Brother CPM48, CPM49, CPM59 User manual [ja]

取扱説明書
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ÃÐÍ´¸ ᴬ ÃÐÍ´¹ ᴬ ÃÐ͵¹ ʁʴ˂ʄ
ǴȧΈႊȾȽɞҰȾȭ՘ᝢ஥ంɥȝᝣɒȾȽɝǾඩȪȢȝΈȗȢȳȨȗǿ Ǵ՘ᝢ஥ంɂȽȢȨȽȗɛșȾ۾ҒȾίከȪǾȗȷȺɕȾȻȶȹ᛻ɜɟɞɛșȾȪȹȢȳȨȗǿ
はじめに
このたびは、本製品をお買い上げいただき、まこ とにありがとうございます。 お使いになる前に「安全にお使いいただくために」 をよくお読みいただき、取扱説明書で機能や正し い使い方を十分にご理解のうえ、末永くご愛用く ださい。 また取扱説明書は、読み終わったあとも、いつで もご覧になれるところに保管してください。
安全にお使いいただくた めに
安全にお使いいただくために
警 告
一般家庭用電源 AC100V の電源以外で は、絶対に使用しないでください。
火災・感電・故障の原因となります。 以下のようなときは電源スイッチを切
り、電源プラグを抜いてください。 火災・感電・故障の原因となります。
ミシンのそばを離れるとき ミシンを使用したあと 使用中に停電したとき 接触不良、断線などで正常に動作しな
いとき
雷が鳴りはじめたとき
取扱説明書および本製品で使われている表示や絵 文字は、本製品を安全に正しくお使いいただき、 お使いになる方や他の人々への危害や損害を未然 に防ぐためのものです。 その表示や意味は次のとおりです。
この表示を無視して誤った使い方を すると、人が死亡または重傷を負う
警 告
注 意
危険が想定される内容を示していま す。
この表示を無視して誤った使い方を すると、人が傷害を負う危険が想定 される内容および物的損害のみの発 生が想定される内容を示していま す。
取扱説明書で使用されている絵文字の意味は次の とおりです。
特定しない 禁止事項
水に濡らしては いけません
電源プラグを 抜いてください
分解しては いけません
特定しない 義務行為
特定しない 危険通告
注 意
延長コードや分岐コンセントを使用し た、たこ足配線はしないでください。火 災・感電の原因となります。
濡れた手で電源プラグを抜き差ししな いでください。感電の原因となります。
電源プラグは根元まで確実に差し込ん でください。差し込みが不完全ですと、 感電や発熱による火災の原因となりま す。傷んだプラグ・ゆるんだコンセン トは使用しないでください。
電源プラグを抜くときはまず電源ス イッチを切り、必ずプラグの部分を 持って抜いてください。電源コードを 引っ張って抜くとコードが傷つき、火 災・感電の原因となります。
電源コードを傷つけたり、破損したり、 加工したり、無理に曲げたり、引っ張っ たり、ねじったり、たばねたりしないで ください。また、重い物をのせたり、加 熱したりすると電源コードが破損し、火 災・感電の原因となります。 電源コードまたは電源プラグが破損し たときはミシンの使用をやめてお買い 上げの販売店または「お客様相談室(ミ
119
シン
電源コードは、赤い印以上に引き出さ ないでください。
番)」にご連絡ください。
感電の危険が あります
針の下に指を入 れないでくださ い
火災の危険が あります
本製品を安全にお使いいただくために、次の事柄 を守ってください。
長期間ご使用にならないときは、必ず 電源プラグをコンセントから抜いてく ださい。火災の原因となります。
直射日光の当たるところや、ストーブ、 アイロンのそばなど温度の高いところ では使用しないでください。ミシンの 使用温度は 0 40 ℃です。ミシン内部
の温度が上がったり、ミシン本体や電 源コードの被膜が溶けて火災・感電の 原因となります。
火の気のあるもののそばでは使用しな いでください(火の消えていないたば こ、ろうそくなど)。 火災の原因となります。
1
安全にお使いいただくために
野外でのご使用は避けてください。雨 などが降り、本体が濡れて感電の原因 となります。また濡れたときはお買い 上げの販売店または「お客様相談室(ミ シン 119 番)」にご連絡ください。
温度や湿度の高い所でのご使用や保管 は避けてください。
スプレー製品などを使用する部屋では 使用しないでください。スプレーへの 引火によるやけどや火災の原因となり ます。
ぐらついた台の上や傾いたところなど、 不安定な場所には置かないでください。 バランスが崩れて倒れたり、落下などし てけがをする原因となります。 ミシンは安定した平らなテーブルや机 の上でご使用ください。
ミシン本体の換気口をふさがないでく ださい。換気口は、必ず壁から 30cm
以上離して使用してください。また、 換気口やフットコントローラーに糸く ずやほこりがたまらないようにしてく ださい。火災の原因となります。
ミシン本体の上に花びんや水の入った 容器を置くなどして、ミシン本体に水 をこぼさないでください。万一、内部 に水などが入った場合は、電源スイッ チを切り、電源プラグをコンセントか ら抜いてお買い上げの販売店または
お客様相談室(ミシン 119 番)」にご
連絡ください。そのまま使用すると火 災・感電の原因となります。
ミシン本体の換気口や内部に異物を入 れたり、ドライバーなどを差し込まな いでください。高圧部に触れて感電の おそれがあります。万一、異物が入っ た場合は、使用をやめてお買い上げの 販売店または「お客様相談室(ミシン 119 番)」にご連絡ください。
ミシン本体の重さは約 シン本体を持ち運びする際は急激また
は、不用意な動作をしないでください。 腰や膝を痛める原因となります。
以下の場所に設置、保管をしないでく
ださい。故障の原因になります。 ・温度が著しく高くなる場所 ・温度が著しく低くなる場所 ・急激に温度が変化する場所 ・湿気、湯気の多い場所 ・火気や熱器具、冷暖房機器などに近い
場所 ・屋外や直射日光の当たる場所 ・ほこり、油煙の多い場所
ミシン本体は、必ずハンドルを持って
持ち運びをしてください。他の部分を
持つとこわれたりすべって落としたり
して、けがの原因となります。
ミシン本体には取扱説明書に記載され
ている付属品を使用してください。他の
部品を使用するとけが・故障の原因とな
ります。
7kg
あります。ミ
お客様ご自身での分解、修理および改造 は行わないでください。火災・感電およ びけがの原因となります。指定以外の内 部の点検・調整・掃除・修理は、お買い 上げの販売店または「お客様相談室(ミ
119
シン 取扱説明書に記載されている整備は、
必ず電源プラグをコンセントから抜い て行ってください。 けが・感電の原因となります。
ミシン操作中は、針の動きに十分ご注 意ください。また、針、プーリー、て んびんなどすべての動いている部品に 手を近づけないでください。けがの原 因となります。
リッパーで穴を開ける方向に、手や指を 置かないでください。すべったときにけ がをするおそれがあります。本来の使用 目的以外での使用はしないでください。
針や押えなどの交換およびそのほかの 機能に関する使用については、取扱説 明書の指示どおりに正しく行ってくだ さい。
縫製中、布地を無理に引っ張ったり、押 したりしないでください。けが・針折 れの原因となります。
針の下などに指を入れないでくださ い。けがをするおそれがあります。
上糸、下糸などに関する操作については、 取扱説明書の指示どおりに正しく行って ください。取り扱いを誤ると、縫製中に 糸がらみなどが発生し、針が折れたり、 曲がったりするおそれがあります。
曲がった針は絶対に使用しないでくだ さい。針折れの原因となります。
万一、ミシン本体を落としたり、破損し たり、故障したりした場合は、ただちに 使用をやめてお買い上げの販売店また は「お客様相談室(ミシン
ご連絡ください。そのまま使用すると火 災・感電の原因となります。
万一、煙が出ている、異臭がする、異常 音がするなどの状態のときはすぐに電 源プラグをコンセントから抜いて、お買 い上げの販売店または「お客様相談室
(ミシン
のまま使用すると火災・感電の原因とな ります。お客様による修理は危険ですか ら絶対にしないでください。
本製品が入っていた袋は、お子様がか ぶって遊ばないように、お子様の手の 届かないところに保管するか廃棄して ください。かぶって遊ぶと窒息のおそ れがあります。
お子様の玩具として使用しないでくだ さい。お子様が使用するときや、お子様 の近くで使用するときは、お子様がけが をしないよう十分注意してください。
フットコントローラーの上に物をのせ ないでください。 けが・故障の原因となります。
番)」にご依頼ください。
119
119
番)」にご連絡ください。そ
番)」に
2
このミシンは日本国内向け、家庭用です。外国
a
では使用できません。
This sewing machine can not be used in a foreign country as designed for Japan.
職業用としてご使用になった場合の保証はいた しかねますので、ご了承ください。
仕様および外観は品質改良のため、予告なく変 更することがありますので、ご了承ください。
取扱説明書の内容を許可なく無断で複製するこ とは禁じられておりますので、ご了承ください。
取扱説明書の内容は予告なく変更することがあ りますので、ご了承ください。
取扱説明書の内容について、万一不審な点や誤 りなどお気づきの点がありましたら「お客様相
談室(ミシン 119 番)」にご連絡ください。
本機をご使用になる方(お子様を含む)が、身 体/知覚/精神的能力になんらかの障がいを持
つ場合、あるいは経験や知識が十分でない場合 には安全を保証できる責任者の監視の下でのみ 本機を使用してください。
お子様が使用するときは、玩具として使用しな いよう、十分な監視の下で使用してください。
警告表示について
商標
App Store は、Apple Inc. のサービスマークです。 AndroidGoogle Play は、Google Inc. の商標です。こ
れらの商標の使用は、Google 使用許諾の対象となり ます。
警告表示について
ミシン本体には下記の警告が表示されています。 警告表示の注意事項を守って作業を行ってください。 また、警告ラベルは、はがれたり、傷ついたりしない よう十分注意してください。 万一ラベルがはがれていたり、読みとれなくなった場 合は速やかに「お客様相談室(ミシン 119 番)」にご
連絡ください。
a
3
目次
目次
1 ぬう前の準備 5
各部の名称 ........................................................... 5
付属品.................................................................................... 7
別売品.................................................................................... 7
電源の入れ方........................................................ 8
液晶画面(CPM59 シリーズのみ)....................... 9
設定を変更する .................................................. 10
下糸の準備 ......................................................... 10
下糸を巻く .......................................................................... 10
下糸をセットする................................................................ 12
上糸通し............................................................. 14
上糸を通す .......................................................................... 14
下糸を引き出す ................................................................... 16
布地と糸の種類による針の使い分け.................. 17
針の交換............................................................. 18
正しい針の見分け方............................................................ 18
針の交換 .............................................................................. 18
押えの交換 ......................................................... 19
押えを交換する ................................................................... 19
押えホルダーを取り外す/取り付ける ............................... 20
2 基本のぬい方 21
ぬってみましょう .............................................. 21
ミシンかけの手順................................................................ 21
基本的なぬい方 ................................................................... 21
返しぬい/止めぬいをする ................................................. 23
自動で返しぬい/止めぬいをする
CPM59 シリーズのみ)...................................................... 24
自動で糸を切る(CPM59 シリーズのみ)........................... 24
振り幅/ぬい目の長さを調節する
CPM59 シリーズのみ)...................................................... 25
糸調子を調節する .............................................. 26
上手にぬうためのヒント.................................... 26
上手にぬうコツ ................................................................... 26
布端から一定の距離をぬう ................................................. 27
いろいろな素材をぬう ........................................................ 28
3 いろいろなぬい方 31
ぬい方早見表...................................................... 31
実用ぬい............................................................. 33
布端を始末する ................................................................... 33
すそ上げをする ................................................................... 34
ボタン穴かがり ................................................................... 36
ファスナーつけ ................................................................... 38
アップリケ/パッチワーク/キルトぬい............................ 39
その他のぬい方 ................................................................... 41
4 章付 45
お手入れのしかた .............................................. 45
注油に関して....................................................................... 45
ミシンを保管するときのご注意.......................................... 45
かまの掃除 .......................................................................... 45
困ったとき ......................................................... 47
上糸がつる .......................................................................... 47
布裏で糸がからまる............................................................ 47
糸調子が合わない................................................................ 48
布がミシンに入り込んでとれなくなった............................ 49
ボビン受け座の下に糸がからまってしまった .................... 51
こんなときは....................................................................... 51
エラーメッセージ(CPM59 シリーズのみ)........................ 54
電子音について ................................................................... 54
仕様.................................................................... 55
索引.................................................................... 56
4
各部の名称
a
b
c
d
e
f
g
j
k
l
i
h
m
n
a
b
c
d
e
j
k
l
i
h
m
n
a
b
c
d
e
f
g
h
i
第1
ぬう前の準備
各部の名称
主要部
正面
モデルによって外観が異なります。
<液晶ありモデル>
<液晶なしモデル>
1
右側面・背面
ぬう前の準備
a プーリー
ぬい目を1針ずつ送ったり、針を上げ下げしたりするときに手 前に回します。
b 糸案内カバー( P.11 c ハンドル
ミシンを持ち運ぶために使用します。
d 押えレバー
押えを上げ下げします。
e ドロップレバー
送り歯を下げるときと、元に戻すときに使用します。( P.40
f 電源スイッチ( P.8 g 電源コード( P.8 h フットコントローラージャック( P.23
※ フットコントローラーは別売品です。
i 換気口
モーターの換気用の穴です。ミシンを使用しているときはふさ がないでください。
a 下糸巻き案内( P.11 b 糸案内( P.11 c 糸こま押え( P.11 d 糸たて棒( P.11 e 下糸巻き装置( P.10 f 液晶画面( CPM59 シリーズのみ)( P.9 g 操作キー( CPM59 シリーズのみ)( P.6 h 模様表示窓( P.21 i 模様選択ダイヤル( P.21 j 操作スイッチとスピードコントロールレバー( P.6 k 補助テーブル( P.7 l 糸切り( P.15 m 糸通しレバー( P.16 n 糸調子ダイヤル( P.26
5
各部の名称
d
a
b
c
a
b
針と押え部分
i
a
操作スイッチ
b
h
g
f
e
a 針棒糸かけ( P.15 b 針板( P.28 c 針板カバー( P.13 d 針板ふた/内かま( P.1246 e 送り歯
ぬう方向に布地を送ります。
f 押え
布地を押さえます。ぬい方に合った押えを取り付けてください。
g 押えホルダー( P.20 h 押えホルダーのネジ( P.20 i ボタン穴かがりレバー( P.37
d
c
b
a
cd e
a スタート/ストップスイッチ
このスイッチを押すと、ミシンをスタートまたは停止します。
b 返しぬいスイッチ
このスイッチを押すと、模様によって返しぬいまたは止めぬい をします。( P.23
c 針上下スイッチ
このスイッチを押すと、針の位置の上下が切り替わります。 2 回押すと、 1 針ぬいができます。
d 糸切りスイッチ CPM49/CPM59 シリーズのみ)
ぬい終わった後にこのスイッチを押すと、上糸と下糸を切りま す。
e スピードコントロールレバー
このレバーを左右に動かして、ぬう速さを調節します。
操作パネルと操作キー( CPM59 リーズのみ)
a 液晶画面
選択した模様の設定値や、操作を誤ったときのエラーメッセー ジが表示されます。 詳細は、「液晶画面」( P.9 )を参照してください。
b ぬい目の長さ調節キー
ぬい目の長さを調節するときに押します。
c 振り幅調節キー
模様の振り幅を調節するときに押します。
d おまかせ止めぬい/糸切りキー
自動返しぬい/止めぬいや自動糸切りを設定するときに押しま す。
模様表示窓
a 模様番号 b 押え
6
各部の名称
お知らせ
P
付属品
箱を開けたら、付属品が揃っていることを確認してください。不足しているときや破損しているとき は、お買い上げの販売店にお問い合わせください。
付属品については、別紙「付属品」を参照してください。 補助テーブルのふたを開けると、付属品収納スペースがあります。
別売品
別売品・部品についてはお買い上げの販売店、または「お客様相談室(ミシン 119 番)」にお問い 合わせください。
1
ぬう前の準備
1. 2. 3. 4. 5. 6.
