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コンピューターミシン
取扱説明書
ぬう前の準 備
ぬい方の基本
CPE01シリーズ
いろいろなぬい方
付録
●ご使用になる前に必ず取扱説明書をお読みになり、正しくお使いください。
●取扱説明書はなくさないように大切に保管し、いつでも手にとって見られるようにしてください。
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はじめに
このたびは、本製品をお買い上げいただき、まことにありがとうございます。
お使いになる前に以降の「安全にお使いいただくために」をよくお読みいただき、この取扱説明書をご覧になり
各機能の正しい使い方を十分にご理解の上、末永くご愛用ください。
また取扱説明書は、読み終わったあとも、いつでもご覧になれるところに保管してください。
安全にお使いいただくために
取扱説明書および本製品で使われている表示や絵文字は、本製品を安全に正しくお使いいただき、お使いになる
方や他の人々への危害や損害を未然に防ぐためのものです。その表示や意味は次のとおりです。
●
この表示を無視して誤った使い方をすると、人が死亡または重傷を負う危険が想定さ
警 告
注 意
取扱説明書で使用している絵文字の意味は次のとおりです。
内容を示しています。
れる
●
この表示を無視して誤った使い方をすると、人が傷害を負う危険が想定される内容お
よび
物的損害のみの発生が想定される内容を示しています。
特定しない禁止事項 特定しない危険通告
針の下に指を入れないでください 感電の危険があります
分解してはいけません 火災の危険があります
水に濡らしてはいけません
特定しない義務行為
電源プラグを抜いてください
1
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本製品を安全にお使いいただくために、以下のことがらを守ってください。
࠙࣬
ಕփ
● 一般家庭用電源AC100Vの電源以外では、絶対に使用しないでくださ
い。火災・感電・故障の原因となります。
● 以下のようなときは電源スイッチを切り、電源プラグを抜いてくだ
さい。火災・感電・故障の原因となります。
･ ミシンのそばを離れるとき
･ ミシンを使用したあと
･ 使用中に停電したとき
･ 接触不良、断線などで正常に動作しないとき
･ 雷が鳴りはじめたとき
● 延長コードや分岐コンセントを使用した、たこ足配線はしないでく
ださい。火災・感電の原因となります。
● 濡れた手で電源プラグを抜き差ししないでください。感電の原因と
なります。
● 電源プラグを抜くときはまず電源スイッチを切り、必ずプラグの部
分を持って抜いてください。電源コードを引っ張って抜くとコード
が傷つき、火災・感電の原因となります。
● 電源プラグは根元まで確実に差し込んでください。差込みが不完全
ですと、感電や発熱による火災の原因になります。傷んだプラグ・
緩んだコンセントは使用しないでください。
● 電源コードを傷つけたり、破損したり、加工したり、無理に曲げた
り、引っ張ったり、ねじったり、たばねたりしないでください。ま
た、重い物を載せたり、加熱したりすると電源コードが破損し、火
災・感電の原因となります。電源コードまたは電源プラグが破損し
たときはミシンの使用をやめて、お買い上げの販売店または「お客
様相談室（ミシン 119 番）」にご連絡ください。
2
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● 長期間使用しないときは、必ず電源プラグをコンセントから抜いて
ಕփ
ください。火災の原因となります。
● 直射日光の当たるところや、ストーブ、アイロンのそばなど温度の
高いところでは使用しないでください。ミシンの使用温度は 0 ～ 40
℃です。ミシン内部の温度が上がったり、ミシン本体や電源コード
の被膜が溶けて火災・感電の原因となります。
● 火の気のあるもののそばでは使用しないでください。（火の消えてい
ないたばこ、ろうそくなど）火災の原因になります。
● 野外でのご使用は避けてください。雨などが降り、本体が濡れて感
電の原因となります。また濡れたときはお買い上げの販売店または
「お客様相談室（ミシン 119 番）」にご連絡ください。
● 以下の場所に設置、保管をしないでください。故障の原因になりま
す。
･ 温度が著しく高くなる場所
･ 温度が著しく低くなる場所
･ 急激に温度が変化する場所
･ 湿気、湯気の多い場所
･ 火気や熱器具、冷暖房機器などに近い場所
･ 屋外や直射日光の当たる場所
･ ほこり、油煙の多い場所
● スプレー製品などをご使用の部屋では使用しないでください。
● ぐらついた台の上や傾いたところなど、不安定な場所には置かない
スプレーへの引火によるやけどや火災の原因となります。
でください。バランスが崩れて倒れたり、落下などしてけがをする
原因となります。ミシンは安定した平らなテーブルや机の上でご使
用ください。
3
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● ミシン本体の換気口をふさがないでください。換気口は、必ず壁か
ಕփ
ら 30 cm 以上離してお使いください。また、換気口やフットコント
ローラーに糸くずやほこりがたまらないようにしてください。火災
の原因となります。
● ミシン本体の上に花びんや水の入った容器を置くなどして、ミシン
本体に水をこぼさないでください。万一、内部に水などが入った場
合は、電源スイッチを切り、電源プラグをコンセントから抜いてお
買い上げの販売店または「お客様相談室（ミシン 119 番）」にご連
絡ください。そのまま使用すると火災・感電の原因となります。
● 換気口や内部に異物を入れたり、ドライバーなどを差し込まないで
ください。高圧部に触れて感電のおそれがあります。万一、異物が
入った場合は、使用をやめてお買い上げの販売店または「お客様相
談室（ミシン 119 番）」にご連絡ください。
● ミシン本体の重さは約 5kg あります。ミシン本体を持ち運びする
際は急激、または不用意な動作をしないでください。腰や膝を痛
める原因となります。
● ミシン本体は、必ず取手部を持って持ち運びをしてください。他の
● ミシン本体には取扱説明書に記載されている付属品を使用してくだ
● お客様ご自身での分解、修理および改造は行わないでください。火
4
部分を持つとこわれたりすべって落としたりして、けがの原因とな
ります。
さい。他の部品を使用するとけが・故障の原因となります。
災・感電・けがの原因となります。指定以外の内部の点検・調整・
掃除・修理は、お買い上げの販売店または「お客様相談室（ミシン
119 番）」にご依頼ください。
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● 取扱説明書に記載されている整備は、必ず電源プラグをコンセント
ಕփ
から抜いて行ってください。けが・感電の原因となります。
● ミシン操作中は、針の動きに十分注意してください。また、針、プー
リー、てんびんなど、動いているすべての部品に手を近づけないで
ください。けがの原因となります。
● リッパーで穴を開ける方向に、手や指を置かないでください。すべっ
たときにけがをするおそれがあります。本来の使用目的以外での使
用はしないでください。
● 針と押えは、必ず電源を切ってから交換してください。万一、スター
ト／ストップスイッチまたは、他のスイッチが押されると、ミシン
が作動してけがをするおそれがあります。
● 縫製中、布地を無理に引っ張ったり、押したりしないでください。
けが・針折れの原因となります。
● 針の下などに指を入れないでください。けがをするおそれがありま
す。
● 上糸、下糸などに関する操作については、取扱説明書の指示に従っ
● 曲がった針は絶対に使用しないでください。針折れの原因となりま
● 万一、ミシン本体を落としたり、破損したり、故障したりした場合
て正しく行ってください。取り扱いを誤ると、縫製中に糸がらみな
どが発生し、針が折れたり、曲がったりするおそれがあります。
す。
は、ただちに使用をやめてお買い上げの販売店または「お客様相談
室（ミシン 119 番）」にご連絡ください。そのまま使用すると火災・
感電の原因となります。
5
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お願い
● 万一、煙が出ている、異臭がする、異常音がするなどの状態のとき
ಕփ
ラベルの場所
はすぐに電源プラグをコンセントから抜いて、お買い上げの販売店
または「お客様相談室（ミシン 119 番）」にご連絡ください。その
まま使用すると火災・感電の原因となります。お客様による修理は
危険ですから絶対に行わないでください。
● ミシン本体が入っていた袋は、お子様がかぶって遊ばないように、
お子様の手の届かないところに保管するか廃棄してください。
かぶって遊ぶと窒息のおそれがあります。
● お子様の玩具として使用しないでください。お子様がご使用になる
ときや、お子様の近くでご使用になるときは、お子様がけがをしな
いよう十分注意してください。
● フットコントローラーの上に物を置かないでください。
けが・故障の原因となります。（フットコントローラーは別売です。）
● このミシンは日本国内向け、家庭用です。外国では使用できません。
This sewing machine can not be used in a foreign country as designed for Japan.
