Brother CPF73 User manual

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取扱説明書
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安全にお使いいただくために
はじめに
安全にお使いいただくために
この表示を無視して誤った使い方をすると、人が死亡または重傷を負う危険が想定される内容を示してい
警 告 注 意
取扱説明書で使用されている絵文字の意味は次のとおりです。
ます。
この表示を無視して誤った使い方をすると、人が傷害を負う危険が想定される内容および物的損害のみの 発生が想定される内容を示しています。
特定しない 禁止事項
分解しては いけません
水に濡らしては いけません
本製品を安全にお使いいただくために、以下の事柄を守ってください。
特定しない 義務行為
電源プラグを 抜いてください
特定しない 危険通告
警 告
一般家庭用電源 AC100V の電源以外では、絶対に使用しないでください。 火災・感電・故障の原因となります。
以下のようなときは電源スイッチを切り、電源プラグを抜いてください。 火災・感電・故障の原因となります。
ミシンのそばを離れるとき ミシンを使用したあと 使用中に停電したとき 接触不良、断線などで正常に動作しないとき 雷が鳴りはじめたとき
感電の危険が あります
火災の危険が あります
針の下に指を入れない でください
注 意
延長コードや分岐コンセントを使用した、たこ足配線はしないでください。火災・感電の原因となりま す。
濡れた手で電源プラグを抜き差ししないでください。感電の原因となります。
電源プラグは根元まで確実に差し込んでください。差し込みが不完全ですと、感電や発熱による火災の 原因となります。傷んだプラグ・ゆるんだコンセントは使用しないでください。
i
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安全にお使いいただくために
電源プラグを抜くときはまず電源スイッチを切り、必ずプラグの部分を持って抜いてください。電源 コードを引っ張って抜くとコードが傷つき、火災・感電の原因となります。
電源コードを傷つけたり、破損したり、加工したり、無理に曲げたり、引っ張ったり、ねじったり、た ばねたりしないでください。また、重い物をのせたり、加熱したりすると電源コードが破損し、火災・ 感電の原因となります。 電源コードまたは電源プラグが破損したときはミシンの使用をやめてお買い上げの販売店または「お客 様相談室(ミシン 119 番)」にご連絡ください。
電源コードは、赤い印以上に引き出さないでください。
長期間ご使用にならないときは、必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。火災の原因となり ます。
直射日光の当たるところや、ストーブ、アイロンのそばなど温度の高いところでは使用しないでくださ い。ミシンの使用温度は 0 40 ℃です。ミシン内部の温度が上がったり、ミシン本体や電源コードの
被膜が溶けて火災・感電の原因となります。
火の気のあるもののそばでは使用しないでください(火の消えていないたばこ、ろうそくなど)。火災 の原因となります。
注 意
野外でのご使用は避けてください。雨などが降り、本体が濡れて感電の原因となります。また濡れたと きはお買い上げの販売店または「お客様相談室(ミシン 119 番)」にご連絡ください。
温度や湿度の高い所でのご使用や保管は避けてください。
スプレー製品などを使用する部屋では使用しないでください。スプレーへの引火によるやけどや火災の 原因となります。
ぐらついた台の上や傾いたところなど、不安定な場所には置かないでください。バランスが崩れて倒れ たり、落下などしてけがをする原因となります。 ミシンは安定した平らなテーブルや机の上でご使用ください。
ミシン本体の換気口をふさがないでください。換気口は、必ず壁から 30cm 以上離して使用してくだ さい。また、換気口やフットコントローラーに糸くずやほこりがたまらないようにしてください。火
災の原因となります。
ミシン本体の上に花びんや水の入った容器を置くなどして、ミシン本体に水をこぼさないでください。 万一、内部に水などが入った場合は、電源スイッチを切り、電源プラグをコンセントから抜いて、お買
い上げの販売店または 感電の原因となります。
ミシン本体の換気口や内部に異物を入れたり、ドライバーなどを差し込まないでください。高圧部に触 れて感電のおそれがあります。万一、異物が入った場合は、使用をやめてお買い上げの販売店または
「お客様相談室(ミシン 119 番)」にご連絡ください。
お客様相談室(ミシン 119 番)」にご連絡ください。そのまま使用すると火災・
ミシン本体の重さは約 9.8kg あります。ミシン本体を持ち運びする際は急激または、不用意な動作をし ないでください。腰や膝を痛める原因となります。
以下の場所に設置、保管をしないでください。故障の原因になります。 ・温度が著しく高くなる場所 ・温度が著しく低くなる場所 ・急激に温度が変化する場所 ・湿気、湯気の多い場所 ・火気や熱器具、冷暖房機器などに近い場所 ・屋外や直射日光の当たる場所 ・ほこり、油煙の多い場所
ミシン本体は、必ずハンドルを持って持ち運びをしてください。他の部分を持つとこわれたりすべって
落としたりして、けがの原因となります。
ii
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安全にお使いいただくために
注 意
ミシン本体には取扱説明書に記載されている正規の部品を使用してください。他の部品を使用するとけが・ 故障の原因となります。
お客様ご自身での分解、修理および改造は行わないでください。火災・感電およびけがの原因となりま
す。指定以外の内部の点検・調整・掃除・修理は、お買い上げの販売店または 119 番)
にご依頼ください。
取扱説明書に記載されている整備は、必ず電源プラグをコンセントから抜いて行ってください。 けが・感電の原因となります。
ミシン操作中は、針の動きに十分ご注意ください。また、針、プーリー、てんびんなどすべての動いて いる部品に手を近づけないでください。けがの原因となります。
リッパーで穴を開ける方向に、手や指を置かないでください。すべったときにけがをするおそれがあり ます。本来の使用目的以外での使用はしないでください。
針や押えなどの交換およびそのほかの機能に関する使用については、取扱説明書の指示どおりに正しく 行ってください。
縫製中、布地を無理に引っ張ったり、押したりしないでください。けが・針折れの原因となります。
お客様相談室(ミシン
針の下などに指を入れないでください。けがをするおそれがあります。
上糸、下糸などに関する操作については、取扱説明書の指示どおりに正しく行ってください。取り扱い を誤ると、縫製中に糸がらみなどが発生し、針が折れたり、曲がったりするおそれがあります。
曲がった針は絶対に使用しないでください。針折れの原因となります。
万一、ミシン本体を落としたり、破損したり、故障したりした場合は、ただちに使用をやめてお買い上 げの販売店または「お客様相談室(ミシン 119 番)」にご連絡ください。そのまま使用すると火災・感
電の原因となります。 万一、煙が出ている、異臭がする、異常音がするなどの状態のときはすぐに電源プラグをコンセントか
ら抜いて、お買い上げの販売店または「お客様相談室(ミシン 119 番)」にご連絡ください。そのまま 使用すると火災・感電の原因となります。お客様による修理は危険ですから絶対にしないでください。
本製品が入っていた袋は、お子様がかぶって遊ばないように、お子様の手の届かないところに保管する か廃棄してください。かぶって遊ぶと窒息のおそれがあります。
お子様の玩具として使用しないでください。お子様が使用するときや、お子様の近くで使用するときは、 お子様がけがをしないよう十分注意してください。
フットコントローラーの上に物をのせないでください。 けが・故障の原因となります。
iii
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商標
このミシンは日本国内向け、家庭用です。外国では使用できません。
This sewing machine can not be used in a foreign country as designed for Japan.
職業用としてご使用になった場合の保証はいたしかねますので、ご了承ください。
仕様および外観は品質改良のため、予告なく変更することがありますので、ご了承ください。
取扱説明書の内容を許可なく無断で複製することは禁じられておりますので、ご了承ください。
取扱説明書の内容は予告なく変更することがありますので、ご了承ください。
取扱説明書の内容について、万一不審な点や誤りなどお気づきの点がありましたら「お客様相談室
(ミシン 119 番)」にご連絡ください。
本機をご使用になる方(お子様を含む)が、身体/知覚/精神的能力になんらかの障がいを持つ場合、 あるいは経験や知識が十分でない場合には安全を保証できる責任者の監視の下でのみ本機を使用し
てください。
お子様が使用するときは、玩具として使用しないよう、十分な監視の下で使用してください。
商標
App Store は、Apple Inc. のサービスマークです。 AndroidGoogle Play は、Google LLC の商標です。これらの商標の使用は、Google 使用許諾の対象となります。
ブラザー製品および関連資料等に記載されている社名及び商品名はそれぞれ各社の商標または登録商標です。
警告ラベルについて
ミシン本体には下記の警告ラベルが表示されています。 警告表示の注意事項を守って作業を行ってください。 また、警告ラベルは、はがれたり、傷ついたりしないよう十分注意してください。 万一ラベルがはがれていたり、読みとれなくなった場合は速やかに「お客様相談室(ミシン 119 番)」にご連絡
ください。
iv
a
1 ラベルの場所
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このミシンでできること
このミシンでできること
B 基本機能編
本機をご使用になる前に、「基本機能編」をお読みください。ここでは、基本的な準備の手順や、基本的なぬい 方、本機の便利な機能を説明しています。
B-2
B-32
ページ
ページ
1 章 ぬう前の準備
ミシンの基本的な操作方法を説明します。
2 章 基本のぬい方
ぬう前に必要な準備と基本的なぬい方を説明します。
S 実用ぬい編
ここでは、実用ぬいのさまざまな機能を紹介しています。基本的な縫製だけでなく、筒ものぬいやボタン穴かが りなど、本機をもっと活用したいときの詳しい操作方法を知ることができます。
S-2
S-6
ページ
ページ
1 章 きれいに仕上げるために
上手にぬうコツやさまざまな布地をぬうコツなどを説明します。
2 章 いろいろなぬい方
内蔵模様の使い方を紹介します。
D 文字・飾りぬい編
ここでは、文字模様・飾り模様のぬい方や、調整・編集のしかたを紹介しています。さらに、オリジナルの模様 を作成できるマイイラスト機能の使い方も紹介します。
D-2
D-12
ページ
ページ
1 章 文字模様/飾り模様
文字・飾りぬいの手順を説明します。 
2 章 マイイラスト機能
オリジナルの模様の作り方と記憶のしかたを説明します。
A 付録
ここでは、困ったときのヒントや、本機を長くお使いいただくためのお手入れ方法などを紹介しています。
ページ
1 章 お手入れ/困ったときには
ミシンのお手入れ、困ったときの対処方法などを紹介します。
A-2
v
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このミシンでできること
「実用ぬい編」の模様表の見方
実用模様の模様番号は、ミシンのシリーズに よって異なり、この表は、複数のシリーズの模 様番号を掲載しています。
お使いのミシンは CPF73 シリーズです。
CPF73 シリーズ」の列をご覧ください。
名前 ぬい方
しつけぬい
直線(左基線)
直線(中基線)
直線(中基線)
3 重ぬい
EMG03
シリーズ
模様番号
1-08 08
1-01
1-02
1-03
1-04
1-05
01
02
03
04*
05
CPF73
*
*
*
*
押え
シリーズ
J
vi
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目次
目次
安全にお使いいただくために ............................... i
商標..................................................................... iv
警告ラベルについて............................................ iv
このミシンでできること ..................................... v
「実用ぬい編」の模様表の見方 ............................................. vi
B 基本機能編
1 ぬう前の準備 2
各部の名称とはたらき ......................................... 2
主要部 ................................................................................... 2
針と押え部分
操作スイッチ ........................................................................ 3
操作パネルと操作キー.......................................................... 4
補助テーブル ........................................................................ 4
付属品 ................................................................................... 5
別売品 ................................................................................... 6
電源の入れ方 ....................................................... 7
電源を入れる ........................................................................ 8
電源を切る ............................................................................ 8
ミシンを初めて使うとき ...................................................... 8
液晶画面............................................................... 9
液晶画面の見方..................................................................... 9
設定画面.............................................................................. 10
表示言語を設定する............................................................ 12
操作キーの感度を調節する................................................. 12
下糸の準備 ......................................................... 13
下糸を巻く .......................................................................... 13
下糸をセットする ............................................................... 16
上糸通し............................................................. 19
上糸を通す .......................................................................... 19
針に糸を通す ...................................................................... 21
手で針に糸を通すとき........................................................ 22
下糸を引き出す................................................................... 23
2本針を使用する ............................................................... 23
布地と糸の種類による針の使い分け ................. 26
針の交換............................................................. 27
正しい針の見分け方............................................................ 27
針の交換.............................................................................. 27
押えの交換 ......................................................... 29
押えを交換する................................................................... 29
押えホルダーを取り外す/取り付ける............................... 30
2 基本のぬい方 32
ぬってみましょう .............................................. 32
模様の選択方法................................................................... 32
模様を選択する................................................................... 33
模様をぬう .......................................................................... 34
返しぬい/止めぬいをする................................................. 36
自動で返しぬい/止めぬいをする...................................... 36
模様の設定 ......................................................... 38
振り幅を調節する ............................................................... 38
ぬい目の長さを調節する .................................................... 38
糸調子を調節する ............................................................... 39
模様の設定を記憶させる .................................................... 40
便利な機能 ......................................................... 41
自動で糸を切る................................................................... 41
模様を左右反転させる........................................................ 41
押え圧を調節する ............................................................... 42
自動押え圧補正................................................................... 42
ピボット.............................................................................. 43
フリーモーションモードでぬう.......................................... 44
ニーリフターを使用する .................................................... 44
.............................................................................. 3
ぬい方早見表 ..................................................... 46
S 実用ぬい編
1 きれいに仕上げるために 2
上手にぬうコツ ................................................... 2
試しぬいをする ..................................................................... 2
ぬう方向を変える
カーブをぬう......................................................................... 2
筒ものをぬう......................................................................... 2
ぬいしろの幅をそろえる....................................................... 3
いろいろな素材をぬう ........................................ 4
厚い布地をぬう ..................................................................... 4
薄い布地をぬう ..................................................................... 4
伸びる布地をぬう.................................................................. 5
ビニールや皮革をぬう .......................................................... 5
面ファスナー(マジックテープ ®)をぬう .......................... 5
2 いろいろなぬい方 6
しつけぬいをする/布をぬい合わせる ............... 6
しつけぬい ............................................................................ 6
布をぬい合わせる.................................................................. 6
すそ上げをする ................................................... 8
布端を始末する ................................................. 11
たち目かがり押え< G >を使うたち目かがり ................... 11
ジグザグ押え< J >を使うたち目かがり............................ 12
サイドカッター押え<
ボタン穴かがり/ボタンつけ............................ 15
ボタン穴かがり ................................................................... 15
ボタンつけ .......................................................................... 18
ファスナーつけ ................................................. 21
つき合わせ .......................................................................... 21
片返し.................................................................................. 22
伸びる布地やゴムテープをぬう ........................ 25
伸縮ぬい .............................................................................. 25
ゴムテープつけ ................................................................... 25
アップリケ/パッチワーク/キルトぬい.......... 27
アップリケ .......................................................................... 27
パッチワーク(クレイジーキルト)..................................... 28
ピーシング .......................................................................... 28
キルティング....................................................................... 30
フリーモーションキルト..................................................... 31
振り幅コントロールを使用したサテンぬい ........................ 35
丈夫にしたいところをぬう ............................... 37
3 重ぬい............................................................................... 37
かんどめ .............................................................................. 37
つくろいぬい(ダーニング)............................................... 38
はとめ穴を作る ................................................. 40
横送り(直線・ジグザグ)................................. 41
飾りぬいをする ................................................. 43
ファゴティング ................................................................... 43
スカラップ .......................................................................... 44
スモッキング....................................................................... 44
シェルタック....................................................................... 45
つき合わせ .......................................................................... 45
ヘアルーム .......................................................................... 46
................................................................... 2
S
>(別売)を使うたち目かがり.... 13
vii
Page 10
目次
D 文字・飾りぬい編
1 文字模様/飾り模様 2
飾り模様をぬう .................................................... 2
模様を選択する ..................................................................... 2
模様を消去する ..................................................................... 3
きれいにぬうために.............................................................. 3
基本的なぬい方 ..................................................................... 4
模様を組み合わせる.............................................................. 5
組み合わせ模様を繰り返しぬう............................................ 5
模様を確認する ..................................................................... 6
模様の大きさを変える .......................................................... 6
模様の密度を変える.............................................................. 6
模様の長さを変える.............................................................. 7
文字間を変更する.................................................................. 7
ステップ模様をつくる .......................................................... 7
模様を反転させる.................................................................. 8
模様の始めに戻る.................................................................. 9
模様を記憶させる.................................................................. 9
模様を呼び出す ................................................................... 10
模様の調整をする................................................................ 10
2 マイイラスト機能 12
イラストデザイン .............................................. 12
模様のデザインを描く ........................................................ 12
イラストを入力する............................................................ 12
作品例.................................................................................. 14
A 付録
1 お手入れ/困ったときには 2
お手入れのしかた ................................................ 2
注油に関して......................................................................... 2
ミシンを保管するときのご注意............................................ 2
画面の汚れの掃除.................................................................. 2
ミシンの汚れの掃除.............................................................. 2
かまの掃除 ............................................................................ 2
困ったとき ........................................................... 4
よくあるご相談 ..................................................................... 4
上糸がつる ............................................................................ 4
布裏で糸がからまる.............................................................. 5
糸調子が合わない.................................................................. 6
布がミシンに入り込んでとれなくなった.............................. 7
ボビン受け座の下に糸がからまってしまった .................... 10
こんなときは....................................................................... 12
エラーメッセージ................................................................ 17
電子音.................................................................................. 19
液晶画面に何も表示されないとき ...................................... 19
仕様.................................................................... 19
索引.................................................................... 20
viii
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基本機能編
ここでは、基本的な準備の手順や、基本的なぬい方、本機の便利な機能を説明します。 ページ数は、「B」の記号で始まります。
第 1 章ぬう前の準備..............................................................................B-2
第 2 章基本のぬい方...........................................................................B-32
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各部の名称とはたらき
a
b
c
d
e
f
h
i
j
k
l
m
n
g
a
b
c
d
e
f
g
h
i
第1
ぬう前の準備
各部の名称とはたらき
主要部
正面
D 糸通しレバー
針穴に糸を通すときに使用します。
右側面・背面
1 上ふた
上糸を通すときや下糸を巻くときに開けます。
2 糸案内板
上糸を通すときに糸をかけます。
3 下糸巻き案内
下糸を巻くときに糸をかけます。
4 糸こま押え
糸こまが抜けないように押さえます。
5 糸たて棒
糸こまを差し込みます。
6 下糸巻き装置
下糸をボビンに巻くときに使用します。
7 液晶画面
選択した模様の設定やエラーメッセージが表示されます。 ( B-9 参照)
8 操作パネル
模様の選択をするとき、ミシンの設定をするときなどに使用し ます。( B-4 参照)
9 ニーリフター差し込み口
ニーリフターを差し込みます。
0 ニーリフター
ひざで押えを上げ下げするときに使用します。( B-44 参照)
A 操作スイッチとスピードコントロールレバー
ミシンのさまざまな操作に使用します。( B-3 参照)
B 補助テーブル
中に押えやボビンなどを収納します。袖口などの筒ものをぬう ときには外します。
C 糸切り
糸を引っかけて切ります。
1 プーリー
ぬい目を1針ずつ送ったり、針を上げ下げするときに手前に回 します。
2 ハンドル
ミシンの持ち運びに使用します。
3 押えレバー
押えを上げ下げします。
4 ドロップレバー
送り歯を下げるときと、元に戻すときに使用します。
5 電源スイッチ
ミシンの電源を「入」や「切」にするスイッチです。
6 電源コード
家庭用電源コンセント (AC100V) に接続します。
7 フットコントローラー
ミシンを足で操作したいときに使用します。
8 換気口
モーターの換気用の穴です。ミシンを使用しているときはふさ がないでください。
9 フットコントローラージャック
フットコントローラーのプラグを差し込みます。
B-2
Page 13
各部の名称とはたらき
注意
bcdef
a
g
針と押え部分
i
h
g
f
e
1 針棒糸かけ
上糸をかけます。
2 針板
まっすぐにぬうための目盛りがついています。
3 針板カバー
かまの掃除をするときに取り外します。
4 針板ふた/内かま
針板ふたを開けて、中の内かまにボビンをセットします。
5 送り歯
ぬう方向に布地を送ります。
6 押え
布地を押さえます。ぬい方に合った押えを取り付けてください。
7 押えホルダー
ここに押えを取り付けます。
8 押えホルダーのネジ
押えホルダーを固定します。( B-30 参照)
9 ボタン穴かがりレバー
ボタン穴かがりやかんどめをするときに使用します。
d
a
c
操作スイッチ
b
1 スタート/ストップスイッチ
ミシンをスタートまたは停止します。ぬい始めとスイッチを押 している間はゆっくりとぬいます。停止すると、針は下がった (布地に刺さった)状態で止まります。詳細は、 B-32 の「基
本のぬい方」で説明します。 スイッチはミシンの状態によって色が変わります。
緑: スタートできる状態のとき/縫製中 赤: スタートできない状態のとき 橙: 下糸を巻いているとき/下糸巻き軸が右側に入っ
ているとき
2 返しぬいスイッチ
返しぬいを行う直線またはジグザグ模様の場合、このスイッチ を押している間だけ低速で返しぬいをします(逆方向にぬいま す)。 そのほかの模様では、ぬい始めやぬい終わりの止めぬいをする ときに使います。このスイッチを押し続けると、同じ場所で 3
針重ねてぬって止まります。( B-36 参照)
3 止めぬいスイッチ
このスイッチを押すと1針ぬいを繰り返した後で、止めぬいし ます。( B-36 参照)
4 針上下スイッチ
このスイッチを押すと、針の位置が上下に切り換わります。繰 り返し押すと、 1 針ぬいができます。
5 糸切りスイッチ
ぬい終わった後にこのスイッチを押すと、上糸と下糸を切りま す。詳細は、 B-34 の「模様をぬう」の手順 ださい。
6 押え上下スイッチ
このスイッチを押すと、押えが下がり布地を押さえます。もう 一度押すと押えが上がります。
7 スピードコントロールレバー
このレバーを左右に動かして、ぬう速さを調節します。
B
ぬう前の準備
j を参照してく
糸を切った後に (糸切りスイッチ) を押さないでください。針が折れたり糸 がからんだりするおそれがあります。ま た、故障の原因になります。
基本機能編 B-3
Page 14
各部の名称とはたらき
お願い
操作パネルと操作キー
a
v
u
t
b
c
d
e
f g
h i
G 戻るキー
操作をキャンセルし、液晶画面の表示を1つ前に戻すときに押します。 文字模様、飾り模様の組み合わせの際は、最後に追加した模様 を削除するときに押します
H 文字模様キー *
文字模様を選択するときに押します。
I 飾り模様キー *
飾り模様を選択するときに押します。
J 実用模様キー *
実用模様を選択するときに押します。
K ダイレクト選択/模様呼び出しキー *
数字キーに割り当てられた実用模様をダイレクト選択するとき、 または記憶しておいた模様を呼び出すときに押します。
L 振り幅調節キー/設定画面ページ選択キー
模様の振り幅を調節するときや、設定画面で前後のページへ移 動するときに押します。
s
r
q
p
* 印のキーは、押すと点灯します。
1 液晶画面
選択した模様の設定値や、操作を誤ったときのエラーメッセー ジが表示されます。 詳細は、 B-9 の「液晶画面」を参照してください。
2 ピボットキー *
ミシンをピボットモードに設定するときに押します。
3 自動返しぬい/止めぬいキー *
自動返しぬい/止めぬいを設定するときに押します。
4 自動糸切りキー *
自動糸切りを設定するときに押します。
5 ぬい目の長さ調節キー/設定項目選択キー
ぬい目の長さを調節するときや、設定画面で設定する項目を選 択するときに押します。
6 糸調子キー/設定値選択キー
上糸調子を調節するときや、設定画面で設定値を選択するとき に押します。
7 設定キー
設定画面を表示するときや設定画面で次のページへ移動すると きに押します。
8 模様設定記憶キー
振り幅やぬい目の長さ、糸調子の設定を記憶させておくときに 押します。
9 左右反転キー
選択した模様を左右反転させるときに押します。
0 連続/単独ぬいキー
連続ぬいか単独ぬいかを選ぶときに押します。
A 模様の頭出しキー
停止時に押すと、縫製中の模様を先頭に戻すことができます。
B 針・押え交換キー
針や押えを交換するときなどに押します。ミシンが作動しない ように他のすべてのキーと操作スイッチがロックされます。
C 組み合わせ模様記憶キー
組み合わせた模様を記憶することができます。
D 模様設定リセットキー
選択した模様の設定を初期値に戻すときに押します。
E OK キー
選択した内容を確定したり、操作を実行するときに押します。
F 数字キー
使う頻度の高い 10 模様の中からひとつを選択するときに押します。 その他の模様を選ぶ際は、模様番号を入力するのに使います。
o
n
m
l
j
k
操作キーは静電容量式タッチセンサーです。指 で直接触れて操作してください。操作する人に よって反応が異なりますが、キーを押す強さに よって反応が変わるわけではありません。
操作キーは操作する人によって反応が異な りますので、感度設定を調節して使用して ください。( B-12 参照)
市販の静電容量式に対応したタッチペンを 使用する場合は、タッチペンの先が 8mm
以上のものを使用してください。先の細い タッチペン、特殊な形状のタッチペンは使 用しないでください。
補助テーブル
補助テーブルの中に付属品を収納することがで きます。図のようにふたを開いてください。
補助テーブルの付属品収納スペースの中には、押 え収納トレイが入っています。
1
1
2
1 補助テーブルの中の付属品収納スペース 2 押え収納トレイ
B-4
Page 15
各部の名称とはたらき
J
N
G
I
R
M
A
付属品
箱を開けたら、付属品が揃っていることを確認してください。不足しているときや破損しているとき は、お買い上げの販売店にお問い合わせください。
1. 2. 3. 4. 5. 6.