キルト押え (モデル名: F005N
ウォーキングフット (モデル名: F033
キルター (モデル名: F016N
サイドカッター押え (モデル名: F054
片押え (モデル名: F036N
ステッチガイド押え< P > (モデル名: F035N
7. 8. 9. 10. 11. 12.
スムースフット (モデル名: F007N
アップリケ押え (モデル名: F060J
ピーシング押え (モデル名: F001N
ガイド付きピーシング押え (モデル名: F057
ウィングニードル (モデル名: WN001
ワイドテーブル (モデル名: WT15AP
13. 14.
フットコントローラー (モデル名: FC32291、 型式: MODEL T
ボビン (モデル名: B051 5 個入り)) (モデル名: B101 10 個入り))
仕様は予告なしに変更する場合がありますので、あらかじめご了承ください。
7
電源の入れ方
警告
注意
お願い
a
b
d
c
電源の入れ方
一般家庭用電源 対に使用しないでください。火災・感電・故
障の原因となります。
次のようなときは電源スイッチを切り、 電源プラグを抜いてください。火災・感 電・故障の原因となります。
ミシンのそばを離れるとき
ミシンを使用したあと
使用中に停電したとき
接触不良、断線などで正常に動作しない
とき
雷が鳴りはじめたとき
AC100V
の電源以外では、絶
電源スイッチが「切」になっている
a
(「 」側を押してある)ことを確認しま す。
電源コードを引き出し、電源プラグを家庭
b
用電源コンセント( AC100V )に差し込 みます。
a 電源コード b 電源プラグ c 赤い印 d 電源スイッチ
延長コードや分岐コンセントを使用した、 たこ足配線はしないでください。火災・感 電の原因となります。
濡れた手で電源プラグを抜き差ししない でください。感電の原因となります。
電源プラグを抜くときはまず電源スイッ チを切り、必ずプラグの部分を持って抜 いてください。電源コードを引っ張って 抜くとコードが傷つき、火災・感電の原 因となります。
電源コードを傷つけたり、破損したり、加 工したり、無理に曲げたり、引っ張った り、ねじったり、たばねたりしないでくだ さい。また、重い物を載せたり、加熱した りすると電源コードが破損し、火災・感電 の原因となります。電源コードまたは電源 プラグが破損したときはミシンの使用をや めて、お買い上げの販売店または「お客様 相談室(ミシン
い。
長期間使用しないときは、必ず電源プラ グをコンセントから抜いてください。火 災の原因となります。
119
番)」にご連絡くださ
電源コードは、赤い印以上引き出さないでください。
ミシン本体右側面の電源スイッチの右側
c
( I 側)を押して「入」にします。
電源が入り、ライトが点灯します。針や送り歯
が動くと音がしますが、故障ではありません。
ミシンの電源を切るには、電源スイッチの
d
左側( 側)を押して「切」にします。
8
液晶画面( CPM59 シリーズのみ)
21
4 35
液晶画面( CPM59 シリーズのみ)
電源を入れると、液晶画面が点灯し、以下のような画面が表示されます。 表示されている内容を変更するには、画面の右側にある操作キーを使います。
番号 画面表示 名称 はたらき 参照ページ
1
2
3
4
5
針位置設定表示 ミシンが停止しているときの針位置が上下どちらに設定されているかを表
ぬい目の長さ設定表示 選択した模様について、ぬい目の長さの現在の設定値を表示します。
振り幅設定表示 選択した模様について、振り幅の現在の設定値を表示します。
自動糸切り表示 自動糸切り機能が設定されている場合、表示されます。
自動返しぬい/止めぬい表示 自動返しぬい/止めぬい機能が設定されている場合、表示されます。
示します。
針位置下
針位置上
10
25
25
24
24
1
ぬう前の準備
9
設定を変更する
お知らせ
お知らせ
注意
注意
お知らせ
2
1
設定を変更する
停止位置の切り替え
模様をぬい終えたときの針停止位置を下から上に 変更できます。
針上下スイッチを長押し( 3 秒)します。
a
ブザーが 2 回鳴り、針の停止位置が上に切り替わ
ります。
液晶画面には以下のように表示されます。 ( CPM59 シリーズのみ)
下糸の準備
付属のボビンは本機純正品です。必ず純正 ボビンをご使用ください。ボビンの高さは
11.5mm
ミシンが破損するおそれがあります。
過去に製造された純正ボビンには「 b 」 マークが刻印されていないことがありま
すが、高さ 11.5mm の純正ボビンである 場合、使用できます。
下糸を巻く
下糸用の糸をボビンに巻きます。
です。違うボビンを使用すると、
もう一度同じ操作をすると、ブザーが1回鳴り、針 の停止位置は下に戻ります。
この設定を変更すると、必ずブザーは鳴ります。
ブザー ON/OFF の切り替えCPM59 シリーズのみ)
ブザーを
a
もう一度同じ操作をすると、ブザーが1回鳴り、 ブザーが ON に戻ります。
OFF
に変更できます。
振り幅調節キー の「-」側を押しながら 電源を入れます。
無音で起動し、ブザーがOFF に切り替わります。
ボビンのミゾと下糸巻き軸のバネの位置を
a
合わせてセットし、カチッと音がするまで ボビンを右側に押します。
a ミゾ b 下糸巻き軸の
バネ
セットしたボビンの向きを確認しておくと、後の手 順で参考になります。同じ向きでボビンをかまにセ ットする
下糸がセットされます。
本機付属ボビンの片面には「 ていますので、参考にご使用ください。
(P.13
手順f)
ことで、正しい巻き方向で
b
」マークが刻印され
10
針停止位置を変更すると、ブザーを OFF に設定していてもブザーが鳴ります。
下糸の準備
注意
1
お願い
お願い
注意
お知らせ
1
2
3
糸こま押えを取り外し、下糸用の糸こまを
b
糸たて棒に取り付けます。
糸こまを糸たて棒に差し込み、糸が正面下から出る ようにセットします。正しくセットしないと、糸が 糸たて棒にからまるおそれがあります。
a 糸が正面下から出るようにセットします。
糸こま押えを糸たて棒に差し込みます。
c
糸こま押えの丸みをおびている面を外側にして、奥 までしっかりと差し込みます。
糸こまや糸こま押えが正しくセットされ
ていないと、糸たて棒に糸がからまり、 針折れの原因となります。
糸こま押え(大)(中)は糸こまの大き
さに合わせて使用してください。糸こま より小さい糸こま押えを使用すると、糸 こまの切り欠きなどに糸が引っかかり、 故障の原因となります。
下糸巻き案内のツメに糸をかけて、皿の下
e
に通します。
a 下糸巻き案内のツメ b c しっかり奥まで入れるように引っ張ります。
糸が皿の下を確実に通っていることを確認してくださ い。
糸を時計回りに5~6回巻き付けて、ボビン受
f
け座のガイドミゾにひっかけ、糸の端を切り ます。
a
a ガイドミゾ(カッター付)
糸は、必ず時計回りに巻いてください。逆方向に巻く と、下糸巻き軸に糸が巻きつくことがあります。
1
ぬう前の準備
糸を糸案内のツメ部分にかけてから、糸案内
d
カバーの奥から手前へかけます。
a
a 糸案内 b 糸案内カバー
b
必ずガイドミゾのカッターで糸を切って ください。正しく糸を切らずに下糸を巻 くと、糸量が少なくなったときにボビン に糸がからまり、針が折れたり曲がった りするおそれがあります。
スピードコントロールレバーで下糸を巻く
g
速度を調節します。右に動かすと速く、左 に動かすと遅くなります。
ナイロン透明糸などの伸縮性のある糸は、伸びる おそれがあるため、遅い速度で巻くことをおすす めします。
電源を入れます。
h
11
下糸の準備
お願い
注意
お知らせ
注意
スタート/ストップスイッチを押して、下糸巻
i
きをスタートします。 フットコントローラーを接続している場合は、 フットコントローラーを踏み込みます。
ナイロン透明糸をボビンに巻くときは、 度巻いたところで止めてください。ナイロン透明糸を
ボビンいっぱいまで巻くと、巻きくずれや縫製不良の 原因となります。また、ボビンに圧力がかかり、ボビ ンが下糸巻き軸から抜けなくなったりボビンが破損し たりする原因となります。
1/2 ~2/3
ボビンの回転がゆっくりになったら、
j
スタート/ストップスイッチを
1
回押して、 下糸巻きを停止します。 フットコントローラーを接続している場合は、 フットコントローラーから足を離します。
ボビンの回転がゆっくりになったら、必 ず下糸巻きを停止してください。無理に 続けると故障の原因となります。
下糸をセットする
下糸を巻いたボビンをかまにセットします。 ボビンをかまに入れ、針板カバーのミゾにそっ
て糸を通してセットするだけで、すぐにぬい始 めることができます(下糸を引き出す必要はあ りません)。
糸を引いてギャザーを寄せたいとき、フリーモー ションキルトをするときなどぬい始めの糸の始末 をしたいときは、あらかじめ下糸を引き出してお きます。詳細は、「下糸を引き出す」( P.16
を参照してください。
必ず正しく巻かれた下糸を使用してくだ さい。巻き方が悪い下糸を使用すると、 針折れや糸調子不良の原因となります。
下糸をセットするときや交換するとき は、必ず電源スイッチを切ってから行っ てください。万一、スタート/ストップ スイッチまたは、他のスイッチが押され るとミシンが作動してけがの原因となり ます。
電源を入れます。
a
糸を切り、下糸巻き軸をカチッと音がする
k
まで左へ戻し、ボビンを取り外します。
スピードコントローラーを元の位置へ戻し
l
ます。
糸こまを糸たて棒から外します。
m
b
して、針を上げます。
電源を切ります。
(針上下スイッチ)を1回または2回押
c
押えレバーを上げます。
d
針板ふたの横のつまみを右側へスライドさ
e
せ、針板ふたを取り外します。
12
下糸の準備
お知らせ
注意
お知らせ
お知らせ
お知らせ
糸が左巻きになるようにしてボビンをかま
f
にセットします。
下糸巻き軸セット時 (P.10 手順 a) と同じ向きで
ボビンをセットすると、左巻きになります。
本機付属ボビンの片面には「 b 」マークが刻印さ れていますので、参考にご使用ください。
右手でボビンを軽く押さえたまま(1)、
h
ツメにかけた糸を針板カバーのミゾにそっ て通し( 2 )、左手で糸を軽く引っ張り ます( 3 )。
この図の 2 のように、糸を針板カバーのツメに かけてから糸を通し、 3 の位置で糸を軽く引っ 張ることで、内かまの板ばねの間に糸が入り、ぬ
うときに下糸に適切な張力を加えることができる ようになります。
右手でボビンを軽く押さえたまま(1)、
i
左手で残りのミゾに糸を通します( 最後に手前に引いてカッターで糸を切りま す(
3
)。
2
1
ぬう前の準備
)。
右手でボビンを軽く押さえながら( 1 )、
g
左手で巻き終わりの糸を針板カバーのツメ にかけます( 2 )。
a ツメ
ボビンは必ず指で押さえ、正しい方向から糸 が出るようにセットしてください。万一、ボ ビンを逆の方向にセットすると、針折れや糸 調子不良の原因となります。
必ずこの手順に従って正しく下糸をセットしてく ださい。針板カバーのミゾに糸をはめこむだけで は、下糸が正しくセットできず、縫製不良・糸調 子不良の原因となります。
針板ふたを元に戻します。
j
針板ふたのタブを針板カバーに差し込んでから、針 板ふたの右側を上から軽く押して取り付けます。
下糸を引き出さずにぬい始めることができます。 下糸を引き出してからぬう場合は、「下糸を引き 出す」( P.16 )を参照してください。
13
上糸通し
注意
お願い
注意
注意
1
上糸通し
上糸は、手順に従って正しく通してくだ さい。上糸を正しく通していない場合、 糸がからんで針が折れたり曲がったりす るおそれがあります。
•20番以下の太い糸は使用しないでくだ さい。
針と糸は、「布地と糸の種類による針の 使い分け」( P. 1 7 )を参照して、適切
な組み合わせで使用してください。
上糸を通す
c
して、針を上げます。
針が確実に上がっているときは、プーリーのしるしが
上になります。必ず、プーリーのしるしが上になって いることを確認してください。上になっていない場合
は、必ず、 (針上下スイッチ)を押して、針を一 番上まで上げてください。
電源を切ります。
d
糸を針に通すときは、必ず電源スイッチ を切ってから行ってください。万一、ス タート/ストップスイッチまたは、他の スイッチが押されると、ミシンが作動し てけがの原因となります。
(針上下スイッチ)を1回または2回押
上糸を通すときは、以下手順に従って正しく行
ってください。
電源を入れます。
a
押えレバーで押えを上げます。
b
押えが上がっていない状態で上糸を通すことはできま せん。
糸こま押えを取り外し、糸こまを糸たて棒に
e
差し込みます。
糸こまを糸たて棒に差し込み、糸が正面下から出る ようにセットします。正しくセットしないと、糸が 糸たて棒にからまるおそれがあります。
a 糸が正面下から出るようにセットします。
糸こま押えを糸たて棒に差し込みます。
f
糸こま押えの丸みをおびている面を外側にして、奥 までしっかりと差し込みます。
糸こま押えは糸こまの大きさに合わせて 使用してください。 適切な糸こま押えの選び方については、 P. 1 1 を参照してください。
14
糸こまや糸こま押えが正しく取り付けら れていないと、糸が糸たて棒にからまっ たり、針が折れたりするおそれがありま す。
上糸通し
お願い
糸を糸案内のツメ部分にかけてから、糸案
g
内カバーの奥から手前へかけます。
引き出した糸がたるまないように右手で糸を持ち、 左手で糸案内カバーにかけます。
a
a 糸案内 b 糸案内カバー
矢印のように、ミゾにそって糸を通します。
h
b
針や糸が糸通し装置に対応していることを
k
確認します。対応している場合は、次の手 順に進みます。
糸通し装置は、 11 16 番のミシン針のみに使 用できます。
ウィングニードルを取り付けているときは、糸 通し装置は使用できません。
ナイロン透明糸や特殊な糸を使用するときは、 糸通し装置は使用できません。
糸通し装置が使用できない場合は、手で糸を持 ち、針穴の手前から後ろへ糸を通します。この とき手順 ださい。
d で示したように、電源を切ってく
針棒糸かけに通した糸の端を左へ引いて、
l
糸ガイドのミゾにかけたら、糸を前からし っかりと引き、番号 7 の糸案内皿のすき間 にはさみ込みます。
1
ぬう前の準備
下図のように、糸が確実にてんびんに通っ
i
ていることを確認します。
針棒糸かけに糸をかけます。
j
図のように、左手で糸を押さえ、右手で糸端を持っ てかけると、針棒糸かけの後ろに通しやすくなりま す。針棒糸かけのツメの左側に糸が通っていること を確認してください。
2
1
a 針棒糸かけ b ツメ
2
1
a 糸ガイドのミゾ b 糸案内皿
押えレバーで押えを下げます。
m
ミシン本体左側面の糸切りで糸を切ります。
n
メタリック糸など、糸こまからほどけやすい糸を使用 する場合、糸切りで糸を切ると糸通しができないこと があります。このようなときは、糸案内皿(
し)に糸をかけた後、糸切りを使用せずに、糸を 以上 引き出してください。
7
のしる
8cm
15
上糸通し
お願い
ミシン本体左側面の糸通しレバーをフック
o
が回転するまで下げます。
糸案内皿が下がってから( 1 )、フックが回転し ます( 2 )。
1
下糸を引き出す
糸を引いてギャザーを寄せたいとき、フリーモー ションキルトなどでぬい始めの糸の始末をしたい ときは、あらかじめ下糸を引き出しておきます。
「上糸を通す」(P.14)を参照して、針に
a
糸を通します。
「下糸をセットする」( P.12 )の a f
b
を参照して、ボビンをかまに入れます。
2
3
a 糸通しレバー b c フック