職業用としてご使用になった場合の保証はいたしかねますので、ご了承ください。
● 仕様および外観は品質改良のため、予告なく変更することがありますのでご了承ください。
● 取扱説明書の内容を許可なく無断で複製することは禁じられておりますので、ご了承ください。
● 取扱説明書の内容は予告なく変更することがありますので、ご了承ください。
● 取扱説明書の内容について、万一不審な点や誤りなどお気づきの点がありましたら「お客様相談室 ( ミシ
ン119 番)」 にご連絡ください。
本機をご使用になる方（お子様を含む）が、身体／知覚／精神的能力になんらかの障害を持つ場合、あるい
●
は経験や知識が十分でない場合には安全を保証できる責任者の監視の下でのみ本機を使用してください。
● お子様が使用するときは、玩具として使用しないよう、十分な監視の下で使用してください。
警告ラベルについて
ミシンには下記の警告ラベルが表示されています。
警告表示の注意事項を守って作業を行ってください。
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もくじ
はじめに ............................................................................................................................................................................1
安全にお使いいただくために ................................................................................................................................1
警告ラベルについて ....................................................................................................................................................6
もくじ .................................................................................................................................................................................7
付属品を確認してください .....................................................................................................................................9
付属品収納スペース .............................................................................................................................................................................................................. 9
付属品 .............................................................................................................................................................................................................................................. 9
別売品 ........................................................................................................................................................................................................................................... 11
各部の名前とはたらき ............................................................................................................................................12
主要部 ........................................................................................................................................................................................................................................... 12
針・押え部分 ........................................................................................................................................................................................................................... 13
操作スイッチ ........................................................................................................................................................................................................................... 13
操作パネル ................................................................................................................................................................................................................................ 14
糸たて棒 ...................................................................................................................................................................................................................................... 14
1. ぬう前の準備 ................................................................................................................................... 16
電源を入れましょう .................................................................................................................................................16
電源に関する注意 ................................................................................................................................................................................................................ 16
電源を入れる ........................................................................................................................................................................................................................... 17
フットコントローラー（別売）を使う ............................................................................................................................................................... 17
上糸と下糸の準備 ......................................................................................................................................................18
下糸を巻く ................................................................................................................................................................................................................................ 18
下糸をセットする ................................................................................................................................................................................................................ 21
上糸を通す ................................................................................................................................................................................................................................ 23
下糸を引き出してからぬうとき ...............................................................................................................................................................................28
針を交換するには ......................................................................................................................................................29
針に関する注意 ..................................................................................................................................................................................................................... 29
布地と糸の種類による針の使い分け ..................................................................................................................................................................... 29
正しい針の見分け方 ........................................................................................................................................................................................................... 30
針を交換する ........................................................................................................................................................................................................................... 30
押えを交換するには .................................................................................................................................................32
押えに関する注意 ................................................................................................................................................................................................................ 32
押えを交換する ..................................................................................................................................................................................................................... 32