B
ぬう前の準備
ジグザグ押え< J > (ミシンに取り付けてあります)
7. 8. 9. 10. 11. 12.
ボタン穴かがり押え< A > ミシン針( HA × 1
13. 14. 15. 16. 17. 18.
はとめ穴パンチ ドライバー(大) L 型ネジ回し ネジ回し 補助糸たて棒 糸こま押え(大)
19. 20. 21. 22. 23. 24.
糸こま押え(中)<2個> (ひとつはミシンの糸たて棒 にセットされています)
25. 26. 27. 28. 29. 30.
模様ぬい押え< N たち目かがり押え< G 片押え< I まつりぬい押え< R ボタン付け押え< M
黄 # 11 (2本) 赤 # 14 (2本) 緑 # 16 (1本) ニット用・金 # 11 (1本)
糸こま押え(小) 糸こま押え(特殊) 糸こまネット フットコントローラー
2本針 #11 ボビン<4個>
(1つはミシンのかまにセッ トされています)
リッパー ミシンブラシ
(型式: MODEL T
ワイドテーブル
ニーリフター 付属品バッグ ハードケース マイイラスト用紙 取扱説明書 かんたん操作ガイド
31.
模様一覧
基本機能編 B-5
Page 16
各部の名称とはたらき
お知らせ
O
別売品
別売品・部品についてはお買い上げの販売店、または「お客様相談室(ミシン 119 番)」にお問い 合わせください。
1. 2. 3. 4. 5. 6.
オープントゥキルト押え < O > (モデル名: F061J
エコーキルト押え< E > (モデル名: XE0766-001
フリーモーションキルト押え < C > (モデル名: XE0765-001
ウォーキングフット (モデル名: F033
7. 8. 9. 10.
直線針板と直線押え (モデル名: SNP02AP
ボビン (モデル名: (モデル名:
B051(5 B101(10
個入り))
個入り))
糸立てスタンド (モデル名: TS7AP
マルチ機能フット コントローラー (モデル名: MFFC2AP
仕様は予告なしに変更する場合がありますので、あらかじめご了承ください。
ガイド付きピーシング押え (モデル名: F057
キルター (モデル名: F016N
B-6
Page 17
電源の入れ方
警告
注意
電源の入れ方
B
一般家庭用電源 AC100V の電源以外では、絶対に使用しないでください。火災・感電・故障の原 因となります。
次のようなときは電源スイッチを切り、電源プラグを抜いてください。火災・感電・故障の原因と なります。
ミシンのそばを離れるとき
ミシンを使用したあと
使用中に停電したとき
接触不良、断線などで正常に動作しないとき
雷が鳴りはじめたとき
電源プラグは根元まで確実に差し込んでください。差し込みが不完全ですと、感電や発熱による火 災の原因となります。傷んだプラグ・ゆるんだコンセントは使用しないでください。
延長コードや分岐コンセントを使用した、たこ足配線はしないでください。火災・感電の原因とな ります。
濡れた手で電源プラグを抜き差ししないでください。感電の原因となります。
電源プラグを抜くときはまず電源スイッチを切り、必ずプラグの部分を持って抜いてください。電
源コードを引っ張って抜くとコードが傷つき、火災・感電の原因となります。
電源コードを傷つけたり、破損したり、加工したり、無理に曲げたり、引っ張ったり、ねじったり、 たばねたりしないでください。また、重い物を載せたり、加熱したりすると電源コードが破損し、火 災・感電の原因となります。電源コードまたは電源プラグが破損したときはミシンの使用をやめて、 お買い上げの販売店または「お客様相談室(ミシン 119 番)」にご連絡ください。
長期間使用しないときは、必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。火災の原因となりま す。
ぬう前の準備
基本機能編 B-7
Page 18
電源の入れ方
お願い
お知らせ
4
2
3
1
電源を入れる
電源スイッチが「切」になっている
a
(「 」側を押してある)ことを確認しま す。
電源コードを引き出し、電源プラグを家庭
b
用電源コンセント( AC100V )に差し込 みます。
1 電源コード 2 電源プラグ 3 赤い印 4 電源スイッチ
電源を切る
ミシンを使い終わったら、電源を切ります。ま た、ミシンを移動するときは、必ず電源を切っ てから移動してください。
ミシンが動いていないことを確認します。
a
ミシン本体右側面の電源スイッチの左側
b
側)を押して「切」にします。
電源プラグをコンセントから抜きます。
c
電源プラグを持って抜いてください。
電源コードを少し引っ張って手を離し、収
d
納します。
ミシンを初めて使うとき
電源コードは、赤い印以上引き出さないで ください。
ミシン本体右側面の電源スイッチの右側
c
( I 側)を押して「入」にします。
電源が入り、ライトと液晶画面、スタート/スト
ップスイッチが点灯します。
電源が入ると針や送り歯が動く音がします が、故障ではありません。
縫製中に電源が切れると、再度電源を入れ なおしても、ミシンは縫製の中断点を記憶 していません。もう一度初めから縫製の手 順を行ってください。
初めて本機の電源を入れたときは、液晶画面に 表示する言語を設定します。設定画面が自動で 表示されますので、以下の手順に従って設定し てください。
を押して、言語を選択します。
a
を押します。
b
B-8
Page 19
液晶画面
5 6
3
1
7
2
8 9 0
4
液晶画面
液晶画面の見方
電源を入れると、液晶画面が点灯し、以下のような画面が表示されます。 表示されている内容を変更するには、画面の下にある操作キーを使います。
No.
表示 名称 はたらき 参照ページ
1
2 ­3
4 ­5
6
7
8
9
0
押え表示 選択中の模様に対し、使用する押えを表示します。
* 片押え< I >やキルト押えなど、液晶画面に表示されない押えもあります。
模様イメージ 選択中の模様イメージを表示します。 模様カテゴリー表示 選択中の模様カテゴリーを表示します。
:実用ダイレクト選択模様
:実用模様
:飾り模様(カテゴリー1)
:飾り模様(カテゴリー2)
:飾り模様(カテゴリー3)
:文字模様(ゴシック体)
:文字模様(筆記体)
:文字模様(アウトライン文字)
:文字模様(キリル文字)
:文字模様(ひらがな/カタカナ/数字/漢字)
模様番号表示 選択中の模様番号を表示します。 針位置設定表示 1本針と2本針のどちらに設定されているかを表示します。針位置が上下ど
ちらに設定されているかも表示します。
:1本針/針位置下
:1本針/針位置上
:2本針/針位置下
:2本針/針位置上
連続/単独ぬい設定表示 単独ぬいと連続ぬいのどちらに設定されているかを表示します。
: 単独ぬい
: 連続ぬい
左右反転設定表示 模様が左右反転されているときに表示されます。
振り幅設定表示 選択中の模様に設定されている振り幅を表示します。
ぬい目の長さ設定表示 選択中の模様に設定されているぬい目の長さを表示します。
糸調子設定表示 選択中の模様に設定されている糸調子を表示します。
B
ぬう前の準備
B-29
B-33
B-32
B-46
B-10
D-5
B-41
B-38
B-38
B-39
基本機能編 B-9
Page 20
液晶画面
お知らせ
3
2
4
5
8
1
6
7
9
1
2
3
4
5
6
7
8
設定画面
を押すと、設定画面が表示され、ミシンのさまざまな設定を変更することができます。
B-10
1
設定画面を表示するときに押します。また、再度 を押すと、設定画面の次のページに移動します。
2 現在表示しているページ数と総ページ数を示します。 3 選択している設定項目が反転表示されます。 4 設定項目の値(設定状態)が表示されます。 5 設定画面のページを移動させるときは、 または を押します。
6 次の設定項目に移動するときは、 (下矢印)を押します。
7 前の設定項目に移動するには、 (上矢印)を押します。
8 選択した設定項目の値を変更するときは、 (左矢印)または (右矢印)を押します。
9 設定が終わったら を押します。元の画面に戻ります。
変更した設定は、電源を切ってもミシンに記憶されています。
1 模様全体が画面に表示しきれない場合に、模様を確認するのに使用します。(「文字・飾りぬい編」の「模様を
確認する」参照)
2 ミシンが停止したときの針位置(上/下)を選択します。 3 2本針を使用するときに「 ON 」に設定します。( B-23 の「2本針を使用する」参照) 4 この設定を「 ON 」にすると、スピードコントロールレバーがジグザグの振り幅調節レバーに切り替わります。
(「実用ぬい編」の「振り幅コントロールを使用したサテンぬい」参照)
5 電源を入れたときに自動的に選択される模様として、「1 直線(左基線)」または「3 直線(中基線)」を選択し
ます。
6 7mm サテンステッチの模様を選択しているときに、模様の長さを変更します。(「文字・飾りぬい編」の「模様
の長さを変える」参照)
Page 21
液晶画面
お知らせ
9
0
A
B
C
D
E
F
G
H
I
J
K
L
M
N
7 大型サテンステッチの模様を選択しているときに、糸の密度を変更します。(「文字・飾りぬい編」の「模様の
密度を変える」参照)
8 文字模様の文字間を変更します。(「文字・飾りぬい編」の「文字間を変更する」参照)
9 模様の大きさを変更します。(「文字・飾りぬい編」の「模様の大きさを変える」」参照) 0 模様をたて方向に調整します。(「文字・飾りぬい編」の「模様の調整をする」参照) A 模様をよこ方向に調整します。(「文字・飾りぬい編」の「模様の調整をする」参照)
B 押え圧を調節します。数字が大きいほど押え圧は強くなります。( B-42 の「押え圧を調節する」参照) C 押えが上がった状態の、押えの高さを調節します。 D この設定を「 ON 」にすると、センサーが布地の厚さを自動的に読み取って、スムーズに布送りすることができ
ます。( B-42 の「自動押え圧補正」参照)
E フリーモーションモードでぬうときに「 ON 」にします。 F フリーモーションモードに設定したときの、押えの高さを設定します。
ぬう」参照)
G ピボット機能を有効にしたときの、縫製停止時の押えの高さを変更します。( B-43 の「ピボット」参照)
*1
このモードを使用するためには別売の押え(オープントゥキルト押え<O>、フリーモーションキルト押え<C>、
E
またはエコーキルト押え<
>)が必要です。
*1
B-44 の「フリーモーションモードでぬう」参照)
*1
B-44 の「フリーモーションモードで
B
ぬう前の準備
H 操作音の ON/OFF を選択します。(「付録」の「電子音」参照) I ミシンのライトの ON/OFF を選択します。 J 液晶画面の明るさを調節します。 K この設定を「 ON 」にして止めぬいをする模様をぬうと、ぬい始め/ぬい終わりに、返しぬいスイッチを押して
も止めぬいをします。( B-36 の「自動で返しぬい/止めぬいをする」参照)
L 操作キーの感度を調節します。( B-12 の「操作キーの感度を調節する」参照) M 液晶画面に表示される言語を設定します。( B-12 の「表示言語を設定する」参照) N ミシンにインストールされているプログラムのバージョンです。
元の画面に戻るには、 または を押します。
基本機能編 B-11
Page 22
液晶画面
1
お知らせ
表示言語を設定する
a
b
c
d
を押して、設定画面の8ページを表示し
ます。
を押して、 (言語設定)を選択
します。
を押して、言語を選択します。
を押して、元の画面に戻ります。
b
択します。
を押して、感度を調節します。
を押して、 (キーの感度)を選
c
数値が低いほど感度は低くなり、数値が高いほど 感度は高くなります。初期設定値は、3です。
市販の静電容量式に対応したタッチペンを 使用する場合は、感度を最高に設定するこ とをお勧めします。
操作キーを押してもミシンが動かな
操作キーの感度を調節する
操作キーの感度は、5段階から選択することが できます。設定画面で、使いやすい感度を選択 してください。
いときは
(糸切りスイッチ)を押しながらミシンの電源
を入れてください。キーの感度の設定がリセット されます。その後、設定の画面で、感度の調節を してください。
a
B-12
1 操作キー
を押して、設定画面の8ページを表示し
ます。
Page 23
下糸の準備
注意
お知らせ
2
1
1
2
付属のボビンは本機純正品です。純正ボ ビンをご使用ください。純正品以外の付 属品使用による故障は、保証期間中でも 有償修理となります。
純正品以外のものすべてが必ず不具
合を起こすわけではありません。
* プラスチック製
1 純正品 2 厚みの違うボビン
3 11.5mm
ボビンのミゾと下糸巻き軸のバネの位置を
b
合わせて、ボビンを下糸巻き軸にカチッと はまるまで差し込みます。
1 ミゾ 2 下糸巻き軸のバネ
ボビンを右側へカチッと音がするまで押し
c
ます。
下糸の準備
B
ぬう前の準備
フットコントローラーが接続されている場 合は、下糸巻きのスタートとストップはフ ットコントローラーで操作します。フット コントローラーの使い方については、 B-35
の「フットコントローラーを使う」を参照 してください。
下糸を巻く
下糸用の糸をボビンに巻きます。
上ふたを開けます。
a
糸たて棒を起こし、糸たて棒から糸こま押
d
えを抜きます。
1 糸たて棒 2 糸こま押え
下糸用の糸こまを糸たて棒に差し込みます。
e
糸が手前から出るように差し込みます。
糸こまを正しい向きにセットしないと、糸が糸た て棒にからまるおそれがあります。
基本機能編 B-13
Page 24
下糸の準備
注意
お知らせ
糸こま押えを糸たて棒に差し込み、糸たて
f
棒を元の平行の位置に戻します。
糸こま押えの丸みをおびている面を外側にして、奥 までしっかりと差し込みます。
下図のような糸こまを使用するときは、糸こ ま押え(小)を使用し、糸こま押えと糸こま との間に少しすきまを残してください。
糸こまや糸こま押えが正しくセットされ ていないと、糸たて棒に糸がからまり、 糸切れや針折れの原因となります。
糸こま押え(大)(中)(小)は糸こま の大きさに合わせて使用してください。 糸こまより小さい糸こま押えを使用する と、糸こまの切り欠きなどに糸が引っか かり、故障の原因となります。 また、使用する糸こまによっては、糸こ ま押え(特殊)を使用します。
c
a
1 糸こま押え(小) 2 糸こま 3 すきま
b
ナイロン透明糸やメタリック糸などの張り が強い糸を使用する場合は、付属の糸こま ネットを糸こまに付けてから糸たて棒にセ ットしてください。ネットが長い場合は、 糸こまの大きさに合わせて折って使用しま す。
1
3
2
4
1 糸こまネット 2 糸こま 3 糸こま押え 4 糸たて棒
高さ 75mm 、芯の直径が 12mm の糸こまを 使用する場合は、付属の糸こま押え(特殊)
を使用してください。
1 糸こま押え(特殊) 2 12mm 3 75mm
B-14
Page 25
下糸の準備
お願い
お願い
注意
お知らせ
糸を糸案内カバーの奥から手前へかけます。
g
引き出した糸がたるまないように右手で糸を 持ち、左手で糸案内カバーにかけます。
1
1 糸案内カバー
糸案内板の下から上へ糸をかけます。
h
糸を時計まわりに 5 ~ 6 回ボビンに巻きつ
j
けます。 引き出した糸がたるまないように左手で糸 を持ち、右手で糸端をボビンに巻きつけま す。
糸は、必ずピンと張った状態にしてください。
糸は、必ず時計回りに巻いてください。逆
方向に巻くと、下糸巻き軸に糸が巻きつく ことがあります。
糸端をボビン受け座のガイドミゾに引っか
k
けて右へ引き、カッターで糸を切ります。
B
ぬう前の準備
1
1 糸案内板
下糸巻き案内の凸部の下から糸をかけて、
i
皿の下に通します。
12
3
1 下糸巻き案内 2 3 しっかり奥まで入れるようにひっぱります。
1
1 ガイドミゾ(カッター付)
必ずガイドミゾのカッターで糸を切って ください。正しく糸を切らずに下糸を巻 くと、糸量が少なくなったときにボビン に糸がからまり、針が折れたり曲がった りするおそれがあります。
スピードコントロールレバーを右側(はや
l
く)へ動かします。
1
1 スピードコントロールレバー
糸を巻くスピードは、糸によって異なりま す。
糸が皿の下を確実に通っていることを確認 してください。
電源を入れます。
m
基本機能編 B-15
Page 26
下糸の準備
注意
お知らせ
1
お知らせ
お知らせ
注意
スタート/ストップスイッチを1回押して、
n
下糸巻きをスタートします。 フットコントローラーを接続している場合 は、フットコントローラーを踏み込みます。
1 スタート/ストップスイッチ
ボビンの回転がゆっくりになったら、スタ
o
ート/ストップスイッチを 1 回押して、下 糸巻きをストップします。 フットコントローラーを接続している場合 は、フットコントローラーから足を離しま す。
糸こまを糸たて棒から外します。
s
下糸を巻いた後にミシンをスタートさせた りプーリーを回したりすると、ガチャッと いう音がすることがありますが、故障では ありません。
下糸をセットする
下糸を巻いたボビンをかまにセットします。 ボビンをかまに入れ、針板カバーのミゾにそっ
て糸を通してセットするだけで、すぐにぬい始 めることができます(下糸を引き出す必要はあ りません)。
ギャザーなどをぬうとき、フリーモーショ ンキルト * をするときは、あらかじめ下糸
を引き出しておきます。詳細は、 B-23 の「 下糸を引き出す」を参照してください。
* フリーモーションキルトをする場合は、別
売の押えが必要です。
ボビンの回転がゆっくりになったら、必 ず下糸巻きをストップさせてください。 無理に続けると故障の原因となります。
巻き終わりの糸をはさみで切ります。
p
ボビンを左側へ戻し、下糸巻き軸からボビ
q
ンを抜きます。
必ず正しく巻かれた下糸を使用してくだ さい。巻き方が悪い下糸を使用すると、 針折れや糸調子不良の原因となります。
下糸をセットするときや交換するときは、 必ず操作パネルの (針・押え交換キー)
を押してください。 が押されていない状 態でスタート/ストップスイッチまたは他
のスイッチを押すと、ミシンが作動してけ がをするおそれがあります。
押えレバーで押えを下げます。
a
r
B-16
ボビンが右側になっている状態では、針が 動かず、縫製ができません。
スピードコントローラーを元の位置に戻し ます。
1
1 押えレバー
Page 27
下糸の準備
2
1
注意
お知らせ
ツメ
① 右手で軽くボビンを 押さえながら、
② 左手で針板カバーのツメに糸をかけます。
② ツメに糸をかけたあと
ミゾにそって糸を通し、
③ 左上で糸を軽くひっぱります。
① 右手で軽くボビンを
押さえたまま、
b
押して、針を上げます。
を押します。
(針上下スイッチ)を1回または2回
c
押えが上がった状態で を押すと、エラーメッ セージが表示されます。押えを下げてください。
画面が以下のように変わり、 以外の操作キー
と操作スイッチがすべてロックされます。
押えレバーを上げます。
d
針板ふたの横のつまみを右側へスライドさ
e
せます。
右手でボビンを軽く押さえながら(①)、左
h
手で巻き終わりの糸を針板カバーのツメに かけます(②)。
ボビンは必ず指で押さえ、正しい方向から 糸が出るようにセットしてください。 万一、ボビンを逆の方向にセットすると、 針折れや糸調子不良の原因となります。
B
ぬう前の準備
1 針板ふた 2 つまみ
針板ふたを取り外します。
f
糸が左巻きになるように右手でボビンを持
g
ち、左手で糸端を持ちます。そのまま、右 手でボビンをかまに入れます。
ボビンのセットのしかたは、針板カバーに も表示されています。必ず、表示されてい るとおりに糸を通してください。
右手でボビンを軽く押さえたまま(①)、
i
ツメにかけた糸を針板カバーのミゾにそっ て通し(②)、左上で糸を軽くひっぱりま す(③)。