針が一番上の位置にないと、糸通し装置が正常に作動し ません。一番上の位置にないときは、プーリーを手前に 回し、一番上まで上げてください。針が確実に上がって いるときは、プーリーのしるしが上になります。
P.14
の手順cを参照してください。
糸通しレバーをゆっくりと上へ戻します。
p
引き出した糸をミゾにそって途中まで通し
c
ます。
下糸が引き出しにくくなるので、糸切りで糸を切ら ないでください。
電源を入れます。
d
左手で上糸の端を軽く持ち、 (針上下ス
e
イッチ)を 2 回押して、針を上げます。
下糸が針板から輪になって引き出されます。
針穴を通った糸端をゆっくり引っ張ります。
q
針穴を通った糸が輪になった場合は、輪をゆっくり 引っ張り、針穴から糸端を引き出します。
押えレバーを上げ、上糸を押えの穴から押え
r
の下に通して、後ろ側へ 5cm ほど引き出し ます。
電源を入れます。
s
上糸をゆっくりと上へ引き、下糸の糸端を
f
引き出します。
上糸を押えの穴から押えの下に通して、下糸
g
とそろえて押えの下から後ろ側へ 10cm ほど 引き出します。
針板ふたを元に戻します。
h
16
布地と糸の種類による針の使い分け
注意
布地と糸の種類による針の使い分け
このミシンで使用できる針:家庭用ミシン針(
このミシンで使用できる糸: 30 90 番  * 20 番以下の太い糸は使用しないでください。故障の原因となります。
布地により、ミシン針や糸を使い分けます。次の表を参考にして、布地に適した糸と針を選択してください。
- 表は目安です。必ず試しぬいをしてください。使用する布地を、実際にぬう枚数分重ねてぬってください。
- ミシン針は消耗品です。美しい仕上がりと安全のために、折れる前の早めの針交換をおすすめします。
針交換の目安は「正しい針の見分け方」( P.18 )を参照してください。
HA×1
シリーズの太さ9~16番)  例)
HA×1、HA×1SP
など
1
ぬう前の準備
* 基本として、薄い布地には細い針と細い糸、厚い布
地には太い針と太い糸を使用します。
* 薄い布地をぬうときはぬい目を細かく、厚い布地を
ぬうときは粗くします。( P.25
布地の特徴・種類
薄地
普通地 ブロード、タフタ、ギャバジン、フラノ、
厚地
のびる布地 (ニット素材 など)
ステッチをかける場合
*
20
番以下の太い糸(ステッチ糸)を使用しないでください。
糸通し装置の故障や、針折れの原因となります。
ローン、ジョーゼット、ポーラ、オー ガンジー、シフォン、ボイル、ガーゼ、 チュール、綿サテン、裏地 など 
サッカー、ダブルガーゼ、リネン(麻 布)、ちりめん、タオル地、ワッフル、 シーチング、ポプリン、シャンブレー、 ダンガリー、サテン、サージ など
デニム( 12 オンス以上)、帆布 など
デニム(12オンス以上)、帆布、ツィー ド、コーデュロイ、ベロア、キルティン
グ、メルトン、モッサ、ビニールコーテ ィング地
ジャージー、トリコット、 T シャツ地、 フリース、スムース など
など
数字が小さいほど
太い糸です。
細い←
90~60~30
ミシン糸
種類 太さ
ポリエステル糸
綿糸、絹糸
ポリエステル糸
綿糸、絹糸
ポリエステル糸、
綿糸
ポリエステル糸
綿糸、絹糸
ニット用糸
ポリエステル糸
数字が大きいほど
太い針です。
→太い
60 90
50 80
60 90
50 60
30 50
50 60 11 14
細い← 9~11~14~
針の太さ
9 11
11 14
30 16
60
50
30
14 16
ニット用針(金)
11 14
14 16
16
布地に適した模様を選 択し、ぬい目の長さを
→太い
調節してください。
ぬい目の長さ
細かいぬい目
1.8 2.5
普通のぬい目
2.0 3.0
粗いぬい目
2.5 4.0
布地の厚みに応じて設定
*
伸びる布地に適した模様の 選択をおすすめします。
(「伸びる布地をぬう」 (
P.29
布地の厚みに応じて
mm
))
設定
ナイロン透明糸
布地や糸にかかわらず
布地と糸と針の組み合わせは、上記に従ってください。組み合わせが適切でない場合、ぬい目がふ ぞろいになり、ぬいじわや目とびの原因になります。特に、厚い布地(デニムなど)を 細い針( 9 11 番)でぬうと、針が折れたり、曲がったりするおそれがあります。
14 ~ 16
番の針を使用します。
17
針の交換
注意
お願い
1
2
c
d
e
注意
注意
1
針の交換
針は必ず家庭用ミシン針( HA × 1 )を 使用してください。そのほかの針を使用
すると、針が曲がったり、ミシンが故障 する原因となります。
曲がった針は絶対に使用しないでくださ い。けがをするおそれがあります。
正しい針の見分け方
針を使用する前に、針の平らな面を平らな板など に合わせて確認し、すき間が平行にならない針は 使用しないでください。
a 平らな面 b 針の種類の刻印 c 平らな板 d 平行 e 平行でない
電源を切ります。
c
針を交換するときは、必ず電源スイッチを 切ってから行ってください。万一、スター ト/ストップスイッチまたは、他のスイッ チが押されるとミシンが作動してけがの原 因となります。
「押えを交換する」( P.19 )のc d
d
参照して、押えを取り外します。
左手で針を持ち、ドライバーで針のとめネ
e
ジを手前(時計と反対回り)に回し、針を 取り外します。
とめネジをしめたりゆるめたりするときに、無 理に力を加えないでください。ミシンの部品が 破損するおそれがあります。
針は消耗品です。次の事例にあてはまるときは、 針を交換して下さい。
- 針が布地に刺さる際に通常と異なる音(パツパ
ツやバスッバスッなど)が出るとき(針先が折 れていたりつぶれていたりする可能性がありま す。)
- 目とびが起きるとき(針が曲がっている可能性
があります。)
- 目安として、洋服などを 1 作品ぬい終えたとき
針の交換
「正しい針の見分け方」で確認した新しい針と、 付属のドライバーを用意します。
a
b
(針上下スイッチ)を 1 回または 2 回押
して、針を上げます。
ミシン内部に針が落ちるのを防ぐために、 押えの下に布または紙を置いて、針板の穴 をふさぎます。
新しい針を平らな面が後ろ側になるよう
f
に、針棒のストッパーに当たるまで差し込 みます。 そのあと、ドライバーで針のとめネジを奥 側(時計回り)に回し、針のとめネジをし めます。
a 針棒のストッパー
針は必ずストッパーに当たるまで差し込 み、ドライバーでとめネジを確実にしめ てください。針が正しく取り付けられて いないと、針折れや故障の原因となりま す。
「押えを交換する」( P.19 )のe g
g
参照して、押えを元に戻します。
電源を入れます。
h
18
押えの交換
注意
お願い
注意
a
b
J
1
4
2
3
a
b
c
d
押えホルダーの後ろ側の黒いボタンを押し、
d
押えを取り外します。
a 黒いボタン b 押えホルダー
押えの交換
1
模様に適した押えを使用してください。 誤った押えを使用すると、針が押えに当 たり、折れたり曲がったりするおそれが あります。各模様で使用する押えについ ては、「ぬい方早見表」( P. 3 1 )を参
照してください。
押えは必ず純正品を使用してください。 純正品以外の押えを使用するとけがをし たり、ミシンが故障したりする原因とな ります。
模様を選択すると、使用する押えが模様表示窓に表示 されます。ぬい始める前に押えを確認してください。 他の押えが取り付けられている場合は、いったんミシ ンの電源を切り、正しい押えを取り付けてから電源を 入れてください。
*
片押え< あります。
I
>やキルト押えなど、表示されない押えも
取り付ける押えのピンと押えホルダーのミ
e
ゾが合う位置に押えを置きます。
a 押えホルダー b ミゾ c ピン d 押え記号
押えレバーをゆっくり下げて、押えホルダー
f
のミゾを押えのピンにはめます。
ぬう前の準備
押えを交換する
a
b
c
(針上下スイッチ)を 1 回または 2 回押
して、針を上げます。
電源を切ります。
押えを交換するときは、必ず電源スイッチ を切ってから行ってください。万一、スタ ート/ストップスイッチまたは、他のスイ ッチが押されるとミシンが作動してけがの 原因となります。
押えレバーを上げます。
a 押えレバー b 押えホルダー c ミゾ d ピン
押えが押えホルダーに取り付けられます。
押えレバーを上げて、押えが確実に取り付
g
けられていることを確認します。
電源を入れます。
h
19
押えの交換
a
b
注意
押えホルダーを取り外す/取り
右手で押えホルダーを支え、左手でドライ
d
バーを使用してネジをしめます。
付ける
お手入れをするとき、または、ウォーキングフットな どの押えホルダーを使用しない押えを取り付けるとき は、押えホルダーを取り外します。
押えホルダーを取り外すとき
電源を切ります。
a
押えを取り外します。
b
詳細は、「押えを交換する」( P.19 )を参照し てください。
ドライバーで押えホルダーのネジをゆるめ
c
ます。
ネジは奥側(時計と反対回り)に回します。
押えホルダーのネジは、ネジ回しでも回すことが できます。
ネジは手前(時計回り)に回します。
押えホルダーのネジは、確実にしめてく ださい。しめ方がゆるいと、押えホルダ ーが落ちて針に当たり、針が曲がったり 折れたりするおそれがあります。
押えホルダーを取り付けるとき
電源を切ります。
a
押えレバーを上げます。
b
押えホルダーのミゾを、ネジに合わせます。
c
a ネジ b 押えホルダーのミゾ
20
ぬってみましょう
注意
お願い
第2
基本のぬい方
ぬってみましょう
ミシン操作中は、針の動きに十分注意し てください。また、針やプーリーなど、 動いているすべての部品に手を近づけな いでください。けがの原因となります。
縫製中は、布地を無理に引っ張ったり押 したりしないでください。けがや針折れ の原因となります。
曲がった針は絶対に使用しないでくださ い。折れやすく、けがの原因となりま す。
縫製中は、まち針などが針に当たらない ように注意してください。針が折れたり 曲がったりするおそれがあります。
基本的なぬい方
最初に、実際に使用する布地のはぎれと糸を使用し て、試しぬいをしてください。
布地に適した針と糸を準備します。(
a
必要に応じて、針を交換します。(
下糸をボビンに巻いて、ミシンにセットし
b
ます。( P.10
上糸を通します。( P.14
c
模様選択ダイヤルを回して模様を選択しま
d
す。
P.18
P.17
2
基本のぬい方
ミシンかけの手順
ミシンをかけるときの基本の手順は次のとおりです。
1  電源を入れる
ミシンの電源を入れます。( P.8
2  模様を選ぶ
ぬう箇所に合わせて模様を選びます。 ( P.21 手順
3  押えを取り付ける
模様に合った押えを取り付けます。( P.19
d
選択した模様が、模様表示窓に表示されます。
内蔵模様の詳細は、「ぬい方早見表」( P.31 ) を参照してください。
CPM59 シリーズのみ) 必要に応じて、振り幅やぬい目の長さを設定
してください。( P.25
模様表示窓に表示された押えを取り付けま
e
す。 ここでは、ジグザグ押え< J >を取り付け ます(購入時はミシンに取り付けられてい ます)。
4  スタート
布をセットし、ミシンをスタートさせます。 ぬい終わったら糸を切ります。 詳細は、「基本的なぬい方」( P.21 )を参照してく
ださい。
押えの交換については、「押えの交換」( を参照してください。
P.19
21
ぬってみましょう
注意
お知らせ
a
b
注意
模様に適した押えを使用してください。 誤った押えを使用すると、針が押えに当 たり、折れたり曲がったりするおそれが あり、けがの原因となります。 模様に適した押えについては、「ぬい方 早見表」( P. 3 1 ) を参照してくださ
い。
ぬい終わったら、もう一度スタート/スト
j
ップスイッチを押します。(フットコント ローラーで操作している場合は、フットコ ントローラーから足を離します。)
布地を押えの下に置き、左手で布地と糸端
f
を押さえ、プーリーを時計と反対回りに回 すか、 (針上下スイッチ)を押してぬい 始めの位置に針を刺します。
押えレバーを下げます。
g
スピードコントロールレバーでぬう速さを
h
調節します。
ぬっている途中でも、ぬう速さを調節することがで きます。
a はやく b ゆっくり
CPM48 シリーズをお使いの場合>
k
針と押えを上げてから、布地を左に引き、 本体左側面の糸切りに上糸と下糸を引っか けて切ります。
手順 m に進みます。
CPM49/CPM59 シリーズをお使いの場 合>
(糸切りスイッチ)を押して上糸と下糸
を切ります。
スタート/ストップスイッチを押して、ぬ
i
い始めます。(フットコントローラーで操 作している場合は、フットコントローラー をゆっくり踏み込みます。)
布地に軽く手を添えます。
フットコントローラーを接続しているときは、スタ ート/ストップスイッチは使用できません。
針が自動的に上がります。
糸を切った後は、 (糸切りスイッチ) を押さないでください。糸がからまった
り、針が折れたり、ミシンが故障する原 因となります。
押えの下に布地がないときは、 (糸切 りスイッチ)を押さないでください。糸
がからまったり、ミシンが故障する原因 となります。
22
お願い
お知らせ
お知らせ
お知らせ
a
b
c
ナイロン糸などの特殊な糸を切る場合は、本体左側面 の糸切りを使用してください。
ぬってみましょう
フットコントローラーをゆっくり踏み込み、
d
ぬい始めます。
スピードコントロールレバーで、フットコントロ ーラーの最高速度を調節することができます。
2
基本のぬい方
針が完全に止まったら、押えレバーを上げ
l
て布地を取り出します。
仕上がりを確認します。必要に応じて、糸
m
調子を調節してください。( P.26
フットコントローラー(別売)を使用 する
フットコントローラーを使用して、ミシンを操作 することもできます。
フットコントローラーを接続しているときは、ス タート/ストップスイッチは使用できません。 下糸巻きもフットコントローラーで操作します。
電源を切ります。
a
ミシンのフットコントローラージャックに、
b
フットコントローラーのプラグを差し込みま す。
ぬい終わりの位置まできたら、フットコン
e
トローラーから足を離します。
返しぬい/止めぬいをする
ぬい始めとぬい終わりは、糸の端がほつれない ように、返しぬいまたは止めぬいをします。
止めぬいは同じ場所で 3 ~ 5 針ぬいます。返しぬ いは反対方向にぬいます。
(返しぬいスイッチ)を押している間、選択し
た模様によって返しぬいまたは止めぬいをしま す。
返しぬい模様を選択したときに イッチ)を押すと、返しぬいをします。 それ以外の模様を選択したときに、 (返しぬいス イッチ)を押すと、止めぬいをします。
詳細は、「ぬい方早見表」( ださい。
(返しぬいス
P.31
)を参照してく
電源を入れます。
c
a
a フットコントローラー
ジャック
a 返しぬい b 止めぬい
c (返しぬいスイッチ)
23
ぬってみましょう
お知らせ
32
自動で返しぬい/止めぬいをする ( CPM59 シリーズのみ)
模様を選択したときに自動返しぬい/止めぬい を設定しておくと、ぬい始めとぬい終わりに自 動的に止めぬい(模様によっては返しぬい)を します。
電源を切ると、自動返しぬい/止めぬいの設定 は解除されます。
模様を選択します。
a
模様の選択については、「基本的なぬい方」( を参照してください。
(おまかせ止めぬい/糸切りキー)
b
2 回押します。
液晶画面に が表示され、自動返しぬい/止め
ぬいが設定されます。 自動返しぬい/止めぬいを解除するときは、
(おまかせ止めぬい/糸切りキー)を押し てください。 キーを押すたびに以下のように設定が変わります。 「自動糸切り」→「自動返しぬい/止めぬい」 →「設定なし」→「自動糸切り」・・・
ぬい始めの位置に針を刺し、スタート/ス
c
トップスイッチを押してぬい始めます。
