りのよさや伸縮 性を加えます。
ジグザグ押え <J> を取り付けます。
a
直線を選択し、ぬい目の長さを
b
4.0mm、上糸調子を弱めにします。
下糸は上に引き出しておきます。 ・ 「ぬい目の長さと振り幅を調節する」(→
P.33)、「糸調子を調節する」(→ P.36)、「下 糸を引き出してからぬうとき」(→ P.23)を 参照してください。
1cm の間隔をあけて、平行に数本ぬい
c
ます。
1cm
3
ぬい目に沿って布端を切ります。
d
糸を切らないように注意してください。
ぬい終わりは、糸を 5cm ほど引き出して切り ます。
お願い
返しぬいと糸切りはしないでください。
下糸を引いてギャザーを寄せます。
d
アイロンでギャザーを整えておきます。
模様 または を選択します。
e
61
Page 64
いろいろなぬい方
直線ぬいの間をぬいます。
f
直線ぬいの糸を抜き取ります。
g
シェルタック
針が布端から少し外に落ちるようにぬ
d
います。
針落ち位置
布地を開き、折り山を片側に倒してア
e
イロンをかけます。
貝殻を並べたような連続したひだを作ることを「シェ ルタック」といいます。ふちどりや、ブラウスの胸も と、そで口の飾りなどに使用します。薄地の布地を使 用します。
布地をバイアスに折ります。
a
ジグザグ押え <J> を取り付けます。
b
模様 を選択し、上糸を強めにしま
c
す。
・ 「糸調子を調節する」(→ P.36)を参照してく
ださい。
62
Page 65
つき合わせ
つき合わせたぬいしろ部分の上から飾り模様をぬい ます。クレイジーキルトなどに使用します。
ジグザグ押え <J> を取り付けます。
a
直線ぬいを選択し、布地を中表にして
b
ぬい合わせ、ぬいしろを開きます。
ぬいしろ 7mm
お知らせ
ウィングニードルは、130/705H 100/16 を使 用してください。
ウィングニードルを取り付けたときは、糸通 し装置は使用できません。糸通し装置を使用 すると、故障の原因となります。針穴の手前 から向こう側に手で糸を通してください。
「手で針に糸を通すとき」(→ P.22)を参照し
てください。
模様ぬい押え <N> を取り付けます。
b
模様を選択します。
c
模様は が適して
3
直線ぬい
模様 または を選択します。
c
布地を表に返し、押えの中心と布地と
d
布地の中心を合わせてぬいます。
ヘアルーム
別売りのウィングニードルを使用し、針穴を大きくあ けてレース風の飾り模様をぬいます。すその飾りや テーブルクロスなどに使用します。薄地または普通地 で、張りのある平織りの布地を用意します。
ウィングニードルを取り付けます。
a
います。
ミシンをスタートさせます。
d
注 意
ウィングニードルを使用するときは、 ジグザグの振り幅は、6.0mm 以下に設
定してください。針が折れたり曲がっ たりするおそれがあります。
ジグザグの振り幅を調節したときは、 プーリーをゆっくりと手前に回し、針
が押えに当たらないことを確認してく ださい。針が折れたり曲がったりする おそれがあります。
・ 針の取り付け方は、「針を交換する」(→ P.27)
を参照してください。
63
Page 66
付録
4 付録
模様設定一覧
模様の用途や振り幅・ぬい目の長さなどを一覧にしています。
実用模様
「自動」は模様を選択したときに設定されている数値です。 「手動」はお好みで調節できる設定の範囲です。
名称 模様 押え 用途
左基線 J
直線
中基線 J
3重ぬい J
伸縮ぬい J 伸びる布地、飾りぬい 1.0 1.0 - 3.0 2. 5 1.0 - 4.0 × 止めぬい
ジグザグ J
3 点ジグザグ J
地 ぬ い、ギャ ザー、ピ ン タックなど
ファスナーつけ、地ぬい、 ギャザー、ピンタックなど
そで股下ぬい、ぬい目を丈 夫にしたいとき、伸びる布 地のとき、飾りぬい
通常のほつれ止め、アップ リケのぬいつけ
普通地・伸びる布地のほつ れ止め、ゴムひもつけ、つ くろいぬいなど
G 普通地・薄地のほつれ止め 3. 5 2.5 - 5.0 2.0 1.0 - 4.0 × 止め ぬい
振り幅 ぬい目の長さ
自動 手動 自動 手動
0.0 0.0 - 7.0 2.5 0.2 - 5.0
2.5 0.2 - 5.0
0.0 0.0 - 7.0 2.5 1.5 - 4.0 × 止めぬい
3.5 0.0 - 7.0 1.4 0.0 - 4.0
5.0 1.5 - 7.0 1.0 0.2 - 4.0 × 止めぬい
ウォーキング
フット
○ ( 返しぬいは しないでくだ さい )
○ ( 返しぬいは しないでくだ さい )
○ ( 返しぬいは しないでくだ さい )
返しぬい スイッチ
返しぬい
返しぬい
返しぬい
たち目かがり
まつりぬい
64
厚地・ほつれやすい布地の
G
ほつれ止め
J 伸びる布地のほつれ止め 5.0 0.0 - 7.0 2.5 0.5 - 4.0 × 止めぬい
R 普通地のまつりぬい 0 -3 - 3 2.0 1. 0 - 3.5 × 止めぬい
R 伸びる布地のまつりぬい 0 -3 - 3 2.0 1.0 - 3.5 × 止めぬい
5.0 2.5 - 5.0 2.5 1.0 - 4.0 × 止めぬい
Page 67
名称 模様 押え 用途
アップリケ J アップリケ布のぬいつけ 3.5 2.5 - 5.0 2.5 1.6 - 4.0 × 止めぬい
振り幅 ぬい目の長さ
自動 手動 自動 手動
ウォーキング
フット
返しぬい スイッチ
シェルタック
スカラップ
つき合わせ
ファゴティング
J シェルタック 4.0 0.0 - 7.0 2.5 0.2 - 4.0 × 止め ぬい
N スカラップ 5.0 2.5 - 7. 0 0.5 0 .1 - 1.0 × 止め ぬい
J パッチワーク、飾りぬい 4.0 0.0 - 7.0 1.2 0.2 - 4.0 × 止めぬい
パッチワーク、飾りぬい、
J
トリコットのような布地 を使ったかがりぬい
J パッチワーク、飾りぬい 5.0 0.0 - 7.0 1.2 0.2 - 4.0 × 止めぬい
ファゴティング、スモッキ
J
ング、飾りぬい
ファゴティング、スモッキ
J
ング、飾りぬい
J 飾りぬい 4.0 0.0 - 7. 0 3.0 2 .0 - 4.0 × 止め ぬい
5.0 2.5 - 7.0 2.5 1.0 - 4.0 × 止めぬい
5.0 0.0 - 7.0 2.5 1.0 - 4.0 × 止めぬい
5.0 2.5 - 7.0 2.5 1.0 - 4.0 × 止めぬい
4
飾りぬい
J 飾りぬい 4.0 0.0 - 7. 0 2.5 1 .0 - 4.0 × 止め ぬい
J 飾りぬい 5.5 0.0 - 7. 0 1.6 1 .0 - 4.0 × 止め ぬい
N 飾りぬい、ゴムひもつけ 5.0 1.5 - 7.0 1.0 0.2 - 4.0 × 止め ぬい
レースつけ、ふち飾り、ヘ
N
アルームなど