内かまの板バネに糸が入ります。
基本機能編 B-17
Page 28
下糸の準備
お知らせ
③ カッターで糸
を切ります。
② 残りのミゾに
糸を通し、
① ボビンを軽く押さえ
たまま、
右手でボビンを軽く押さえたまま(①)、左手
j
で残りのミゾに糸を通します(②)。最後に手 前に引いてカッターで糸を切ります(③)。
針板ふたを元に戻します。
k
針板ふたのタブを針板カバーに差し込んでから、針 板ふたの右側を上から押して取り付けます。
下糸のセットが完了します。
次に、上糸を通します。引き続き B-19 の「上糸通 し」を参照してください。
下糸を引き出さずにぬい始めることができ ます。下糸を引き出してからぬう場合は、 B-23 の「下糸を引き出す」を参照してくだ
さい。
を押して、すべてのキーとスイッチの
l
ロックを解除します。
B-18
Page 29
上糸通し
注意
お願い
1
1
電源を入れます。
a
上糸通し
B
糸こま押え(大)(中)(小)は糸こま の大きさに合わせて使用してください。 糸こまより小さい糸こま押えを使用する と、糸こまの切り欠きなどに糸が引っか かり、故障の原因となります。 また、使用する糸こまによっては、糸こ ま押え(特殊)を使用します。 適切な糸こま押えの選び方については、
B-14 を参照してください。
上糸は、手順に従って正しく通してくだ
さい。上糸を正しく通していない場合、 糸がからんで針が折れたり曲がったりす るおそれがあります。
•20番以下の太い糸は使用しないでくだ さい。故障の原因となります。
針と糸は、 B-26 の「布地と糸の種類に よる針の使い分け」を参照して、適切な
組み合わせでお使いください。
押えレバーで押えを上げます。
b
1 押えレバー
シャッターが開いて、糸通しできるようになりま
す。
押えを上げてください。押えが下がった状 態で上糸を通すことはできません。
c
(針上下スイッチ)を1回または2回
押して、針を上げます。
ぬう前の準備
上糸を通す
1 針上下スイッチ
基本機能編 B-19
Page 30
上糸通し
注意
1
2
1
お願い
糸たて棒を起こし、糸たて棒から糸こま押
d
えを抜きます。
1 糸たて棒 2 糸こま押え
上糸用の糸こまを糸たて棒に差し込みます。
e
糸が手前から出るように差し込みます。
糸案内板の下から上へ糸をかけます。
h
1 糸案内板
矢印のように、ミゾにそって糸を通します。
i
引き出した糸をたるまないように右手で持 ち、左手で糸を通します。
糸こまや糸こま押えが正しくセットされ ていないと、糸たて棒に糸がからまり、 糸切れや針折れの原因となります。
糸こま押えを糸たて棒に差し込み、糸たて
f
棒を元の平行の位置に戻します。
糸こま押えの丸みをおびている面を外側にして、奥 までしっかりと差し込みます。
糸を糸案内カバーの奥から手前へかけます。
g
引き出した糸がたるまないように右手で糸 を持ち、左手で糸案内カバーにかけます。
1 糸案内カバー
押えを上げるとシャッターが開きます。上糸 を通すときや通した上糸を外すときは、必ず 押えを上げてください。
このミシンには、てんびんの位置を確認す る窓があります。てんびん確認窓から、糸 が確実にてんびんに通っていることを確認 してください。
押えを下げます。
j
を押します。
k
押えが上がった状態で を押すと、エラーメッ セージが表示されます。押えを下げてください。
画面が以下のように変わり、 以外の操作キー
と操作スイッチがすべてロックされます。
B-20
Page 31
上糸通し
お知らせ
1
1
2
2
1
お願い
1
針棒糸かけに糸をかけます。
l
左手で糸を押さえ、右手で糸端を持ってかけます。
1 針棒糸かけ
押えレバーを上げます。
m
針に糸を通す
糸通し装置は、 11 16 番のミシン針のみ に使用できます。
別売りのウィングニードルを取り付けている ときは、糸通し装置は使用できません。
ナイロン透明糸や特殊な糸を使用するとき は、糸通し装置は使用できません。
糸通し装置が使用できない場合は、 B-22 の 「手で針に糸を通すとき」を参照してくださ
い。
ミシン本体左側面の糸切りで糸を切ります。
b
1
B
ぬう前の準備
1 糸切り
糸切りで糸がうまく切れないときは、押え を下げてから切ってください。糸が固定さ れて切りやすくなります。糸を切った後は
d に進んでください。
メタリック糸など、糸こまからほどけやす い糸を使用する場合、糸切りで糸を切ると 糸通しができないことがあります。このよ うなときは、糸案内皿( 7 のしるし)に糸
をかけた後、糸切りを使用せずに、糸を 8cm 以上引き出してください。
1
糸を左へ引いて、糸ガイドのミゾに通し
a
1 )、糸案内皿(7のしるし)に糸を かけます( 2 )。
糸が糸ガイドのミゾを確実に通っていることを 確認してください。
1 糸ガイドのミゾ 2 糸案内皿
1 8cm 以上
押えレバーで押えを下げます。
c
1 押えレバー
基本機能編 B-21
Page 32
上糸通し
お願い
注意
注意
ミシン本体左側面の糸通しレバーをガチャ
d
と音がするまで下げ、ゆっくりと元へ戻し ます。
1 フック 2 糸通しレバー
フックが回転し、針穴に糸が通ります。
針が一番上の位置にないと、糸通し装置が 正常に作動しません。一番上の位置にない ときは、プーリーを手前に回し、一番上ま で上げてください。針が確実に上がってい るときは、プーリーのしるしが上になりま す。 B-19 の手順
c を参照してください。
針穴を通った糸をゆっくり引っ張ります。
e
針穴を通った糸が輪になった場合は、輪をゆっくり 引っ張り、針穴から糸を引き出します。
手で針に糸を通すとき
糸通し装置が使用できないナイロン透明糸や特 殊な糸、別売のウィングニードルなどを使用す るときは、次の手順で針に糸を通します。
針棒糸かけまで上糸を通します。
a
詳細は、 B-19 の「上糸通し」を参照してくださ い。
押えレバーを下げます。
b
1
1 押えレバー
手で糸を持ち、針穴の手前から後ろへ糸を
c
通します。
糸の輪を針穴から引き出すときは、ゆっ くり引き出してください。強く引くと、 針折れの原因となります。
押えを上げ、上糸を押えの穴から押えの下に
f
通して、後ろ側へ 5cm ほど引き出します。
1
1 5cm
を押して、すべてのキーとスイッチの
g
ロックを解除します。
手で針に糸を通すときは、必ず操作パネル の (針・押え交換キー)を押してくだ
さい。 が押されていない状態でスター ト/ストップスイッチまたは他のスイッチ
を押すと、ミシンが作動してけがをするお それがあります。
押えを上げ、上糸を押えの穴から押えの下に
d
通して、後ろ側へ 5cm ほど引き出します。
を押して、すべてのキーとスイッチのロ
e
ックを解除します。
B-22
Page 33
下糸を引き出す
注意
ギャザーなどをぬうとき、フリーモーションキル トをするときは、あらかじめ下糸を引き出してお きます。
上糸を押えの穴から押えの下に通して、下糸
f
とそろえて押えの下から後ろ側へ 10cm ほど 引き出します。
上糸通し
B
B-19の「上糸を通す」を参照して、針に糸
a
を通します。
B-16 の「下糸をセットする」のe g
b
参照して、ボビンをかまに入れます。
引き出した糸をミゾにそって途中まで通し
c
ます。
カッターで糸を切らないでください。
左手で上糸の端を軽く持ち、 (針上下
d
スイッチ)を 2 回押して、針を上げます。
ぬう前の準備
針板ふたを元に戻します。
g
針板ふたのタブを針板カバーに差し込んでから、針 板ふたの右側を上から押して取り付けます。
2本針を使用する
2 本針を使用すると、 2 色の上糸で同じ模様を ぬうことができます。上糸は同質で同じ太さの
ものを用意します。必ず2本針、補助糸たて棒と 適切な糸こま押えを使用してください。
2本針でぬえる模様については、 B-46 の「ぬい 方早見表」を参照してください。
下糸が針板から輪になって引き出されます。
上糸をゆっくりと上へ引き、下糸の糸端を
e
引き出します。
•2本針は、ブラザー専用 2 本針を使用し
てください。
他の針を使用すると、針折れや故障の原
因となります。曲がった針は絶対に使用 しないでください。針折れの原因となり ます。
糸通し装置を使用して 2 本針に上糸を通
すことはできません。無理に使用すると 故障の原因となります。
2 本針を取り付けます。
a
詳細は、 B-27 の「針の交換」を参照してくださ い。
基本機能編 B-23
Page 34
上糸通し
注意
1
注意
1 本目の上糸を針棒糸かけに通します。
b
詳細は、 B-19 の「上糸を通す」の a l
参照してください。
1 本目の上糸を手で左側の針に通します。
c
針穴の手前から後ろへ糸を通します。
針に糸を通すときは、必ず操作パネルの (針・押え交換キー)を押してくださ
い。 が押されていない状態でスタート /ストップスイッチまたは他のスイッチを
押すと、ミシンが作動してけがをするおそ れがあります。
補助糸たて棒を下糸巻き軸に差し込みます。
d
下糸巻き軸に対して垂直になるように差し込みます。
2 本目の上糸の糸こまと糸こま押えを補助
f
糸たて棒に差し込みます。
糸が奥から出るように差し込みます。
12
1 糸こま押え 2 糸こま
1本目の上糸と同様に、2本目の上糸を通し
g
ます。
1
1 糸案内カバー
詳細は、 B-19 の「上糸を通す」の g i
参照してください。
針棒糸かけにかけずに、 2 本目の上糸を手
h
で右側の針に通します。
1 下糸巻き軸
補助糸たて棒を左側へ倒します。
e
針穴の手前から奥へ通します。
糸通し装置を使用して 2 本針に上糸を通すこと はできません。無理に使用すると故障の原因と
なります。
ジグザグ押え< J >を取り付けます。
i
押えの交換については、 B-29 の「押えを交換す る」を参照してください。
•2本針を使用するときは、必ずジグザグ 押え< J >を使用してください。ぬい目 がつまるようなら、< N >押えを使用す るか、別売の接着芯をつけてぬってくだ
さい。
B-24
Page 35
上糸通し
注意
注意
お願い
注意
電源を入れて、模様を選択します。
j
模様の選択については、 B-34 の「模様をぬう」 を参照してください。
2本針を使用できる模様については、 B-46 の 「ぬい方早見表」を参照してください。
•2本針を使用するときは、必ず 2 本針が 使用できる模様を選択してください。 2 本針が使用できない模様を選択すると、
針折れや故障の原因となります。
を押して、設定画面を表示します。
k
(2本針)を「 ON 」に設定します。
l
ミシンをスタートさせます。
n
詳細は、 B-32 の「基本のぬい方」を参照してく ださい。
同じ模様が2本ぬわれます。
B
ぬう前の準備
ぬう方向を変えるときは、 (針上下スイ ッチ)を押して針を布地から抜いてから、 押えを上げて布地を回転させてください
布地に 2 本針が刺さったまま布地を回転 させると、針折れや故障の原因となりま
す。
m
を押します。
•2本針を使用するときは、必ず 2 本針の 設定をしてください。設定せずに 2 本針 を使用すると、針折れや故障の原因とな
ります。
基本機能編 B-25
Page 36
布地と糸の種類による針の使い分け
注意
布地と糸の種類による針の使い分け
このミシンで使用できる針:家庭用ミシン針(
このミシンで使用できる糸: 30 90 番  * 20 番以下の太い糸は使用しないでください。故障の原因となります。
布地により、ミシン針や糸を使い分けます。次の表を参考にして、布地に適した糸と針を選択してください。
- 表は目安です。必ず試しぬいをしてください。使用する布地を、実際にぬう枚数分重ねてぬってください。
- ミシン針は消耗品です。美しい仕上がりと安全のために、折れる前の早めの針交換をおすすめします。
針交換の目安は B-27 の「正しい針の見分け方」を参照してください。
HA×1
シリーズの太さ9~16番)  例)
HA×1、HA×1SP
など
* 基本として、薄い布地には細い針と細い糸、厚い布
地には太い針と太い糸を使用します。
* 薄い布地をぬうときはぬい目を細かく、厚い布地を
ぬうときは粗くします。( B-38
布地の特徴・種類
薄地
普通地 ブロード、タフタ、ギャバジン、フラノ、
厚地
のびる布地 (ニット素材 など)
ステッチをかける場合
*
20
番以下の太い糸(ステッチ糸)を使用しないでください。
糸通し装置の故障や、針折れの原因となります。
ローン、ジョーゼット、ポーラ、オー ガンジー、シフォン、ボイル、ガーゼ、 チュール、綿サテン、裏地 など 
サッカー、ダブルガーゼ、リネン(麻 布)、ちりめん、タオル地、ワッフル、 シーチング、ポプリン、シャンブレー、 ダンガリー、サテン、サージ など
デニム( 12 オンス以上)、帆布 など
デニム(12オンス以上)、帆布、ツィー ド、コーデュロイ、ベロア、キルティン
グ、メルトン、モッサ、ビニールコーテ ィング地
ジャージー、トリコット、 T シャツ地、 フリース、スムース など
など
数字が小さいほど
太い糸です。
細い←
90~60~30
ミシン糸
種類 太さ
ポリエステル糸
綿糸、絹糸
ポリエステル糸
綿糸、絹糸
ポリエステル糸、
綿糸
ポリエステル糸
綿糸、絹糸
ニット用糸
ポリエステル糸
数字が大きいほど
太い針です。
→太い
60 90
50 80
60 90
50 60
30 50
50 60 11 14
細い← 9~11~14~
針の太さ
9 11
11 14
30 16
60
50
30
14 16
ニット用針(金)
11 14
14 16
16
布地に適した模様を選 択し、ぬい目の長さを
→太い
調節してください。
ぬい目の長さ
細かいぬい目
1.8 2.5
普通のぬい目
2.0 3.0
粗いぬい目
2.5 4.0
布地の厚みに応じて設定
*
伸びる布地に適した模様の 選択をおすすめします。
(「伸びる布地をぬう」 (
S-5
布地の厚みに応じて
mm
))
設定
ナイロン透明糸
布地や糸にかかわらず
14 ~ 16
番の針を使用します。
文字模様・飾り模様をぬうとき(針・糸)
針は、薄地・普通地・伸びる布地のときは、ニット用針(金色)11番、厚地のときは家庭用ミシン針14番 を使用します。糸は
布地と糸と針の組み合わせは、上記に従ってください。組み合わせが適切でない場合、ぬい目がふ ぞろいになり、ぬいじわや目とびの原因になります。特に、厚い布地(デニムなど)を 細い針( 9 11 番)でぬうと、針が折れたり、曲がったりするおそれがあります。
B-26
50~60
番を使用します。
Page 37
針の交換
注意
お願い
1
2
c
d
お願い
注意
針の交換
針は必ず家庭用ミシン針( HA × 1 )を
使用してください。そのほかの針を使用 すると、針が曲がったり、ミシンが故障 する原因となります。
曲がった針は絶対に使用しないでくださ
い。けがをするおそれがあります。
正しい針の見分け方
針を使用する前に、針の平らな面を平らな板など に合わせて確認し、すき間が平行にならない針は 使用しないでください。
1 平らな面 2 針の種類の刻印 3 平らな板 4 平行 5 平行でない
針の交換
「正しい針の見分け方」で確認した正しい針と、 付属のドライバーを用意します。
a
b
c
d
(針上下スイッチ)を1 回または2 回押
して、針を上げます。
押えの下に布または紙を置いて、針板の穴 をふさぎます。
針を交換する前に、押えの下に布や紙を置 いて、針が針板の穴から下へ落ちないよう にしてください。
押えを下げます。
を押します。
押えが上がった状態で を押すと、エラーメッ セージが表示されます。押えを下げてください。
画面が以下のように変わり、 以外の操作キー
と操作スイッチがすべてロックされます。
B
ぬう前の準備
e
針は消耗品です。次の事例にあてはまると きは、針を交換して下さい。
- 針が布地に刺さる際に通常と異なる音(
パツパツやバスッバスッなど)が出ると き(針先が折れていたりつぶれていたり する可能性があります。)
- 目とびが起きるとき(針が曲がっている
可能性があります。)
- 目安として、洋服などを 1 作品ぬい終え
たとき
針は、必ず操作パネルの (針・押え交 換キー)を押してから交換してください。
が押されていない状態でスタート/ス
トップスイッチまたは他のスイッチを押す と、ミシンが作動してけがをするおそれが あります。
付属のドライバー(大)で針のとめネジを
e
ゆるめ、針を抜きます。 左手で針を持ち、右手でドライバーを手前 (時計と反対回り)に回します。
針のとめネジは、 L 型ネジ回し(またはネジ回し) でも回すことができます。
1 ドライバー(大) 2 針のとめネジ
2
1
基本機能編 B-27
Page 38
針の交換
注意
とめネジをしめたりゆるめたりするときに、無理 に力を加えないでください。故障の原因となりま す。
平らな面が後ろ側になるように、新しい針を
f
針棒に差し込みます。 針が針棒のストッパーに当たるまで差し込み ます。
1
1 針棒のストッパー
針のとめネジをしめます。
g
左手で針を支え、右手でドライバーを奥側(時計回り) に回します。
針は必ずストッパーに当たるまで差し込 み、付属のドライバーでとめネジを確実 にしめてください。針が正しく取り付け られていないと、針折れや故障の原因と なります。
を押して、すべてのキーとスイッチのロ
h
ックを解除します。
B-28
Page 39
押えの交換
注意
注意
a
b
2
3
4
1
押えホルダーの後ろ側の黒いボタンを押し
e
ます。
押えの交換
B
模様に適した押えを使用してください。
誤った押えを使用すると、針が押えに当 たり、折れたり曲がったりするおそれが あります。
押えは純正品を使用してください。純正
品以外の付属品使用による故障は、保証 期間中でも有償修理となります。
純正品以外のものすべてが必ず不具
合を起こすわけではありません。
押えを交換する
a
b
c
(針上下スイッチ)を1 回または2 回押
して、針を上げます。
押えレバーを下げます。
を押します。
押えが上がった状態で を押すと、エラーメッ セージが表示されます。押えを下げてください。
画面が以下のように変わり、 以外の操作キー
と操作スイッチがすべてロックされます。
1 黒いボタン 2 押えホルダー
取り付ける押えのピンと押えホルダーのミ
f
ゾが合う位置に押えを置きます。
1
2
3
1 押えホルダー 2 ミゾ 3 ピン 4 押え記号
J
ぬう前の準備
4
押えは、必ず操作パネルの (針・押 え交換キー)を押してから交換してくだ さい。 が押されていない状態でスタ ート/ストップスイッチまたは他のスイ
ッチを押すと、ミシンが作動してけがを するおそれがあります。
押えレバーを上げます。
d
押えレバーをゆっくり下げて、押えホルダ
g
ーのミゾを押えのピンにはめます。
1 押えレバー 2 押えホルダー 3 ミゾ 4 ピン
押えが押えホルダーに取り付けられます。
基本機能編 B-29
Page 40
押えの交換
お願い
1
13
2
押えレバーを上げて、押えが確実に取り付
h
けられていることを確認します。
押えホルダーを取り外す/取り 付ける
お手入れをするとき、また、別売のウォーキン グフットやキルト押えなど、押えホルダーを使 わない押えを使用するときは、押えホルダーを 取り外します。付属のドライバー(大)を用意し ます。
1 押えレバー
を押して、すべてのキーとスイッチの
i
ロックを解除します。
模様を選択すると、使用する押えが液晶画 面に表示されます。ぬい始める前に押えを 確認してください。他の押えが取り付けられ ている場合は、正しい押えを取り付けてくだ さい。
ジグザグ押え< J >
模様ぬい押え< N >
たち目かがり押え< G >
押えホルダーを取り外すとき
押えを取り外します。
a
詳細は、 B-29 の「押えを交換する」を参照して ください。
押えホルダーのネジをゆるめます。
b
右手で押えホルダーを支え、左手でドライバーを奥 側(時計と反対回り)に回します。
押えホルダーのネジは、 L 型ネジ回し(またはネ ジ回し)でも回すことができます。