押えホルダーを外す ........................................................................................................................................................................................................... 33
針停止位置を変更するには ..................................................................................................................................34
2. ぬい方の基本 ................................................................................................................................... 35
ぬってみましょう ......................................................................................................................................................35
ソーイングの手順 ................................................................................................................................................................................................................ 35
模様を選ぶ ................................................................................................................................................................................................................................ 36
ぬい目の長さと振り幅を調節する .......................................................................................................................................................................... 36
ミシンをスタートさせる ................................................................................................................................................................................................ 37
糸調子を調節する ................................................................................................................................................................................................................ 39
上手にぬうコツ ..........................................................................................................................................................40
試しぬいをする ..................................................................................................................................................................................................................... 40
ぬう方向を変える ................................................................................................................................................................................................................ 40
カーブをぬう ........................................................................................................................................................................................................................... 40
厚い布地をぬう ..................................................................................................................................................................................................................... 40
面ファスナー ( マジックテープ ®) をぬう ........................................................................................................................................................ 41
薄い布地をぬう ..................................................................................................................................................................................................................... 41
伸びる布地をぬう ................................................................................................................................................................................................................ 42
7
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筒ものをぬう ........................................................................................................................................................................................................................... 42
特に厚い布地をぬう ........................................................................................................................................................................................................... 42
ビニールや皮革をぬう ..................................................................................................................................................................................................... 42
3. いろいろなぬい方 ......................................................................................................................... 43
布端を始末する ..........................................................................................................................................................43
ジグザグ押え <J> を使う ............................................................................................................................................................................................... 43
たち目かがり押え <G> を使う .................................................................................................................................................................................... 43
直線ぬいをする ..........................................................................................................................................................45
すそ上げをする ..........................................................................................................................................................46
ボタン穴かがりをする ............................................................................................................................................49
ファスナーをつける .................................................................................................................................................52
伸びる布地やゴムひもをぬう .............................................................................................................................54
伸縮ぬい ...................................................................................................................................................................................................................................... 54
ゴムひもつけ ........................................................................................................................................................................................................................... 54
アップリケ／パッチワーク／キルトをぬう ...............................................................................................55
アップリケ ................................................................................................................................................................................................................................ 56
パッチワーク（クレイジーキルト） ....................................................................................................................................................................... 56
キルティング ........................................................................................................................................................................................................................... 56