P.21
自動で糸を切る( CPM59 シリ ーズのみ)
ぬい終わりに自動で糸を切るように設定します。 自動糸切りを設定すると、自動返しぬい/止めぬ
いも一緒に設定されます。 電源を切ると、自動糸切りの設定は解除されま
す。
模様を選択します。
a
b
c
d
模様の選択については、「基本的なぬい方」( を参照してください。
(おまかせ止めぬい/糸切りキー)
を押します。
液晶画面に が表示され、自動糸切りと
自動返しぬい/止めぬいが設定されます。
自動糸切りを解除するときは、 (おまか せ止めぬい/糸切りキー)を押してください。
ぬい始めの位置に針を刺し、スタート/ス トップスイッチを押します。
自動的に返しぬい(または止めぬい)をしてか
ら、ぬい始めます。
ぬい終わりの位置まできたら、 (返しぬ いスイッチ)を押します。
P.21
a 返しぬい(または止めぬい) 自動的に返しぬい(または止めぬい)をして
ぬい始めます。
ぬっている途中でスタート/ストップスイッチを 押すと、縫製を一時停止/再開できます。
ぬい終わりの位置まできたら、 (返し
d
ぬいスイッチ)を押します。
a 返しぬい(または止めぬい)
自動的に返しぬい(または止めぬい)をして
ぬい終わります。
ボタン穴かがりやかんどめなど、止めぬいが含まれ ている模様を選択したときは、この操作は必要あり ません。
返しぬい(または止めぬい)をしてから、自動
で糸を切ります。
1
a スタート/ストップス
イッチを押した地点
b
(返しぬいスイッチ)
を押した地点
c ここで糸が切れます。
24
振り幅/ぬい目の長さを調節す
お知らせ
注意
る( CPM59 シリーズのみ)
模様の振り幅(ジグザグの振り幅)やぬい目の長 さは、あらかじめ模様ごとの標準値に設定されて います。この設定は、必要に応じて変更すること ができます。
もとの設定に戻すときは、電源を切るか、他の模様 を選択します。
直線模様または 3 重ぬいを選択した場合は、振り幅 を変更すると針の位置が移動します。振り幅を広く
すると針は右に移動し、せまくすると左に移動しま す。( P. 2 5
振り幅を調節したときは、プーリーをゆ っくりと手前に回し、針が押えに当たら ないことを確認してください。針が折れ たり曲がったりするおそれがあります。
ぬい目がつまる場合は、ぬい目の長さを あらくしてください。ぬい目が詰まった 状態でぬい続けると、針が折れたり、曲 がったりするおそれがあります。
ぬってみましょう
ぬい目の長さを調節する
ぬい目の長さを調節して、ぬい目をあらく(長く) したり細かく(短く)したりすることができます。
ぬい目の長さを標準値から変更すると、 の が 消えます。ぬい目の長さを標準値に戻すと、 の 周囲に が再表示されます。
2
基本のぬい方
振り幅を調節する
模様の振り幅(ジグザグの振り幅)を広くしたり せまくしたりすることができます。
ジグザグの振り幅を標準値から変更すると、 の
が消えます。ジグザグの振り幅を標準値に戻す
と、 の周囲に が再表示されます。
25
糸調子を調節する
お願い
お願い
1
2
3 4
1
2
3 45
1
2
3 4
5
お願い
お願い
糸調子を調節する
布地や糸の種類に合わせて、糸調子を調節します。
正しい糸調子
上糸と下糸が布地のほぼ中央でまじわります。布 地の表に出るのは上糸だけで、布地の裏に出るの は下糸だけになります。
a b c 上糸 d 下糸
上糸が強いとき
布地の表に下糸が見える場合は、上糸が強すぎま す。糸調子を弱くしてください。
下糸が正しくセットされていないと、上糸が強くなる ことがあります。上糸が強いときは、下糸のセットを やり直してください。「下糸をセットする」(
を参照してください。
a b c 上糸 d 下糸 e 上糸が強いと上糸と下
糸の重なりが表にでき ます。
糸調子ダイヤルを左に回し、上糸調子を弱くしま す。
P.12)
糸調子ダイヤルを右に回し、上糸調子を強くしま す。
下糸セットと上糸通しが正しく行われていない場合、 糸調子が合わないことがあります。糸調子を調節して も糸調子が合わないときは、下糸セットと上糸通しを やり直してください。
上手にぬうためのヒント
上手にぬうコツ
試しぬいをする
作品をぬい始める前に、実際に使用する布地のは ぎれと糸で試しぬいをすることをおすすめしま す。 布地の枚数や模様に合わせて、糸調子や模様の 幅・長さを確認してください。
布地の厚みや接着芯などが仕上がりに影響することも ありますので、実際にぬう前に試しぬいをしてくださ い。
ぬう方向を変更する
角までぬったら、ミシンを停止させます。
a
このとき、針が下がった(布地に刺さった)状態に しておきます。もし針が上がっている場合は、
(針上下スイッチ)を押して針を下げます。
上糸が弱いとき
布地の裏に上糸が見える場合は、上糸が弱すぎま す。糸調子を強くしてください。
上糸が正しくセットされていないと、上糸が弱くなる ことがあります。上糸が弱いときは、上糸通しをや り直してください。「上糸通し」(
てください。
26
P. 1 4
)を参照し
a b c 上糸 d 下糸 e 上糸が弱いと上糸と下
糸の重なりが裏にでき ます。
押えレバーを上げ、布地を持って回転させ
b
ます。
針位置を基点に回転させます。
押えレバーを下げ、続きをぬいます。
c
カーブをぬう
12
0.0 2.0 5.5 7.0
34 56
1
2
カーブの途中でミシンを停止させながら、少しず つ向きを変更してぬいます。「布端から一定の距 離をぬう」(
なるようにぬいます。
P.27
)を参考にして、布端と平行に
上手にぬうためのヒント
布端から一定の距離をぬう
布端と平行に一定の幅でぬうときは、ぬいしろの 端が右側になるようにぬい始め、押えの右端か針 板の目盛りを基準にしてぬいます。
針位置を変更する
ジグザグ模様でカーブをぬうときは、ぬい目の長 さを短めにする(または細かいジグザグ模様を選 択する)ときれいに仕上がります。
筒ものをぬう
そで口やズボンのすそなどの小さな筒ものをぬう ときは、補助テーブルを取り外してフリーアーム にします。
補助テーブルを左へ引いて取り外します。
a
ぬいたい部分をアームにセットし、筒を回
b
転させながら布地をぬっていきます。
直線[左]と直線[中]は、基線となる針位置が 異なります。
a 直線[左] b 直線[中]
CPM59
< 直線[左]は、ジグザグの振り幅が標準の設定
0.0mm
12mm
すると、針位置を変更できます。押えの右端に布 端を合わせてぬうと、一定の幅でぬうことができ ます。
シリーズのみ>
)のときに、針位置から押えの右端まで
あります。振り幅を変更(
0.0 ~7.0mm
a 振り幅 b 針位置から押え右
端までの幅
c 12.0mm d 10.0mm e 6.5mm f 5.0mm
2
基本のぬい方
ぬい終わったら、補助テーブルを元に戻し
c
ます。
30.866 mm30. mm
詳細は、「振り幅を調節する」( P.25 )を参照 してください。
27
上手にぬうためのヒント
a
b
d
c
ef
a
b
c
針板を基準にする
針板には、直線[左]の針位置からの長さが表示 されています。針板に刻まれている目盛りと布端 を合わせてぬいます。上側の目盛りは
3mm
(約 っています。
左基線の模様の場合(振り幅: 0.0mm
)単位、下側の目盛りは
a ぬい目 b 押え c cm 目盛り d インチ目盛り e 針板
f 1.6cm
1/8
5mm
インチ
単位にな
ジグザグ押え< J >を基準にするCPM59 シリーズのみ)
ジグザグ押え<J>のマーキングを使用して、布
5mm
端から約 とき直線模様の振り幅を
の幅でぬうことができます。この
2.0mm
a 振り幅 2.0mm b マーキング
c 5mm
にしてください。
いろいろな素材をぬう
厚い布地をぬう
押えの下に布地が入らない場合
押えレバーは2 段階に上がります。厚地を重ねて ぬう場合など布地を入れにくいときは、レバーを
さらに押し上げると、押えがもう一段上がり布地 を入れやすくなります。
布地が送られない場合
デニムやキルトのような厚い布地をぬうとき、下図 のように、押えが水平にならず、ぬい始めに布地が 送られないことがあります。そのようなときは、ジ グザグ押え< J >の左側の黒いボタンを使用する
と、押えを水平に保ち、スムーズに布地を送ること ができます。 押えのずれが大きいときは、厚紙または布地(実際 にぬう布地と同じ厚さにしておく)を押えのかかと 部分の下に置き、スムーズにぬえるようにしてくだ さい。
a
b
a ぬう方向 b ずれ c 実際にぬう布地 d 布地または厚紙
d
押えレバーを上げます。
a
ぬい始めの位置に合わせて、布地をおきま
b
す。
ジグザグ押え< J >を水平に保持して、左
c
側の押え固定ピン(左側の黒いボタン)を 押したまま、押えレバーを下げます。
a 押え固定ピン(黒いボ
タン)
a
c
28
上手にぬうためのヒント
注意
1
押え固定ピン(黒いボタン)から手を離し
d
ます。
押えが水平に保たれ、布が送られます。
ぬい進めると押えは元に戻ります。
•6mm以上の厚地をぬったり、無理に布 地を押しこんだりすると、針が折れたり
曲がったりするおそれがあります。
薄い布地をぬう
シフォンのような薄い布地をぬうと、ぬい目がつ れてしまったり、布がうまく送られないことがあ ります。 状態の良い針を使用し、針位置をいちばん左か右 に設定すると、布地が送り歯の中に巻き込まれる のを防ぎやすくなります。布が巻き込まれたり、 ぬい目がつれたりする場合、布地の下に水溶性シ ート(不織布タイプ)をしいて、布地と一緒にぬ います。
a 水溶性シート(不織布
タイプ)
伸びる布地をぬう
あらかじめしつけをして、布地を引っ張らないよ うにぬいます。ぬい目がつれる場合、布地の下に 水溶性シート(不織布タイプ)をしいて、布地と 一緒にぬいます。
a しつけ
1
ニット生地をぬうときは、伸縮ぬいを使用すると、 きれいにぬうことができます。また、ニット用針 (先端が丸い、金色の針)を使用してください。推 奨する模様は以下の模様です。
番号
模様
CPM59
シリーズ
03 05 05
09 12 12
10 13 13
CPM49
シリーズ
CPM48
シリーズ
ビニールや皮革をぬう
ビニールコーティングや皮革など、押えに貼りつ いてぬいにくい素材にはウォーキングフット
ムースフット
* これらの押えは別売品です。
*
を使用します。
*
2
基本のぬい方
a 皮革
1
テーブル面にビニールコーティングや皮革などが 貼りつく場合は、テーブルの上にコピー用紙やト レーシングペーパーをしいてぬうと、滑りやすく なります。 このとき、針板にかからないように紙を置くと、 紙が布と一緒にぬわれません。
a
a コピー用紙やトレーシングペーパー
29
上手にぬうためのヒント
お願い
注意
お願い
お知らせ
1
ウォーキングフットは、直線模様またはジグザグ 模様のみに使用できます。ウォーキングフット使 用時は返しぬいをしないでください。
ウォーキングフットを使用するときは、ゆっくり ~中速の速さでぬってください。
ウォーキングフットを使用するときは、あらかじめ 実際に使用する布地のはぎれで試しぬいをして、布 地に押えのあとが残らないことを確認してくださ い。
面ファスナー(マジックテープ®)をぬ
面ファスナーは、のりが付いていない縫 製用のものを使用してください。のりが 針や内かまに付着すると、故障の原因と なります。
面ファスナーを細い針( 9 11 番)で ぬうと、針が折れたり曲がったりするお
それがあります。
ミシンでぬう前に、しつけをして面ファスナーと 布地をぬい合わせておいてください。
プーリーを手で回して面ファスナーに針を刺 し、針がスムーズに通ることを確認してから、 面ファスナーの端を低速でぬいます。針が通ら ない場合は、厚地用の針と糸に交換してくださ い。詳細は、「布地と糸の種類による針の使い 分け」(
•“マジックテープ” は、株式会社クラレの、 面ファスナーの登録商標です。
P.17
)を参照してください。
a 面ファスナーの端
30
ぬい方早見表
お願い
第3
いろいろなぬい方
ぬい方早見表
ウォーキングフットは、直線模様またはジグザグ模様のみに使用できます。ウォーキングフット(別売)を使用す るときは、返しぬいをしないでください。
CPM59 シリーズ
模様 番号 押え 名前/主な用途
01 J
02 J
03 J
04 J
05 G
06 G
07 R
08 R
09 J
10 J
11 J
12 J
13 A
14 A
15 A
16 A
直線(左基線) 地ぬい、ギャザー、ピンタックなどに使用します。
直線(中基線) 地ぬい、ギャザー、ピンタックなどに使用します。
伸縮ぬい 伸縮性のあるぬい目なので、伸びる布地をぬうときに使 用します。また、飾りぬいとしても使用します。 ジグザグ(中基線) たち目かがりやアップリケなどに使用します。
たち目かがり 薄地、普通地のたち目かがりに使用します。
たち目かがり 厚地のたち目かがりに使用します。
まつりぬい 普通地のまつりぬいに使用します。 *振り幅の数値の単位は mm ではありません。
まつりぬい 伸びる布地のまつりぬいに使用します。 *振り幅の数値の単位は mm ではありません。
点線ジグザグ 普通地、厚地、伸びる布地のたち目かがりやゴムひもつ け、つくろいぬいなど幅広い用途に使用します。 3 重ぬい
丈夫なぬい目なので、袖つけや股下をぬうときに便利で す。また、伸びる布地をぬうときやステッチをかけるとき に使用します。 アップリケ アップリケに使用します。
ファゴティング ファゴティングは布地と布地の間を離して糸でかがる 方法をいい、ブラウスや子供服などに使用します。ま た、飾りぬいとしても使用します。 かんどめ ぬい目がほどけやすい箇所やポケット口などのあき止まり 部分の力の加わる部分を補強したい場合に用います。 ボタン穴かがり 両止めボタン穴かがり。麻、木綿など、ある程度腰のあ る素材に適しています。ホームウェアやブラウスなど手 軽にぬえるものに使用します。 ボタン穴かがり ねむり穴、横穴用。薄地から普通地のボタン穴かがり に使用します。ブラウス、シャツなどに使用します。 ボタン穴かがり はとめ穴。厚地や毛足の長い布のボタン穴かがりに使用 します。ブレザー、スーツ、コートなどに使用します。
振り幅(mm
自動 手動
0.0
0.0 - 7.0
3.5
0.0 - 7.0
1.0
0.0 - 7.0
3.5
0.0 - 7.0
3.5
2.5 - 5.0
5.0
2.5 - 5.0
00
-3 - 3
00
-3 - 3
5.0
0.0 - 7.0
0.0
0.0 - 7.0
3.5
0.0 - 7.0
5.0
0.0 - 7.0
2.0
1.0 - 3.0
5.0
3.0 - 6.0
5.0
3.0 - 6.0
7.0
3.0 - 7.0
ぬい目の長さ(mm)
自動 手動
2.5
0.2 - 5.0
2.5
0.2 - 5.0
2.5
0.4 - 4.0
1.4
0.0 - 4.0
2.0
0.4 - 4.0
2.5
0.4 - 4.0
2.0
0.4 - 4.0
2.0
0.4 - 4.0
1.0
0.2 - 4.0
2.5
0.4 - 4.0
2.5
0.4 - 4.0
2.5
0.4 - 4.0
0.4
0.3 - 1.0
0.4
0.2 - 1.0
0.4
0.2 - 1.0
0.5
0.3 - 1.0
返しぬい スイッチ
返しぬい
返しぬい
止めぬい
返しぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
3
いろいろなぬい方
31
ぬい方早見表
お知らせ
a 針位置が左(左基線) b 針位置が真ん中(中基線) c 返しぬい模様 d 止めぬい模様
c
c
d
CPM48/CPM49 シリーズ
模様 番号 押え 名前/主な用途
01 J
02 J
03 J
04 J
05 J
06 J
07 J
08 G
09 G
10 L
11 L