1 ドライバー(大) 2 押えホルダー 3 押えホルダーのネジ
ボタン穴かがり押え< A >
まつりぬい押え< R >
ボタン付け押え< M >
サイドカッター押え< S >(別売)
各模様で使用する押えについては、 B-46 の 「ぬい方早見表」を参照してください。
押えホルダーを取り付けるとき
押えレバーを上げます。
a
押えホルダーを押え棒に合わせます。
b
B-30
Page 41
押えホルダーのネジをしめます。
注意
お願い
1
c
右手で押えホルダーを支え、左手でドライバーを手 前(時計回り)に回します。
1 ドライバー(大)
押えホルダーのネジは、確実にしめてく ださい。しめ方がゆるいと、押えホルダ ーが落ちて針に当たり、針が曲がったり 折れたりするおそれがあります。
押えホルダーは正しく取り付けてください。 正しく取り付けられていないと、正しい糸調 子にならないことがあります。
押えの交換
B
ぬう前の準備
基本機能編 B-31
Page 42
ぬってみましょう
注意
1
2
1
2
3
4
第2
基本のぬい方
ぬってみましょう
ミシン操作中は、針の動きに十分注意して ください。また、針やプーリーなど、動い ているすべての部品に手を近づけないでく ださい。 けがの原因となります。
縫製中は、布地を無理に引っ張ったり押 したりしないでください。けがや針折れ の原因となります。
曲がった針は絶対に使用しないでくださ い。針折れの原因となります。
縫製中は、まち針などが針に当たらない ように注意してください。針が折れたり 曲がったりするおそれがあります。
1 ダイレクト選択/模様呼び出しキー 2 数字キー
番号選択
模様の選択方法
模様を選択するには、以下の方法があります。 ダイレクト選択:各模様に割り当てられたキー
を押すことによって選択します。 番号選択:模様のカテゴリーを選択した後、番
号を入力することによって選択します。 内蔵模様の種類については、別冊の「模様一覧」
を参照してください。
ダイレクト選択
ダイレクト選択には以下の2つのモードがありま す。 を押すごとに、モードが切り替わります。
実用ダイレクト選択模様
よく使う実用模様を、数字キーにひとつずつ割り当 ててあります。 該当するキーを押すだけで、模様が選択できます。 詳細は、 B-51 の「実用ダイレクト選択模様」を参照 してください。
ミシンに記憶させた模様
よく使う模様や組み合わせた模様を、ミシンに記憶 させておき、 で呼び出すことができます。詳細 は、「文字・飾りぬい編」の「模様を記憶させる」
を参照してください。
または を押して模様のカテゴリーを選
んでから、数字キーを使って、ぬいたい模様の番 号を入力します。
1 実用模様キー 2 飾り模様キー 3 文字模様キー 4 数字キー
実用模様
直線、たち目かがり、ボタン穴かがりなど、
さまざまな実用模様があります。
飾り模様
飾り模様には1( )、2( )、3( ) の3つのモードがあります。
詳細は、「文字・飾りぬい編」の「模様を選択す る」を参照してください。
B-32
Page 43
文字模様
文字模様には、ゴシック体( )、筆記体 ( )、アウトライン文字( )、キリル文 字( )、ひらがな/カタカナ/数字/漢字 ( )の5つのモードがあります。
詳細は、「文字・飾りぬい編」の「模様を選択す る」を参照してください。
模様を選択する
実用模様を選択するとき
ぬってみましょう
B
基本のぬい方
実用ダイレクト選択模様を選択する とき
各数字キーにひとつずつ割り当てられている10模 様は、該当の数字キーを押すだけで簡単に選択で
きます。
a
液晶画面の左上に が表示されます。
数字キーを使って、ぬいたい模様の番号を
b
入力します。
各模様の番号については、 B-46 の「ぬい方早見 表」または別冊の「模様一覧」を参照してくだ
さい。
•0109 番の模様については、番号を1桁で入力 した後に を押すことでも入力できます。
を押します。
画面の左上に が表示されていることを
a
確認します。
他のアイコンが表示されている場合は、 を押し ます。
ぬいたい模様が割り当てられている数字キ
b
ーを押します。
数字キーに割り当てられた模様については、 B-46 の「ぬい方早見表」または別冊の「模様一覧」を
参照してください。
番号を入力して間違えたときは、 を押すと、 入力した数字を消去できます。
選択した模様が液晶画面に表示されます。
文字模様/飾り模様を選択するとき
操作パネルの または を、必要な回数だけ押 した後、番号を入力します。
詳細は、「文字・飾りぬい編」の「模様を選択す る」を参照してください
基本機能編 B-33
Page 44
ぬってみましょう
お願い
注意
お知らせ
お知らせ
模様をぬう
ミシンの電源を入れ、 (針上下スイッチ)
a
1 回または 2 回押して、針を上げます。
前項「模様を選択する」の手順に従って、
b
ぬいたい模様を選択します。
必要に応じて、自動返しぬい/止めぬいや
c
ぬい目の長さなどを設定します。
振り幅とぬい目の長さの調節については、 B-38 の「振り幅を調節する」と「ぬい目の長さを調節
する」を参照してください。
押えを取り付けます。
d
押えの交換については、 B-29 の「押えの交換」 を参照してください。
ジグザグ押え< J >の左側の黒いボタンは、 布地を送らないときや布地に段差があるとき
に使用します。(「実用ぬい編」の「厚い布 地をぬう」参照)通常は黒いボタンを使わず にぬいます。
押えを下げます。
f
下糸を引き出す必要はありません。
スピードコントロールレバーでぬう速さを
g
調節します。
ぬっている途中でも、ぬう速さを調節することがで きます。
b
1 はやく 2 ゆっくり
a
模様を選択すると、使用する押えが液晶画 面に表示されます。ぬい始める前に押えを 確認してください。他の押えが取り付けら れている場合は、正しい押えを取り付けて ください。
模様に適した押えを使用してください。 誤った押えを使用すると、針が押えに当 たり、折れたり曲がったりするおそれが あります。 模様に適した押えについては、 B-46
参照してください。
布地を押えの下に置き、左手で布地と糸端
e
を押さえ、プーリーを回して、または
(針上下スイッチ)を押してぬい始め
位置に針を刺します。
スタート/ストップスイッチを押して、ぬ
h
い始めます。
布地に軽く手を添えます。
フットコントローラージャックにフットコ ントローラーのプラグが差し込まれている ときは、スタート/ストップスイッチは使 用できません。
ぬい終わったら、もう一度スタート/スト
i
ップスイッチを押します。
B-34
Page 45
ぬってみましょう
注意
お願い
注意
1
お知らせ
お知らせ
1
j
(糸切りスイッチ)を押して糸を切り
ます。
1 糸切りスイッチ
針が自動的に上がります。
糸を切った後は、 (糸切りスイッチ) を押さないでください。糸がからまった
り、針が折れたり、ミシンが故障する原 因となります。
押えの下に布地がないときや、ミシンが 動いているときは、 (糸切りスイッ
チ)を押さないでください。糸がらみや 故障の原因となります。
フットコントローラージャックにフットコ ントローラーのプラグが差し込まれている ときは、スタート/ストップスイッチは使 用できません。下糸巻きも、フットコント ローラーで操作します。
電源を切ります。
a
ミシン本体右側面のフットコントローラー
b
ジャックに、フットコントローラーのプラ グを差し込みます。
1 フットコントローラージャック
B
基本のぬい方
ナイロン糸・メタリック糸など特殊な糸を 切る場合は、本体左側面の糸切りを使用し てください。
針が完全に止まったら、押えを上げて布地
k
を取り出します。
フットコントローラーを使う
フットコントローラーを使って、ミシンを操作す ることもできます。
電源を入れます。
c
フットコントローラーをゆっくり踏み込み
d
ます。
スピードコントロールレバーを左右に動か して、フットコントローラーの最高速度を 調整することができます。
ぬい終わりの位置まできたら、フットコン
e
トローラーから足を離します。
フットコントローラーに糸くずやほこり などがたまらないようにしてください。 火災や感電の原因となります。
基本機能編 B-35
Page 46
ぬってみましょう
お知らせ
お知らせ
返しぬい/止めぬいをする
ぬい始めとぬい終わりは、糸の端がほつれない ように、返しぬいまたは止めぬいをします。
(返しぬいスイッチ)を押している間、模様
によって返しぬいまたは止めぬいをします。 ( B-46 の表の「返しぬいスイッチ」の欄を参照)
(止めぬいスイッチ)を長押しすると、同じ
場所で 3 ~ 5 針ぬってから止まります。
1 2
1 返しぬいスイッチ 2 止めぬいスイッチ
自動返しぬい/止めぬいが設定されているとき は、スタート/ストップスイッチを押してぬい 始めるときに自動的に返しぬい(または止めぬ い)がぬわれます。 ぬい終わりは、 (返しぬいスイッチ)または
(止めぬいスイッチ)を押すと、返しぬいま
たは止めぬいができます。
自動で返しぬい/止めぬいをする
模様を選んだときに自動返しぬい/止めぬいを 設定しておくと、ぬい始めとぬい終わりに自動 的に止めぬい(模様によっては返しぬい)をし ます。
B-37 の表を参照してください。
模様を選択します。
a
b
を押して、自動返しぬい/止めぬいを設
定します。
キーが点灯します。
ボタン穴かがりやかんどめなどの一部の模 様は、ぬい始めに止めぬいを行う必要があ ります。これらの模様は、止めぬいが自動 的に設定されます(模様を選択するとキー が点灯します)。
1 返しぬい 2 止めぬい
ミシンの動きは、選択している模様によって異 なります。
次項「自動で返しぬい/止めぬいをする」を参照 してください。
文字・模様ぬいをしているときに (止め ぬいスイッチ)を押すと、模様の途中でス
イッチが押されたときも、 1 模様がぬい終 わってから止めぬいがぬわれます。
1模様がぬい終わるまでの間は、 (止め ぬいスイッチ)の左横にある緑のランプが
点灯します。止めぬいが終わると、ランプ は消えます。
ぬい始めの位置に針を刺し、スタート/ス
c
トップスイッチを押してぬい始めます。
1 返しぬい(または止めぬい)
自動的に返しぬい(または止めぬい)をしてぬい
始めます。
B-36
Page 47
ぬってみましょう
お知らせ
お知らせ
以下の模様を選んだ場合は、ぬい始めは自 動的に返しぬいをします。
ぬっている途中でスタート/ストップスイ ッチを押すと、縫製を一時停止/再開でき ます。
ぬい終わりの位置まできたら、 (返し
d
ぬいスイッチ)または (止めぬいスイ ッチ)を押します。
1 返しぬい(または止めぬい)
自動的に返しぬい(または止めぬい)をして止ま
ります。
自動返しぬい/止めぬいを解除するときは、 もう一度 を押します。解除されると、キ ーが消灯します。
自動返しぬい/止め ぬい= ON で、
以下のような模様を 選択している場合
自動返しぬい/止め ぬい =OFF で、 直線、ジグザグ以外 の実用模様を選択し ている場合
自動返しぬい/止め ぬい =ON で、 直線、ジグザグ以外 の実用模様を選択し ている場合
自動返しぬい/止め ぬい= OFF で、
文字模様・飾り模様 を選択している場合
自動返しぬい/止め ぬい= ON で、
文字模様・飾り模様 を選択している場合
返しぬいスイッチ
返しぬいスイッチを 押すと、返しぬいを してぬい終わります 。* (ぬい始めは自動で止 めぬいをします。)
返しぬいスイッチを 押している間 3 5 針の止めぬいをしま す。
返しぬいスイッチを押 すと、止めぬいをして ぬい終わります。 (ぬい始めは自動で止 めぬいをします。)
返しぬいスイッチを押 している間 3 5 針の
止めぬいをします。
返しぬいスイッチを 押すと、止めぬいを してぬい終わります 。 (ぬい始めは自動で止 めぬいをします。)
止めぬいスイッチ
止めぬいスイッチを 押すと、止めぬいを してぬい終わります 。 (ぬい始めは自動で止 めぬいをします。)
止めぬいスイッチを 押している間 3 5 針の止めぬいをしま す。
止めぬいスイッチを 押すと、止めぬいを してぬい終わります 。 (ぬい始めは自動で止 めぬいをします。)
止めぬいスイッチを押 すと、
させてから止めぬいを します。
止めぬいスイッチを 押すと、 1 模様を完
成させてから止めぬ いをしてぬい終わり ます。 (ぬい始めは自動で止 めぬいをします。)
* 設定画面で (止めぬい優先)を「 ON 」にし
ている場合は、返しぬいの代わりに止めぬいを行 います。
1
模様を完成
B
基本のぬい方
それぞれのスイッチを押したときのミシンの動き は、選択している模様によって異なります。次の 表の説明を参照してください。
自動返しぬい/止め ぬい= OFF で、 以下のような模様を 選択している場合
自動返しぬい/止め ぬい= ON で、 以下のような模様を 選択している場合
自動返しぬい/止め ぬい= OFF で、 以下のような模様を 選択している場合
返しぬいスイッチ
返しぬいスイッチを 押している間だけ返 しぬいをします。
返しぬいスイッチを 押すと、返しぬいを してぬい終わります 。 (ぬい始めは自動で返 しぬいをします。)
返しぬいスイッチを 押している間だけ返 しぬいをします。*
止めぬいスイッチ
止めぬいスイッチを 押している間 3 ~ 5 針の止めぬいをしま す。
止めぬいスイッチを押 すと、止めぬいをして ぬい終わります。 (ぬい始めは自動で返 しぬいをします。)
止めぬいスイッチを 押している間 3 ~ 5 針の止めぬいをしま す。
基本機能編 B-37
Page 48
模様の設定
お知らせ
お知らせ
注意
模様の設定
模様の振り幅(ジグザグの振り幅)やぬい目の 長さ、糸調子は、あらかじめ模様ごとの標準値 に設定されています。この設定は、必要に応じ て変更することができます。
設定を変更した後に、ミシンの電源を切っ たり他の模様を選択したりすると、元の数 値に戻ります。 設定を記憶させておきたいときは、 B-40
「模様の設定を記憶させる」を参照してくだ さい。
元の設定に戻すときは、 を押します。
直線模様(直線、 3 重ぬいなど)を選択し
た場合は、模様の振り幅を変更すると針の 位置が移動します。振り幅を広くすると針 は右に移動し、せまくすると左に移動しま す。
と表示されているときは、設定を変更 することができません。
振り幅を調節する
模様の振り幅(ジグザグの振り幅)を広くした りせまくしたりすることができます。
を押すごとに、ジグザグの幅がせまくなりま
す。
振り幅を調節したときは、プーリーをゆ っくりと手前に回し、針が押えに当たら ないことを確認してください。針が折れ たり曲がったりするおそれがあります。
ぬい目の長さを調節する
ぬい目の長さを調節して、ぬい目をあらく(長 く)したり細かく(短く)したりすることがで きます。
を押すごとに、ぬい目が細かく(短く)なり
ます。
を押すごとに、ジグザグの幅が広くなります。
B-38
Page 49
を押すごとに、ぬい目があらく(長く)なり
お知らせ
お願い
お願い
1
2
3
4
5
5
1
2
3
4
ます。
元の設定に戻すときは、 を押します。
と表示されているときは、設定を変更す
ることができません。
模様の設定
B
基本のぬい方
1 2 3 上糸 4 下糸 5 上糸が強いと上糸と下糸の重なりが表にできま
す。
糸調子を調節する
布や糸の種類によって、糸調子を調節します。
正しい糸調子
上糸と下糸が布のほぼ中央でまじわります。布地 の表に出るのは上糸だけで、布地の裏に出るのは 下糸だけになります。
1
2
3
1 2 3 上糸 4 下糸
上糸が強すぎるとき
布地の表に下糸が見える場合は、上糸が強すぎま す。糸調子を弱くしてください。
4
上糸が弱すぎるとき
上糸が布地の裏に出る場合は、上糸が弱すぎます。 糸調子を強くしてください。
上糸が正しくセットされていないと、上糸が弱 くなることがあります。上糸が弱いときは、上 糸のセットを再度行ってください。 B-19 の「上糸通し」を参照してください。
1 2 3 上糸 4 下糸 5 上糸が弱いと上糸と下糸の重なりが裏にできま
す。
下糸が正しくセットされていないと、上糸 が強くなることがあります。上糸が強いと きは、下糸のセットを再度行ってください。 B-16 の「下糸をセットする」 を参照してく
ださい。
基本機能編 B-39
Page 50
模様の設定
お知らせ
お知らせ
糸調子を調節する
操作パネルの糸調子キーで、上糸調子を調節しま す。
を押すごとに、上糸調子が弱くなります。 を押すごとに、上糸調子が強くなります。
元の設定に戻すには、 を押します。
模様の設定を記憶させる
c
を押します。
元の設定に戻すときは、 を押した後、 押します。
変更した設定を後で使いたい場合は、 を押し て設定を記憶させておくことができます。
直線のぬい目の長さを、いつも 2.0mm
ぬう場合
直線模様を選択します。
a
ぬい目の長さを 2.0mm に設定します。
b
次に同じ直線模様を選択すると、ぬい目の 長さが 2.0mm に設定されます。
模様の振り幅(ジグザグの振り幅)、ぬい 目の長さ、糸調子は、設定を変更した項目 だけではなく、すべての項目の設定が記憶さ れます。ミシンの電源を切っても、次に同 じ模様を選択したときには、最後に記憶さ せた設定が表示されます。記憶させた設定 を呼び出した後、再度設定を変更した場合
を押して設定を元に戻した場合も、そ の後に を押さない限り、新しい設定は記
憶されません。 また、自動糸切り、自動返しぬい/止めぬい
の設定は、 を押しても元に戻りません。
B-40
Page 51
便利な機能
お知らせ
便利な機能
自動で糸を切る
ぬい終わりに自動で糸を切るように設定します。 自動糸切りを設定すると、自動返しぬい/止め
ぬいも一緒に設定されます。
電源を入れます。
a
模様を選択します。
b
模様の選択については、 B-33 の「模様を選択す る」を参照してください。
を押します。
c
1
32
1 スタート/ストップスイッチを押した地点
2 (返しぬいスイッチ)または (止めぬい
スイッチ)を押した地点
3 ここで糸が切れる
ぬっている途中で、スタート/ストップスイ ッチを押したときは、自動糸切りは行われま
せん。ぬい終わりで (返しぬいスイッチ) または (止めぬいスイッチ)を押してくだ
さい。
電源を切ると、自動糸切りの設定は解除さ れます。
B
基本のぬい方
が点灯して、自動糸切りと自動返しぬ
い/止めぬいが設定されます。
自動糸切りを解除するときは、 を押します。
布地をセットし、スタート/ストップスイ
d
ッチを 1 回押します。
返しぬいまたは止めぬいをしてから、ぬい始めま
す。
ぬい終わりの位置まできたら、 (返し
e
ぬいスイッチ)または (止めぬいスイ ッチ)を 1 回押します。
ボタン穴かがりやかんどめなど、止めぬいが含まれ ている模様を選択したときは、この操作は必要あり ません。
返しぬいまたは止めぬいをしてから、自動で糸を
切ります。
模様を左右反転させる
模様を左右反転させてぬうことができます。
電源を入れます。
a
模様を選択します。
b
模様の選択については、 B-33 の「模様を選択す る」を参照してください。
基本機能編 B-41
Page 52
便利な機能
お知らせ
c
を押します。
が画面に表示され、画面に表示されている模
様が反転します。
b
キーを押して、押え圧を調節します。
自動押え圧補正
縫製中、内蔵センサーが布地の厚さを感知し、 自動的に押え圧を調節します。そのため、布地 をスムーズに送ることができます。厚地をぬう ときや、キルトをぬうときに便利です。「実用 ぬい編」の「厚い布地をぬう」、「キルティン グ」を参照してください。
反転を解除するには、もう一度 を押します。
ボタン穴かがりなど、一部の模様は反転が
できません。
電源を切ると、反転は解除されます。
押え圧を調節する
押え圧(押えが布地を押さえる強さ)を、設定 画面で調節することができます。