フリーモーションキルト ................................................................................................................................................................................................ 58
丈夫にしたいところをぬう ..................................................................................................................................59
3 重ぬい ....................................................................................................................................................................................................................................... 59
かんどめ ...................................................................................................................................................................................................................................... 59
飾りぬいをする ..........................................................................................................................................................61
ファゴティング ..................................................................................................................................................................................................................... 61
文字模様をぬう ..........................................................................................................................................................62
文字模様を選ぶ ..................................................................................................................................................................................................................... 62
文字を確認する ..................................................................................................................................................................................................................... 64
文字を削除する ..................................................................................................................................................................................................................... 64
文字模様をぬう ..................................................................................................................................................................................................................... 65
模様の調整をする ................................................................................................................................................................................................................ 66
4. 付録 ....................................................................................................................................................... 68
模様設定一覧 ...............................................................................................................................................................68
実用模様 ...................................................................................................................................................................................................................................... 68
文字模様 ...................................................................................................................................................................................................................................... 70
お手入れ .........................................................................................................................................................................71
注油に関して ........................................................................................................................................................................................................................... 71
ミシンを保管するときのご注意 ...............................................................................................................................................................................71
本体表面の掃除 ..................................................................................................................................................................................................................... 71
かまの掃除 ................................................................................................................................................................................................................................ 71
困ったとき ....................................................................................................................................................................74
よくあるご相談 ..................................................................................................................................................................................................................... 74
上糸がつる ................................................................................................................................................................................................................................ 74
布裏で糸がからまる ........................................................................................................................................................................................................... 75
糸調子が合わない ................................................................................................................................................................................................................ 77
布がミシンに入り込んでとれなくなった .......................................................................................................................................................... 78
液晶画面に「E6」が表示される ............................................................................................................................................................................... 81
こんなときには ..................................................................................................................................................................................................................... 83
エラーメッセージ ......................................................................................................................................................90
電子音 ........................................................................................................................................................................................................................................... 91
仕様表 ..............................................................................................................................................................................91
索引 ...................................................................................................................................................................................92
8
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付属品を確認してください
お願い
補助テーブル
収納スペース
押え固定ピン
箱をあけたら、まず以下の付属品が揃っているか確認してください。不足しているときや破損し
ているときは、お買い上げの販売店にお問い合わせください。
模様ぬい押え＜ N ＞
付属品収納スペース
付属品の一部は、補助テーブル内側の収納スペースに