N ふち飾り、ヘアルームなど 6. 0 1.5 - 7.0 3. 0 1.5 - 4.0 × 止めぬい
3.5 1.5 - 7.0 2.5 1.6 - 4.0 × 止めぬい
65
Page 68
付録
名称 模様 押え 用途
薄地・普通地・平織り布の
N
ふち飾り、ヘアルームなど
薄地・普通地・平織り布の
N
ふち飾り、ヘアルームなど
飾りぬい
薄地・普通地・平織り布の
N
ふち飾り、ヘアルームなど
薄地・普通地・平織り布の
N
ふち飾り、ヘアルームなど
薄地・普通地のねむり穴、
A
横穴
張りのある素材の両止め
A
A 伸びる布地・編地用 6.0 3.0 - 6.0 1.0 0.5 - 2.0 × 自動止めぬい
振り幅 ぬい目の長さ
自動 手動 自動 手動
5.0 1.5 - 7.0 3.5 1.5 - 4.0 × 止めぬい
5.0 1.5 - 7.0 4.0 1.5 - 4.0 × 止めぬい
5.0 1.5 - 7.0 2.5 1.5 - 4.0 × 止めぬい
5.0 1.5 - 7.0 2.0 1.5 - 4.0 × 止めぬい
5.0 3.0 - 5.0 0.4 0.2 - 1.0 × 自動止めぬい
5.0 3.0 - 5.0 0.4 0.2 - 1.0 × 自動止めぬい
ウォーキング
フット
返しぬい スイッチ
ボタン穴かがり
かんどめ A
ピーシング用
直線
手ぬい風直線
( キルト用 )
ジグザグ
(キルト用)
A 伸びる布地用 6.0 3.0 - 6.0 1.5 1.0 - 3.0 × 自動止めぬい
厚地・毛足の長い布地のは
A
とめ穴
A 普通地・厚地のはとめ穴 7.0 3.0 - 7.0 0.5 0.3 - 1.0 × 自動止めぬい
厚地・毛足の長い布地の横
A
ポケット口などのあき止 まりの補強
ピーシング用直線(押え右
J
端から6.5mm のぬいしろ)
ピーシング用直線(押え左
J
端から6.5mm のぬいしろ)
J 手ぬい風キルト直線 0.0 0.0 - 7.0 2.5 1.0 - 4.0 × 止め ぬい
アップリケキルト、フリー
J
モーションキルト、サテンぬい3.5 0.0 - 7.0 1.4 0.0 - 4.0 止めぬい
7.0 3.0 - 7.0 0.5 0.3 - 1.0 × 自動止めぬい
7.0 3.0 - 7.0 0.5 0.3 - 1.0 × 自動止めぬい
2.0 1.0 - 3.0 0.4 0.3 - 1.0 × 自動止めぬい
5.5 0.0 - 7.0 1.6 0.2 - 5.0 止めぬい
1.5 0.0 - 7.0 1.6 0.2 - 5.0 止めぬい
66
Page 69
名称 模様 押え 用途
アップリケ、バインディン
J
アップリケ ( キルト用 )
アップリケ、バインディン
J
振り幅 ぬい目の長さ
自動 手動 自動 手動
1.5 0.5 - 5.0 1.2 1.0 - 4.0 × 止めぬい
1.5 0.5 - 5.0 1.2 1.0 - 4.0 × 止めぬい
ウォーキング
フット
返しぬい スイッチ
キルティング
模様
飾りぬい
キルトで背景を埋めると
J
N 飾りぬい 7.0 0.0 - 7.0 2.5 0.2 - 4.0 × 止めぬい
N 飾りぬい 7.0 0.0 - 7.0 2.0 0.2 - 4.0 × 止めぬい
N 飾りぬい 7.0 0.0 - 7.0 2.5 0.2 - 4.0 × 止めぬい
N 飾りぬい 7.0 0.0 - 7.0 2.5 0.2 - 4.0 × 止めぬい
N 飾りぬい 7.0 0.0 - 7.0 2.0 0.2 - 4.0 × 止めぬい
N 飾りぬい 7.0 0.0 - 7.0 2.0 0.2 - 4.0 × 止めぬい
N 飾りぬい 7.0 0.0 - 7.0 1.6 0.2 - 4.0 × 止めぬい
7.0 1.0 - 7.0 1.6 1.0 - 4.0 × 止めぬい
4
N 飾りぬい 7.0 0.0 - 7.0 2.5 0.2 - 4.0 × 止めぬい
N 飾りぬい 7.0 0.0 - 7.0 2.0 0.2 - 4.0 × 止めぬい
N 飾りぬい 5.0 0.0 - 7.0 2.0 0.2 - 4.0 × 止めぬい
N 飾りぬい 7.0 0.0 - 7.0 2.5 0.2 - 4.0 × 止めぬい
N 飾りぬい 7.0 0.0 - 7.0 1.6 0.2 - 4.0 × 止めぬい
N 飾りぬい 7.0 0.0 - 7.0 1.4 0.2 - 4.0 × 止めぬい
67
Page 70
付録
名称 模様 押え 用途
N 飾りぬい 7.0 2.5 - 7.0 0.4 0.1 - 1.0 × 止めぬい
N 飾りぬい 7.0 2.5 - 7.0 0.4 0.1 - 1.0 × 止めぬい
N 飾りぬい 7.0 2.5 - 7.0 0.4 0.1 - 1.0 × 止めぬい
N 飾りぬい 7.0 2.5 - 7.0 0.4 0.1 - 1.0 × 止めぬい
サテンぬい
N 飾りぬい 7.0 2.5 - 7.0 0.4 0.1 - 1.0 × 止めぬい
N 飾りぬい 7.0 2.5 - 7.0 0.4 0.1 - 1.0 × 止めぬい
N 飾りぬい 7.0 2.5 - 7.0 0.4 0.1 - 1.0 × 止めぬい
振り幅 ぬい目の長さ
自動 手動 自動 手動
ウォーキング
フット
返しぬい スイッチ
クロスステッチ
N 飾りぬい 7.0 2.5 - 7.0 0.4 0.1 - 1.0 × 止めぬい
N 飾りぬい 7.0 0.0 - 7.0 1.6 0.2 - 4.0 × 止めぬい
N 飾りぬい 6.0 0.0 - 7.0 1.4 0.2 - 4.0 × 止めぬい
N 飾りぬい 6.0 0.0 - 7.0 2.5 0.2 - 4.0 × 止めぬい
N 飾りぬい 6.0 0.0 - 7.0 1.4 0.2 - 4.0 × 止めぬい
N 飾りぬい 6.0 0.0 - 7.0 1.4 0.2 - 4.0 × 止めぬい
68
Page 71
お手入れ
簡単なミシンのお手入れ方法を説明します。
本体表面の掃除
本体表面の汚れを取るときは、中性洗剤をうすめて布 に浸して固くしぼり、ふき取ります。洗剤でふいたあ とは、乾いた布でふき取ります。
注 意
電源スイッチが「切」になっているこ とを確認してから、必ず電源プラグを
コンセントから抜いてください。ケ ガ・感電の原因となります。
ベンジン・シンナー・みがき粉は使用 しないでください。変色や変形の原因
となります。
かまの掃除
針板カバーの下にあるかまを掃除します。 かまには糸くずやほこりがたまりやすく、縫製不良に なる場合があります。定期的に掃除してください。
電源を切り、本体右側面の電源ジャッ
a
クから電源コードを抜きます。
注 意
電源スイッチが「切」になっているこ とを確認してから、必ず電源プラグを
コンセントから抜いてください。ケ ガ・感電の原因となります。
針と押えを上げます。
b
押えホルダーのネジをゆるめて押えホ
c