数値が高いほど押え圧が高くなります。通常は 「3」にセットしておきます。
設定画面で 5 ページを表示し、 を押
a
して (押え圧)を選択します。
設定画面で 5 ページを表示し、 を押
a
して (自動押え圧)を選択します。
を押して、自動押え圧を「 ON 」に
b
します。
B-42
Page 53
ピボット
注意
お知らせ
お願い
お知らせ
便利な機能
模様を選択します。
a
ピボット設定を選択してスタート/ストップスイッ チを押すと、針が下がった(針が布に刺さった)状 態でミシンは停止し、押えは自動的に設定した高 さに上がります。もう一度スタート/ストップス イッチを押すと、押えは自動的に下がり、続きを ぬいます。この機能は、ミシンを止めて布地を回 転させるときに便利です。
ピボット設定が選択されている場合、ス タート/ストップスイッチや、フットコ ントローラーを押すと、 (押え上下
スイッチ)で押えを上げていてもミシン が作動します。事故を防ぐために、針の 付近に手や物を近づけないように注意し てください。
ピボット設定が選択されている場合、使用し ている布地の種類に合わせて、ぬい終わりの 押えの高さを変えることができます。設定画
面で (ピボット高さ)を表示し、3つの 高さ( 3.2mm 5.0mm 7.5mm )のいず れかを選びます。通常は、 3.2mm に設定し ます。
b
キーが点灯します。
布地をぬい始めの位置に合わせ、押えを下
を押して、ピボット設定を選択します。
c
げて、スタート/ストップスイッチを押し ます。ミシンがぬい始めます。
B
基本のぬい方
ピボット機能を使用するには、設定画面で
(針位置)が下に設定されている必要が あります。 (針位置)が上に設定されて いると、 が使用できません。画面に押
え< J >または< N >が表示されている模 様にのみ、ピボット機能が使用できます。
他の模様が選択されているときは、 が 使用できません。
(押え上下スイッチ)で確実に押えを下 げてから、スタート/ストップスイッチを
押して操作を続けてください。
ピボット設定を選択している場合は、設定 画面の (押え高さ)を変更することは できません。
縫製中にスタート/ストップスイッチを押 して止めた後に、再びぬい始めた場合は返 しぬい(または止めぬい)をしません。
スタート/ストップスイッチを押して、方
d
向を変える位置でミシンを止めます。
針が布地にささった状態でミシンが止まります。
このとき、押えは上がっています。
基本機能編 B-43
Page 54
便利な機能
注意
お知らせ
布地を回転して、スタート/ストップスイ
e
ッチを押します。
フリーモーションキルトでは、ぬう速度に 合うように布を動かしてください。無理に 速く布地を動かすと、針が折れたり、他の 損傷が起きるおそれがあります。
フリーモーション時の押えの高さを 調節する
押えが自動的に下がり、ぬい始めます。
フリーモーションモードでぬう
フリーモーションモードでは、押えはフリーモ ーションに適切な高さに上がります。ぬい始め ると、内部センサーが布地の厚さを感知し、キ ルト押え(別売) * が、設定画面で設定された
高さまで上がります。
*
このモードを使用するためには別売の押え(オープントゥ キルト押え<O>、フリーモーションキルト押え<C>、
E
またはエコーキルト押え<
このモードでは、ドロップレバーで送り歯を下 げ、布地が自由な方向に動くようにします。
フリーモーションキルトについては、「実用ぬ い編」の「フリーモーションキルト」を参照し てください。
ミシンをフリーモーションモードに 設定する
模様を選択します。
a
>)が必要です。
設定画面で (フリーモーション高さ)
a
を選択します。
を押して、キルト押えの高さを選択
b
します。
を押すと、設定値が高く(押えの位置が高く) なり、たとえば、伸縮性のある布地をぬうときな
どに、ぬいやすくなります。
バランスのとれた糸調子でぬうには、上糸 の調節が必要です。キルト地のはぎれで、 試しぬいを行ってください。糸調子の調節 については、 B-39 の「糸調子を調節する」
を参照してください。
b
c
B-44
設定画面で 6 ページを表示し、 を押 して (フリーモーション)を選択しま す。
を押して、フリーモーションを「ON
にします。
ニーリフターを使用する
ニーリフターを使うと、ひざで押えの上げ下げ ができ、両手が使え便利です。
ニーリフターを取り付ける
電源を切ります。
a
ニーリフターを、ミシン本体の前面にある
b
差し込み口に差し込みます。
ニーリフターの先端の突起部を差し込み口のミゾに合 わせ、ニーリフターをしっかり奥まで差し込みます。
Page 55
お願い
ニーリフターは差し込み口の奥までしっか
注意
りと差し込んでください。正しく差し込ま れていないと、使用中に外れることがあり ます。
ニーリフターを使用する
便利な機能
B
基本のぬい方
ミシンを止めます。
a
ミシンの作動中にニーリフターを使用しないでく ださい。
ニーリフターをひざで右に押します。
b
右に押したまま維持してください。
押えが上がります。
ニーリフターからひざを離します。
c
押えが下がります。
縫製中は、ニーリフターにひざが触れな いように注意してください。縫製中にニ ーリフターを押すと、針が折れたり、ミ シンが故障する可能性があります。
基本機能編 B-45
Page 56
ぬい方早見表
お願い
ぬい方早見表
この表では、実用模様について、用途、振り幅やぬい目の長さの設定、 2 本針を使用できるかどうか などを紹介しています。
*1 該当する数字キーを押すだけでダイレクトに選択できる模様です。詳細は、 B-51 の「実用ダイレクト選択模様」を参照
してください。
*2 フリーモーションキルトの際には、オープントゥキルト押え< O >(別売)を使用します。 *3 (自動返しぬい/止めぬいキー)で自動返しぬい/止めぬいを設定しているときは、ぬい始めに止めぬいを行います。
設定画面で (止めぬい優先)を「 ON 」 にしている場合は、ぬい終わりにも止めぬいを行います。
*4 フリーモーションキルトの際には、フリーモーションキルト押え< C >(別売)またはオープントゥキルト押え< O
(別売)を使用します。
ウォーキングフット(別売)を使用するときは、返しぬいをしないでください。
ぬい方
番号
01
02
03
04
05
06
07
08
09
10
11
12
13
14
直線(左基線)
*1
直線(左基線)
*1
直線(中基線)
*1
直線(中基線)
*1
3 重ぬい
*1
伸縮ぬい
*1
飾りぬい
しつけぬい
ジグザグ
*1
(中基線)
ジグザグ
*1
(中基線)
ジグザグ (右基線)
ジグザグ (左基線)
2点ジグザグ
3点ジグザグ
*1
名前 押え 主な用途
地ぬい、ギャザー、ピンタッ
*2
J
クなどに使用します。
地ぬい、ギャザー、ピンタッ
*2
J
クなどに使用します。
地ぬい、ギャザー、ピンタッ
*2
J
クなどに使用します。
地ぬい、ギャザー、ピンタッ
*2
J
クなどに使用します。
丈夫なぬい目なので、袖つけ や股下をぬうときに便利です
*2
。また、伸びる布地をぬうと
J
きやステッチをかけるときに 使用します。 伸縮性のあるぬい目なので、 伸びる布地をぬうときに使用
*2
J
します。また、飾りぬいとし ても使用します。 飾りぬいに使用します。
*2
N
しつけに使用します。
*2
J
たち目かがりやアップリケな
*2
J
どに使用します。
たち目かがりやアップリケな
*2
J
どに使用します。
右の針位置からぬい始まりま
*2
J
す。
左の針位置からぬい始まりま
*2
J
す。
普通地、伸びる布地のたち目 かがりやゴムひもつけ、つく
*2
J
ろいぬいなど幅広い用途に使 用します。 普通地、厚地、伸びる布地の たち目かがりやゴムひもつけ
*2
J
、つくろいぬいなど幅広い用 途に使用します。
振り幅
[mm]
自動 手動
0.0
0.0 - 7.0
0.0
0.0 - 7.0
3.5
0.0 - 7.0
3.5
0.0 - 7.0
0.0
0.0 - 7.0
1.0
0.0 - 7.0
0.0
0.0 - 7.0
0.0
0.0 - 7.0
3.5
0.0 - 7.0
3.5
0.0 - 7.0
3.5
2.5 - 5.0
3.5
2.5 - 5.0
5.0
0.0 - 7.0
5.0
0.0 - 7.0
ぬい目の長さ
[mm]
自動 手動
2.5
0.2 - 5.0
2.5
0.2 - 5.0
2.5
0.2 - 5.0
2.5
0.2 - 5.0
2.5
0.4 - 5.0
2.5
0.4 - 5.0
2.5
0.4 - 5.0
20
5 - 30
1.4
0.0 - 5.0
1.4
0.0 - 5.0
1.4
0.3 - 5.0
1.4
0.3 - 5.0
1.0
0.2 - 5.0
1.0
0.2 - 5.0
2 本針
J
J
J
J
J
J
J
×
J
J
J
J
J
J
返しぬい スイッチ
返しぬい
返しぬい *3
返しぬい
返しぬい *3
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
返しぬい
返しぬい *3
返しぬい *3
返しぬい *3
返しぬい *3
返しぬい *3
フット
ウォーキング
×
×
×
×
×
×
×
×
B-46
Page 57
ぬい方早見表
ぬい方
番号
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
たち目かがり
*1
たち目かがり
たち目かがり
たち目かがり
たち目かがり
たち目かがり
たち目かがり
たち目かがり
たち目かがり
サイドカッター
サイドカッター
サイドカッター
サイドカッター
サイドカッター
ピーシング直線 (右基線)
ピーシング直線 (中基線)
ピーシング直線 (左基線)
手ぬい風直線
ジグザグ
アップリケ
キルティング模 様
まつりぬい
まつりぬい
名前 押え 主な用途
薄地、普通地のたち目かがり
G
に使用します。
厚地のたち目かがりに使用し
G
ます。
厚地のたち目かがりや飾りぬ
G
いに使用します。
伸びる布地のたち目かがりに
*2
J
使用します。
普通地、厚地のたち目かがり
*2
J
や飾りぬいに使用します。
伸びる布地のたち目かがりや
*2
J
飾りぬいに使用します。
伸びる布地のたち目かがりに
*2
J
使用します。
伸びる布地のたち目かがりに
*2
J
使用します。
伸びる布地のたち目かがりに
*2
J
使用します。
布を切りながら直線ぬいをし
S
ます。
布を切りながらジグザグぬい
S
をします。
布を切りながらたち目かがり
S
をします。
布を切りながらたち目かがり
S
をします。
布を切りながらたち目かがり
S
をします。
ピーシング用の直線です。押 えの右端に布地を合わせてぬ
*2
うと、ぬいしろの幅が 7.0mm
J
でぬえるように針位置が設定 されています。 ピーシング用の直線です。
*4
J
ピーシング用の直線です。押 えの左端に布地を合わせてぬ
*2
うと、ぬいしろの幅が 7.0mm
J
でぬえるように針位置が設定 されています。 上糸にナイロン透明糸、下糸 にキルトに合った色の糸を使
*2
J
うと手ぬい風のキルト直線が ぬえます。 アップリケキルトやフリーモ
*2
ーションキルト、サテンぬい
J
などに使用します。 アップリケやバインディング
*2
J
をするときに使用します。
キルトで背景を埋めるときに
*2
J
使用します。
普通地のまつりぬいに使用し
R
ます。
伸びる布地のまつりぬいに使
R
用します。
振り幅
[mm]
自動 手動
3.5
2.5 - 5.0
5.0
2.5 - 5.0
5.0
3.5 - 5.0
5.0
0.0 - 7.0
5.0
0.0 - 7.0
4.0
0.0 - 7.0
5.0
0.0 - 7.0
6.0
0.0 - 7.0
6.0
0.0 - 7.0
0.0
0.0 - 2.5
3.5
3.5 - 5.0
3.5
3.5 - 5.0
5.0
3.5 - 5.0
5.0
3.5 - 5.0
5.0
0.0 - 7.0
2.0
0.0 - 7.0
0.0
0.0 - 7.0
3.5
0.0 - 7.0
1.5
0.0 - 7.0
7.0
0.0 - 7.0
00
3 - 3
00
3 - 3
ぬい目の長さ
[mm]
自動 手動
2.0
0.4 - 5.0
2.5
0.4 - 5.0
2.5
0.4 - 5.0
2.5
0.4 - 5.0
2.5
0.4 - 5.0
4.0
0.4 - 5.0
4.0
0.4 - 5.0
3.0
0.4 - 5.0
1.8
0.4 - 5.0
2.5
0.2 - 5.0
1.4
0.0 - 5.0
2.0
0.4 - 5.0
2.5
0.4 - 5.0
2.5
0.4 - 5.0
1.6
0.2 - 5.0
1.6
0.2 - 5.0
1.6
0.2 - 5.0
2.5
0.4 - 5.0
1.4
0.0 - 5.0
1.2
0.4 - 5.0
1.6
0.4 - 5.0
2.0
0.4 - 5.0
2.0
0.4 - 5.0
2 本針
×
×
×
J
J
J
×
J
J
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
返しぬい スイッチ
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
返しぬい *3
返しぬい *3
返しぬい *3
止めぬい
返しぬい *3
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
ウォーキング
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
フット
B
基本のぬい方
基本機能編 B-47
Page 58
ぬい方早見表
ぬい方
番号
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
名前 押え 主な用途
アップリケ
シェルタック
アップリケに使用します。
J
シェルタックは貝殻を直線状 にならべたような円弧状のひ だを作るもので、ふち取りな
*2
J
どに用いるほか、ブラウス、 ワンピースなどの胸元や袖に 飾りぬいとして使用します。
サテンスカラップ
スカラップは半月状の丸いカ ーブの連続した波形の模様を
*2
いいます。ブラウスやハンカ
N
チなどのふち飾りに使用しま す。
スカラップ
スカラップは半月状の丸いカ ーブの連続した波形の模様を
*2
いいます。ブラウスやハンカ
N
チなどのふち飾りに使用しま す。
つきあわせ
つきあわせ
つきあわせ
スモッキング
ファゴティング
パッチワークや飾りぬいに使
*2
J
用します。
パッチワークや飾りぬいに使
*2
J
用します。
コードなどを使った飾りぬい
*2
J
に使用します。
スモッキングや飾りぬいに使
*2
J
用します。
ファゴティングは布地と布地 の間を離して糸でかがる方法
*2
をいい、ブラウスや子供服な
J
どに使用します。また、飾り ぬいとしても使用します。
ファゴティング
ファゴティングは布地と布地 の間を離して糸でかがる方法
*2
をいい、ブラウスや子供服な
J
どに使用します。また、飾り ぬいとしても使用します。
ゴムひもつけ
飾りぬい
飾りぬい
飾りぬい
飾りぬい
飾りぬい
飾りぬい
飾りぬい
飾りぬい
飾りぬい
伸びる布地にゴムひもをつけ
*2
J
るときに使用します。
飾りぬいに使用します。
*2
J
飾りぬいに使用します。
*2
J
飾りぬいに使用します。
*2
J
飾りぬいやゴムひもつけに使
*2
N
用します。
飾りぬいやアップリケに使用
*2
N
します。
飾りぬいに使用します。
*2
N
左基線の 3 重ぬいで、すそ飾
*2
N
りなどに使用します。
中基線の 3 重ぬいで、すそ飾
*2
N
りなどに使用します。
ふち飾りなどに使用します。
*2
N
振り幅
[mm]
自動 手動
3.5
0.0 - 7.0
4.0
0.0 - 7.0
5.0
0.0 - 7.0
7.0
0.0 - 7.0
4.0
0.0 - 7.0
5.0
0.0 - 7.0
5.0
0.0 - 7.0
5.0
0.0 - 7.0
5.0
0.0 - 7.0
5.0
0.0 - 7.0
4.0
0.0 - 7.0
4.0
0.0 - 7.0
4.0
0.0 - 7.0
5.5
0.0 - 7.0
5.0
0.0 - 7.0
6.0
0.0 - 7.0
7.0
0.0 - 7.0
1.0
0.0 - 7.0
3.5
0.0 - 7.0
6.0
0.0 - 7.0
ぬい目の長さ
[mm]
自動 手動
2.5
0.4 - 5.0
2.5
0.2 - 5.0
0.5
0.1 - 5.0
1.4
0.4 - 5.0
1.2
0.2 - 5.0
2.5
0.4 - 5.0
1.2
0.2 - 5.0
1.6
0.4 - 5.0
2.5
0.4 - 5.0
2.5
0.4 - 5.0
1.0
0.2 - 5.0
3.0
0.4 - 5.0
2.5
0.4 - 5.0
1.6
0.4 - 5.0
1.0
0.2 - 5.0
1.0
0.2 - 5.0
1.6
0.4 - 5.0
2.5
0.4 - 5.0
2.5
0.4 - 5.0
3.0
0.4 - 5.0
2 本針
J
J
J
×
J
J
J
J
J
J
J
×
J
J
J
J
×
J
J
J
返しぬい スイッチ
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
フット
ウォーキング
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
B-48
Page 59
ぬい方早見表
ぬい方
番号
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
名前 押え 主な用途
飾りぬい
飾りぬい
飾りぬい
飾りぬい
飾りぬい
飾りぬい
飾りぬい
飾りぬい
飾りぬい
飾りぬい
飾りぬい
飾りぬい
飾りぬい
飾りぬい
飾りぬい
飾りぬい
飾りぬい
飾りぬい
飾りぬい
ボタン穴かがり
ボタン穴かがり
ボタン穴かがり
レースつけやふち飾りなどに使
*2
N
用します。
ふち飾りなどに使用します。
*2
N
ふち飾りなどに使用します。
*2
N
ふち飾りなどに使用します。薄
*2
地、普通地の平織りの布に適し
N
ています。 ふち飾りなどに使用します。薄
*2
地、普通地の平織りの布に適し
N
ています。 ふち飾りなどに使用します。薄
*2
地、普通地の平織りの布に適し
N
ています。 ふち飾りなどに使用します。薄
*2
地、普通地の平織りの布に適し
N
ています。 ふち飾りなどに使用します。薄
*2
地、普通地の平織りの布に適し
N
ています。 ふち飾りなどに使用します。薄
*2
地、普通地の平織りの布に適し
N
ています。 ふち飾りなどに使用します。薄
*2
地、普通地の平織りの布に適し
N
ています。 ふち飾りなどに使用します。薄
*2
地、普通地の平織りの布に適し
N
ています。 ふち飾りなどに使用します。薄
*2
地、普通地の平織りの布に適し
N
ています。 ふち飾りなどに使用します。薄
*2
地、普通地の平織りの布に適し
N
ています。 ふち飾りなどに使用します。薄
*2
地、普通地の平織りの布に適し
N
ています。 ふち飾りなどに使用します。薄
*2
地、普通地の平織りの布に適し
N
ています。 つき合わせや飾りぬいに使用
*2
N
します。
ふち飾りやぬった後にリボン
*2
を通して飾りとして使用しま
N
す。 飾りぬいやスモッキングに使
*2
N
用します。
飾りぬいやスモッキングに使
*2
N
用します。
ねむり穴、横穴用。薄地から 普通地のボタン穴かがりに使
A
用します。ブラウス、シャツ などに使用します。 横穴用。ウエストベルトなど
A
力がかかるところに使用しま す。 横穴用。厚地のボタン穴かが
A
りに使用します。
振り幅
[mm]
自動 手動
3.5
0.0 - 7.0
3.0
0.0 - 7.0
6.0
0.0 - 7.0
5.0
0.0 - 7.0
5.0
0.0 - 7.0
5.0
0.0 - 7.0