直線(左基線)(普通) 地ぬい、ギャザー、ピンタックなどに使用します。
直線(左基線)(細かい) 地ぬい、ギャザー、ピンタックなどに使用します。
直線(左基線)(粗い) 地ぬい、ギャザー、ピンタックなどに使用します。
直線(中基線) 地ぬい、ギャザー、ピンタックなどに使用します。
伸縮ぬい 伸縮性のあるぬい目なので、伸びる布地をぬうときに 使用します。また、飾りぬいとしても使用します。 ジグザグ(中基線) たち目かがりやアップリケなどに使用します。
ジグザグ(中基線)(大) たち目かがりやアップリケなどに使用します。
たち目かがり 薄地、普通地のたち目かがりに使用します。
たち目かがり 厚地のたち目かがりに使用します。
まつりぬい 普通地のまつりぬいに使用します。
まつりぬい 伸びる布地のまつりぬいに使用します。
振り幅(mm ぬい目の長さ(mm
1.0 2.5
3.5 1.4
5.0 2.0
3.5 2.0
5.0 2.5
2.5
1.8
4.0
2.5
2.0
2.0
返しぬい スイッチ
返しぬい
返しぬい
返しぬい
返しぬい
止めぬい
返しぬい
返しぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
12 J
13 J
14 J
15 A
16 A
点線ジグザグ 普通地、厚地、伸びる布地のたち目かがりやゴムひも つけ、つくろいぬいなど幅広い用途に使用します。 3 重ぬい
丈夫なぬい目なので、袖つけや股下をぬうときに便利 です。 また、伸びる布地をぬうときやステッチをかけるとき に使用します。 アップリケ アップリケに使用します。
ボタン穴かがり 両止めボタン穴かがり。麻、木綿など、ある程度腰の ある素材に適しています。ホームウェアやブラウスな ど手軽にぬえるものに使用します。 ボタン穴かがり ねむり穴、横穴用。薄地から普通地のボタン穴かが りに使用します。ブラウス、シャツなどに使用しま す。
模様のイメージ記号は以下のことを表しています。
a
b
5.0 1.0
3.5 2.5
5.0 0.5
5.0 0.5
2.5
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
32
実用ぬい
注意
注意
G
注意
a
1
押えを交換するときは、必ず電源スイッ チを切ってから行ってください。万一、 スタート/ストップスイッチまたは他の スイッチが押されると、ミシンが作動し てけがをするおそれがあります。 押えの交換については、「押えの交換」
P. 1 9 )を参照してください。
布端を始末する
押えのガイドに布端を当て、押えレバーを
c
下げます。
a ガイド
プーリーをゆっくりと手前に回し、針が押
d
えに当たらないことを確認します。
a 針が当たらない
ように注意して ください。
実用ぬい
3
裁断した布端がほつれないように、たち目かがりをし ます。
たち目かがり押え<G を使用する
たち目かがり押え< G >を取り付けます。
a
模様を選択します。
b
番号
模様
詳細は、「ぬい方早見表」(P.31)を参照してく
シリーズ
ださい。
CPM59
05 08 08
06 09 09
CPM49
シリーズ
CPM48
シリーズ
布端をガイドに当てながら、ガイドにそっ
e
てぬいます。
a 針落ち位置
ぬい終わった後は、布地を後ろに引いて ください。前方向や横方向に布地を引っ 張ると、押えのピンが破損するおそれが あります。
押えに糸がからみついた場合は、からん だ糸を取り除いてから、押えレバーを上 げて押えを取り外してください。糸がか らんだまま、押えレバーを上げると、押 えが破損するおそれがあります。
ぬい終わったら、スタート/ストップス
f
イッチを押してミシンを止め、針と押えを 上げて、布地を後ろに引いて取り出しま す。
いろいろなぬい方
たち目かがり押え< G >を使用するとき は、必ずたち目かがり押え< G >用の模 様を選んでください。間違った模様でぬ
うと、針が押えに当たり、針が折れた り、押えが破損したりするおそれがあり ます。
33
実用ぬい
お知らせ
1
2
1
2
356
4
1
2
ジグザグ押え< J >を使用する
ジグザグ押え< J >を取り付けます。
a
模様を選択します。
b
番号
模様
CPM59
シリーズ
04 06 06
-0707
CPM49
シリーズ
CPM48
シリーズ
すそ上げをする
スカートやズボンのすそをまつります。 モデルによって使用する押えが異なります。
筒の大きさがアームに入らないほど小さいとき や、筒の長さが短いときは、布地がうまく送られ ず、きれいに仕上がらないことがあります。
すそ上げをするスカートやズボンを裏返し
a
ます。
09 12 12
詳細は、「ぬい方早見表」(P.31)を参照してく
ださい。
針が布端右側に落ちるよう布端にそって
c
ぬいます。
a
a 針落ち位置
a
b
c
a b c 布端
できあがり線で布を表に返し、アイロンを
b
かけます。
a b
2
1
3
2
2
3
1
1
を横から見た図>
c 布端
4
d できあがり線
< 厚い布地>
< 普通地>
布端から約 5mm のところにチャコペンで
c
印をつけ、しつけをします。
a b c 布端 d できあがり線
e 5mm f しつけ
34
< 厚い布地> < 普通地>
< 横から見た図>
実用ぬい
L
a
L
しつけをしたところから、内側へ折り込みます。
d
a b c 布端
3 4
1
1
1
< 横から見た図>
5
2
d できあがり線 e 5mm
6
f しつけ g しつけの位置
< 厚い布地>
7
< 普通地>
布端を開いて裏返します。
e
a b
f
c 布端 d できあがり線 e しつけの位置 f しつけ
c
c
d
a
a
b
a
補助テーブルを外して、ミシンをフリー
h
アームにします。
下図のように布地をアームにセットし、布
i
地をを回転させられることを確認して、ミ シンをスタートさせます。
a アーム
押えのガイドと布地の折り山が合うように
j
布地をセットし、押えレバーを下げます。
CPM59 シリーズ> CPM48/CPM49 シリー
ズ>
L
3
いろいろなぬい方
a
a
< 横から見た図>
< 厚い布地>
e b
< 普通地>
a
f
まつりぬい押えを取り付けます。
f
モデルによって使用する押えが異なります。
CPM59 シリーズ> CPM48/CPM49 シリー
ズ>
まつりぬい押え< R まつりぬい押え< L
模様を選択します。
g
番号
模様
CPM59
シリーズ
CPM49
シリーズ
CPM48
シリーズ
a b 折り山 c ガイド
針の位置を調整します。
k
CPM59 シリーズ>
針が折り山に少しかかるよ う、振り幅を調節します。
P.25
a 針落ち位置
CPM48/CPM49 シリー ズ>
針の左落ちがわずかに折り 山にかかるよう、布地の位 置を調節します。
07 10 10
08 11 11
詳細は、「ぬい方早見表」(P.31)を参照してく
ださい。
35
実用ぬい
お知らせ
お願い
a
1
2
お願い
針落ち位置を変更するときは
CPM59 シリーズ> 針を上げてから振り幅を調整します。
* 振り幅を調整することで針の落ち位置の微調整ができ
ます。(振り幅の設定の数値の単位は mm ではありま せん。)
a 厚い布地
a
b
CPM48/CPM49 シリーズ> 押えのネジを回して、折り山に押えのガイドがぴったり
合うように調節します。
b 普通地
a ネジ b ガイド c 折り山
ボタン穴かがり
「ボタンの直径+厚み」が 28mm までのボタン
の穴を作ることができます。 ボタン穴かがりは、図のように押えの手前から
後ろに向かってぬいます。
a 止めぬい
左側の針落ち位置が折り山にかかっていないと、 まつりぬいをすることができません。 また、針があまり折り山のほうにかかりすぎる と、折りを広げることができず布地の表側にぬい 目が大きく出て、きれいに仕上がりません。
折り山に押えのガイドを沿わせてぬいま
l
す。
ぬい終わったらミシンを止め、針と押えを
m
上げて、布地を後ろに引いて取り出します。
ぬい終わった後は、布地を後ろに引いてください。 前方向や横方向に布地を引っ張ると、押えが破損 するおそれがあります。
しつけをほどき、布地を表に返します。
n
a b
ボタン穴かがりで使用するボタン穴かがり押え < A >の各部の名称は以下のとおりです。
a 台皿
1
2
5
3
4
A
ボタン穴かがりをする前に、ぬい目の長さと振り幅を
b 押えスケール c ピン d しるし
e 5mm
確認するために、実際に使用する布のはぎれを使用し て試しぬいをしてください。
布地の穴かがりをする位置に、ボタン穴の
a
長さのしるしをつけます。
b
a
a しるし b ボタン穴かがり
(出来上がり)
36
実用ぬい
3
2
1
2
1
お願い
お知らせ
A
a
b
c
ボタン穴かがり押え< A >の台皿を引き出
b
し、ボタン穴に通すボタンをのせてはさみ ます。
ボタンが台皿にのらない場合
押えスケールの目盛りを使用して、穴かがりの大きさ を設定します。押えスケールは
押えスケールの目盛りをボタンの直径 合わせてください。
例:直径
1.5cm
厚み
1cm
の目盛りに合うように、台皿を引き出します。
1
目盛り
5mm
+
厚みの寸法に
a 押えスケール b でき上がり寸法
(直径 + 厚み)
c 5mm
のボタンの場合、
a 厚み 1cm b 直径 1.5cm
です。
2.5cm
ボタン穴かがり押えの赤いしるし両側と布
e
地のしるし手前側を合わせ、押えレバーを 下げます。
a 布地のしるし(手
前)
b ボタン穴かがり押
えの赤いしるし
c 上糸
押えを下げるときに、押えの手前部分を押さない でください。ボタン穴が正確な大きさにぬえませ ん。
しるしの位置を合わせにくい場合は、プーリーを ゆっくりと手前に回して針が刺さる位置を確認 し、そこに布地のしるしを合わせます。
ミシン本体のボタン穴かがりレバーを一番
f
下まで引き下げます。
a ボタン穴かがり
レバー
3
いろいろなぬい方
ボタン穴かがりの大きさが決まります。
ボタン穴かがり押え<A> を取り付けます。
c
ボタン穴かがり押え< A >を取り付ける前に、上糸 は押えの穴から押えの下に通しておきます。
模様を選択します。
d
番号
模様
CPM59
シリーズ
14 15 15
15 16 16
16 - -
詳細は、「ぬい方早見表」(
CPM49
シリーズ
CPM48
シリーズ
P.31
)を参照してください。
a
ボタン穴かがりレバーが、押えの突起部の後ろ側に なるようにします。
a ボタン穴かがり
レバー
1
2
b 突起部
左手で上糸を軽く持ち、ミシンをスタート
g
させます。
ぬい終わると、自動的に止めぬいをしてストッ
プします。
37
実用ぬい
お知らせ
注意
1
1
2
3
a
b
a
b
1
針と押えを上げてから、布を引き出し、ミ
h
シン左側の糸切りやはさみを使って糸を切 ります。
CPM49/CPM59 シリーズのみ> 糸切りやはさみの代わりに、 (糸切りスイッチ) で糸を切ることができます。
(糸切りスイッチ)を 1 回押して糸を切ってか
ら、押えを上げ、布地を取り出してください。
ボタン穴かがりレバーを元に戻します。
i
ぬった部分を切らないように、かんぬき止
j
めの片方の内側にまち針を刺します。
a まち針
ファスナーつけ
つき合わせた布地の両方にステッチが入ります。
a b ステッチ c あき止まり
ジグザグ押え< J >を取り付けます。
a
あき止まりから下側に地ぬいをします。
b
布地は中表にし、あき止まりは返しぬいをします。
a 返しぬい b あき止まり
リッパーをまち針の方へ向けて、ボタン穴
k
を切り開きます。
a リッパー
1
CPM59 シリーズのみ> はとめ穴の場合は、ボタン穴の丸い側にはとめ穴パ
ンチで穴をあけてから、リッパーで切り開きます。
a はとめ穴パンチ
1
はとめ穴パンチを使用するときは、布地に穴を あける前に布地の下に厚紙や保護シートを敷い てください。
ファスナーをつける部分のでき上がり線に
c
しつけをします。
a しつけ b
ぬいしろを割り、裏からアイロンをかけま
d
す。
a
ぬい目とファスナーの中央を合わせて、し
e
つけをします。
38
リッパーで穴をあける方向に、手や指を 置かないでください。すべったときにけ がをするおそれがあります。
リッパーは、本来の使用目的以外での使 用はしないでください。
1
2
3
a b しつけ c ファスナー
でき上がり線のしつけを布端から5cm の位
注意
2
1
I
1
2
3
4
注意
お知らせ
お願い
f
置までほどきます。
実用ぬい
a
2
3
4
1
b ファスナーの
しつけ
c でき上がり線の
しつけ
d 5cm
片押え< I >のピンの右側を押えホルダー
g
に取り付けます。
a ピン右側 b 針落ち位置
模様を選択します。
h
番号
模様
CPM59
シリーズ
02 04 04
CPM49
シリーズ
CPM48
シリーズ
ぬう際には、ファスナーに針が当たらな いように注意してください。針が折れた り曲がったりするおそれがあります。
押えがファスナーのスライダーに当たる場合は、 針が下がった(布地に刺さった)状態にして押え を上げます。押えに当たらないようスライダーを 動かしてから、押えを下げ続きをぬいます。
しつけをほどきます。
j
アップリケ/パッチワーク/キ ルトぬい
アップリケ
アップリケ布を土台用の布にしつけする
a
か、のりづけをして固定します。
3
いろいろなぬい方
詳細は、「ぬい方早見表」(P.31)を参照してく ださい。
片押え< I >を使用するときは、必ず直 線[中]を使用し、プーリーをゆっくり
と手前に回して針が押えに当たらないこ とを確認してください。他の模様を使用 すると、針が押えに当たり、折れたり曲 がったりするおそれがあります。
布地の表からステッチをかけます。
i
a ステッチ b c しつけ d あき止まり
のりでアップリケ布を土台になる布にとめる場合 は、ミシンでぬう部分にのりをつけないでくださ い。のりが針やかまに付着すると故障の原因とな ります。
ジグザグ押え< J >を取り付けます。
b
模様を選択します。
c
番号
模様
詳細は、「ぬい方早見表」(P.31)を参照してく
シリーズ
ださい。
CPM59
04 06 06
-0707
11 14 14
CPM49
シリーズ
CPM48
シリーズ
39
実用ぬい
注意
注意
プーリーを手前に回し、アップリケ布の端
d
から少し外側に針が刺さるようにしてぬい 始めます。
急な角度をぬうときは、アップリケ布の外側に針を 刺したままミシンを止め、押えレバーを上げて少し ずつ方向を変更しながらぬいます。
パッチワーク(クレイジーキルト)
上側になる布地の端を折って下側の布地と
a
重ねます。
ジグザグ押え< J >を取り付けます。
b
フリーモーションキルト
フリーモーションキルトでは、フットコントロー ラーを取り付けて、一定の速度でぬうことをおす すめします。ぬう速度は、ミシンのスピードコン トロールレバーで調節できます。
フリーモーションキルトでは、ぬう速度 に合うように布を動かしてください。無 理に速く布地を動かすと、針が折れたり、 他の損傷が起きるおそれがあります。
キルト押え(別売)は、ジグザグ模様でフリー モーションキルトをぬう場合や、厚さが均一では ない布地にフリーモーションキルトの直線ぬいを する場合に使用します。
キルト押え
模様を選択します。
c
下記の模様は例です。お好みの模様を選択して ください。
番号
模様
詳細は、「ぬい方早見表」(P.31)を参照してく
シリーズ
ださい。
CPM59
04 06 06
-0707
CPM49
シリーズ
CPM48
シリーズ
両方の布地に模様がまたがるようにぬいま
d
す。
必要に応じてまち針を使用してください。
まち針をぬわないようにご注意くださ い。
ミシン本体背面下側にあるドロップレバー
a
を背面から見て左側( )にします。