収納されています。
補助テーブルを左側へ引いて、取り外
a
します。
● 付属品は付属品バッグに入れてから、補助
テーブルに収納してください。付属品バッ
グに入れずに収納すると、付属品が収納ス
ペースから落ちて紛失したり、破損したり
することがあります。
ボタン穴かがり押え <A>
たち目かがり押え <G>
片押え <I>
付属品
■ 押え（5 種）
ぬい方に合った押えが用意されています。押えに
は A・G・I・J・R の記号が記されています。
詳細は「押えを交換する」（→ P.32）で説明しま
す。
ジグザグ押え <J>
押え固定ピンが付いています。
･ 押え固定ピンは、厚い布地のぬい始めな
ど、段差があって布地を送ることができな
いときに使用します。（→ P.41）
･ 購入時は、ミシン本体の押えホルダーに取
り付けられています。
＊
まつりぬい押え <R>
■ ボビン
下糸を巻いて使用します。本機純正のものが 4 個
付属されています。そのうちの 1 個はかまにセッ
トされています。
■ ネジ回し
針板を開閉するときや、ミシン針を交換するとき
などに使用します。
9
Page 12
■ ドライバー
黄#11（2本）
赤 #14（2 本）
緑 #16（1 本）
ミシン針を交換するときや押えホルダーのネジを
ゆるめたりしめたりするときにはこのドライバー
も使用できます。
■ はとめ穴パンチ
はとめ穴をあけるときに使用します。
■ 電源コード
電源ジャックに差し込みます。
＊
■ 付属品バッグ
ネジ回しや押えなどの小物を収納するバッグです。
■ ミシンブラシ
かまなどの細かい部分のほこりを取り除くときに
使用します。
■ リッパー
ぬい目をほどいたり、ボタン穴を切り開くときに
使用します。
■ 糸こま押え
上糸をセットするときに使用します。（→ P.24）糸
こまの大きさによって、大／中を使い分けます。
購入時、糸こま押え ( 中 ) は、ミシンの糸たて棒に
収納されています。
■ ミシン針
3 種類（計 5 本）の針を付属しています。糸の太
さや布地によって使い分けます。
詳細は「布地と糸の種類による針の使い分け」
（→ P.29）で説明します。
■ ミシンカバー
ミシンを使用しないときは、カバーをかぶせて収
納してください。
■ 取扱説明書
本書です。大切に保管してください。
■ かんたん操作ガイド
下糸・上糸のセットが確認できます。
■ 模様一覧 / 早見表
内蔵模様が確認できます。また、模様の選択方法
が確認できます。
*
*
*
*
10
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■ 取扱説明 DVD
お知らせ
ミシンの基本的な使い方を紹介しています。
*
■ キルター（モデル名：F016N）
ウォーキングフットや押えホルダーのキルター用
の穴に差し込んで使用します。キルティングをす
るときに、ぬい目をなど間隔にそろえてぬうこと
ができます。（→ P.57）
■ 保証書
ミシンを修理するときなどに必要です。大切に保
管してください。
*
お買い上げ時、収納スペースには収納されていま
せん。
*
別売品
別売品として、以下の製品を用意しています。
■ フットコントローラー
( モデル：FC32291) 型式 MODEL T
ミシンを足で操作するときに使用します。
（→ P.17）
■ ワイドテーブル（モデル名：WT4)
大きいものをぬうときに使用します。
■ キルト押え（モデル名：F005N）
フリーモーションキルトをするときに使用します。
（→ P.58）
● 別売品・部品については、お買い上げの販売
店、または「お客様相談室（ミシン 119 番）」
にお問い合わせください。
■ ウォーキングフット（モデル名：F033）
ビニールや皮革など、すべりにくい布地をぬうと
きに使用します。（→ P.57）
11
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各部の名前とはたらき
主要部
a 下糸巻き装置（→ P.18）
下糸をボビンに巻くときに使用します。
糸調子ダイヤル（→ P.39）
b
上糸調子を調節します。
c
下糸巻き案内（→ P.18）
下糸をボビンに巻くときに糸をかけます。
てんびん（→ P.25）
d
e 糸切り（→ P.38）
ここに引っかけて糸を切ります。
f
補助テーブル／付属品収納スペース
（→ P.9、42）
この中に押えやボビンなどを収納します。袖口などの筒
ものをぬうときは、ここを外します。
操作スイッチ（→ P.13）
g
ミシンをスタートさせたり、針を上げ下げするときに使
用します。
操作パネル（→ P.14、36、90）
h
模様を選択したり、各種の設定をするときに使用しま
す。
糸たて棒（→ P.14、18、24）
i
糸こまを差し込みます。
プーリー
j
ぬい目を 1 針ずつ送ったり、針を上げ下げするときに手
前に回します。
換気口
k
モーターの換気用の穴です。ミシンをご使用になるとき
は、ここをふさがないようにしてください。
電源スイッチ（→ P.17）
l
電源を入れるスイッチです。
m
電源ジャック（→ P.17）
電源コードを差し込みます。
n
フットコントローラー（→ P.17、38）( 別売 )
フットコントローラーを使って、ミシンをスタートまた
は停止したり、ぬう速度を調節したりできます。
フットコントローラージャック（→ P.17）
o
ここにフットコントローラーのプラグを差し込みます。
p
ドロップレバー（→ P.58）
送り歯を下げるときに使用します。
押えレバー（→ P.23）
q
押えを上げ下げします。
r
上糸案内（→ P.19、25）
下糸をボビンに巻くときや、上糸を通すときに糸をかけ
ます。
糸案内カバー（→ P.19、25）
s
下糸をボビンに巻くときや、上糸を通すときに糸をかけ
ます。
ハンドル
t
ミシンの持ち運びに使用します。
12
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針・押え部分
a 糸通しレバー
針に糸を通すときに使用します。
b
ボタン穴かがりレバー
ボタン穴かがりやかんどめをするときに使用します。
押えホルダー
c
押えを取り付けます。
d
押えホルダーのネジ
押えホルダーを固定します。
e
押え
布地を押さえます。付属の 5 種類の押えの中からぬい方
に合った押えをセットします。
針板カバー 取り外しつまみ
f
針板カバーを取り外すときに使用します。
g
針板カバー
かまの掃除をするときに取り外します。
h
送り歯
ぬう方向に布地を送ります。
下糸クイック
i
下糸を引き上げずにぬい始められます。
j
針板ふた／かま
ここを開けて、かまにボビンをセットします。
針板
k
まっすぐにぬうための目盛りが付いています。
l
針棒糸かけ
上糸をかけます。
押えレバー
m
押えを上げ下げします。
n
針のとめネジ
針を固定します。
操作スイッチ
ミシンの基本的な操作は、操作スイッチで簡単に行えます。
a スタート／ストップスイッチ
ミシンをスタートまたは停止させます。ぬい始めと
スイッチを押している間は、ゆっくりとぬいます。停止
すると、針は下がった（布地に刺さった）状態で止まり
ます。詳細は「ミシンをスタートさせる」（→ P.37）で
説明します。
返しぬいスイッチ
b
スイッチを押している間、返しぬいまたは止めぬいをしま
す。返しぬいの場合は、逆方向にぬいます。止めぬいの場
合は、同じ場所で 3 ～ 5 針ぬってから止まります。詳細は
「返しぬい／止めぬいをする」（→ P.38）で説明します。
針上下スイッチ
c
針を上げ下げするときに押します。針に糸を通す前に、
必ず針を上げておきます。また、ぬい方向を変えるとき
や細かいところをぬうときに使用します。続けて２回押
すと、1 針ぬうことができます。
スピードコントロールレバー
d
左右に動かして速度を調節します。
左に動かすと遅く、右に動かすと速くなります。
13
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操作パネル
ΞΌςȜ
ল
লତ
＜実用ぬいの場合＞
＜文字ぬいの場合＞
7
前面の操作パネルで、模様を選んだり、模様の長さや
幅を調整したりできます。
a LCD（液晶画面）
1 選択した模様番号、
2 使用する押え、
3 模様カテゴリー、
4 ぬい目の長さ（mm）、
5 ジグザグの振り幅（mm）、
6 返しぬい／止めぬい
が表示されます。
※選ばれた模様によって表示されます。
b
模様選択キー
模様選択キーを押して、使用する模様の番号を選択し
ます。詳細は「模様を選ぶ」（→ P.36）で説明しま
す。
ぬい目の長さ調節キー
c
ぬい目の長さを調節するときに使用します。（ぬい目
の長さは、“－”側を押すとこまかくなり、“＋”側を
押すとあらくなります。）
d
ジグザグの振り幅調節キー
ジグザグの振り幅を調節するときに使用します。（ジ
グザグの振り幅は、“－”側を押すとせまくなり、
“＋”側を押すとひろくなります。）
模様（文字）選択キー
b
文字の選択が出来ます。
c
文字確認キー
文字の確認が出来ます。
d
文字追加 / 削除キー
文字の追加及び削除が出来ます。
■ 模様種類選択キー
5
6
8
e 実用ぬいキー
実用ぬいキーを押して、実用ぬい模様を選択します。
（「模様を選ぶ」→ P.36）
実用ぬい表示ライト
f
実用ぬいを選んでいるときライトが点灯します。
g
文字ぬいキー
文字ぬいキーを押して、お好みの文字ぬいフォントを
選択します。
キーを押すたびに LCD 画面上に表示される文字ぬい
フォント番号が変わりますので、お好みの模様タイプ
番号が表示されるまで繰り返しキーを押してくださ
い。（「文字模様を選ぶ」（→ P.62）
文字ぬい表示ライト
h
文字ぬいを選んでいるときライトが点灯します。
糸たて棒
糸たて棒は、図のように起こしてから使用します。
LCD（液晶画面）
a
1
2 使用する押え、
3 文字カテゴリー、
4 文字の順番、
5 文字の総数、
6 止めぬい
※文字を選ぶと表示されます。
14
ΞΌςȜ
選択した模様番号、
が表示されます。
ল
লତ
ಕփ
● 棒の部分を持って起こさないでくださ
い。糸たて棒が折れたり、曲がったり
するおそれがあります。
Page 17
■ 糸こま押えの収納
穴
ツメ
付属の糸こま押え ( 大／中 ) は、図のように糸たて
棒に差し込んで収納できます。糸こまを差し込む
ときは、丸くふくらんだ面がミシン本体側になる
ように差し込んでください。
■ 糸たて棒の取り付け
糸たて棒がミシン本体から外れたときは、以下の手順
で取り付けてください。
図のように、ミシン背面から糸たて棒
a
のツメを穴に差し込みます。
■ 糸たて棒の収納
ミシンケースにミシンを収納するときや、糸たて
棒を使用しないときは、糸たて棒を収納位置に戻
してください。糸こまを糸たて棒から取り外し、
図のようにカチッと音がするまで糸たて棒を押し
込むと、糸たて棒が固定されます。
カチッと音がするまで糸たて棒を下へ
b
押してください。
15
Page 18
ぬう前の準備
1 ぬう前の準備
電源を入れましょう
ミシンの電源を入れます。
電源に関する注意
電源について気をつけなければいけないことを説明します。
࠙࣬
● 一般家庭用電源 AC100V の電源以外では、絶対に使用しないでください。火災・感電・故障の
原因となります。
● 電源プラグは根元まで確実に差し込んでください。差込みが不完全ですと、感電や発熱による火
災の原因となります。
● 緩んだコンセントは使用しないでください。
● 以下のようなときは電源スイッチを切り、電源プラグを抜いてください。火災・感電・故障の原
因となります。
･ ミシンのそばを離れるとき
･ ミシンを使用したあと
･ 使用中に停電したとき
･ 接触不良、断線などで正常に動作しないとき
･ 雷が鳴りはじめたとき
ಕփ
● 延長コードや分岐コンセントを使用した、たこ足配線はしないでください。火災・感電の原因と
なります。
● 濡れた手で電源プラグを抜き差ししないでください。感電の原因となります。
● 電源プラグを抜くときはまず電源スイッチを切り、必ずプラグの部分を持って抜いてください。電
源コードを引っ張って抜くとコードが傷つき、火災・感電の原因となります。
電源コードを傷つけたり、破損したり、加工したり、無理に曲げたり、引っ張ったり、ねじったり、
●
たばねたりしないでください。また、重い物を載せたり、加熱したりすると電源コードが破損し、
火災・感電の原因となります。電源コードまたは電源プラグが破損したときはミシンの使用をやめ
て、お買い上げの販売店または「お客様相談室（ミシン 119 番）」にご連絡ください。
●
長期間使用しないときは、必ず電源プラグをコンセントから抜いてください。火災の原因となります。
16
Page 19
電源を入れる
お知らせ
お願い
お知らせ
電源スイッチ
電源ジャック
フットコントローラージャック
遅い
速い
本体右側の電源ジャックに電源コード
a
を差し込み、電源プラグを家庭用電源
コンセント（AC100V）に差し込みます。
電源スイッチの“┃”側を押して「入」
b
にします。
フットコントローラー（別売）
を使う
本体背面のフットコントローラージャックに、フット
コントローラーのプラグを差し込みます。
ಕփ
● フットコントローラーを接続するとき
は、誤ってミシンがスタートしないよ
う、必ず電源を切ってください。
● このミシンには以下のモデルのフット
コントローラーが使用できます。その
他のモデルまたは他社のフットコント
ローラーは使用しないでください。
MODEL T、MODEL S
1
電源が入り、手もとライトが点灯し、LCD
（液晶画面）が表示されます。
● 電源が入ると針や送り歯が動く音がします
が、故障ではありません。
電源を切るときは、電源スイッチの
c
“○”側を押して「切」にします。
電源が切れ、ライトと LCD（液晶画面）の表
示が消えます。
● 使用中に停電が発生したときは、電源スイッ
チを切ってから電源プラグを抜いてくださ
い。再度ミシンを動かす場合は、手順に従っ
て正しく操作してください。
● フットコントローラージャックにフットコ
ントローラーのプラグが差し込まれている
ときは、スタート／ストップスイッチは使用
できません。
● スピードコントロールレバーで設定した速
度が、フットコントローラーを踏み込んだと
きの最高速度になります。
フットコントローラーを浅く踏んでいるときは、ミシ
ンはゆっくりと動きます。深く踏み込むほど、ミシン
のぬい速度は速くなります。踏み込みをやめるとミシ
ンは止まります。
ಕփ
● フットコントローラーに糸くずやほこ
りなどがたまらないようにしてくださ
い。火災・感電の原因となります。
● フットコントローラーの上に物を置か
ないでください。けが・故障の原因と
なります。
● 長期間ご使用にならないときは、フッ
トコントローラーのプラグをジャック
から抜いてください。火災・感電の原
因となります。
17
Page 20
ぬう前の準備
お知らせ
下糸巻き軸
ボビン
下糸巻き案内
純正品 厚みの違うボビン
11.5 mm
（実物大）
ミゾ
下糸巻き軸バネ
軸
上糸と下糸の準備
下糸を巻く
下糸用の糸をボビンに巻きます。
● フットコントローラーが接続されている場
合は、下糸巻きのスタートとストップはフッ
トコントローラーで操作します。
ಕփ
● 付属のボビンは本機純正品です。厚み
の違うボビンを使用すると、ミシンが
正しく動作しません。必ず付属品、ま
たは別売の純正ボビンを使用してくだ
さい。純正以外のボビンを使用すると、
けが・故障の原因となります。
ボビンのミゾと下糸巻き軸バネの位置を
a
合わせて、ボビンを軸に差し込みます。
軸にセットしたボビンをカチッと音が
b
するまで右側に押します。
図のように、糸たて棒のつまみに指を
c
かけて下へ下げます。
糸たて棒が起きます。
ಕփ
● 棒の部分を持って起こさないでくださ