5.0
0.0 - 7.0
4.0
0.0 - 7.0
5.0
0.0 - 7.0
6.0
0.0 - 7.0
6.0
0.0 - 7.0
6.0
0.0 - 7.0
6.0
0.0 - 7.0
4.0
0.0 - 7.0
5.0
0.0 - 7.0
6.0
0.0 - 7.0
5.0
0.0 - 7.0
6.0
0.0 - 7.0
5.0
0.0 - 7.0
5.0
3.0 - 5.0
5.0
3.0 - 5.0
5.0
3.0 - 5.0
ぬい目の長さ
[mm]
自動 手動
2.5
0.4 - 5.0
3.5
0.4 - 5.0
3.0
0.4 - 5.0
3.5
0.4 - 5.0
3.5
0.4 - 5.0
3.5
0.4 - 5.0
4.0
0.4 - 5.0
2.5
0.4 - 5.0
2.5
0.4 - 5.0
3.5
0.4 - 5.0
1.6
0.4 - 5.0
3.0
0.4 - 5.0
4.0
0.4 - 5.0
2.5
0.4 - 5.0
2.0
0.4 - 5.0
2.0
0.4 - 5.0
3.0
0.4 - 5.0
1.6
0.4 - 5.0
1.6
0.4 - 5.0
0.4
0.2 - 1.0
0.4
0.2 - 1.0
0.4
0.2 - 1.0
2 本針
×
×
×
×
×
J
J
J
J
J
J
×
J
×
J
J
J
×
×
×
×
×
返しぬい スイッチ
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
自動止めぬ
自動止めぬ
自動止めぬ
ウォーキング
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
フット
B
基本のぬい方
基本機能編 B-49
Page 60
ぬい方早見表
ぬい方
番号
80
81
82
83
84
85
86
87
88
89
90
91
92
93
94
95
96
97
98
99
名前 押え 主な用途
ボタン穴かがり
ボタン穴かがり
ボタン穴かがり
ボタン穴かがり
ボタン穴かがり
ボタン穴かがり
ボタン穴かがり
ダーニング
ダーニング
かんどめ
ボタンつけ
アイレット
横送り直線
横送り直線
横送り直線
横送り直線
横送りジグザグ
横送りジグザグ
横送りジグザグ
横送りジグザグ
両止めボタン穴かがり。麻、 木綿など、ある程度腰のある
A
素材に適しています。ホーム ウェアやブラウスなど手軽に ぬえるものに使用します。 伸びる布地や編み地のボタン
A
穴かがりに使用します。芯ひ もを入れてぬいます。 伸びる布地のボタン穴かがりに
A
使用します。芯ひもを入れてぬ います。 玉ぶち穴かがり(バウンドボタ
A
ンホール)を作るときに使用し ます。 はとめ穴。厚地や毛足の長い布 のボタン穴かがりに使用します
A
。ブレザー、スーツ、コートな どに使用します。 はとめ穴。普通地から厚地の ボタン穴かがりに使用します
A
。ジーンズ、ズボンなどに使 用します。 はとめ穴。厚地や毛足の長い布 の横穴ボタン穴かがりに使用し
A
ます。厚手のコートなどに使用 します。 普通地のつくろいぬいに使用
A
します。
厚地のつくろいぬいに使用し
A
ます。
ぬい目がほどけやすい箇所や ポケット口などのあき止まり
A
部分の力の加わる部分を補強 したい場合に用います。 ボタンつけに使用します。
M
ベルトの調節用の穴をかがると
N
きなどに使用します。普通地に 使用します。 でき上がった服の袖やズボンの
N
すそにワッペンをつけるときに 使用します。 でき上がった服の袖やズボンの
N
すそにワッペンをつけるときに 使用します。 でき上がった服の袖やズボンの
N
すそにワッペンをつけるときに 使用します。 でき上がった服の袖やズボンの
N
すそにワッペンをつけるときに 使用します。 でき上がった服の袖やズボンの
N
すそにワッペンをつけるときに 使用します。 でき上がった服の袖やズボンの
N
すそにワッペンをつけるときに 使用します。 でき上がった服の袖やズボンの
N
すそにワッペンをつけるときに 使用します。 でき上がった服の袖やズボンの
N
すそにワッペンをつけるときに 使用します。
振り幅
[mm]
自動 手動
5.0
3.0 - 5.0
6.0
3.0 - 6.0
6.0
3.0 - 6.0
5.0
0.0 - 6.0
7.0
3.0 - 7.0
7.0
3.0 - 7.0
7.0
3.0 - 7.0
7.0
2.5 - 7.0
7.0
2.5 - 7.0
2.0
1.0 - 3.0
3.5
2.5 - 4.5
7.0
7.0 6.0 5.0
——×
——×
——×
——×
——×
——×
——×
——×
ぬい目の長さ
[mm]
自動 手動
0.4
0.2 - 1.0
1.0
0.5 - 2.0
1.5
1.0 - 3.0
2.0
0.2 - 4.0
0.5
0.3 - 1.0
0.5
0.3 - 1.0
0.5
0.3 - 1.0
2.0
0.4 - 2.5
2.0
0.4 - 2.5
0.4
0.3 - 1.0
×
7.0
7.0 6.0 5.0
2 本針
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
返しぬい スイッチ
自動止めぬ
自動止めぬ
自動止めぬ
自動止めぬ
自動止めぬ
自動止めぬ
自動止めぬ
自動止めぬ
自動止めぬ
自動止めぬ
自動止めぬ
自動止めぬ
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
止めぬい
フット
ウォーキング
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
B-50
Page 61
実用ダイレクト選択模様
よく使う実用模様が、各数字キーにひとつずつ割 り当てられています。ダイレクト選択モードで該 当のキーを押すだけで、模様が選択できます。
ぬい方早見表
B
実用ダイレクト
選択模様
名前
直線(左基線)
直線(左基線)
直線(中基線)
直線(中基線)
ジグザグ(中基線)
ジグザグ(中基線)
3重ぬい
伸縮ぬい
たち目かがり
3点ジグザグ
番号
01
02
03
04
09
10
05
06
15
14
基本のぬい方
基本機能編 B-51
Page 62
ぬい方早見表
B-52
Page 63
実用ぬい編
注意
ここでは、実用ぬいのさまざまな機能を紹介しています。基本的な縫製だけでなく、筒ぬいやボタ ンぬいなど、本機をもっと活用したいときの詳しい操作方法を知ることができます。 ページ数は、「S」の記号で始まります。
第 1 章きれいに仕上げるために.......................................................S-2
第 2 章いろいろなぬい方..................................................................... S-6
押えを交換する前に、必ず操作パネルの (針・押え交換キー)を押して、す べてのキーとスイッチをロックしてください。万一、スタート/ストップス イッチまたは他のスイッチが押されると、ミシンが作動してけがをするおそれ があります。 押えの交換については、「基本機能編」の「押えの交換」を参照してください。
Page 64
上手にぬうコツ
第1
きれいに仕上げるために
上手にぬうコツ
試しぬいをする
本製品は、ぬう布地に適した糸と針をセットし、 模様を選択すると、自動的に適切な糸調子や模様 の振り幅(ジグザグの振り幅)・ぬい目の長さが 設定されるようになっています。 しかし、布地の種類やぬい方によっては必ずし も思いどおりにならないことがあるので、試し ぬいをするようにしましょう。
試しぬいをするときは、実際に使用する布地のは ぎれと糸を使用して、糸調子や模様の振り幅(ジ グザグの振り幅)・ぬい目の長さを確認します。 ぬい方や、布地を何枚重ねてぬうかによってもぬ った結果は異なるので、実際にぬうときと同じ状 態で試しぬいをします。
カーブをぬう
途中でミシンをストップさせながら、少しずつ 向きを変えてぬいます。 S-3 の「ぬいしろの幅
をそろえる」を参考にして、ぬいしろと平行に なるようにぬいます。
ジグザグ模様をぬうときは、ぬい目の長さを短 めにするときれいに仕上がります。
ぬう方向を変える
角までぬったら、ミシンをストップさせま
a
す。
このとき、針が下がった(布地に刺さった)状態に しておきます。もし針が上がっている場合は、
(針上下スイッチ)を押して針を下げます。
押えを上げ、布地を持って回転させます。
b
針位置を基点に回転させます。
押えを下げ、続きをぬいます。
c
筒ものをぬう
そで口やズボンのすそなどの小さな筒ものをぬ うときは、補助テーブルを取り外してフリーア ームにします。
補助テーブルを左へ引いて取り外します。
a
下図のように布地をアームにセットし、布
b
地を回しながらぬっていきます。
S-2
ぬい終わったら、補助テーブルを元に戻し
c
ます。
Page 65
ぬいしろの幅をそろえる
布端と平行に一定の幅でぬうときは、ぬいしろ の端が右側になるようにぬい始め、押えの右端 か針板の目盛りを基準にしてぬいます。
押えを基準にする
上手にぬうコツ
押えの右端と布端が一定の幅で平行になるように ぬいます。
1
2
a ぬい目 b 押え
針板を基準にする
針板には、直線[左]の針位置からの長さが表示 されています。針板に刻まれている目盛りと布端 を合わせてぬいます。上側の目盛りは
(約
3mm
)単位、下側の目盛りは
っています。
左基線の模様の場合(振り幅:
0.0mm
1/8
5mm
S
きれいに仕上げるために
インチ
単位にな
a ぬい目 b 押え c cm 目盛り d インチ目盛り e 針板
f 1.5cm
実用ぬい編 S-3
Page 66
いろいろな素材をぬう
1
お知らせ
注意
1
いろいろな素材をぬう
厚い布地をぬう
押えの下に布地が入らない場合
押えレバーは2 段階に上がります。厚地を重ねて ぬう場合など布地を入れにくいときは、レバーを
さらに押し上げると、押えがもう一段上がり布地 を入れやすくなります。
布地が送られない場合
厚い布地をぬうとき、下図のように、押えが水平に ならず、ぬい始めに布地が送られないことがありま す。そのようなときは、ジグザグ押え< J >の左側
の黒いボタンを使うと、押えを水平に保ち、スムー ズに布地を送ることができます。
押え固定ピン(黒いボタン)から手を離し
d
ます。
押えが水平に保たれ、布が送られます。
ぬい進めると押えは元に戻ります。
厚い布地をぬうときには、設定画面で「押 え圧」を調整すると、ぬいやすくなること があります。
設定画面で「自動押え圧補正」または「自 動押え圧」を ON にすると、センサーが布
地の厚さを自動的に読み取ります。スムー ズに布送りでき、きれいに仕上げることが できます。「自動押え圧補正」機能の詳細 は、「基本機能編」の「自動押え圧補正」 を参照してください。
•6mm以上の厚地をぬったり、無理に布 地を押しこんだりすると、針が折れけが
をするおそれがあります。
a
a ぬう方向
押えを上げます。
a
ぬい始めの位置に合わせて、布地をおきま
b
す。
ジグザグ押え< J >を水平に保持して、左
c
側の押え固定ピン(黒いボタン)を押した まま、押えを下げます。
薄い布地をぬう
薄い布地をぬうと、ぬい目がつれてしまったり、 布がうまく送られないことがあります。
状態の良い針を使い、針位置をいちばん左か右に 設定すると、布地が送り歯の中に巻き込まれるの を防ぎやすくなります。布が巻きこまれてしまう 場合は、布地の下にハトロン紙などの薄い紙や接 着芯をしいて、布地と一緒にぬいます。ぬい終わ ったら、紙や接着芯をやぶって取り除きます。
a 接着芯または薄い紙
S-4
a 押え固定ピン(黒いボタン)
Page 67
いろいろな素材をぬう
お願い
1
注意
お願い
お知らせ
伸びる布地をぬう
あらかじめしつけをして、布地を引っ張らない ようにぬいます。
1
a しつけ
ニット生地をぬうときは、伸縮ぬいを使用する と、きれいにぬうことができます。また、ニッ ト用針を使用してください。推奨する模様は以 下の模様です。
模様
EMG03 シリーズ
CPF73 シリーズ
* 印の模様は、「ダイレクト選択モード」で、該当する数
字キーを押せば選択できます。「基本機能編」を参照し てください。
1-05 1-06 1-13 1-14 2-13
05
* 06*
13
14
48
*
面ファスナー(マジックテープ®) をぬう
面ファスナーは、のりが付いていない縫
製用のものを使用してください。のりが 針やかまに付着すると、故障の原因とな ります。
面ファスナーを細い針( 9 11 番)で
ぬうと、針が折れたり曲がったりするお それがあります。
ミシンでぬう前に、しつけをして面ファスナ ーと布地をぬい合わせておいてください。
プーリーを手で回して面ファスナーに針を刺し、 針がスムーズに通ることを確認してから、面ファ スナーの端を低速でぬいます。針が通らない場合 は、厚地用の針と糸に交換してください。(「基 本機能編」の「布地と糸の種類による針の使い分 け」参照)
S
きれいに仕上げるために
ビニールや皮革をぬう
ビニールコーティングや皮革など、押えに貼り ついてぬいにくい素材にはウォーキングフット (別売)を使用します。
a 皮革
ウォーキングフットは、直線模様またはジ グザグ模様のみに使用できます。ウォーキ ングフット使用時は返しぬいをしないでく ださい。自動返しぬい/止めぬいを設定する ときは、ぬい始めに返しぬいをしない直線ま たはジグザグ模様を選択してください。詳細 は、「基本機能編」の「ぬい方早見表」を参 照してください。
ウォーキングフットを使用するときは、あら かじめ実際に使用する生地のはぎれで試しぬ いをして、生地に押えのあとが残らないこ とを確認してください。
a 面ファスナーの端
•“マジックテープ” は、株式会社クラレの、 面ファスナーの登録商標です。
実用ぬい編 S-5
Page 68
しつけぬいをする/布をぬい合わせる
注意
J
第2
いろいろなぬい方
しつけぬいをする/布をぬい合わせる
基本となる直線ぬいをします。
次の表の見方は、巻頭の「『実用ぬい編』の模様 表の見方」で説明しています。参照してくださ い。
名前 ぬい方
しつけぬい
直線(左基線)
直線(中基線)
EMG03
模様番号
1-08 08
1-01
1-02
1-03
シリーズ
01
02
03
CPF73
押え
シリーズ
*
*
J
*
模様 を選択します。
b
ミシンをスタートさせます。
c
布をぬい合わせる
ぬい合わせるところを、しつけまたはまち
a
針で留めます。
ジグザグ押え< J >を取り付けます。
b
直線(中基線)
3 重ぬい
* 印の模様は、「ダイレクト選択モード」で、該当する数字
キーを押せば選択できます。「基本機能編」を参照してく ださい。
押えを交換する前に、必ず操作パネルの (針・押え交換キー)を押して、す
べてのキーとスイッチをロックしてくだ さい。万一、スタート/ストップスイッ チまたは他のスイッチが押されると、ミ シンが作動してけがをするおそれがあり ます。
1-04
1-05
04*
05
*
しつけぬい
しつけぬいのぬい目の長さは、0.5cm 3cm の 範囲で設定できます。
模様を選択します。
c
ぬい始めの位置に針を刺します。
d
押えを下げ、ミシンをスタートさせます。
e
ぬい終わったら、糸を切ります。
f
ジグザグ押え< J >を取り付けます。
a
J
S-6
Page 69
針位置を変えるとき
12
0.0 2.0 5.0 7.0
34 5
6
1
2
直線[左]と直線[中]は、基線となる針位置が 異なります。
a 直線[左] b 直線[中]
直線[左]は、ジグザグの振り幅が標準の設定
0.0mm
12mm
すると、針位置が変えられます。押えの右端に布 端を合わせてぬうと、一定の幅でぬうことができ ます。
)のときに、針位置から押えの右端まで
あります。振り幅を変更(
0.0 ~7.0mm
しつけぬいをする/布をぬい合わせる
S
いろいろなぬい方
a 振り幅 b 針位置から押え右端までの幅
c 12.0mm d 10.0mm e 7.0mm f 5.0mm
詳細は、「基本機能編」の「振り幅を調節する」 を参照してください。
実用ぬい編 S-7
Page 70
すそ上げをする
注意
お知らせ
3
1
2
1
2
3
5
6
4
1
2
すそ上げをする
スカートやズボンのすそをまつります。
次の表の見方は、巻頭の「『実用ぬい編』の模様 表の見方」で説明しています。参照してくださ い。
名前 ぬい方
まつりぬい
EMG03
模様番号
2-01 36
2-02 37
押えを交換する前に、必ず操作パネルの
(針・押え交換キー)を押して、す べてのキーとスイッチをロックしてくだ さい。万一、スタート/ストップスイッ チまたは他のスイッチが押されると、ミ シンが作動してけがをするおそれがあり ます。
シリーズ
できあがり線で布を表に返し、アイロンを
b
かけます。
a
2
1
シリーズ
R
押え
3
2
2
3
1
1
を横から見た図>
CPF73
b c 布端
4
d できあがり線
< 厚い布地>
< 普通地>
布端から約 5mm のところにチャコペンで
c
印をつけ、しつけをします。
a b c 布端 d できあがり線
e 5mm f しつけ
厚い布地>
筒の大きさがアームに入らないほど小さい
ときや、筒の長さが短いときは、布地がう まく送られず、きれいに仕上がらないこと があります。
すそ上げをするスカートやズボンを裏返し
a
ます。
2
1
a b c 布端 d すそ側
< 普通地>
< 横から見た図>
しつけをしたところから、内側へ折り込み
d
ます。
a b
3
4
1
1
1
< 横から見た図>
5
2
6
7
c 布端 d できあがり線
e 5mm f しつけ g しつけの位置
< 厚い布地>
< 普通地>
S-8
Page 71
すそ上げをする
5
1
1
1
1
1
2
6
3
4
お知らせ
布端を開いて裏返します。
e
a b c 布端 d できあがり線 e しつけの位置 f しつけ
< 厚い布地>
< 普通地>
< 横から見た図>
まつりぬい押え< R >を取り付けます。
f
模様 または を選択します。
g
プーリーをゆっくり手前に回して針を下
k
げ、針が折り山に少しかかる位置にあるか 確認します。
a 針落ち位置 針落ち位置を変更するときは、針を上げてから振り
幅を変更します。 *振り幅を調整することで針の落ち位置の微調整が
できます。(振り幅の設定の数値の単位は mm で はありません。)
S
いろいろなぬい方
補助テーブルを外して、ミシンをフリー
h
アームにします。
下図のように布地をアームにセットし、布
i
地を回せることを確認して、ミシンをス タートさせます。
a アーム
押えのガイドと布地の折り山が合うように
j
布地をセットし、押えを下げます。
a 厚い布地 b 普通地
左側の針落ち位置が折り山にかかっていな いと、まつりぬいをすることができません。 また、針があまり折り山のほうにかかりす ぎると、折りを広げることができず布地の 表側にぬい目が大きく出て、きれいに仕上 がりません。 うまくまつりぬいをできないときは、以下 の解決方法を参照してください。
針がかかりすぎているとき
針が左側にいきすぎています。 振り幅を小さくして、針が折り山に少しかかるよ うに調節します。
例:厚地
a b 折り山 c ガイド
実用ぬい編 S-9
Page 72
すそ上げをする
お願い
1
2
1
2
例:普通地
a b
針がかかっていないとき
針が右側にいきすぎています。 振り幅を大きくして、針が折り山に少しかかるよ うに調節します。
例:厚地
しつけをほどき、布地を表に返します。
n
a b
例:普通地
a b
折り山に押えのガイドを沿わせてぬいま
l
す。
ぬい終わったらミシンを止め、針と押えを
m
上げて、布地を後ろに引いて取り出します。
ぬい終わった後は、布地を後ろに引いてく ださい。前方向や横方向に布地を引っ張る と、押えが破損するおそれがあります。
S-10
Page 73
布端を始末する