ルダーを外し、針の止めネジをゆるめ て針を抜きます。
押えホルダーのネジ
針の止めネジ
4
手前の針板カバーの奥側に指を引っか
d
手前にスライドさせて外します。
け、
針板カバー
(手前部分)
69
Page 72
付録
内かま
外かま
ミシンブラシ
●印
●印
▲印
▲印
▲印と●印を 合わせます。
内かま
注 意
ツメ
内かまを取り出します。
e
付属のミシンブラシや掃除機で、外かま
f
周辺の糸くずやほこりを取り除きます。
・ 外かまや内かまに油をささないでください。
キズが付いた内かまは使用しないでく ださい。万一、使用すると上糸がからみ、
針折れや縫製不良の原因となります。 内かまは ください。
内かまは正しい位置に取り付けてくださ い。
手前の針板カバーのツメの部分を本体
h
に差し込んでから、奥側にスライドさ
最寄りの販売店でお買い求め
針折れの原因となります。
せます。
下図のように▲印と●印が合うよう
g
に、内かまを取り付けます。
70
・ 合わせる位置を確認してから、取り付けを
行ってください。
Page 73
困ったとき
ミシンが思いどおりに動かないときは、修理を依頼する前に次の項目および弊社サポートページ、ブラザーソ リューションセンター(http://solutions.b rot her.co.jp)の Q&A を確認してください。 それでも改善されない場合は、お買い上げの販売店、または「お客様相談室(ミシン 119 番)」(フリーダイヤル 0120-340-233)にご相談ください。
こんなとき 原因 対処 参照ページ
布裏で糸がから まる
上糸がつる 下糸のセットがまちがっている。 下糸を正しくセットします。 P.18
糸調子が合わない
糸通しができな い
ぬっているとき の音が高い ガタガタと音が する
ぬい目がとぶ
上糸のセットがまちがっている。 上糸を正しくセットします。 P.20
上糸のセットがまちがっている。 上糸を正しくセットします。 P.20 下糸のセットがまちがっている。 下糸を正しくセットします。 P.18 下糸が正しく巻かれていない。 下糸を正しく巻きます。 P.16 布地に糸や針が合っていない。 布地に合った糸と針を使用します。 P.26 押えホルダーが正しく取り付けられ
ていない。 糸調子が合っていない。 糸調子を調節します。 P.36
本機純正のボビンを使用していない。
針が正しい位置にない。
糸通し装置のフックが針穴に入らな い。
針の取り付け方がまちがっている。 針を正しく取り付けます。 P.27 上糸のセットがまちがっている。 上糸を正しくセットします。 P.20 送り歯やかまにほこりがたまっている。
内かまにキズがある。
本機純正のボビンを使用していない。
上糸のセットがまちがっている。 上糸を正しくセットします。 P.20 布地に糸や針が合っていない。 布地に合った糸と針を使用します。 P.26 針が曲がっている。針先がつぶれて
いる。 針の取り付け方がまちがっている。 針を正しく取り付けます。 P.27 針板の下やかまにほこりなどがた
まっている。
押えホルダーを正しく取り付けます。 P.30
厚みの違う従来品では正しく動作し ません。本機純正ボビンを使用して ください。
針上下スイッチを押して針を上
げます。
針上下スイッチを押して針を上
げます。
かまを掃除します。 P.69 内かまを交換します。
お買い上げの販売店、または「お客 様相談室(ミシン 119 番)」(フリー ダイヤル 0120-340-233)にご相談く ださい。
厚みの違う従来品では正しく動作し ません。本機純正ボビンを使用して ください。
新しい針に交換します。 P.27
手前の針板カバーを外してかまをブ ラシで掃除します。
P.16
P.20
P.20
P.16
P.69
4
71
Page 74
付録
こんなとき 原因 対処 参照ページ
糸こまが正しくセットされていな い。
糸こまを正しくセットします。 P.21
針棒糸かけから糸が外れている。 針棒糸かけに糸を正しく掛けます。 P.21 糸に結び目やこぶがある。 その部分を取り除きます。 - 針に比べて糸が太すぎる。
針が糸に合っていない。
糸に合った針を使用します。 P.26
上糸調子が強すぎる。 上糸調子を弱くします。 P.36 糸がからまって、かまなどに詰まっ
ている。 針が曲がっている。針先がつぶれて
いる。
からんだ糸を取り除きます。かまに 詰まっていた場合は、掃除します。
新しい針に交換します。 P.27
針が正しく取り付けられていない。 針を正しく取り付けます。 P.27
針板を交換します。
上糸が切れる
針板の穴の周囲にキズがある。
お買い上げの販売店、または「お客 様相談室(ミシン 119 番)」(フリー ダイヤル 0120-340-233)にご相談く ださい。
押えを交換します。 お買い上げの販売店、または「お客
押えの穴の周辺にキズがある。
様相談室(ミシン 119 番)」(フリー ダイヤル 0120-340-233)にご相談く ださい。
内かまを交換します。 お買い上げの販売店、または「お客
内かまにキズがある。
様相談室(ミシン 119 番)」(フリー ダイヤル 0120-340-233)にご相談く ださい。
厚みの違う従来品では正しく動作し
本機純正のボビンを使用していない。
ません。本機純正ボビンを使用して
ください。 下糸のセットがまちがっている。 下糸を正しくセットします。 P.18 下糸が正しく巻かれていない。 下糸を正しく巻きます。 P.16
下糸がからまる 下糸が切れる
ボビンにキズがあり、回転がなめら かでない。
糸がからまっている。
ボビンを交換します。
からんだ糸を取り除き、かまを掃除
します。
厚みの違う従来品では正しく動作し 本機純正のボビンを使用していない。
ません。本機純正ボビンを使用して
ください。
P.69
P.16
P.69
P.16
72
Page 75
こんなとき 原因 対処 参照ページ
布地を送らない
針が折れる
送り歯が下がっている。
ぬい目が細かすぎる。 ぬい目の長さを長くします。 P.33 布地に糸や針が合っていない。 布地に合った糸と針を使用します。 P.26 模様に合った押えを使用していな
い。 針が曲がっている。針先がつぶれて
いる。 糸がからまって、かまなどに詰まっ
ている。 針が正しく取り付けられていない。 針を正しく取り付けます。 P.27
針の止めネジがゆるんでいる。
針が曲がっている。針先がつぶれて いる。
針が布地や糸に合っていない。 布地に合った糸と針を使用します。 P.26 模様に合った押えを使用していない。 模様に合った押えを取り付けます。 P.64 上糸調子が強すぎる。 上糸調子を弱くします。 P.36 布地を無理に引っ張っている。 布地は軽く押さえます。
針板の穴の周囲にキズがある。
押えの穴の周辺にキズがある。
内かまにキズがある。
本機純正のボビンを使用していない。
ドロップレバーを に動かします。