送り歯が下がります。
模様を選択します。
b
番号
模様
詳細は、「ぬい方早見表」(P.31)を参照してく
ぬい始めとぬい終わりは、ほつれ止めをしてく
CPM59
シリーズ
02 04 04
04 06 06
-0707
ださい。
ださい。返しぬい、自動返しぬい/止めぬい、 および自動糸切り機能は使用しないでください。
CPM49
シリーズ
CPM48
シリーズ
押えホルダーを取り外します。
c
詳細は、「押えホルダーを取り外す/取り付け る」(P.20)を参照してください。
40
キルト押えのピンを針のとめネジの上に配
お願い
注意
a
b
c
a
注意
d
置して、左下を押え棒に合わせて、キルト 押えを取り付けます。
実用ぬい
その他のぬい方
ゴムテープつけ
そで口やウエストなどにゴムテープをぬいつけ る場合、ゴムテープが縮んでいる状態ができ上 がり寸法になります。必要な長さのゴムテープ を用意します。
a ピン b 針のとめネジ c 押え棒
キルト押えが傾いていないことを確認してくださ い。
右手でキルト押えを持ちながら、左手で押
e
えホルダーのネジをドライバーでしめま す。
a 押えホルダーのネジ
ネジをしめるときは、必ず付属のドライ バーを使用してください。ネジを確実に しめないと針がキルト押えに当たり、曲 がったり折れたりするおそれがありま す。
まち針で布地の裏側にゴムテープを留めま
a
す。
布地とゴムテープが均等になるようにまち針で数か 所留めます。
ジグザグ押え< J > を取り付けます。
b
模様を選択します。
c
番号
模様
詳細は、「ぬい方早見表」(P.31)を参照してく
シリーズ
ださい。
CPM59
09 12 12
CPM49
シリーズ
CPM48
シリーズ
ゴムテープが布地と同じ長さになるように
d
伸ばしながらぬいます。
左手で後ろ側の布地を引っ張り、右手で押えに一番 近いまち針のところを引っ張ります。
3
いろいろなぬい方
両手で布地を引っ張り、一定の速度で布地
f
を送り、ぬい目の長さが均一に約 2.0
2.5mm になるようにぬいます。
a ぬい目
ぬい終わったら、ドロップレバーを背面か
g
ら見て右側( )にし、プーリーを回し て送り歯を上げます。
ぬう際には、まち針などが針に当たらな いように注意してください。針が折れた り曲がったりするおそれがあります。
41
実用ぬい
3
1
2
1
2
1
3
かんどめ(CPM59 シリーズのみ)
かんどめは、ポケット口やあき止まりなど、力 のかかる部分を補強するときに使用します。
ここでは、ポケット口にかんどめをする場合を 例に説明します。
かんどめの長さを決めます。
a
ボタン穴かがり押え< A >の押えスケールの目盛り
1 目盛り 5mm)を合わせて、長さを決めます。
a 押えスケール b かんどめのでき上
がり寸法
c 5mm
左手で上糸の端を軽く持ち、ミシンを
f
スタートさせます。
ぬい終わったら押えレバーを上げ、布地を
g
取り出してから、糸を切ります。
ボタン穴かがりレバーを上げて、元に戻し
h
ます。
ファゴティング(CPM59 シリーズ のみ)
布地と布地の間を離して糸でかがるぬい方を
「ファゴティング」といいます。ブラウスや子供服
などに使用します。太い糸を使用するときれいに 仕上がります。
最大約 28mm のかんどめができます。
ボタン穴かがり押え< A >を取り付けます。
b
ボタン穴かがり押え< A >を取り付ける前に、上糸 は押えの穴から押えの下に通しておきます。
模様を選択します。
c
番号
模様
詳細は、「ぬい方早見表」(P.31)を参照してく
シリーズ
ださい。
CPM59
13 - -
CPM49
シリーズ
CPM48
シリーズ
ポケット口が手前になる向きに布地を置
d
き、ポケット口より 2mm 手前に針が刺さ る位置で押えレバーを下げます。
a 2mm
布地をでき上がり線で折って、アイロンを
a
かけておきます。
ハトロン紙などの薄い紙に 4mm の間隔を
b
あけて、布地をしつけします。
ハトロン紙の中央に線を書いておくとぬいやすくな ります。
a ハトロン紙 b しつけ
c 4mm
ジグザグ押え< J >を取り付けます。
c
模様を選択します。
d
番号
模様
CPM59
シリーズ
CPM49
シリーズ
CPM48
シリーズ
ミシン本体のボタン穴かがりレバーを一番
e
下まで引き下げます。
42
12 - -
詳細は、「ぬい方早見表」(P.31)を参照してく
ださい。
ジグザグの振り幅を 7.0mm に設定します。
e
押えの中心を布地と布地の中心に合わせて
f
ぬいます。
ぬい終わったら、紙を取り除きます。
g
スモッキング(CPM59 シリーズの
実用ぬい
み)
ギャザーの上に飾りぬいまたは刺しゅうをするこ とを「スモッキング」といいます。ブラウスの胸 もとやそで口の飾りなどに使用します。 布地に模様を施すと同時に伸縮性もつけられる、 飾りと実用を兼ねたぬい方です。
ジグザグ押え< J > を取り付けます。
a
直線を選択し、ぬい目の長さを 4.0mm、上
b
糸調子を弱めに設定します。
1cm の間隔をあけて、平行に数本ぬい、下
c
糸を引いてギャザーをよせます。
アイロンでギャザーを整えておきます。
3
いろいろなぬい方
模様を選択します。
d
番号
模様
詳細は、「ぬい方早見表」(P.31)を参照してく
シリーズ
ださい。
CPM59
12 - -
CPM49
シリーズ
CPM48
シリーズ
直線ぬいの間をぬい、直線ぬいの糸を抜き
e
取ります。
43
実用ぬい
44
お手入れのしかた
注意
お願い
第4
付録
お手入れのしかた
ミシンの掃除は、必ず電源プラグをコン セントから抜いてから行ってください。 けがまたは感電の原因となります。
本体表面の汚れを取るときは、中性洗剤をうす めて布に浸して固くしぼり、ふき取ります。洗 剤でふいたあとは、乾いた布でふき取ります。
画面が汚れた場合は、乾いたやわらかい布地な どで軽くふきとってください。有機溶剤や洗剤 は使用しないでください。
注油に関して
お客様ご自身による本製品への注油は行わない でください。故障の原因となります。本製品の 動作に必要な油はあらかじめ十分に塗布されて 出荷されていますので、定期的に注油する必要 はありません。万一、プーリーを回すと重い、 異常な音がするなどの症状が発生した場合は、 ただちに使用をやめて、お買い上げの販売店ま たは「お客様相談室(ミシン 119 番)」にご相談
ください。
かまの掃除
かまには糸くずやほこりがたまりやすく、縫製 不良の原因になる場合があります。定期的に掃 除してください。
a
b
c
d
e
f
g
(針上下スイッチ)を押して針を上げま
す。
電源を切ります。
電源プラグをコンセントから抜きます。
押えを取り外します。
「押えの交換」(P.19)を参照してください。
針を取り外します。
「針の交換」(P.18)を参照してください。
補助テーブルを取り付けている場合は外し ます。
針板ふたを外します。
4
付録
ミシンを保管するときのご注意
以下の場所にミシンを保管しないでください。 結露によるさびの発生など、故障の原因となり
ます。
温度が著しく高くなる場所
温度が著しく低くなる場所
急激に温度が変化する場所
湿気、湯気が多い場所
火気や熱器具、冷暖房機器などに近い場所
屋外や直射日光の当たる場所
ほこり、油煙の多い場所
本製品を末永くご愛用いただくために、ときどき
電源を入れて、縫製してください。 長期間保管したまま使用しない状態が続くと、ミ シンの性能を損なうおそれがあります。
右手人差し指を針板ふたのつまみ下部付近
h
に添えます。 針板カバーの奥側にあるくぼみに左手の人 差し指をかけます。 左手の親指で針板カバーの手前を持ちま す。
45
お手入れのしかた
a
b
a
b
ab
注意
針板カバーを手前にスライドさせて取り外
i
します。
内かまをつかみ、取り出します。
j
ミシンブラシや掃除機で、外かま周辺の糸
k
くずやほこりを取り除きます。
針板カバーの突起を針板に差し込み、その
m
ままミシンに取り付けます。
針板ふたを元に戻します。
n
傷がついた内かまは使用しないでくださ い。万一使用すると、上糸がからみ、針 折れや縫製不良の原因となります。新し い内かまが必要な場合は、最寄りの販売 店でお買い求め下さい。
内かまは正しい位置に取り付けてくださ い。針折れの原因となります。
a ミシンブラシ b 外かま
内かまに油をささないでください。
内かまの印とミシンの印が合うように、
l
内かまを取り付けます。
印と 印を合わせます。
c
a
b c 内かま
合わせる位置を確認してから、取り付けを行っ てください。
46
困ったとき
a
b
c
d
e
ミシンが思いどおりに動かないときは、修理を 依頼する前に次の項目および弊社サポートサイ ト(ブラザーソリューションセンター)
http://s.brother/cpjak/ )の「よくあるご質問 (Q&A)」 を確認してください。
それでも改善されない場合は、お買い上げの販 売店、または「お客様相談室(ミシン 119 番)」
にご相談ください。
よくあるご相談
以下のよくあるご相談については、詳しい原因 と対処方法を記載しております。お問い合わせ の前にご確認ください。
困ったとき
原因
下糸のセットがまちがっている 下糸のセットがまちがっていると、下糸に適正な 張力が加わらず、上糸が引き上げられる際に布地 まで一緒に引っ張られてしまいます。そのため、 布地の上に糸が出てしまいます。
対処方法/確認内容
下糸を正しくセットします(
P.12
参照)。
布裏で糸がからまる
こんなとき
布の下側で糸がグチャグチャにからんでしまう。
上糸がつる
布裏で糸がからまる
糸調子が合わない
布がミシンに入り込んでとれなく なった
ボビン受け座の下に糸がからまっ てしまった
上糸がつる
こんなとき
上糸がピンと一本線になっている。
布地の上側の面に下糸がポツポツと出ている。
(下図参照)
上糸がつっていて、引くと抜けてしまう。
上糸がつっていて、布にしわがよってしまう。
上糸が強く、糸調子を調節してぬい直しても
まったく変わらない。
P.47 参照
P.47 参照
P.48 参照
P.49 参照
P.51 参照
4
付録
ぬい始めるとすぐにガタガタと音がして進まな くなる。
布地の下側を見ると、かまの中まで糸が何重に もからまっている。
原因
上糸のセットがまちがっている 上糸のセットがまちがっていると、布地を貫通し た上糸をしっかりと引き上げることができず、か まの中に上糸がたまり、グチャグチャにからんで しまい、ガタガタと音がします。
対処方法/確認内容
a 布地の下側の面 b 布地の上側の面に下糸が出ている c 上糸 d 布地の上側の面 e 下糸
からんだ糸を取り除き、上糸をセットし直します。
からんだ糸を取ります。取れない場合は、
a
はさみで糸を切ります。
「かまの掃除」(P.45)を参照してください。
いったん上糸をミシンから取り外します。
b
「上糸を通す」(P.14)の手順に従って、正
c
しく上糸をセットします。
ボビンを内かまから取り出した場合は、「下糸を セットする」(P.12)を参照して、正しくボビン
をセットしてください。
47
困ったとき
a
b
c
d
e
a
f
c
d
e
お願い
糸調子が合わない
こんなとき
症状① 布地の上側にポツポツと下糸が出ている。 (下図参照)
症状② 布地の上側で上糸が直線になる。
原因 3
上糸調子の設定値が適正でない。 適正な糸調子になるように調節します。
「糸調子を調節する」(
使用する布地/糸の種類やぬい方によって、適正 な糸調子は異なります。
* 実際に使用する布地のはぎれで試しぬいをして、
糸調子を調節してください。
P.26
)を参照してください。
症状③ 布地の下側にポツポツと上糸が出ている。 (下図参照)
症状④ 布地の下側で下糸が直線になる。
症状⑤ 布地の下側のぬい目がゆるい、またはた
るむ。
症状① 症状③
a 布地の下側の面 b 布地の上側の面に下糸が出ている c 上糸 d 布地の上側の面 e 下糸 f 布地の下側の面に上糸が出ている
原因/対処方法/確認内容
上糸の通し方や下糸のセットが正しくされていな い場合は、糸調子の調節が正しく行えません。上 糸かけ、下糸セットの確認を先に行ってから、糸 調子の調節を行ってください。
布地の上側に下糸が見える場合
糸調子ダイヤルを左に回し、糸調子を弱くします。
布地の下側に上糸が見える場合
糸調子ダイヤルを右に回し、糸調子を強くします。
原因 1
糸が正しくミシンにセットされていない。 <症状①、②に該当する場合> 下糸が正しくセットされていません。 糸調子ダイヤルを「自動」にしてから、「上糸がつ る」(
P.47
)を参照してセットし直します。
<症状③~⑤に該当する場合> 上糸が正しく通っていません。 糸調子ダイヤルを「自動」にしてから、「布裏で糸 がからまる」(
P.47
)を参照して上糸をかけ直しま
す。
原因 2
布地に合った糸や針を使用していない。 ミシン針は布地の種類や糸の太さによって使い分 けが必要です。 布地に合った糸と針を使用しないと、糸調子が合 わなかったり、布地にしわが寄ったり、目とびの 原因になったりします。
「布地と糸の種類による針の使い分け」(P.17 の一覧表を参照して、布地に合った糸と針を使
用しているか確認してください。
48
布がミシンに入り込んでとれな
お願い
お願い
くなった
布がミシンに入り込んでとれない場合、糸が針 板の下でからんでいることがあります。以下の 手順で、布をミシンから取り外してください。 操作が手順どおりに進まない場合は、無理に作 業を続けず、お買い上げの販売店、または「お 客様相談室(ミシン 119 番)」にご相談くださ
い。
布をミシンから取り外す
直ちにミシンを停止させます。
a
内かまを取り出します。
h
内かまに糸が残っている場合は、取り除いてくださ い。
ミシンブラシや掃除機で、外かま周辺の糸
i
くずやほこりを取り除きます。
a ミシンブラシ b 外かま
困ったとき
電源を切ります。
b
針を取り外します。
c
針が布に刺さっている場合は、プーリーを奥側(時 計回り)に回して針を布から外してから、針を取り 外してください。
「針の交換」(P.18)を参照してください。
押えと押えホルダーを取り外します。
d
押えに糸がからみついている場合は、からんだ糸を 取り除いてから、押えレバーを上げて押えを取り外 してください。押えが破損するおそれがあります。
「押えの交換」(P.19)を参照してください。
布を持ち上げて、布の下の糸を切ります。
e
ここで布を取り外すことができる場合は、取り外し てください。次の手順へ進み、かまの掃除をしま す。
針板カバーを外します。
f
「かまの掃除」(P.45)を参照してください。
a
b
→ 手順
→ 手順
p に進む j に進む
ここまでの手順で布を取り外せた場合
ここまでの手順で布が取り外せない場合
缶入り圧縮空気は使用しないでください。
ネジ回しを使用して、針板の 2 つのネジを
j
取り外します。
取り外したネジを、ミシンの中に落とさないよう に注意してください。
4
付録
からんだ糸を切ってボビンを取り出しま
g
す。
針板を少し持ち上げ、絡んだ糸を切って、
k
針板を取り外します。
針板から布と糸を取ります。
ここまでの手順を終えても布が取り外せない場合 は、お買い上げの販売店、または「お客様相談室
(ミシン 119 番)」にご相談ください。
かまや送り歯のまわりの糸を取り除きま
l
す。
49
困ったとき
お知らせ
お願い
お願い
プーリーを回して、送り歯を上に上げま
m
す。
針板の2つのネジ穴を針板取付け部の 2
n
の穴に合わせながら、ミシンに針板をはめ 込みます。
針板の右側のネジを手で軽くしめます。次
o
に、左側のネジをネジ回しでしっかりしめ ます。最後に右のネジもしっかりしめま す。
プーリーを回して、送り歯が針板のミゾの端に当た らず、スムーズに動くことを確認してください。