い。糸たて棒が折れたり、曲がったり
するおそれがあります。
18
Page 21
糸こま押えを抜きます。
糸たて棒
糸こま押え
糸こま
糸たて棒
糸案内カバー
d
ಕփ
● 下糸巻きは、必ず糸たて棒を起こした
状態で行ってください。起こさずに使
用すると糸がからまるおそれがありま
す。
下糸用の糸こまを、糸たて棒の右端
e
いっぱいまで差し込みます。
糸こまを横にして、下側から手前に糸が出る向
きにして差し込みます。
ಕփ
● 糸こまや糸こま押えが正しくセットさ
れていないと、糸たて棒に糸がからま
り、糸切れや故障の原因となります。
● 糸こま押えは糸こまの大きさに合わせ
て使用してください。糸こまの直径よ
り小さい糸こま押えを使用すると、糸
こまの切り欠きなどに糸が引っかか
り、故障の原因となります。
糸こまから糸を引き出し、上糸案内の
g
ツメ部分に糸をかけます。
1
糸こま押えを糸たて棒に差し込みま
f
す。
糸こま押えは少し丸みをおびている平らな面を
左側にして、糸こまが糸たて棒の右端までいく
ように右いっぱいまで差し込みます。
糸を糸案内カバーの奥から手前にかけ
h
ます。
引き出した糸がたるまないように右手で糸を持
ち、左手で糸案内カバーにかけます。
19
Page 22
ぬう前の準備
お願い
お知らせ
下糸巻き案内
皿
奥まで入れる
凸部
ガイドミゾ
（カッター付）
スピードコントロールレバー
または
スタート／ストップスイッチ
糸を引いて下糸巻き案内の凸部に糸を
i
かけ、皿の間に左回りに糸をかけ、しっ
かり奥まで入れます。
● 糸が皿の奥までしっかり入っていることを
確認してください。奥までしっかり入ってい
ないと、糸をきれいに巻くことができませ
ん。
下糸巻き案内にかけた糸を左手で押さ
j
え、引き出した糸を右手でボビンに時
計回りに 5 ～ 6 回巻き付けます。
電源を入れます。
m
n
（スタート／ストップスイッチ）を
1 回押します。フットコントローラーが
接続されている場合は、フットコント
ローラーを踏みます。
ボビンが回転し、下糸巻きがスタートします。
ボビンの回転がゆっくりになったら、
o
（スタート／ストップスイッチ）を
押して下糸巻きを止めます。フットコ
ントローラーが接続されている場合
は、フットコントローラーから足を離
します。
ಕփ
糸の端をボビン受け座のガイドミゾに
k
引っかけて、右に引いて糸を切ります。
糸が適切な長さで切れます。
ಕփ
● 必ずこの方法で糸を切ってくださ
い。ガイドミゾのカッターで糸を切ら
ずに下糸を巻くと糸がうまく巻けませ
ん。また、糸量が少なくなったときに
ボビンに糸がからまり、針が折れたり、
曲がったりするおそれがあります。
スピードコントロールレバーを右
l
（はやく）に動かします。
● ボビンの回転がゆっくりになったら、
必ず下糸巻きをストップさせてくださ
い。そのまま続けると故障の原因とな
ります。
糸を切り、軸を左に戻し、ボビンを軸
p
から外します。
スピードコントロールレバーをもとの
q
位置（ゆっくり）に戻します。
● 下糸を巻いたあとにミシンをスタートさせ
たりプーリーを回すと、「ガチャ」という音
がすることがありますが、故障ではありませ
ん。
● 下糸巻き軸が右側に押された状態のときは、
針は動きません（縫製できません）。
20
Page 23
お知らせ
お知らせ
ಕփ
純正品 厚みの違うボビン
11.5 mm
（実物大）
針板ふた
つまみ
●
下糸は正しく巻かれたものをご使用く
ださい。下糸の巻き方が悪いと、針折
れや糸調子不良の原因となります。
●
ボビンをセットする方向が、針板カバーに刻印
されています。そちらもあわせて見てください。
1
下糸をセットする
下糸を巻いたボビンをミシンにセットします。
ボビンをかまに入れ、針板カバーのミゾにそって糸
を通してセットするだけで、下糸を引き出さずにす
ぐにぬい始めることができます。
● ギャザーやフリーモーションキルトをぬう
場合など、あらかじめ下糸を引き出してから
ぬいたい場合は、「下糸を引き出してからぬ
うとき」 （→ P.28）を参照してください。
ಕփ
●
下糸は正しく巻かれたものをご使用く
ださい。下糸の巻き方が悪いと、針折
れや糸調子不良の原因となります。
a
（針上下スイッチ）を押して針を上
に上げ、押えレバーを上げます。
電源を切ります。
b
針板ふたの右側にあるつまみを右に動
c
かし、針板ふたを取り外します。
糸が左巻きになるように、右手でボビ
d
ンを持ち、左手で巻き終わりの糸端を
持ちます。そのまま右手でボビンをか
まに入れます。
● 付属のボビンは本機純正品です。厚み
の違うボビンを使用すると、ミシンが
正しく動作しません。必ず付属品、ま
たは別売の純正ボビンを使用してくだ
さい。純正品以外のボビンを使用する
と、けが・故障の原因となります。
下糸をセットするときや交換するとき
は、必ず電源スイッチを切ってから行っ
てください。
スイッチまたは、他のスイッチが押さ
れると、ミシンが作動してけがの原因
となります。
万一、スタート／ストップ
21
Page 24
ぬう前の準備
お願い
① 右手で軽くボビンを押えながら、
ツメ
② 左手で針板カバーのツメに糸をかけます。
① 右手で軽くボビンを押えたまま
② ツメに糸をかけ
たあと、ミゾに
そって糸を通し、
③ 左上で糸を
軽くひっぱ
ります。
① ボビンを軽く押さえ
たまま、
③ カッターで糸
を切ります。
② 残りのミゾに
糸を通し
板バネ
2
1
右手でボビンを軽く押さえながら
e
（①）、左手で巻き終わりの糸を針板カ
バーのツメにかけます（②）。
ಕփ
● ボビンは必ず指で押さえ、正しい方向
から糸が出るようにセットしてくださ
い。万一、ボビンを逆の方向にセット
すると、針折れや糸調子不良の原因と
なります。
右手でボビンを軽く押さえたまま
f
（①）、ツメにかけた糸を針板カバーの
ミゾにそって通し（②）、左上で糸を軽
くひっぱります（③）。
･ 内かまの板バネに糸が入ります。
右手でボビンを軽く押さえたまま
g
（①）、左手で残りのミゾに糸を通しま
す（②）。そのあと、カッターで糸を切
ります（③）。
● 内かまの板バネの間に確実に糸が入ってい
ないと、糸調子不良の原因となります。詳細
は、「糸調子を調節する」 （→ P.39）を参照
してください。
22
針板ふたをもとに戻します。
h
針板ふたの左下の部分を本体に差し込んでから
（1）、右側を上から押します（2）。
下糸は引き出さずに、このままぬい始めること
ができます
。
Page 25
上糸を通す
お知らせ
糸たて棒
プーリー
のしるし
押えレバー
シャッター
上糸用の糸をセットし、針に糸を通します。
ಕփ
● 上糸は、手順に従って正しく通してください。上糸を正しく通していない場合、糸がからんで針
が折れたり曲がったりするおそれがあります。
● 糸通し装置は、11 ～ 16 番の家庭用ミシン針 (HA × 1) を使うときに使用できます。9 番の針を使う
ときは、糸通し装置は使用できません。また、メタリック糸やナイロン透明糸などの特殊な糸を
使用する場合も、糸通し装置は使用できません。
● 針と糸は適切な組み合わせで使用してください。針と糸の適切な組み合わせは「布地と糸の種類
による針の使い分け」( → P.29) を参照してください。
● 糸通し装置が使用できない場合は、「手で針に糸を通すとき」( → P.27) を参照してください。
● 20 番以下の太い糸は使用しないでください。
1
電源を入れます。
a
押えレバーを上げて、押えを上げます。
b
押えを上げると、シ ャッ タ ー が開きます。
ಕփ
● 押えが下がった状態で上糸を通すこと
はできません。
● このミシンには、上糸通しを確実にするため
に、シャッターがついています。
23
Page 26
ぬう前の準備
針上下スイッチ
プーリーのしるし
糸たて棒
糸こま押え
c
（針上下スイッチ）を 1 回または 2 回
押して、針を上に上げます。
･ 針が正しく上に上がっていない場合、上糸を
通すことができません。プーリーのしるしが
上図のように上にきている状態が、正しい位
置です。この位置にきていないときは、必ず
針上下スイッチで針を上に上げてプーリーの
しるしが上側にくるようにしてから、以降の
操作をしてください。
糸こま押えを抜きます。
e
ಕփ
● ミシンをお使いになるときは、必ず糸
たて棒を起こした縫製位置でご使用く
ださい。糸たて棒を起こさないで縫製
すると、糸がからまり、糸調子不良や
針折れの原因となります。
上糸用の糸こまを、糸たて棒の右端
f
いっぱいまで差し込みます。
糸こまを横にして、下側から手前に糸が出る向
きにして差し込みます。
図のように、糸たて棒のつまみに指を
d
かけて下へ下げます。
糸たて棒が起きます。
ಕփ
● 棒の部分を持って起こさないでくださ
い。糸たて棒が折れたり、曲がったり
するおそれがあります。
糸こま押えを糸たて棒に差し込みま
g
す。
糸こま押えは少し丸みをおびている平らな面を
左側にして、糸こまが糸たて棒の右端までいく
ように右いっぱいまで差し込みます。
24
Page 27
お願い
ಕփ
糸案内カバー
てんびん
針棒糸かけ
● 糸こまや糸こま押えが正しくセットさ
れていないと、糸たて棒に糸がからま
り、糸切れや針折れの原因となります。
● 糸こま押えは糸こまの大きさに合わせ
て使用してください。糸こまの直径よ
り小さい糸こま押えを使用すると、糸
こまの切り欠きなどに糸が引っかか
り、針折れの原因となります。
図に示されているように、上糸をかけ
j
ます。
1
糸こまから糸を引き出し、上糸案内の
h
ツメ部分に糸をかけます。
糸を糸案内カバーの奥から手前にかけ
i
ます。
引き出した糸がたるまないように右手で糸を持
ち、左手で糸案内カバーにかけます。
図のようにてんびんの右側から左側へ
k
糸がかかっていることを確認します。
● 針が下がっているときは、てんびんに糸をか
けることはできません。上糸を通す前に、針
上下スイッチで針を上げておいてください。
針棒糸かけに糸を通します。
l
左手で糸を保持し、右手で糸かけを行うと糸か
けがしやすくなります。
25
Page 28
ぬう前の準備
押えレバー
糸通しレバー
糸案内
糸案内
フック 糸
糸の輪
電源を切ります。
m
押えレバーを下げます。
n
糸通しレバーを少し下げた状態で、糸
o
案内に糸をかけます。
下の図のように、糸をフックにかけま
q
す。
糸を軽く持ったまま、糸通しレバーを
r
元に戻します。
p
26
糸通しレバーをまっすぐにいっぱいま
で下げます。
糸通しの先端部分が手前に回転し、フック
が針穴に通ります。
糸がフックに引っ張られ、針穴に通ります。
針に通った糸の輪をゆっくりと後ろ側
s
へ引き、針穴から糸の端を引き出しま
す。
ಕփ
● 無理に引っ張って針を曲げないように
注意してください。
Page 29
押えレバーを上げます。
押えレバー
5 cm
押えレバー
5 cm
t
糸の端を押えの間に通して後ろ側に
u
5 cm ほど引き出します。
針穴の手前から向こう側に、手で糸を
c
通します。
押えレバーを上げます。
d
1
ಕփ
● 糸通しが正常に行われなかった場合
は、手順 m からもう一度やり直して
ください。
■ 手で針に糸を通すとき
糸通し装置が使用できないメタリック糸やナイロ
ン透明糸などの特殊な糸を使用するときは、次の
手順で針に糸を通します。
「上糸を通す」のa ～l に従って針棒糸
a
かけまで糸を通し、押えレバーを下げ
ます。
電源を切ります。
b
ಕփ
●
手で針に糸を通すときは、必ず電源ス
イッチを切ってください。万一、ス
タート／ストップスイッチまたは、他
のスイッチが押されると、ミシンが作
動してけがの原因となります。
糸の端を押えの間に通して後ろ側に
e
5 cm ほど引き出します。
27
Page 30
ぬう前の準備
上糸
針上下スイッチ
下糸
上糸
下糸
上糸
2
1
下糸を引き出してからぬうとき
ギャザーやフリーモーションキルトをぬうときなどは、あらかじめ下糸を引き出しておきます。
「上糸を通す」 （→ P.23）を参照して、ミ
a
シンに上糸をセットし、針に糸を通し
ます。
「下糸をセットする」 （→P.21） のc ～d
b
の手順に従って、ボビンをかまに入れ
ます。
引き出した糸をミゾにそって通しま
c
す。
このとき、カッターで糸を切らないでください。
･ 針板ふたは取り外したままにしておいてくだ
さい。
上糸の端を軽く持ちます。
d
上糸をゆっくりと上に引き、下糸の糸
f
端を引き出します。
下糸を10 cmほど引き出し、上糸とそろ
g
えて押えの下を通します。
針板ふたをもとに戻します。
h
針板ふたの左下の部分を本体に差し込んでから
（1）、右側を上から押します（2）。
針が上がっている状態で、 （針上下
e
スイッチ）を 2 回押します。
28
Page 31
針を交換するには
お願い
お知らせ
႒ ఊ
ήυȜΡ ࿀ঝ
ΗέΗ ࣣঝ
έρΦ
ΆλΨΏϋ
ࡆঝ Ķı
υȜϋ ࿀ঝ
ΐοȜΔΛΠ ࣣঝ
εȜρ ࡆঝ Ķı
ΟΣθ ࿀ঝ
Ķı
ȜΟνυͼ ࣣঝ
ΜͻȜΡ ࡆঝ
ΐλȜΐ
ΠςΛΠ
࿀ঝ
ࣣঝ
ࡆঝ
ࣣঝȆࡆঝ
ĺȡIJĵ
IJIJȡIJĵ
Ķıȡķı
ķıȡĺ
ķıȡĺ
Ķıȡķı
Ķıȡĺ
ΣΛΠဥঝ Ķıȡķ
ʼnňૻΣΛΠဥ
ġġġĤIJIJȡIJĵ
IJIJȡIJĵ
ĺȡIJIJ
IJĵȡIJķ
ື౷
ΑΞΛΙঝાࣣ
ถ౷
࢚౷
ື౷
ື౷අಭȆ႒
ηΏϋঝ
ૻ႒
ຽ౷
Ĵı
IJķ
Ķı
Ĵı IJķ
ここでは、ミシン針について説明します。
針に関する注意
1
針を取り扱うときの注意を説明します。以下の注意を守らないと非常に危険です。
よく読んで、必ず守って
ください。
仕上がり良くぬい上げるためには、ブラザー純正のミシン針（HA × 1）を推奨します。
ಕփ
● 針は必ず家庭用ミシン針（HA × 1）を使用してください。その他の針を使用すると、針折れや
故障の原因となります。
● 曲がった針は絶対に使用しないでください。針折れの原因となります。
布地と糸の種類による針の使い分け
ミシン針は布地や糸の太さによって使い分けます。次の表を参考にして、布地に合った糸と針を選んでください。
● 糸は数字が小さいほど太く、針は数字が大き
いほど太くなります。
伸縮性のある布地や目がとびやすい布地を仕上り
良くぬい上げることができます。
布地や糸にかかわらず 14 ～ 16 番の針を使用して
ください。
ಕփ
● 布地と糸と針の組み合わせは、左記に
従ってください。組み合わせが適切で
ない場合、ぬい目がふぞろいになり、
ぬいじわや目とびの原因になります。
特に厚い布地（デニムなど）を細い針
（9 ～ 11 番）でぬうと、針が折れたり、
曲がったりするおそれがあります。
● 20 番以下の太い糸は使用しないでください。
故障の原因となります。
ı
■ HG 針ニット用
ı
■ ナイロン透明糸
ı
ı
29
Page 32
ぬう前の準備
針の種類が刻印
されています
平らな面
平らな板
平らな板
針上下スイッチ
押えレバー
正しい針の見分け方
針が曲がった状態で使用すると、途中で折れてしま
うことがあり非常に危険です。
使用する前に、針の平らな面を平らな板に合わせ、
針と板のすき間が平行かどうかを確認します。
■ 良い針
■ 悪い針
すき間が平行でない場合は、針が曲がっています。
その針は使用しないでください。
針を交換する
針を交換します。「正しい針の見分け方」で確認した
良い針と、付属のネジ回しを用意してください。
（針上下スイッチ）を 1 回または 2 回
a
押し、針を上に上げます。
電源を切ります。
b
ಕփ
● 針の交換は、必ず電源スイッチを切っ
てから行ってください。万一、スター
ト／ストップスイッチまたは、他のス
イッチが押されると、ミシンが作動し
てけがの原因となります。
30
押えレバーを下げます。
c
ಕփ
● 針を交換する前に、押えの下に布や紙
を置いて、針が針板の穴から下へ落ち