注意
G
注意
注意
a
1
布端を始末する
裁断した布端がほつれないように、たち目かがりをし ます。
たち目かがり押え< G >を使う たち目かがり
次の表の見方は、巻頭の「『実用ぬい編』の模様 表の見方」で説明しています。参照してくださ い。
名前 ぬい方
たち目かがり
* 印の模様は、「ダイレクト選択モード」で、該当する数字
キーを押せば選択できます。「基本機能編」を参照してく ださい。
EMG03
シリーズ
CPF73
模様番号
1-15
1-17 17
15
シリーズ
*
G1-16 16
押え
模様を選択します。
b
たち目かがり押え< G >を使用すると きは、必ずたち目かがり押え< G >用 の模様を選んでください。間違った模様
でぬうと、針が押えに当たり、針が折れ たり、押えが破損したりするおそれがあ ります。
押えのガイドに布端を当て、押えを下げま
c
す。
a ガイド
プーリーをゆっくりと手前に回し、針が押
d
えに当たらないことを確認します。
S
いろいろなぬい方
押えを交換する前に、必ず操作パネルの (針・押え交換キー)を押して、す
べてのキーとスイッチをロックしてくだ さい。万一、スタート/ストップスイッ チまたは他のスイッチが押されると、ミ シンが作動してけがをするおそれがあり ます。
たち目かがり押え< G >を取り付けます。
a
a 針が当たらないように注意してください。
布端をガイドに当てながら、ガイドにそっ
e
てぬいます。
a 針落ち位置
押えを最上位置まで上げると、針が押え に当たるおそれがあります。
実用ぬい編 S-11
Page 74
布端を始末する
お願い
注意
J
a
1
ぬい終わったらミシンを止め、針と押えを
f
上げて、布地を後ろに引いて取り出しま す。
ぬい終わった後は、布地を後ろに引いてく ださい。前方向や横方向に布地を引っ張る と、押えのピンが破損するおそれがありま す。
押えに糸がからみついた場合は、からんだ 糸を取り除いてから、押えを上げて押えを 取り外してください。糸がからんだまま、 押えを上げると、押えが破損するおそれが あります。
ジグザグ押え< J >を使うたち
押えを交換する前に、必ず操作パネルの (針・押え交換キー)を押して、す
べてのキーとスイッチをロックしてくだ さい。万一、スタート/ストップスイッ チまたは他のスイッチが押されると、ミ シンが作動してけがをするおそれがあり ます。
ジグザグ押え< J >を取り付けます。
a
目かがり
次の表の見方は、巻頭の「『実用ぬい編』の模様 表の見方」で説明しています。参照してくださ い。
名前 ぬい方
ジグザグ(中基線)
ジグザグ(右基線)
2 点ジグザグ
3 点ジグザグ
たち目かがり
EMG03
シリーズ
模様番号
1-09
1-11 11
1-13 13
1-14
1-18 18
1-19 19
1-20 20
1-21 21
09
14
CPF73
*
*
シリーズ
J
押え
模様を選択します。
b
針が布端よりわずかに外側に落ちるように
c
ぬいます。
a 針落ち位置
1-22 22
1-23 23
* 印の模様は、「ダイレクト選択モード」で、該当する数字
キーを押せば選択できます。「基本機能編」を参照してく ださい。
S-12
Page 75
サイドカッター押え< S
お願い
注意
お知らせ
布端を始末する
押えを取り外します。
a
(別売)を使うたち目かがり
別売のサイドカッター押え< S >を使用して、布端を 切りながらぬいしろを始末することができます。次の
5 模様のいずれかを選択します。
次の表の見方は、巻頭の「『実用ぬい編』の模様
表の見方」で説明しています。参照してくださ い。
サイドカッター押え< S >を使用するとき は、手で針に糸を通してください。糸通し
レバーを使用する場合は、糸を通した後に サイドカッター押え< S >を取り付けてく
ださい。
名前 ぬい方
EMG03
シリーズ
CPF73
模様番号
1-24 24
シリーズ
押え
サイドカッター押え< S >の作動レバーの
b
ふたまた部分で、針のとめネジの棒を後ろ からはさみます。
a
b
a 作動レバー b 針のとめネジ
サイドカッター押え<S> のピンと押えホ
c
ルダーのミゾが合う位置にサイドカッター 押え< S > を置き、押えレバーをゆっく り下げます。
S
いろいろなぬい方
サイドカッター
押えを交換する前に、必ず操作パネルの (針・押え交換キー)を押して、す
べてのキーとスイッチをロックしてくだ さい。万一、スタート/ストップスイッ チまたは他のスイッチが押されると、ミ シンが作動してけがをするおそれがあり ます。
サイドカッター押え< S
1-25 25
1-26 26
1-27 27
1-28 28
b
S
a 押えホルダーのミゾ b ピン
押えホルダーの下にセットしにくい場合は、 押えレバーをさらに押し上げると、押えホ ルダーがもう一段上がり、セットしやすく なります。
a
押えを上げて、サイドカッター押え< S >
d
が取り付けられていることを確認します。
上糸はサイドカッター押え< S >の下を通
e
して、後ろ側に引き出します。
実用ぬい編 S-13
Page 76
布端を始末する
お知らせ
1
模様を選択します。
f
布地のぬい始めの部分に2cm の切り込みを
g
入れます。
1
a 2 cm
布地をセットします。
h
布地の切り込みを入れた部分を、サイドカッター押 え< S > のガイドプレートの上に置きます。
a
a ガイドプレート
布地を正しく置かないと、布地が切れません。
押えを下げ、ミシンをスタートさせます。
i
ぬいしろを裁断しながらぬっていきます。
模様を直線
5mm になります。
にしてぬった場合、ぬいしろは約
S-14
a 5mm
サイドカッター押え< S >で切れる布地の
厚さは、13 オンスデニム 1 枚程度までで す。
サイドカッター押え< S > を使用したあと は、糸くずやほこりを取り除いてください。
布地が切れなくなってきたときは、サイド カッター押え< S > の刃を少量の油を含ま
せた布でふいてください。
Page 77
ボタン穴かがり/ボタンつけ
注意
次の表の見方は、巻頭の「『実用ぬい編』の模様 表の見方」で説明しています。参照してくださ い。
「ボタンの直径+厚み」が 28mm までのボタン
穴を作ることができます。
名前 ぬい方
ボタン穴かがり
EMG03
シリーズ
CPF73
模様番号
4-01 77
4-02 78
4-03 79
4-04 80
4-05 81
4-06 82
シリーズ
A
ボタン穴かがりは、図のように押えの手前から
押え
後ろに向かってぬいます。
ボタン穴かがり/ボタンつけ
ボタン穴かがり
S
いろいろなぬい方
4-07 83
4-08 84
4-09 85
4-10 86
ボタンつけ
押えを交換する前に、必ず操作パネルの (針・押え交換キー)を押して、す
べてのキーとスイッチをロックしてくだ さい。万一、スタート/ストップスイッ チまたは他のスイッチが押されると、ミ シンが作動してけがをするおそれがあり ます。
4-14 90 M
a 止めぬい
実用ぬい編 S-15
Page 78
ボタン穴かがり/ボタンつけ
b
a
3
2
1
2
A
1
2
3
ボタン穴かがりで使用するボタン穴かがり押え < A >の各部の名称は以下のとおりです。
1
2
5
3
4
A
a 台皿 b 押えスケール c ピン d しるし
e 5mm
布地の穴かがりをする位置に、ボタンの直
a
径と厚みを合わせた長さのしるしをつけま す。
ボタンが台皿にのらない場合
押えスケールの目盛りを使用して、穴かがりの大 きさを設定します。押えスケールは
です。 押えスケールの目盛りをボタンの直径
法に合わせてください。
a 押えスケール b でき上がり寸法(直径 + 厚み)
c 5mm
例:直 径 1.5cm 厚み 1cm のボタンの場合、2.5cm の目盛
りに合うように、台皿を引き出します。
1
1
目盛り
+
5mm
厚みの寸
a しるし b 出来上がり
押えの台皿を引き出し、ボタンをのせては
b
さみます。
a 厚み 1cm b 直径 1.5cm
ボタン穴かがりの大きさが決まります。
ボタン穴かがり押え< A > を取り付けま
c
す。
ボタン穴かがり押え< A >を取り付ける前に、上糸 は押えの穴から押えの下に通しておきます。
模様を選択します。
d
押えの赤のしるしと布地のしるしの手前側
e
を合わせ、押えを下げます。
a 布地のしるし(手前) b 赤のしるし c 上糸
S-16
Page 79
ボタン穴かがり/ボタンつけ
お知らせ
a
お知らせ
1
押えを下げるときに、押えの手前部分を押さな いでください。
a すきまをなくさない
しるしの位置を合わせにくい場合は、プー リーをゆっくりと手前に回して針が刺さる 位置を確認し、そこに布地のしるしを合わ せます。
ミシン本体のボタン穴かがりレバーを一番
f
下まで引き下げます。
h
り、押えを上げて布地を取り出します。
あらかじめ自動糸切りを設定しておくと、 ぬい終わりに止めぬいをしてから自動的に 上糸と下糸を切ります。
詳細は、「基本機能編」の「自動で糸を切 る」を参照してください。
ミシン左側の糸切りやはさみを使って糸を 切る場合は、 (針上下スイッチ)で針を上
げ、押えも上げて、布を引き出してから糸 を切ってください。
ボタン穴かがりレバーを元に戻します。
(糸きりスイッチ)を 1 回押して糸を切
i
ぬった部分を切らないように、かんぬき止
j
めの内側にまち針を刺します。
1
S
いろいろなぬい方
a
a ボタン穴かがりレバー ボタン穴かがりレバーが、押えの突起部の後ろ側に
なるようにします。
1
2
a ボタン穴かがりレバー b 突起部
左手で上糸を軽く持ち、ミシンをスタート
g
させます。
a まち針
付属のリッパーでボタン穴を切り開きま
k
す。
a リッパー
はとめ穴の場合は、付属のはとめ穴パンチで穴をあ けてから、リッパーで切り開きます。
1
ぬい終わると、自動的に止めぬいをしてストップ
します。
a はとめ穴パンチ
はとめ穴パンチを使用するときは、布地の下に 厚紙などを敷いてください。
実用ぬい編 S-17
Page 80
ボタン穴かがり/ボタンつけ
注意
お知らせ
リッパーで穴をあける方向に、手や指を 置かないでください。すべったときにけ がをするおそれがあります。
リッパーは、本来の使用目的以外での使 用はしないでください。
ぬい目のあらさを変えるとき
ぬい目の長さを調節します。
詳細は、「基本機能編編」の「ぬい目の長さを調 節する」を参照してください。
厚地の場合などで布地が進まないときは、ぬい 目をあらくします。
振り幅を変えるとき
芯ひもの端を反対側のミゾにはさんで軽く
b
結びます。
ボタン穴かがり押え< A > を取り付けま
c
す。
模様 または を選択します。
d
芯ひもの太さより大きめに振り幅を設定し
e
ます。
押えを下げ、ボタン穴かがりレバーを下げ
f
て、ミシンをスタートさせます。
ジグザグの振り幅を調節します。
詳細は、「基本機能編」の「振り幅を調節する」 を参照してください。
ボタン穴かがりをする前に、模様の長さと 幅を確認するために、はぎれを使って試し ぬいをしてください。
伸びる布地をぬうとき
伸びる布地にボタン穴かがりをするときは、芯ひ もを入れてぬいます。
ボタン穴かがり押え<A> の図の部分に芯
a
ひもをかけます。
ぬい終わったら、芯ひもを引いてたるみを
g
なくします。
手ぬい針を使用して布地の裏側に芯ひもを
h
引き出して結びます。
ボタンつけ
このミシンではボタンつけができます。ボタン つけができるのは、2 つ穴または 4 つ穴のボタ
ンです。
ぬい付けるボタンの穴の距離を測ります。
a
S-18
Page 81
ボタン穴かがり/ボタンつけ
お願い
a
注意
お知らせ
押えレバーを上げ、補助テーブルを外しま
b
す。
ミシン本体背面下側にあるドロップレバー
c
を背面から見て左側( )にします。
a ドロップレバー(背面から見た図)
ボタン付け押え< M >を取り付けます。
d
模様 を選択します。
e
プーリーを手前に回し、針がボタンに当た
h
らずにボタン穴に交互に入るか確認しま す。
針がボタンに当たりそうな場合は、ボタン穴の距離 を計り直し、ジグザグの振り幅を穴の距離に合わせ ます。
ぬう際には、ボタンに針が当たらないよ うに注意してください。針が折れたり曲 がったりするおそれがあります。
ミシンをスタートさせます。
i
スピードコントロールレバーは「ゆっくり」にしま す。
S
いろいろなぬい方
あとで糸端を結ぶので、自動糸切りは設定 しないでください。
ジグザグの振り幅を穴の距離に合わせま
f
す。
ぬい付ける位置にボタンを置き、押えを下
g
げます。
a
a ボタン
•4つ穴のボタンをつけるときは、手前の穴を先に ぬいます。手前の穴がぬい終わったら、ボタンを
ずらして後ろの穴に合わせ、もう一度ぬいます。
ぬい終わると、自動的に止めぬいをしてストップ
します。
あとで糸端を結ぶので、 (糸切りスイッチ)は 使用しないでください。
ぬい始めの上糸と下糸を、はさみで切りま
j
す。
ぬい終わりの上糸を布地の裏に引き出し、下糸と結 びます。
ボタンつけが終わったら、ドロップレバー
k
を背面から見て右側( )にし、補助 テーブルを元に戻します。
送り歯は、次にぬい始めたときに上がります。
実用ぬい編 S-19
Page 82
ボタン穴かがり/ボタンつけ
1
足をつけるとき
ボタンの付け根に足(糸足)をつけるときは、ボ タンと布地の間にすき間をあけた状態でぬい、あ とで手で巻きつけます。ボタンをしっかりとつけ ることができます。
ボタン付け押え<M> にボタンを取りつけ
a
たら、足レバーを手前に引きます。
a 足レバー
ぬい終わったら、上糸を長めに切り、ボタ
b
ンと布地の間の糸足に巻きつけて、ぬい始 めの上糸と結びます。
ぬい始めとぬい終わりの下糸は、布地の裏側で結び ます。
余分な糸を切ります。
c
S-20
Page 83
ファスナーつけ
注意
1
2
3
1
2
3
4
1
1
2
3
ファスナーつけ
次の表の見方は、巻頭の「『実用ぬい編』の模様 表の見方」で説明しています。参照してくださ い。
名前 ぬい方
直線(中基線)
* 印の模様は、「ダイレクト選択モード」で、該当する数字
キーを押せば選択できます。「基本機能編」を参照してく ださい。
押えを交換する前に、必ず操作パネルの (針・押え交換キー)を押して、す
べてのキーとスイッチをロックしてくだ さい。万一、スタート/ストップスイッ チまたは他のスイッチが押されると、ミ シンが作動してけがをするおそれがあり ます。
EMG03
模様番号
1-03
シリーズ
CPF73
03
シリーズ
I
*
押え
ファスナーをつける部分のでき上がり線に
c
しつけをします。
a しつけ b 返しぬい c d あき止まり
ぬいしろを割り、裏からアイロンをかけま
d
す。
S
いろいろなぬい方
つき合わせ
つき合わせた布地の両方にステッチが入ります。
a b ステッチ c あき止まり
ジグザグ押え< J >を取り付けます。
a
あき止まりから下側に地ぬいをします。
b
布地は中表にし、あき止まりは返しぬいをします。
a
ぬい目とファスナーの中央を合わせて、し
e
つけをします。
a b しつけ c ファスナー
実用ぬい編 S-21
Page 84
ファスナーつけ
注意
4
1
2
3
注意
1
2
3
4
1
2
3
でき上がり線のしつけを布端から5cm の位
f
置までほどきます。
a b ファスナーのしつけ c でき上がり線のしつけ
d 5 cm
片押え< I >のピンの右側を押えホルダー
g
に取り付けます。
1
I
布地の表からステッチをかけます。
i
a ステッチ b c しつけ d あき止まり
a ピン右側 b 針落ち位置
模様 を選択します。
h
片押え< I >を使用するときは、必ず直 線[中]を使用し、プーリーをゆっくり
と手前に回して針が押えに当たらないこ とを確認してください。他の模様を使用 すると、針が押えに当たり、折れたり曲 がったりするおそれがあります。
2
ぬう際には、ファスナーに針が当たらな いように注意してください。針が折れた り曲がったりするおそれがあります。
しつけをほどきます。
j
片返し
布地の片側にステッチが入ります。脇ファス ナーや後ろファスナーの作品を作るときに使用 します。
S-22
a ステッチ b c あき止まり
ここでは、脇ファスナーの場合を例に説明しま す。
Page 85
ファスナーつけ
1
2
3
4
1
2
注意
ジグザグ押え< J > を取り付けます。
a
あき止まりから下側に地ぬいをします。
b
布地は中表にし、あき止まりは返しぬいをします。
ファスナーをつける部分のでき上がり線に
c
しつけをします。
a しつけ b 返しぬい c d あき止まり
ぬいしろを割り、裏からアイロンをかけま
d
す。
3mm 出した折り山とファスナーのむしの
f
端を合わせて、しつけまたはまち針で留め ます。
2
1
a むし b しつけ
片押え< I > のピンの右側を押えホルダー
g
に取り付けます。
例と反対側をぬう場合は、左側のピンを取り付けま す。
1
I
2
S
いろいろなぬい方
a
右側(ステッチが入らない方)のぬいしろ
e
3mm 出してアイロンをかけます。
1
a b 3mm
a ピン右側 b 針落ち位置
模様 を選択します。
h
片押え< I >を使用するときは、必ず直
線[中]を使用し、プーリーをゆっくり と手前に回して針が押えに当たらないこ とを確認してください。他の模様を使用 すると、針が押えに当たり、折れたり曲 がったりするおそれがあります。
実用ぬい編 S-23
Page 86
ファスナーつけ
注意
1
注意
1
2
3
4
5
3mm 出した折り山部分を、あき止まりの
i
方からぬいます。
ぬう際には、ファスナーに針が当たらな いように注意してください。針が折れた り曲がったりするおそれがあります。
残り 5cm の位置までぬったらミシンをストッ
j
プさせ、針を下げたまま押えを上げます。
ファスナーを開いて続きをぬいます。
k
片押え< I >のピンの逆側を押えホルダー
m
に取り付けます。
g で右側に取り付けた場合は、左側に取り付けま
す。
1
I
2
a ピン左側 b 針落ち位置
布地の表からステッチをかけます。
n
あき止まり側から返しぬいをし、しつけをめやすに してぬいます。
ファスナーをとじて表に返し、反対側をし
l
つけします。
a しつけ
a b あき止まり c 返しぬい d ぬい始め e しつけ
ぬう際には、ファスナーに針が当たらな いように注意してください。針が折れた り曲がったりするおそれがあります。
残り5cm ほどまでぬったらミシンをストッ
o
プさせ、針を下げたまま押えを上げます。
でき上がり線のしつけをほどいてファス
p
ナーを開き、続きをぬいます。
S-24
Page 87
伸びる布地やゴムテープをぬう
注意
1
2
次の表の見方は、巻頭の「『実用ぬい編』の模様 表の見方」で説明しています。参照してくださ い。
名前 ぬい方
伸縮ぬい
2 点ジグザグ
3 点ジグザグ
EMG03
シリーズ
CPF73
模様番号
1-06
1-13 13
1-14
06
14
シリーズ
*
*
押え
J
ゴムテープつけ
そで口やウエストなどにゴムテープをぬいつけ る場合、ゴムテープが縮んでいる状態ができ上 がり寸法になります。必要な長さのゴムテープ を用意します。
a
伸びる布地やゴムテープをぬう
まち針で布地の裏側にゴムテープを留めま す。
布地とゴムテープが均等になるようにまち針で数か 所留めます。
S
いろいろなぬい方
ゴムひもつけ
* 印の模様は、「ダイレクト選択モード」で、該当する数字
キーを押せば選択できます。「基本機能編」を参照してく ださい。
押えを交換する前に、必ず操作パネルの (針・押え交換キー)を押して、す
べてのキーとスイッチをロックしてくだ さい。万一、スタート/ストップスイッ チまたは他のスイッチが押されると、ミ シンが作動してけがをするおそれがあり ます。
2-13 48
伸縮ぬい
ジグザグ押え< J > を取り付けます。
a
J
a ゴムテープ b まち針