a
b
押えと糸は、まだミシンにセットしないでくださ い。
プーリーをゆっくりと手前(時計と反対回
c
り)に回し、針が針板の穴の中央に落ちる ことを左右前後から見て確認します。
針が針板に当たる場合は、もう一度針板を取り外 し、「布をミシンから取り外す」(P.49)の手順
からやり直してください。
a 針板の穴
a
b
b プーリー
ジグザグ模様 を選択します。このとき、
d
ぬい目の長さとジグザグ振り幅を最大にし てください。
m
a 正しい送り歯の位置 b 正しくない送り歯の位置
「かまの掃除」(P.45)の手順l のように、
p
内かまを取り付けます。
針板カバーを取り付けます。(「かまの掃
q
除」(P.45)の手順
m 参照)
針の状態を確認して、針をミシンに取り付
r
けます。
曲がっているなど針が悪くなっている場合は、必ず 新しい針を取り付けてください。
「正しい針の見分け方」(P.18)および「針の交 換」(P.18)を参照してください。
布がミシンに入り込んだ際に、針が損傷している おそれがありますので、新しい針に交換すること をおすすめします。
ミシンの動作を確認する
針板を取り外したあとは、正しく取り付けられて いることを確認するために、ミシンの動作確認を してください。
設定の変更については、「振り幅を調節する」 (P.25)および「ぬい目の長さを調節する」
P.25)を参照してください。
プーリーをゆっくりと手前(時計と反対回
e
り)に回し、針棒と送り歯が正しく動くこ とを確認します。
針や送り歯が針板に当たる場合は、ミシンの故障が 考えられますので、お買い上げの販売店、または
「お客様相談室(ミシン 119 番)」にご相談くださ
い。
電源を切ってから、押えホルダー、押え、
f
ボビンをセットします。
傷がついたまたは破損した押えを使用しないでくだ さい。針折れや縫製不良の原因となります。
「押えの交換」(P.19)および「下糸をセットす
る」(P.12)を参照してください。
上糸をかけ直します。
g
上糸のかけ方については、「上糸通し」(P.14
を参照してください。
普通地で試しぬいをします。
h
a
b
50
電源を入れます。
中基線の模様 を選択します。
正しくぬえない場合、原因として、上糸が正しく セットされていないことや薄い布地を使用してい ることが考えられます。試しぬいの仕上がりが良 くない場合は、上糸のかけ方や使用している布地 を確認してください。
困ったとき
注意
a
ボビン受け座の下に糸がから まってしまった
糸が下糸巻き案内の皿の下に確実に通っていな い状態で下糸を巻くと、ボビン受け座の下に糸 が巻かれてしまうことがあります。
ボビン受け座の下に糸が巻かれても、ボ ビン受け座は外さないでください。受け 座のカッターでけがをするおそれがあり ます。
ボビンホルダーのネジは外さないでくだ さい。外すと、ミシンが故障するおそれ があります。ネジを外しても、糸はほど けません。
a ボビンホルダーのネジ
下糸巻きを停止します。
a
下糸巻き案内側で、はさみで糸を切りま
b
す。
ボビンを左側へ戻し、下糸巻き軸からボビ
c
ンを抜きます。ボビンと軸の間で糸を切 り、ボビンを軸から完全に取り外します。
図のように左手で糸端を持ち、右手でボビ
d
ン受け座近くの糸をゆっくりと時計回りに 回して、からまった糸をほどきます。
こんなときは
修理を依頼される前に、次の項目を点検してく ださい。参照ページが「」のときは、お買い 上げの販売店または「お客様相談室(ミシン 119 番)」にご相談ください。
ぬう前の準備
症状、原因(対処) ページ
糸通しができない/針穴に糸が通らない
針が正しい位置にない。
針上下スイッチを押して針を上げます。
針の取り付け方がまちがっている。
針が曲がっていたり、針先がつぶれている。
上糸の通し方がまちがっている。 糸通しレバーをいっぱいまで下げていない。
糸通しフックが曲がっていて針穴に通っていない。
糸通し装置が動かない。糸通し装置が戻らない。
9 番の針を使用している。
糸通し装置に対応しない針です。手で糸を針穴に
通してください。
下糸がボビンにきれいに巻けない
下糸巻き案内に糸がしっかりかかっていない。
下糸巻き案内から引き出した糸を正しくボビンに巻 き付けていない。
ボビンが下糸巻き軸に正しくセットされていない。
下糸巻き中、ボビン受け座の下に下糸が巻かれた
下糸巻き案内の皿に糸が正しく通っていない。
からまった糸をほどき、下糸巻きをします。
下糸を引き出すことができない
針が曲がっていたり、針先がつぶれている。
下糸のセットのしかたがまちがっている。
液晶画面に何も表示されない
電源スイッチが入っていない。
電源プラグがコンセントに差し込まれていない。
液晶画面がくもる
液晶画面が結露している。
少し待つと、くもりはなくなります。
ライトが点灯しない
ライトが故障した
お買い上げの販売店、または「お客様相談室( ミ シン 119 番)」にご相談ください。
6
18
18
14
15
11
11
10
10, 51
18
12
8
8
4
付録
51
困ったとき
a くぼみ
a
a くぼみ
a
ぬっているとき
症状、原因(対処) ページ
ミシンが動かない
スタート/ストップスイッチを押していない。
下糸巻きを行った後、下糸巻き軸が右側のままに なっている。
押えが下がっていない。
フットコントローラーを接続したままスタート/ス トップスイッチを押している。
針板カバーが正しく取り付けられていない。
針が折れる
針の取り付け方がまちがっている。
針のとめネジがゆるんでいる。
針が曲がっていたり、針先がつぶれている。
布地に合った針・糸を使用していない。
模様に合った押えを使用していない。
上糸調子が特に強すぎる。
布地を不当に引っ張っている。
糸こまが正しくセットされていない。
針板の穴の周辺にキズがある。 針板の穴の左端には、くぼみが設けられていま
す。この部分はキズではありません。
押えの穴の周辺にキズがある。
内かまにキズがある。
本機純正のボビンを使用していない。
上糸の通し方がまちがっている。
下糸セットのしかたがまちがっている。
押えの取り付けがまちがっている。
押えホルダーのネジがゆるんでいる。
布地が厚すぎる。
厚い布地などを縫製中に布地を押しこんでいる。
ぬい目が細かすぎる。
下糸が正しく巻かれていない。
22
10
22
23
45
18
18
18
17
19
26
11
10
14
12
19
20
17, 28
28
25
10
症状、原因(対処) ページ
上糸が切れる
上糸の通し方がまちがっている(糸こまが正しく セットされていない、糸こま押えの大きさが合って いない、糸が針棒糸かけから外れているなど)。
糸にこぶや結び目がある。
針に比べて糸が太すぎる。
上糸調子が強すぎる。
糸がからまっている。
針が曲がっていたり、針先がつぶれている。
針の取り付け方がまちがっている。
針板の穴の周辺にキズがある。 針板の穴の左端には、くぼみが設けられていま
す。この部分はキズではありません。
押えの穴の周辺にキズがある。
内かまにキズがある。
布地に合った針・糸を使用していない。
本機純正のボビンを使用していない。
布裏で糸がからまる
上糸の通し方がまちがっている。
布地に合った針・糸を使用していない。
上糸がつる
下糸セットのしかたがまちがっている。
下糸が切れる
下糸セットのしかたがまちがっている。
下糸が正しく巻かれていない。
キズのあるボビンを使用している。
糸がからまっている。
本機純正のボビンを使用していない。
布地にしわがよる
上糸の通し方、または下糸のセットのしかたがまち がっている。
糸こまが正しくセットされていない。
布地に合った針・糸を使用していない。
針が曲がっていたり、針先がつぶれている。
薄地に対してぬい目があらすぎる。
糸調子が合っていない。
模様に合った押えを使用していない。
14
17
26
47
18
18
17
10
14, 47
17
12, 47
12
10
12
49
10
10, 14
11
17
18
25
26, 48
19
52
困ったとき
症状、原因(対処) ページ
模様が正しくぬえない
模様に合った押えを使用していない。
糸調子が合っていない。
内かまなどで糸がからまっている。
送り歯が下がっている。
ドロップレバーを右( )に動かします。
ぬい目が飛ぶ
糸の通し方がまちがっている。
布地に合った針・糸を使用していない。
針が曲がっていたり、針先がつぶれている。
針の取り付け方がまちがっている。
針板の下にゴミがたまっている。
薄い布地や伸びる布地をぬっている。
布地の下に水溶性シート(不織布タイプ)をしい てぬいます。
ぬい目ができない
針が曲がっていたり、針先がつぶれている。
下糸セットのしかたがまちがっている。
上糸の通し方がまちがっている。
ぬい音が高い/ガタガタと音がする
送り歯にゴミがたまっている。
かまの部分に糸くずが巻きこまれている。
上糸の通し方がまちがっている。
本機純正のボビンを使用していない。
内かまに針が刺さった穴やスリキズがある。
布地を送らない
送り歯が下がっている。
ドロップレバーを右( )に動かします。
ぬい目が細かすぎる。
模様に合った押えを使用していない。
針が曲がっていたり、針先がつぶれている。
糸がからまっている。
ぬい始めに段差があって、ジグザグ押えが傾いてい る。
布地が逆方向に送られる
送り機構が故障した。
針が針板に当たる
針のとめネジがゆるんでいる。
針が曲がっていたり、針先がつぶれている。
布がミシンに入り込んでとれない
糸が針板の下でからんでいる。
19
2648
47
540
1014
17
18
18
45
29
18
10
14
45
45
14
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5
25
19
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47
28
18
18
49
症状、原因(対処) ページ
折れた針がミシンの中に落ちた
ミシンの電源を切ってから、針板を外します。ミ シンの中に落ちた針が見える場合は、ピンセット などで取り出します。針を取り出したら、針板を 元に戻し、新しい針を取り付けます。 電源を入れる前に、プーリーを手でゆっくり手前 に回してなめらかに回るか、新しい針が針板の穴 の中央を通るか確認してください。プーリーがな めらかに回らない場合やミシンの中に落ちた針を 取り出せない場合は、お買い上げの販売店、また は「お客様相談室(ミシン 119 番)」にご相談く ださい。
プーリーを回したときに重い
糸がかまなどにからんでいる。
仕上がり
症状、原因(対処) ページ
糸調子が合わない
上糸の通し方がまちがっている。
下糸セットのしかたがまちがっている。
布地に合った針・糸を使用していない。
押えホルダーが正しく取り付けられていない。
糸調子が合っていない。
下糸が正しく巻かれていない。
針が曲がっていたり、針先がつぶれている。
本機純正のボビンを使用していない。
模様がくずれる
模様に合った押えを使用していない。
薄い布地や伸びる布地をぬっている。
布地に接着芯を貼ります。
糸調子が合っていない。
ぬっている途中で布地を引っ張ったり押さえたり、 布地がずれたりしている。
布地がまっすぐ送られるように、布に手を軽く添 えてぬいます。
内かまなどで糸がからまっている
49
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1248
17
20
26, 48
10
18
10
19
29
26, 48
22
47
4
付録
53
困ったとき
エラーメッセージ(CPM59 シリーズのみ)
誤った操作をしたときは、エラーメッセージでお知らせします。エラーメッセージが表示されたとき は、メッセージの内容に従って対処してください。
エラーメッセージが表示されている間に、いずれかの操作キーを押すか、正しい操作をするとエラー メッセージが消えます。
エラーメッセージ
(画面内)
原因 対処方法
押えが上がった状態で、スタート/ストッ プスイッチなどのスイッチを押したときに
(フットコントローラーを踏み込んだとき
に)表示されます。
ボタン穴かがりレバーが下がった状態で、 ボタン穴かがり、またはかんどめ以外の模 様を選択して、スタート/ストップスイッ チなどのスイッチを押したときに(フット コントローラーを踏み込んだときに)表示 されます。
ボタン穴かがりレバーが上がった状態で、 ボタン穴かがり、またはかんどめの模様を 選択して、スタート/ストップスイッチを 押したときに(フットコントローラーを踏 み込んだときに)表示されます。
下糸巻き軸を右に移動させているときに、 返しぬいスイッチ、または針上下スイッチ を押したときに表示されます。
押えを下げてから操作してください。
ボタン穴かがりレバーを上げてから操作し てください。
ボタン穴かがりレバーを下げてから操作し てください。
下糸巻き軸を左に移動させてから操作して ください。
フットコントローラーを外して、スタート /ストップスイッチを操作してください。 または、フットコントローラーをつけたま ま足で操作してください。
かまの掃除をして、からまった糸を取り除 いてください。(P.45
掃除が終わったら、かまを正しくセットし てください。針が曲がっている場合は、交 換してください。その後、上糸を正しくか け直してから、操作してください。
電源を切り、針板カバーを取り付けてから 操作してください。
お買い上げの販売店または「お客様相談室
(ミシン 119 番)」にお問い合わせください。
F*
フットコントローラーを取り付けた状態で、 スタート/ストップスイッチを押したとき に表示されます。
糸がらみなどで、モーターがロックしたと きに表示されます。
電源が入った状態で針板カバーを取り外し たときに表示されます。
使用中に[F*]が表示されるときは、ミシ ン本体またはフットコントローラー(接続 している場合)が故障していることが考え
られます。(* には数字が入ります。)
電子音について
正しい操作をしたときは、「ピッ」と鳴ります。
誤った操作をしたときは、「ピッピッ」または「ピッピッピッピッ」と鳴ります。
糸がからむなどしてミシンがロックしたときは、ミシンが自動的に停止し、「ピッピッピッ・・・」と 4 秒間鳴ります。
必ずロックした原因を確認して改善してから、再開してください。
54
仕様
誤った操作で電子音が鳴るときの対処のしかたCPM48/CMP49 シリーズの み)
「ピッピッ」または「ピッピッピッピッ」と鳴るときは、次の項目を点検してください。
- ぬうときに押えレバーを下げていますか?
- 下糸巻き軸は左側になっていますか?
- フットコントローラーを取り付けた状態で、スタート/ストップスイッチを押していませんか?
- ボタン穴かがり模様をぬうときに、ボタン穴かがりレバーを下げていますか?
- ボタン穴かがり以外の模様をぬうときに、ボタン穴かがりレバーを上げていますか?
- 針板カバーを正しく取り付けていますか?
ミシンがロックして停止したときは、次の項目の確認と対処をしてください。
- 糸がからんだときは、かまの掃除をして、からまった糸を取り除きます。掃除が終わったら、かまを正しくセッ
トします。
- 針が折れたり曲がったりしているときは、新しい針に交換します。
- 上糸を正しくかけ直します。また、下糸を正しくセットします。
電子音が鳴り続けミシンが動かないときは、ミシン本体またはフットコントローラー(接続している場合)が故障
していることが考えられます。お買い上げの販売店または「お客様相談室(ミシン 119 番)」にお問い合わせくださ い。
仕様
項目 仕様
本体寸法 41.9 cm(幅) × 19.7 cm(奥行) × 30.7 cm(高さ)
製品質量 CPM48 シリーズ:6.6 kg
CPM49/CPM59 シリーズ:6.8 kg
ぬい速度 毎分 70 850