模様に合った押えを取り付けます。 P.64
新しい針に交換します。 P.27
からんだ糸を取り除きます。かまに
詰まっていた場合は、掃除します。
ドライバーを使って止めネジをしっ
かりしめます。
新しい針に交換します。 P.27
針板を交換します。
お買い上げの販売店、または「お客
様相談室(ミシン 119 番)」(フリー
ダイヤル 0120-340-233)にご相談く
ださい。
押えを交換します。
お買い上げの販売店、または「お客
様相談室(ミシン 119 番)」(フリー
ダイヤル 0120-340-233)にご相談く
ださい。
内かまを交換します。
お買い上げの販売店、または「お客
様相談室(ミシン 119 番)」(フリー
ダイヤル 0120-340-233)にご相談く
ださい。
厚みの違う従来品では正しく動作し
ません。本機純正ボビンを使用して
ください。
P.56
P.69
P.28
4
P.16
73
Page 76
付録
こんなとき 原因 対処 参照ページ
上糸または下糸のセットがまちがっ ている。
糸こまが正しく取り付けられていない。
上糸、下糸を正しくセットします。 P.18、20
糸こまを正しく取り付けます。 P.20 布地に糸や針が合っていない。 布地に合った糸と針を使用します。 P.26
布地にしわがよる
針が曲がっている。針先がつぶれて いる。
薄地の場合に、ぬい目がつれたり、 布がうまく送れない。
新しい針に交換します。 P.27
布地の下にハトロン紙などを敷いて
ぬいます。 糸調子が合っていない。 糸調子を調節します。 P.36 模様に合った押えを使用していな
い。
模様に合った押えを取り付けます。 P.64
模様に合った押えを使用していない。 模様に合った押えを取り付けます。 P.64
模様がきれいに ぬえない
糸調子が合っていない。 糸調子を調節します。 P.36 糸がからまって、かまなどに詰まっ
ている。
からんだ糸を取り除きます。かまに
詰まっていた場合は、掃除します。 下糸巻き軸が右側に押されている。 下糸巻き軸を左側に戻します。 P.17
フットコントローラーが差し込まれ
ミシンが動かない
フットコントローラーが差し込ま れた状態で、スタート/ストップ スイッチを押している。
ているときは、スタート/ストップ
スイッチは使用できません。スタート/
ストップスイッチを使用する場合は、
フットコントローラーを取り外します。 電源プラグがコンセントに差し込ま
れていない。
電源プラグをコンセントに差し込み
ます。 電源が入っていない。 電源を入れます。 P.15
お買い上げの販売店、または「お客
布地が逆方向に 送られる
送り機構が故障した。
様相談室(ミシン 119 番)」(フリー
ダイヤル 0120-340-233)にご相談く
ださい。
お買い上げの販売店、または「お客
手もとランプが 点灯しない
ランプが故障した。
様相談室(ミシン 119 番)」(フリー
ダイヤル 0120-340-233)にご相談く
ださい。 電源が入っていない。 電源を入れます。 P.15
P.38
P.69
P.15
P.15
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エラーメッセージ
誤った操作をした場合、またはミシンに異常がある場合は、操作パネルにエラーメッセージが表示されます。
エラーメッセージが表示されている間に、 ( 模様選択キー ) を押す、または正しい操作を行うとメッセージが消
えます。
エラーメッセージ 原因 対処方法
押えが上がっているときに、スタート/ストップス イッチ(フットコントローラーが差し込まれている ときは、フットコントローラーを踏み込んだ)、ま たは返しぬいスイッチを押した。
ボタン穴かがりレバーが下がっているときに、ボタ ン穴かがり、またはかんどめ以外の模様を選択して スタート/ストップスイッチを押した(フットコン トローラーが差し込まれているときは、フットコン トローラーを踏み込んだ)。
ボタン穴かがりレバーが上がっているときに、ボタ ン穴かがり、またはかんどめの模様を選択してス タート/ストップスイッチを押した(フットコント ローラーが差し込まれているときは、フットコント ローラーを踏み込んだ)。
下糸巻き軸を右に移動させているときに、返しぬい スイッチ、または針上下スイッチを押した。
フットコントローラーが差し込まれているときに、 スタート/ストップスイッチを押した。
上糸がかまにからんだ、針が曲がって針板に当たっ たなどでミシンが停止した。
押えを下げてから操作して ください。
ボタン穴かがりレバーを上 げてから操作してください。
ボタン穴かがりレバーを下 げてから操作してください。
下糸巻軸を左に移動させて から操作してください。
フットコントローラーをは ずして、スタート/ストップ スイッチで操作してくださ い。もしくはフットコント ローラーをつけたまま足で 操作してください。
曲がった針を交換するか、 からまった糸を取り除いて から操作してください。も しくは、内かまを正しく セットしなおしてくださ い。
4
お知らせ
操作パネルに“F01”~“F08”が表示された場合、ミシンが故障していることが考えられますのでお買 い上げの販売店にお問い合わせください。
75
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付録
電子音
キーを操作しているときや、まちがった操作をしたときなどに、電子音が鳴ります。
正しい操作をしたとき
「ピッ」と鳴ります。
まちがった操作をしたとき
「ピッピッ」または「ピッピッピッピッ」と鳴ります。
糸がからむなど、ミシンがロックしたとき
「ピッピッピッ・・・」と 4 秒間鳴り続け、ミシンは自動的に止まります。
必ず原因を確認して改善してから、再開してください。
76
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仕様表
ミシン本体の仕様は以下の通りです。
項目 仕様
本体寸法 幅 407mm × 高さ 291mm × 奥行 170mm 製品質量 ぬい速度 使用ミシン針 家庭用ミシン針(HA ×1) 定格電圧/消費電力 100V /40W 50 / 60Hz ランプ 白色 LED ランプ 最大振り幅 7.0mm 最大送り幅 5.0mm
4.5kg 毎分 70 ~ 710 針
4
77
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—————————————————————————————————————————————————————————
i
索引
あき止まり............................................................................................ 49, 57