ないようにしてください。
Page 33
針のとめネジをゆるめ、針を抜きます。
とめネジ
ネジ回し
ストッパー
d
左手で針を持ちながら、右手でネジ回しを手前
に回します。
とめネジをゆるめたりしめたりするときに、
･
無理な力を加えないでください。故障の原因
となります。
新しい針の平らな面を後ろ側に向け
e
て、針棒のストッパーに当たるまで差
し込みます。
1
針を左手で押さえたままとめネジをし
f
めます。
ネジ回しを奥側に回します。
ಕփ
● 針は必ずストッパーに当たるまで差し
込み、とめネジを付属のネジ回しで確
実にしめてください。針が十分に差し
込まれていなかったり、ネジのしめ方
がゆるいと、針折れや故障の原因とな
ります。
31
Page 34
ぬう前の準備
お知らせ
針上下スイッチ
押えレバー
黒いボタン
押えホルダー
押えホルダー
ミゾ
ピン
押えを交換するには
押えに関する注意
押えについて気をつけなければいけないことを説明します。
ಕփ
● 模様に適した押えを使用してください。誤った押えを使用すると、針が押えに当たったり、折
れたり、曲がったりするおそれがあります。
● 押えは必ず本機純正の押えを使用してください。その他の押えを使用すると、けが・故障の原
因となります。
押えを交換する
押えの取り外し方と取り付け方を説明します。
押えレバーを上げます。
c
a
押し、針を上に上げます。
電源を切ります。
b
ಕփ
●
押えの交換は、必ず電源スイッチを切って
から行ってください。万一、スタート／
ストップスイッチまたは、他のスイッチ
が押されると、ミシンが作動してけがの
原因となります。
（針上下スイッチ）を 1 回または 2 回
押えホルダーの後ろ側の黒いボタンを
d
押します。
取り付ける押えのピンの部分と押え
e
ホルダーのミゾが合う位置に押えを
置きます。
押えに記されている押え記号（J、A など）が
読める向きに置きます。
32
● 各模様で使用する押えの種類は、LCD（液晶
画面）に表示されます。模様の選び方は、「模
様を選ぶ」（→ P.36）を参照してください。
Page 35
押えレバーをゆっくり下げて、押えホ
お願い
押えレバー
押えホルダー
ミゾ
ピン
押えレバー
ネジ回し
ネジ
押えホルダー
押え棒
押えホルダー
ネジ回し
ネジ
押えホルダー
f
ルダーのミゾを押えのピンにはめま
す。
押えが取り付けられます。
押えレバーを上げて、押えが取り付け
g
られていることを確認します。
■ 押えホルダーを取り付けるとき
押えホルダーを押え棒に合わせます。
a
押えホルダーを右手で押さえながらネ
b
ジをしめます。
左手でネジ回しを手前に回します。
1
押えホルダーを外す
お手入れをするときや別売のウォーキングフットを
取り付けるときは、押えホルダーを外します。付属
のネジ回しを用意します。
押えを外します。
a
･ 「押えを交換する」（→ P.32）を参照してくだ
さい。
押えホルダーのネジをゆるめ、押えホ
b
ルダーを外します。
ネジ回しを奥側に回します。
● 押えホルダーが正しく取り付けられていな
いと、正しい糸調子にならないことがありま
す。
ಕփ
● 押えホルダーのネジは確実にしめて
ください。ネジのしめ方がゆるいと、
押えホルダーが外れ、針が押えに当
たって折れたり、曲がったりするおそ
れがあります。
33
Page 36
ぬう前の準備
お知らせ
針停止位置を変更するには
通常は、針が布地に刺さった状態でミシンが止まる
ように設定されていますが、針が上がった状態でミ
シンが止まるように設定を変更することもできま
す。
電源を切ります。
a
左側の （模様選択キー）の［－］を押
b
しながら、ミシンの電源を入れます。
電源が入ったら、 （模様選択キー）の［－］
から指を離します。
針の停止位置が上に変更されます。
● もう一度同じ操作をすると、針の停止位置は
下に戻ります。
34
Page 37
2 ぬい方の基本
ぬってみましょう
ここでは、基本のぬい方を説明します。
ಕփ
● ミシン操作中は、針の動きに十分注意してください。また、針、プーリー、てんびんなど、
動いているすべての部品に手を近づけないでください。けがの原因となります。
● 押えの交換は、必ず電源スイッチを切ってから行ってください。
イッチまたは、他のスイッチが押されると、ミシンが作動してけがの原因となります。
● 縫製中は布地を無理に引っ張ったり、押したりしないでください。けが・針折れの原因となります。
● 曲がった針は絶対に使用しないでください。針折れの原因となります。
● ぬう際には、まち針などが針に当たらないように注意してください。針が折れたり、曲がったり
するおそれがあります。
● 模様に適した押えを使用してください。誤った押えを使用すると、針が押えにあたって折れたり、
曲がったりするおそれがあります。
● ぬい目が詰まる場合は、ぬい目の長さをあらくしてください。ぬい目が詰まった状態でぬい続け
ると、針が折れたり、曲がったりするおそれがあります。
ソーイングの手順
ミシンをかけるときの基本の手順は次のとおりです。
2
万一、スタート／ストップス
1 電源を入れる
2 模様を選ぶ
3 押えを取り付ける
4 スタート
ミシンの電源を入れます。
「電源を入れる」（→ P.17）を参照してください。
ぬう箇所に合わせて模様を選びます。
「模様を選ぶ」（→ P.36）で説明します。
模様に合った押えを取り付けます。（押えの交換は、必ず電源スイッチ
を切ってから行ってください。）
「押えを交換する」（→ P.32) を参照してください。
布をセットし、ミシンをスタートさせます。ぬい終わったら糸を切ります。
「ミシンをスタートさせる」（→ P.37）を参照してください。
35
Page 38
ぬい方の基本
お知らせ
十の位の数字
一の位の数字
押えの種類
ぬい目の長さ調節キー
こまかい
あらい
ぬい目の長さ
模様を選ぶ
操作パネルを使って、各種の模様を選択します。
● 模様番号の上に、使用する押えの種類がア
ルファベット（J、Aなど）で表示されます。
電源を入れた直後は、 が選択されています。
電源を入れます。
a
実用ぬい表示ライトが点灯しているこ
b
とを確認します。点灯していない場合、
実用ぬいキーを押して、点灯させます。
1
2
a 実用ぬいキー
b 実用ぬい表示ライト
c
（模様選択キー）を押します。選択
した模様の番号が表示されます。
の[＋]、または [ － ]を押すと、数字が 1ずつ変
化します。右側の を押すと一の位の数字
が、左側の を押すと十の位の数字が変更さ
れます。
必要に応じて、ぬい目の長さと振り幅
e
を調節します。
･ 調節のしかたは以降の「ぬい目の長さと振り
幅を調節する」 を参照してください 。
ぬい目の長さと振り幅を
調節する
■［例］模様 を選択する場合
模様選択キーを押し、「03」模様を選択
a
します。
右側の キーで「3」を、左側の キーで
「0」を選択します。
b
（ぬい目の長さ調節キー）の［＋］、
または［－］を押して、ぬい目の長さ
を調節します。
模様が選択されます。
LCD（液晶画面）に表示されている押
d
えを取り付けます。
･ 「押えを交換する」（→ P.32）を参照してくだ
さい。
36
Page 39
c
お知らせ
お知らせ
ジグザグの振り幅
調節キー
せまい
ひろい
ジグザグの
振り幅
針上下スイッチ
押えレバー
5 cm
（ジグザグの振り幅調節キー）の
［＋］、または［－］を押して、模様の
振り幅を調節します。
ミシンをスタートさせる
● フットコントローラージャックにフットコ
ントローラーのプラグが差し込まれている
ときは、 （スタート／ストップスイッチ）
は使用できません。
● ぬい目の長さ、または振り幅を標準値から変
更すると、LCD（液晶画面）内の 、 または
の が消えます。ぬい目の長さ、または
振り幅を標準値に戻すと、LCD（液晶画面）
内の 、または が再び で囲われます。
● 振り幅を調節できない模様を選択した場合は、
LCD （液晶画面）内の の右側に“－ . －”が
表示されます。
ಕփ
● 振り幅を調節したときはプーリーを
ゆっくりと手前に回し、針が押えに当
たらないことを確認してください。針
が折れたり、曲がったりするおそれが
あります。
ぬい目が詰まる場合は、ぬい目の長さをあ
●
らくしてください。ぬい目が詰まった状態
でぬい続けると、針が折れたり、曲がった
りするおそれがあります。
a
押し、針を上に上げます。
押えレバーを上げます。
（針上下スイッチ）を 1 回または 2 回
b
押えの下に布地を置き、上糸を押えの
c
下に通して後ろ側に5 cm ほど引き出し
ます。
2
左手で糸と布地を押さえ、右手でプー
d
リーを手前に回して布地に針を刺しま
す。
37
Page 40
ぬい方の基本
お知らせ
お知らせ
押えレバー
スピードコントロールレバー
または
スタート／ストップスイッチ
糸切り
返しぬい
止めぬい
押えレバーを下げます。
e
スピードコントロールレバーを左右に
f
動かして、速度を調節します。
（スタート／ストップスイッチ）を
g
1 回押します。（フットコントローラー
を接続している場合は、フットコント
ローラーをゆっくり踏み込みます。）
布地を左に引き、本体左側面の糸切り
k
に上糸と下糸を引っかけて切ります。
● フットコントローラージャックにフットコ
ントローラーのプラグが差し込まれている
ときは、 （スタート／ストップスイッチ）
は使用できません。
● ミシンを止めると、針は下がった状態になり
ます。ミシンを止めたときに針が上になるよ
うに設定を変更することもできます。「針停
止位置を変更するには」（→ P.34）を参照し
てください。
■ 返しぬい／止めぬいをする
直線・ジグザグ模様でぬっていた場合に （返し
ぬいスイッチ）を押すと、返しぬいになります。
直線・ジグザグ以外の模様でぬっていた場合に
（返しぬいスイッチ）を押すと、止めぬいにな
ります。止めぬいは、その位置で 3 ～ 5 針重ねて
ぬいます。
ミシンがスタートします。
ぬい終わりまで進んだら、もう一度
h
（スタート／ストップスイッチ）を押し
ます。（フットコントローラーで操作し
ている場合は、フットコントローラー
を踏むのをやめます。）
ミシンが止まります。
（針上下スイッチ）を 1 回または 2 回
i
押し、針を上に上げます。
･ 針停止位置が上に設定されている場合は、こ
の手順は必要ありません。( → P.34)
押えレバーを上げます。
j
38
● 返しぬい／止めぬいのどちらが設定されて
いるかは、「模様設定一覧」（→ P.68）を参照
してください。
Page 41
糸調子を調節する
お知らせ
お願い
お願い
お願い
裏
表
上糸
下糸
裏
表
上糸
下糸
布地の表に下糸が
見える
3
5
裏
表
上糸
下糸
布地の裏に上糸が見える
3
5
ぬい目の仕上がりは、糸調子によって左右されます。
布や糸を変えたときは、糸調子の調節を行ってくだ
さい。
● 本ぬいをする前に、布の端などで試しぬいを
することをお勧めします。
■ 正しい糸調子
縫製をきれいに仕上げるために、糸調子は大切な
ポイントです。糸調子が強すぎたり、弱すぎたり
すると、ぬい目が弱かったり、布地にしわがよっ
たりします。
■ 上糸が強いとき
上糸と下糸の重なりが、布地の表にできます。
● ぬい終わったとき、針板ふたを外して糸が下
図のように見えることを確認してください。
糸が下図のようにならないときは、内かまの
板バネの間に下糸が入っていません。下糸を
正しく入れなおしてください。( → P.21)
2
■ 上糸が弱いとき
上糸と下糸の重なりが、布地の裏にできます。
● 上糸が正しくセットされていないと、上糸が
弱くなることがあります。上糸が弱いとき
は、上糸のセットを再度行ってください。「上
糸を通す」（→ P.23）を参照してください。
● 下糸が正しくセットされていないと、上糸が
強くなることがあります。上糸が強いとき
は、下糸のセットを再度行ってください。「下
糸をセットする」 （→ P.21）を参照してくだ
さい。
解決方法
糸調子ダイヤルを数字が小さくなる方向へ回
し、糸調子を弱くします。
解決方法
糸調子ダイヤルを数字が大きくなる方向へ回
し、糸調子を強くします。
39
Page 42
ぬい方の基本
上手にぬうコツ
ここでは、上手にぬうためのコツを説明します。ミシンかけをするときの参考にしてください。
試しぬいをする
本製品は、模様に合わせて適切な模様の幅と長さが設
定されるようになっています。
しかし、布の種類やぬい方によっては必ずしも思い通
りにならないことがあるので、試しぬいをするように
しましょう。
試しぬいは、実際の布地のはぎれと糸を使用して、糸
調子や模様の幅・長さを確認します。ぬい方や布を何
枚重ねてぬうかによっても仕上がりは異なるので、実
際にぬうものと同じ状態で試しぬいをします。
ぬう方向を変える
角までぬったら、ミシンを止めます。
a
このとき、針が下がった（布地に刺さった）状
態にしておきます。もし針が上がっている場合
は、 （針上下スイッチ）を押します。
押えレバーを上げ、布を持って回しま
b
す。
針位置を基点に回転させます。
カーブをぬう
途中でミシンを止めながら、少しずつ向きを変えて
ぬいます。
ジグザグ模様をぬうときは、ぬい目の長さを短めに
するときれいに仕上がります。
厚い布地をぬう
押えレバーを下げ、続きをぬいます。
c
40
■ 押えの下に布地が入らないとき
押えレバーをさらに上に上げると、押えがもう一
段階上がります。
ಕփ
●
6 mm 以上の厚物をぬったり、無理に
布地を押しこんだりすると、針が折れ
たり、曲がったりするおそれがありま
す。
Page 43
■
お願い
お知らせ
ぬう方向
段差
押え固定ピン
( 黒いボタン )
端をぬう
ハトロン紙など
ぬい始めに段差があって布地を送ることができ
ないとき
図のように布地に段差があり、押えが傾いてしま
い、布地が送られない場合があります。
その場合は、押え固定ピン ( ジグザグ押え <J> 左
側の黒いボタン ) の機能を使って、押えを水平に
してぬうと、スムーズに布地を送ることができま
す。
押えレバーを上げます。
a
ぬい始めの位置を合わせて、布地をお
b
きます。
ジグザグ押え <J> を水平に保持して左
c
側の黒いボタンを押したまま、押えレ
バーを下げます。
面ファスナー
®
( マジックテープ
) をぬう
ಕփ
● 面ファスナーは、のりが付いていない
縫製用のものを使用してください。の
りが針やかまに付着すると、故障の原
因となります。
● 面ファスナーを細い針 (9 ～ 11 番）でぬ
うと、針が折れたり曲がったりするお
それがあります。
● ミシンでぬう前に、しつけをして面ファス
ナーと布地をぬい合わせておいてください。
プーリーを手で回して面ファスナーに針を刺し、針
がスムーズに通ることを確認してから、面ファス
ナーの端を低速でぬいます。
針が通らない場合は、厚地用の針と糸 ( → P.29）に交
換してください。
2
d
ボタンから手を離します。
押えが水平になり、布地が送られるように
なります。
･ ぬい進めると、押えはもとに戻ります。
ಕփ
●
6 mm 以上の厚物をぬったり、無理に
布地を押しこんだりすると、針が折れ
たり、曲がったりするおそれがありま
す。
●“マジックテープ ®”は、株式会社クラレの、
面ファスナーの登録商標です。
薄い布地をぬう
薄い布地をぬうと、ぬい目がつれてしまったり、布
地がうまく送れないことがあります。
その場合は布地の下にハトロン紙などの薄い紙を敷
いて、布地と一緒にぬいます。ぬい終わったら、紙
をやぶって取り除きます。
41
Page 44
ぬい方の基本
お願い
しつけ
補助テーブル
伸びる布地をぬう
あらかじめしつけをして、布地を引っ張らないよう
にぬいます。
また、ニット用の糸を使用したり伸縮ぬいを使用す
ると、きれいにぬうことができます。
筒ものをぬう
筒もの（そで口やズボンのすそなどの筒状になって