家庭用ミシン針(HA × 1
定格電圧/消費電力 100 V 50/60 Hz / 40 W
ライト 白色 LED
* 仕様は予告なく変更することがありますので、ご了承ください。
4
付録
55
索引
索引
厚い布地 ................................................................................................ 28
アップリケ
............................................................................................ 39
............................................................................................................ 17
............................................................................................ 22, 24
糸切り 糸こま押え 糸調子 糸通し装置
............................................................................................ 11
............................................................................................ 26, 48
............................................................................................ 15
薄い布地 ................................................................................................ 29
.................................................................................................... 46
内かま 上糸
................................................................................................ 14, 17
液晶画面 ............................................................................................ 6, 9
エラーメッセージ
................................................................................ 54
送り歯 ...................................................................................................... 6
押え
........................................................................................ 19, 22, 31
押えホルダー お手入れ
.......................................................................................... 6
................................................................................................ 45
返しぬい ........................................................................................ 23, 24
かんどめ
................................................................................................ 42
困ったとき ............................................................................................ 47
ゴムテープ
............................................................................................ 41
筒もの ................................................................................................... 27
デニム ........................................................................................... 17, 28
......................................................................................................... 8
電源
................................................................................................... 54
電子音
止めぬい ....................................................................................... 23, 24
ドロップレバー
............................................................................. 5, 40
ナイロン透明糸 ................................................................... 11, 15, 17
ニット用針 ........................................................................................... 17
ぬいしろの幅をそろえる ................................................................... 27
ぬい目の長さ
............................................................................................... 17, 28
布地
....................................................................................... 25
伸びる布地 ........................................................................................... 29
パッチワーク ....................................................................................... 40
................................................................................................... 17, 18
................................................................................................. 6, 49
針板 針板カバー 針位置
..................................................................................... 6, 45
............................................................................................. 9, 27
ジグザグぬい ........................................................................................ 25
........................................................................................................ 10
下糸 下糸セット 下糸巻き 下糸巻き案内 下糸を引き出す
............................................................................................ 12
................................................................................................ 10
........................................................................................ 10
.................................................................................... 16
スピード ........................................................................................ 11, 22
スピードコントロールレバー スモッキング
........................................................................................ 43
.............................................................. 6
掃除 ........................................................................................................ 45
外かま
.................................................................................................... 46
たち目かがり ........................................................................................ 33
直線ぬい ................................................................................ 27, 31, 32
皮革 ....................................................................................................... 29
ビニール
............................................................................................... 29
ファゴティング ................................................................................... 42
ファスナー 付属品 フットコントローラー フリーモーションキルト 振り幅
........................................................................................... 38
..................................................................................................... 7
....................................................................... 23
................................................................... 40
................................................................................................... 25
別売品 ..................................................................................................... 7
ボタン穴かがり ................................................................................... 36
................................................................................................... 10
ボビン
まつりぬい ........................................................................................... 34
56
メタリック糸 ........................................................................................ 15
索引
4
付録
57
弊社サポートサイト(ブラザーソリューションセンター)で は、製品に関する様々な情報(サポート動画、Q&A 等)を 掲載しております。
■ 製品トップ http://s.brother/cpjak/
下糸巻き&下糸セットのサポート動画を見るときは
http://s.brother/cvjae/
上糸通しのサポート動画を見るときは
http://s.brother/cvjaf/
よくあるご質問(Q&A)を見るときは
http://s.brother/cfjak/
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http://www.brother.co.jp/
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http://s.brother/cpjak/
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