ジグザグ押え< J > を取り付けます。
b
J
模様を選択します。
c
模様 を選択します。
b
布地を伸ばさないようにぬいます。
c
実用ぬい編 S-25
Page 88
伸びる布地やゴムテープをぬう
注意
ゴムテープが布地と同じ長さになるように
d
伸ばしながらぬいます。
左手で後ろ側の布地を引っ張り、右手で押えに一番 近いまち針のところを引っ張ります。
ぬう際には、まち針などが針に当たらな いように注意してください。針が折れた り曲がったりするおそれがあります。
S-26
Page 89
アップリケ/パッチワーク/キルトぬい
注意
お知らせ
注意
1
アップリケ/パッチワーク/キルトぬい
次の表の見方は、巻頭の「『実用ぬい編』の模様 表の見方」で説明しています。参照してくださ い。
名前 ぬい方
ジグザグ(中基線)
EMG03
模様番号
1-09
シリーズ
CPF73
09
押え
シリーズ
*
アップリケ
アップリケ布は 3 5mm のぬいしろをつ
a
けて裁断します。
1
S
いろいろなぬい方
ジグザグ
アップリケ
ピーシング直線
(右基線)
ピーシング直線
(中基線)
ピーシング直線
(左基線)
つきあわせ
手ぬい風直線
キルティング模様
1-33 33
2-03 38
1-34 34
1-29 29
1-30 30
1-31 31
2-07 42
2-08 43
2-09 44
1-32 32
1-35 35
a ぬいしろ
アップリケ布の裏に厚紙の型紙をあてて、
b
アイロンででき上がり線を折ります。
J
アップリケ布を表に返し、土台になる布地
c
にしつけまたはのりでとめます。
* 印の模様は、「ダイレクト選択モード」で、該当する数字
キーを押せば選択できます。「基本機能編」を参照してく ださい。
押えを交換する前に、必ず操作パネルの (針・押え交換キー)を押して、す
べてのキーとスイッチをロックしてくだ さい。万一、スタート/ストップスイッ チまたは他のスイッチが押されると、ミ シンが作動してけがをするおそれがあり ます。
模様右下に記されている「Q」は、その模 様がキルト用であることを示し、「P」は ピーシング用であることを示します。
a しつけ
のりでアップリケ布を土台になる布地に とめる場合は、ミシンでぬう部分にのり をつけないでください。のりが針やかま に付着すると、故障の原因となります。
実用ぬい編 S-27
Page 90
アップリケ/パッチワーク/キルトぬい
J
J
ジグザグ押え< J >を取り付けます。
d
パッチワーク(クレイジーキルト)
上側になる布地の端を折って下側の布地と
a
重ねます。
ジグザグ押え< J >
模様を選択します。
e
プーリーを手前に回し、アップリケ布の端
f
から少し外側に針が刺さるようにしてぬい 始めます。
急な角度をぬうときは、アップリケ布の外側に針を 刺したまま、押えを上げて少しずつ方向を変えなが らぬいます。
両方の布地に模様がまたがるようにぬいま
b
す。
ピーシング
パッチワークで布と布(ピース)をぬい合わせ ることを、「ピーシング」といいます。布地は、 すべて 7mm のぬいしろを付けて裁断します。
ピーシング用直線は、押えの右端、または左端 から 7mm のところをぬいます。
ピーシングする布地のぬいしろを、しつけ
a
またはまち針で留めます。
ジグザグ押え< J >を取り付けます。
b
模様 または を選択します。
c
押えの端に布端を合わせてぬいます。
d
S-28
Page 91
アップリケ/パッチワーク/キルトぬい
お知らせ
1
お知らせ
a
e
e
c
d
b
ぬいしろが右側のとき
押えの右端に布端を合わせ、
a 7mm
の模様でぬいます。
ぬいしろが左側のとき
押えの左端に布端を合わせ、
1
の模様でぬいます。
押えのガイドとしるしを使うと、正確なぬ
b
いしろで仕上がります。
ぬいしろ 6.4mm のピーシング 布地の端をガイドに当てながら、ぬいます。
b
a
a ガイド b 6.4mm
正確なぬいしろで仕上げる場合 布地の端から 6.4mm の位置で、ぬい始め、ぬ
い終り、布地の回転を行います。
S
いろいろなぬい方
a 7mm
ぬいしろの幅を変更する(針位置を変更す
る)場合は、「基本機能編」の「振り幅を調 節する」を参照してください。
ガイド付ピーシング押え(別売)を 使う
このピーシング押えを使うと、
3.2mm
キルトのピーシングや、飾りぬいに使うことがで きます。
のぬいしろで正確に仕上がります。
を選択し、次にガイド付ピーシング押え
a
を取り付けます。
6.4mm
または
a このしるしを、ぬい始めの布地の端に合わせま
す。
b ぬい始め c ぬい終り d 布地のぬい終り、または布地を回転する側
e 6.4mm
ピボット機能を使用すると、ミシンを止め ると自動的に針下停止の状態で押えが上が り、布を回転させるときに便利です。ビ ボット機能の詳細は、「基本機能編」 の「ピ
ボット」を参照してください。
実用ぬい編 S-29
Page 92
アップリケ/パッチワーク/キルトぬい
お願い
a
b
c
注意
a
b
3.2mm
布地の端を押えの左側に合わせて、ぬいます。
の飾りぬいキルト
a b ぬい目
c 3.2mm
キルティング
表布と裏布の間にキルト綿をはさんでぬい合わ せることを、「キルティング」といいます。別売 のウォーキングフットやキルターを使用すると、 きれいにぬうことができます。
ウォーキングフットのレバーのふたまた部
c
分で、針のとめネジの棒をはさみます。
a ふたまた部 b 針のとめネジの棒
押えレバーを下げ、押えホルダーのネジを
d
付属のドライバー(大)で確実にしめま す。
a
ウォーキングフットを使用するときは、手 で針に糸を通してください。糸通しレバー を使用する場合は、糸を通した後にウォー キングフットを取り付けてください。
ウォーキングフットを使用するときは、速 さをゆっくり~中速でぬってください。
ウォーキングフットは、直線模様またはジ グザグ模様のみに使用できます。ウォーキ ングフット使用時は返しぬいをしないでく ださい。自動返しぬい/止めぬいを設定す るときは、ぬい始めに返しぬいをしない直 線またはジグザグ模様を選択してください。 詳細は、「基本機能編」の「ぬい方早見表」 を参照してください。
設定画面で「自動押え圧補正」または「自 動押え圧」を ON にすると、センサーが布
地の厚さを自動的に読み取ります。スムー ズに布送りでき、きれいに仕上げることが できます。詳細は、「基本機能編」の「自動 押え圧補正」 を参照してください。
布地にしつけをします。
a
a 押えホルダーのネジ
ネジは付属のドライバーで確実にしめて ください。ネジのしめ方がゆるいと、針 が押えに当たり、折れたり曲がったりす るおそれがあります。
必ず、ぬう前にプーリーをゆっくりと手 前に回し、針が押えに当たらないことを 確認してください。針が折れたり曲がっ たりするおそれがあります。
模様を選択します。
e
押えの両側に手を置き、布地をしっかりと
f
張ってぬいます。
b
S-30
押えと押えホルダーを取り外します。
詳細は、「基本機能編」の「押えホルダーを取り 外す/取り付ける」を参照してください。
Page 93
キルター(別売)を使う
注意
お知らせ
a
アップリケ/パッチワーク/キルトぬい
キルターを使用すると、ぬい目を平行にそろえて 等間隔にぬうことができます。
ウォーキングフットまたは押えホルダーの
a
穴に、キルターの棒を差し込みます。
ウォーキングフット(別売)
押えホルダー
ミシンをフリーモーションモードにすると、 押えがフリーモーションキルトに最適な高 さになります。詳細は、「基本機能編」の
「フリーモーションモードでぬう」を参照し
てください。
オープントゥキルト押え< O >*を 使用する
オープントゥキルト押え<O>は、ジグザグ模様 や飾り模様でフリーモーションキルトをぬう場合
や、厚さが均一ではない布地にフリーモーション キルトの直線ぬいをする場合に使用します。オー プントゥキルト押え<
ろな模様をぬうことができます。使用できる模様 については、「基本機能編」
参照してください。
* オープントゥキルト押え< O >は、CPF73 シリーズで
は別売です。
O
>を使用すると、いろい
の「ぬい方早見表」を
S
いろいろなぬい方
ぬい終わったぬい目とキルターのガイドが
b
合うように、棒の長さを調節します。
フリーモーションキルト
フリーモーションキルトでは、フットコント ローラー * を取り付けて、一定の速度でぬうこ
とをお勧めします。ぬう速度は、ミシンのス ピードコントロールレバーで調節できます。
* フットコントローラーは、EMG03 シリーズでは別売です。
フリーモーションキルトでは、ぬう速度
に合うように布を動かしてください。無 理に速く布地を動かすと、針が折れたり、 他の損傷が起きるおそれがあります。
オープントゥキルト
押え< O
補助テーブルを外し、ミシン本体背面下側
a
にあるドロップレバーを背面から見て左側
)にします。
a ドロップレバー(背面から見た図)
送り歯が下がります。
模様を選択します。
b
押えホルダーを取り外します。
c
詳細は、「基本機能編」の「押えホルダーを取り 外す/取り付ける」を参照してください。
実用ぬい編 S-31
Page 94
アップリケ/パッチワーク/キルトぬい
お願い
注意
1
2
3
お知らせ
注意
お知らせ
お知らせ
オープントゥキルト押え<O>のピンを針の
d
とめネジの上に配置して、左下を押え棒に 合わせて、オープントゥキルト押え< O > を取り付けます。
a ピン b 針のとめネジ c 押え棒
キルト押えが傾斜していないことを確認し てください。
右手でキルト押えを持ちながら、左手で押
e
えホルダーのネジを付属のドライバー
(大)でしめます。
ぬい終わったら、ドロップレバーを背面か
g
ら見て右側( )にし、プーリーを回し て送り歯を上げ、補助テーブルを元に戻し ます。
最初はきれいに仕上がらないことがありま すが、練習を重ねて素敵な作品を作りま しょう。
フリーモーションキルト押え< C > (別売)を使用する
フリーモーションキルト押え< C >は、直線針板
(別売)を使用するフリーモーションぬいに使い
ます。
フリーモーションキルト押え< C
a 押えホルダーのネジ
ネジをしめるときは、必ず付属のドライ バーを使用してください。ネジを確実に しめないと針がキルト押えに当たり、曲 がったり折れたりするおそれがありま す。
両手で布地を引っ張り、一定の速度で布地
f
を送り、ぬい目の長さが均一に約 2.0
2.5mm になるようにぬいます。
フリーモーションキルト押え< C >を使
用する場合、必ず直線針板を使用し、針 位置を中央にしてぬうようにしてくださ い。針が中央(中基線)以外の位置にあ ると、針が折れて、けがの原因となりま す。
ミシンをフリーモーションモードにすると、 押えがフリーモーションキルトに最適な高 さになります。詳細は、「基本機能編」の
「フリーモーションモードでぬう」を参照し
てください。
直線針板(別売)を取り付けます。
a
直線針板の取り付け方については、直線針板に 付属の説明書を参照してください。
S-32
a ぬい目
a 丸穴
この針板の穴が丸穴であることに注意して ください。
Page 95
補助テーブルを外し、ミシン本体背面下側
お願い
a
注意
お知らせ
a
b
にあるドロップレバーを背面から見て左側
)にします。
アップリケ/パッチワーク/キルトぬい
ネジをしめるときは、必ず付属のドライ バーを使用してください。ネジを確実に しめないと針がキルト押えに当たり、曲 がったり折れたりするおそれがありま す。
a ドロップレバー(背面から見た図)
送り歯が下がります。
模様 を選択します。
c
押えホルダーを取り外します。
d
詳細は、「基本機能編」の「押えホルダーを取り 外す/取り付ける」を参照してください。
押えホルダーのネジをフリーモーションキ
e
ルト押え< C >のミゾに合わせて、前面 から取り付けます。
a
b
両手で布地を引っ張り、一定の速度で布地
g
を送り、ぬい目の長さが均一に約 2.0
2.5mm になるようにぬいます。
a ぬい目
ぬい終わったら、ドロップレバーを背面か
h
ら見て右側( )にし、プーリーを回し て送り歯を上げ、補助テーブルを元に戻し ます。
ぬい終わった後は、必ず直線針板とフリー
i
モーションキルト押え< C >を取り外し、 針板と針板カバーを取り付けてください。
S
いろいろなぬい方
a 押えホルダーのネジ b ミゾ
フリーモーションキルト押え< C >が正し く取り付けられ、傾斜していないことを確
認してください。
右手でフリーモーションキルト押え< C >
f
を持ちながら、左手で押えホルダーのネジ を付属のドライバー(大)でしめます。
a 押えホルダーのネジ
オープントゥキルト押え< O >(別売) は、直線針板を組み合わせて使うこともで
きます。厚さが均一ではない布地のフリー モーションぬいにオープントゥキルト押え < O >を使うことをお勧めします。
直線針板を使用するときは、直線ぬい模様が すべて中基線になります。振り幅の設定で も、針落ち位置を変えることはできません。
最初はきれいに仕上がらないことがありま すが、練習を重ねて素敵な作品を作りま しょう。
実用ぬい編 S-33
Page 96
アップリケ/パッチワーク/キルトぬい
注意
お知らせ
注意
a
エコーキルト押え< E >(別売)を 使用して、エコーキルトをぬう
モチーフの周囲を等間隔で幾重にもキルトする方 法を、エコーキルトと呼びます。モチーフにそっ て波状に広がる線が、エコーキルトの特徴です。 エコーキルトにはエコーキルト押え<
します。押えの寸法を参考にして、モチーフの周 囲を一定の間隔でぬいます。フットコントロー ラーを取り付けて、一定の速度でぬうことをお勧 めします。
エコーキルト押え<
E
>の寸法
E
>を使用
補助テーブルを外し、ミシン本体背面下側
a
にあるドロップレバーを背面から見て左側
)にします。
a ドロップレバー(背面から見た図)
送り歯が下がります。
模様 を選択します。
b
押えホルダーとネジを取り外します。(「基
c
本機能編」参照)
エコーキルト押え< E >の穴と押え棒を合
d
わせて、エコーキルト押え< E >を押え 棒の左側に置きます。
a 6.4mm b 9.5mm
フリーモーションキルトでは、布を送る 速度がぬう速度に合うように調節しま す。ぬう速度よりも速く布地を動かす と、針が折れたり、他の損傷が起きるお それがあります。
ミシンをフリーモーションモードにすると、 押えがフリーモーションキルトに最適な高 さになります。詳細は、「基本機能編」の
「フリーモーションモードでぬう」を参照し
てください。
付属のドライバーでネジをしめます。
e
ネジをしめるときは、必ず付属のドライ バーを使用してください。ネジを確実に しめないと針がキルト押えに当たり、曲 がったり折れたりするおそれがありま す。
S-34
Page 97
エコーキルト押え< E >の寸法を参考にし
J
f
て、モチーフの回りをぬいます。
アップリケ/パッチワーク/キルトぬい
振り幅コントロールを使用した サテンぬい
サテン模様でジグザグの振り幅を変化させて、 飾り模様をぬうことができます。スピードコン トロールレバーの設定を変更して、振り幅の調 節が手もとでできるようにします。ぬう速度は、
フットコントローラー
* フットコントローラーは、EMG03 シリーズでは別売です。
*
で調節します。
S
a 6.4mm
完成した作品
フットコントローラーを取り付けます。
a
ジグザグ押え< J >を取り付けます。
b
設定画面を表示し、「振り幅コントロール」
c
または「振幅コントロール」を「ON」に します。
設定画面は、お使いのミシンのシリーズによって異 なります。
EMG03 シリーズ
いろいろなぬい方
ぬい終わったら、ドロップレバーを背面か
g
ら見て右側( )にし、プーリーを回し て送り歯を上げ、補助テーブルを元に戻し ます。
CPF73 シリーズ
模様の振り幅がスピードコントロールレバーで調
節できるように設定されました。
を押します。
d
模様 を選択します。
e
実用ぬい編 S-35
Page 98
アップリケ/パッチワーク/キルトぬい
お知らせ
ぬいながら、スピードコントロールレバー
f
を動かし、振り幅を調節します。
レバーを左に動かすと、振り幅は狭くなり、右に動 かすと、振り幅は広くなります。
狭くなる 広くなる
ぬう速さは、フットコントローラーで調節しま す。
ぬい終わったら、 「振り幅コントロール」
g
または「振幅コントロール」を「OFF」 戻します。
仕上がりは、布地の種類や糸の太さによっ ても変わりますが、ぬい目の長さを 0.3
0.5mm に設定すると、きれいにぬうことが できます。
S-36
Page 99
丈夫にしたいところをぬう
注意
J
1
そでぐりや股ぐりなどのぬい目を丈夫にしたり、 ポケット口などのあき止まり部分を補強すると きに使用します。
次の表の見方は、巻頭の「『実用ぬい編』の模様 表の見方」で説明しています。参照してくださ い。
丈夫にしたいところをぬう
かんどめ
かんどめは、ポケット口やあき止まりなど、力 のかかる部分を補強するときに使用します。
ここでは、ポケット口にかんどめをする場合を 例に説明します。
S
名前 ぬい方
3 重ぬい
かんどめ
ダーニング
* 印の模様は、「ダイレクト選択モード」で、該当する数字
キーを押せば選択できます。「基本機能編」を参照してく ださい。
押えを交換する前に、必ず操作パネルの (針・押え交換キー)を押して、す
べてのキーとスイッチをロックしてくだ さい。万一、スタート/ストップスイッ チまたは他のスイッチが押されると、ミ シンが作動してけがをするおそれがあり ます。
EMG03
シリーズ
CPF73
模様番号
1-05
4-13 89
4-11 87
4-12 88
05
*
シリーズ
J
A
押え
いろいろなぬい方
かんどめの長さを決めます。
a
ボタン穴かがり押え< A >の押えスケールの目盛り
1 目盛り 5mm)を合わせて、長さを決めます。
1
2
3
a 押えスケール b かんどめのでき上がり寸法
c 5mm
最大約 28mm のかんどめができます。
ボタン穴かがり押え< A >を取り付けます。
b
3 重ぬい
模様 を選択します。
そでぐりや股ぐりなど、ぬい目を丈夫にしたい
c
ところをぬうときに使用します。
ポケット口が手前になる向きに布地を置
ジグザグ押え <J> を取り付けます。
a
d
き、ポケット口より 2mm 手前に針が刺さ る位置で押えを下げます。
模様 を選択します。
b
a 2mm
ミシンをスタートさせます。
c
上糸は押えの穴から押えの下に通しておきます。
実用ぬい編 S-37
Page 100
丈夫にしたいところをぬう
a
a
お知らせ
1
2
4
3
押えを下げるときに、押えの手前部分を押さな いでください。かんどめを正確な大きさにぬえ ません。
a すきまをなくさない
ミシン本体のボタン穴かがりレバーを一番
e
下まで引き下げます。
厚地などで布地が進まないときは、ぬい目 を長く(ぬい目をあらく)します。詳細は、
「基本機能編」の「ぬい目の長さを調節す
る」を参照してください。
つくろいぬい(ダーニング)
a ボタン穴かがりレバー ボタン穴かがりレバーが、押えの突起部の後ろ側に
なるようにします。
1
2
a ボタン穴かがりレバー b 突起部
左手で上糸を軽く持ち、ミシンをスタート
f
させます。
a 止めぬい
つくろいぬいをする長さを決めます。
a
ボタン穴かがり押え< A >の押えスケールの目盛り
1 目盛り 5mm)を合わせて、長さを決めます。
a 押えスケール b ダーニングのでき上がり寸法
c 5mm d 7mm
最大約 28mm のダーニングができます。
ぬい終わると、自動的に止めぬいをしてストップ
します。
g
h
S-38
押えを上げ、布地を取りだしてから、糸を 切ります。
ボタン穴かがりレバーを元に戻します。
ボタン穴かがり押え< A > を取り付けます。
b
模様 または を選択します。
c
Loading...