アップリケ.......................................................................................................53
厚い布地をぬう ............................................................................................ 37
糸案内..................................................................................................................20
糸切り..................................................................................................................35
糸たて棒 ................................................................................................. 16
糸調子..................................................................................................................36
糸調子ダイヤル ............................................................................................ 36
糸通し装置.......................................................................................................21
, 20
ウィングニードル ...................................................................................... 63
ウォーキングフット ............................................................39
薄い布地をぬう ............................................................................................ 38
上糸............................................................................................................ 20
, 54, 55
, 36
エラーメッセージ ...................................................................................... 75
送り歯...........................................................................................................9, 56
押え................................................................................................................9
押え固定ピン ...................................................................................... 11
押えホルダー ............................................................................... 9
押えレバー................................................................................................9
お手入れ ............................................................................................................69
, 29 , 38
, 29, 30
, 20
カーブをぬう ................................................................................................. 37
返しぬい ............................................................................................................35
返しぬいスイッチ ...............................................................................9
片押え..................................................................................................................49
かま............................................................................................................ 18
皮をぬう ............................................................................................................39
かんどめ ............................................................................................................57
, 35 , 69
キルター ............................................................................................................55
キルティング ................................................................................................. 54
キルト押え.......................................................................................................55
クレイジーキルト ...................................................................................... 53
困ったとき.......................................................................................................71
ゴムひもつけ ................................................................................................. 50
3 重ぬい.............................................................................................................57
3 点ジグザグ .................................................................................................. 40
下糸.................................................................................................. 16, 18, 23
下糸巻き軸 ................................................................................. 16
収納スペース ................................................................................................. 12
伸縮ぬい............................................................................................................ 50
ジグザグ....................................................................................... 37
ジグザグ押え ................................................................................................. 38
地ぬい ................................................................................................................. 41
, 74, 75
, 40, 52
スカラップ ...................................................................................................... 61
すそ上げ............................................................................................................ 42
スタート/ストップスイッチ .................................................... 9
スピードコントロールレバー ......................................... 9
スモッキング ................................................................................................. 61
, 35
, 15, 35
操作スイッチ .................................................................................................... 9
操作パネル ................................................................................. 10
掃除....................................................................................................................... 69
そでぐり............................................................................................................ 57
, 33, 75
たち目かがり ................................................................................................. 40
たち目かがり押え ...................................................................................... 40
試しぬい............................................................................................................ 37
直線ぬい............................................................................................................ 41
つき合わせ ................................................................................. 52, 63, 65
つくろいぬい .......................................................................................40
筒もの ................................................................................................................. 24
, 50
手もとランプ ................................................................................................. 15
天びん ................................................................................................................. 21
電源....................................................................................................................... 14
電源スイッチ ................................................................................................. 15
電子音 ................................................................................................................. 76
特に厚い布地をぬう................................................................................. 39
止めぬい............................................................................................................ 35
ドライバー .......................................................................28
ドロップフィード ...................................................................................... 55
ドロップレバー............................................................................................ 56
, 30, 54, 55
ぬい目の長さ ................................................................................................. 33
ぬう方向を変える ...................................................................................... 37
伸びる布地をぬう ...................................................................................... 39
78
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はとめ穴パンチ ............................................................................................ 47
針 ............................................................................................................................26
針板.......................................................................................................................... 9
針板カバー................................................................................................9
針板ふた .....................................................................................................9
針位置..................................................................................................................41
針上下スイッチ ............................................................................................... 9
針停止位置.......................................................................................................31
針の止めネジ ..........................................................................................9
針棒糸かけ.......................................................................................................... 9
パッチワーク ................................................................................................. 53
, 69 , 18
, 28
ビニールをぬう ............................................................................................ 39
ピーシング.......................................................................................................53
ファゴティング ............................................................................................ 60
ファスナーつけ ............................................................................................ 49
付属品..................................................................................................................11
フットコントローラー.......................................................... 8
フリーアーム ...................................................................................... 24
フリーモーションキルト ...................................................................... 55
プーリー ............................................................................................................... 8
, 15, 35
, 39
ヘアルーム.......................................................................................................63
別売オプション ............................................................................................ 13
補助テーブル ............................................................................12, 24, 39
ボタン穴かがり ............................................................................................ 45
ボタン穴かがり押え ...................................................................... 46
ボタン穴かがりレバー................................................................. 47
ボタンホール ................................................................................................. 45
ボビン..................................................................................................................18
, 57 , 58
まつりぬい.......................................................................................................42
ミシン針 ............................................................................................................26
ミシンブラシ ................................................................................................. 70
面ファスナー ................................................................................................. 38
模様設定 ............................................................................................................64
模様選択キー ...................................................................................... 31
模様ぬい押え ...................................................................................... 61
模様の振り幅 ................................................................................................. 33
模様を選ぶ.......................................................................................................33
, 33 , 63
リッパー ............................................................................................................47
ワイドテーブル ............................................................................................ 24
4
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Printed in China
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