いるところ）や、ぬいづらいところをぬうときは、
フリーアームにすると便利です。
補助テーブルを左に引きます。
a
特に厚い布地をぬう
デニムなど、特に厚い布地をぬうとき、針がスムー
ズに動かない場合は、ぬい始めにプーリーを手で回
してから、ミシンをスタートさせてください。
ಕփ
●
布地の種類によって、ぬうことができ
る厚さは異なります。無理に布地を押
し込んだりすると針が折れたり、曲
がったりするおそれがあります。
ビニールや皮革をぬう
ビニールコーティングや皮革など、押えに貼り付い
てぬいにくい素材には、別売のウォーキングフット
を使用します。別売のウォーキングフットを使える
模様については、「模様設定一覧」（→ P.68）を参照
してください。
補助テーブルが外れてフリーアームの状態
になります。
･ 筒ものをぬう場合は、以降の手順に進んでく
ださい。
● フリーアームの状態で縫製が終わったら、必
ず補助テーブルをもとに戻してください。
ぬうところをアーム部分に通してから
b
ぬいます。
42
Page 45
3 いろいろなぬい方
針落ち位置
針落ち位置
布端を始末する
ズボン、スカートなどのぬいしろの始末や、たち目の始末に使います。模様によって、たち目かがり押え <G>、ま
たはジグザグ押え <J> を使います。
名称 模様 押え 用途
ジグザグ
3 点ジグザグ
通常のほつれ止め、アップ
リケのぬいつけ
J
厚地・伸びる布地のほつれ
止め、ゴムひもつけ
振り幅 ぬい目の長さ
自動 手動 自動 手動
3.5 0.0 － 7.0 1.4 0.0 － 4.0
5.0 1.5 － 7.0 1.0 0.2 － 4.0
ウォーキング
フット
○
( 返しぬいは
しないでくだ
さい )
返しぬい
スイッチ
返しぬい
3
普通地・薄地のほつれ止め 3.5
G
たち目かがり
厚地・ほつれやすい布地の
ほつれ止め
J 伸びる布地のほつれ止め 0.0 － 7.0 0.5 － 4.0
ಕփ
●
押えの交換は、必ず電源スイッチを切ってから行ってください。万一、スタート／ストップスイッチま
たは、他のスイッチが押されると、ミシンが作動してけがの原因となります。
ジグザグ押え <J> を使う
ジグザグ押え <J> を取り付けます。
a
模様 、 または を選択します。
b
･ 「模様を選ぶ」（→ P.36）を参照してください。
2.0
2.5 － 5.0
5.0 2.5
布端より少し外側に針を落としてぬい
c
ます。
1.0 － 4.0
×止めぬい
たち目かがり押え <G> を
使う
たち目かがり押え <G>を取り付けます。
a
43
Page 46
いろいろなぬい方
ガイド
針落ち位置
針が当たらないよ
うに注意してくだ
さい。
模様 または を選択します。
b
･ 「模様を選ぶ」（→ P.36）を参照してください。
押えのガイドと布地の端が合うように
c
布地をセットし、押えを下げます。
プーリーをゆっくりと手前に回し、針
d
が押えに当たらないことを確認しま
す。
布地の端を押えのガイドにそわせてぬ
e
います。
f
44
ぬい終わったらミシンを止め、針と押
えを上げて、布地を後ろに引いて取り
出します。
ಕփ
●
振り幅を調節したときはプーリーを
ゆっくりと手前に回し、針が押えに当
たらないことを確認してください。針
が折れたり、曲がったりするおそれが
あります。
Page 47
直線ぬいをする
振り幅調節キー
針の位置が
左へ移動
針の位置が
右へ移動
基本となる直線ぬいをします。直線ぬいは、次の 3 模様から選択します。
名称 模様 押え 用途
振り幅 ぬい目の長さ
自動 手動 自動 手動
ウォーキング
フット
返しぬい
スイッチ
左基線
直線
中基線
3重ぬい
地 ぬ い、ギ ャザ ー、ピ ン
タックなど
ファスナーつけ、地ぬい、
J
ギャザー、ピンタックなど
そで股下ぬい、ぬい目を丈
夫にしたいとき、伸びる布
地のとき、飾りぬい
ಕփ
●
押えの交換は、必ず電源スイッチを切ってから行ってください。万一、スタート／ストップスイッチま
たは、他のスイッチが押されると、ミシンが作動してけがの原因となります。
ぬい合わせるところを、しつけまたは
a
まち針で止めます。
ジグザグ押え <J> を取り付けます。
b
･ 「押えを交換する」 （→ P.32）を参照してくだ
さい。
模様を選択します。
c
0.0
－－
0.0
*1
0.0 － 7.0
*1
0.0 － 7.0
ぬい終わったら糸を切ります。
f
･ 「ミシンをスタートさせる」 （→ P.37）を参照
してください。
○
0.2 － 5.0
2.5
1.5 － 4.0 × 止めぬい
( 返しぬいは
しないでくだ
さい )
返しぬい
3
d
e
･ 「模様を選ぶ」 （→ P.36）を参照してください。
プーリーを手前に回してぬい始めの位
置に針を刺します。
ミシンをスタートさせます。
･ 「ミシンをスタートさせる」 （→ P.37）を参照
してください。
･ 返しぬいをする場合は、「返しぬい／止めぬい
をする」 （→ P.38）を参照してください。
*1 針位置を変えるとき
模様が直線 ( 左基線 ) と 3 重ぬいのときに模様の
幅を変更すると、針の位置が調節できます。ジグ
ザグの振り幅調節キーの [ － ] を押すと針の位置が
左へ、[ ＋ ] を押すと針の位置が右へ移動します。
45
Page 48
いろいろなぬい方
お知らせ
表
すそ側
裏
表
< 横から見た図 >
裏
表
裏
厚い布地
普通地
表
<横から見た図>
裏
5mm
布端
表
裏
しつけ
厚い布地
普通地
すそ上げをする
スカートやズボンのすそをまつります。まつりぬいは、次の 2 模様から選択します。
名称 模様 押え 用途
普通地のまつりぬい
まつりぬい R
伸びる布地のまつりぬい
振り幅 ぬい目の長さ
自動 手動 自動 手動
0.0-3－32.01.0－3.5 × 止めぬい
ウォーキング
フット
ಕփ
●
押えの交換は、必ず電源スイッチを切ってから行ってください。万一、スタート／ストップスイッチま
たは、他のスイッチが押されると、ミシンが作動してけがの原因となります。
次の手順でまつりぬいをします。
● 模様 または を選んだとき
ジグザグの振り幅調節キーの［－］を押すと、LCD（液晶画面）に 0、－ 1、－ 2、－ 3 と表示され、針
落ちは左に移動します。
ジグザグの振り幅調節キーの［＋］を押すと、LCD（液晶画面）に 0、1、2、3 と表示され、針落ちは右
に移動します。
● 筒の大きさがアームに入らないほど小さいときや、筒の長さが短いときは、布地がうまく送られず、き
れいに仕上がらないことがあります。
返しぬい
スイッチ
すそ上げをするスカートやズボンを裏
a
返します。
できあがり線で布を表に返し、アイロ
b
ンをかけます。
46
布端から約5mmのところにチャコペン
c
で印をつけ、しつけをします。
Page 49
しつけをしたところから、内側へ折り
< 横から見た図 >
裏
5mm
布端
表
裏
しつけ
厚い布地
普通地
裏
< 横から見た図 >
裏
布端
裏
裏
しつけ
厚い布地
普通地
アーム
R
裏
折り山
ガイド
針落ち位置
ジグザグの振り幅
厚い布地 普通地
裏
表
普通地
厚い布地
裏
表
d
込みます。
布端を開いて裏返します。
e
押えのガイドと布地の折り山が合うよ
j
うに布地をセットし、押えを下げます。
プーリーをゆっくり手前に回して針を
k
下げ、針が折り山に少しかかる位置に
あるか確認します。
R
針落ち位置を変更するときは、針を上げてからジ
グザグの振り幅を変更します。
3
まつりぬい押え <R> を取り付けます。
f
模様を選択します。
g
ミシンをフリーアームにします。
h
･ 「筒ものをぬう」（→ P.42）を参照してくだ
さい。
アームに布地を入れ、布地を回すこと
i
ができるのを確認します。
■ 針がかかりすぎているとき
針が左側にいきすぎています。
振り幅の［+］を押して針位置を右に動かし、針
が折り山に少しかかるように調節します。
47
Page 50
いろいろなぬい方
お知らせ
裏
表
普通地
厚い布地
裏
表
裏
表
■ 針がかかっていないとき
針が右側にいきすぎています。
振り幅の［－］を押して針位置を左に動かし、針
が折り山に少しかかるように調節します。
●「ぬい目の長さと振り幅を調節する」（→P.36）
を参照してください。
折り山に押えのガイドをそわせてぬい
l
ます。
ぬい終わったらミシンを止め、針と押
m
えを上げて、布地を後ろに引いて取り
出します。
しつけをほどき、布地を表に返します。
n
48
Page 51
ボタン穴かがりをする
止めぬい
止めぬい
ボタンホールを作ります。次の 3 模様から選択できます。
名称 模様 押え 用途
張りのある素材の両止め
用
ボタン穴かがり A
薄地・普通地のねむり穴、
横穴
厚地・毛足の長い布地の横
穴
振り幅 ぬい目の長さ
自動 手動 自動 手動
5.0 3.0 － 5.0
7.0 3.0 － 7.0 0.3 － 1.0
ಕփ
●
押えの交換は、必ず電源スイッチを切ってから行ってください。万一、スタート／ストップスイッチま
たは、他のスイッチが押されると、ミシンが作動してけがの原因となります。
「ボタンの直径＋厚み」が約 28 mm 以下のボタンホールが作れます。
ボタン穴かがりは、次の順で押えの手前から後ろに向かってぬわれます。
0.5
0.2 － 1.0
ウォーキング
フット
× 自動止めぬい
返しぬい
スイッチ
3
49
Page 52
いろいろなぬい方
A
5 mm
押えスケール
台皿
しるし
ピン
しるし
できあがり図
押えスケール
ボタン穴の寸法
（ボタンの直径＋厚み）
5 mm
10 mm
15 mm
A
布地のしるし（手前）
赤のしるし
赤のしるし
ボタン穴かがりで使用するボタン穴かがり押え <A>の
各部の名称は次のとおりです。
ボタン穴かがりをする位置にチャコペ
a
ンなどでしるしを付けます。
■ ボタンが台皿にのらないとき
「ボタンの直径＋厚み」を、押えスケールの
目盛り（1 目盛り 5 mm）に合わせて、ボタ
ンホールの大きさを決めます。
例： 直径 15 mm、厚み 10 mm のボタン
→スケールを 25 mm に合わせる
ボタン穴かがり押え <A> を取り付けます。
c
b
ボタン穴かがり押え <A> の台皿を引き
出し、ボタンをのせてはさみます。
ボタン穴かがりの大きさが決まります。
模様を選択します。
d
上糸を押えの穴から押えの下に通し
e
ます。
押えの赤のしるしと布地のしるしの手
f
前側を合わせ、押えを下げます。
50
Page 53
･ 押えを下げるときに、押えの手前部分を押
お知らせ
お知らせ
すきまをなくさない
ボタン穴かがりレバー
ボタン穴かがりレバー
突起部
まち針
リッパー
はとめ穴パンチ
さないでください。ボタン穴が正確な大き
さにぬえません。
ミシン本体のボタン穴かがりレバーを
g
一番下まで引き下げます。
ボタン穴かがりレバーが、押えの突起部の後ろ
側になるようにします。
ボタン穴かがりレバーをもとに戻します。
j
ぬった部分を切らないように、かんぬき
k
止めの内側にまち針を刺してからリッ
パーでボタン穴を切り開きます。
はとめ穴の場合は、付属のはとめ穴パンチで穴
をあけてから、リッパーで切り開きます。
3
左手で上糸を軽く持ち、ミシンをス
h
タートさせます。
● 厚地の場合など布地が進まないときは、ぬい
目をあらくしてください。
ぬい終わると、自動的に止めぬいをして止
まります。
（針上下スイッチ）を押して針を上
i
げ、押えを上げて布地を取り出し、糸
を切ります。
･ はとめ穴パンチを使用するときは、布地の下
に厚紙などを敷いて穴をあけてください。
ಕփ
●
リッパーで穴をあける方向に、手や指
を置かないでください。すべったとき
にけがをするおそれがあります。本来
の目的以外に使用しないでください。
● ボタン穴かがりをするときは、ぬい目の長さ
や振り幅を確認するため、必ず試しぬいをし
ましょう。
51
Page 54
いろいろなぬい方
裏
しつけ
返しぬい
あき止まり
裏
裏
しつけ
ファスナー
ムシ
I
ピン右側
針落ち位置
ファスナーをつける
ファスナーをつけるときは、片押え < I > を使います。押えの位置を、針の右または左側に変えることができ、い
ろいろな種類のファスナーを付けることができます。
名称 模様 押え 用途
直線（中基線） I
ファスナーつけ、地ぬい、
ギャザー、ピンタックなど
振り幅 ぬい目の長さ
自動 手動 自動 手動
－ － 2.5 0.2 － 5.0
ウォーキング
フット
○
( 返しぬいは
しないでくだ
さい )
返しぬい
スイッチ
返しぬい
ಕփ
●
押えの交換は、必ず電源スイッチを切ってから行ってください。万一、スタート／ストップスイッチま
たは、他のスイッチが押されると、ミシンが作動してけがの原因となります。
ジグザグ押え <J> を取り付けます。
a
布地を中表にします（表面を合わせま
b
す）。
あき止りまで地ぬいをし、ぬい終りは
c
返しぬいをします。
･ あきの部分（ファスナーを取り付けるところ）
にはしつけをします。
･ 「直線ぬいをする」 （→ P.45）を参照してくだ
さい。
ぬいしろを割り、裏からアイロンをか
d
け、ぬい目とファスナーの中央を合わ
せてしつけをします。
片押え<I> のピンの右側を押えホルダー
e
に取り付けます。
52
Page 55
模様 を選択します。
お知らせ
表
ステッチ
しつけ
あき止まり
I
ピン左側
針落ち位置
f
ಕփ
● ぬう前に、手でプーリーを手前に回し
て針が押えに当たらないことを確認
してください。 以外の模様を選択
すると、針が押えに当たり、折れたり、
曲がったりするおそれがあります。
けがの原因にもなります。
● ファスナーのスライダーが押えに当たる場
合は、針が下がった ( 布地に刺さった ) 状態
でいったん押えを上げ、スライダーを押えに
当たらない位置まで動かした後、もう一度押
えを下げてぬい進めてください。
● ファスナーのムシが押えの左側にくるよう
にぬうときは、
側を押えホルダーに取り付けてください。
e で片押え < I > のピンの左
布地の表面を上にして、押えの右側に
g
ファスナーのムシがくるようにぬい進
めます。
①～③の順番でぬい進めます。
ಕփ
ぬい終わったらしつけをほどきます。
h
3
● ぬう際には、ファスナーのムシに針が
当たらないように注意してください。
針が折れたり、曲がったりするおそれ
があります。けがの原因にもなります。
53
Page 56
いろいろなぬい方
ゴムひも
まち針
伸びる布地やゴムひもをぬう
伸びる布地をぬったり、ゴムひもをぬい付けます。
名称 模様 押え 用途
振り幅 ぬい目の長さ
自動 手動 自動 手動
ウォーキング
フット
返しぬい
スイッチ
伸縮ぬい
3 点ジグザグ
伸びる布地、飾りぬい 1.0 1.0 － 3. 0 2.5 1.0 － 4.0
J
厚地・伸びる布地のほつれ
止め、ゴムひもつけ
ಕփ
●
押えの交換は、必ず電源スイッチを切ってから行ってください。万一、スタート／ストップスイッチま
たは、他のスイッチが押されると、ミシンが作動してけがの原因となります。
伸縮ぬい
ジグザグ押え <J> を取り付けます。
a
模様 を選択します。
b
布地を伸ばさないようにぬいます。
c
5.0 1.5 － 7.0 1.0 0.2 － 4.0
ジグザグ押え <J> を取り付けます。
b
模様 を選択します。
c
ゴムひもが布地と同じ長さになるよう
d
に伸ばしながらぬいます。
左手で後ろ側の布地を引っ張り、右手で押えに
一番近いまち針のところを引っ張ります。
×止めぬい
ゴムひもつけ
そで口やウエストなどにゴムひもをぬい付ける場
合は、ゴムひもが縮んでいる状態ができ上がり寸法
になります。必要な長さのゴムひもを用意します。
まち針で布地の裏側にゴムひもを止め
a
ます。
布地とゴムひもが均などになるように数か所止めます。
54
ಕփ
● ぬう際には、まち針などが針に当たら
ないように注意してください。針が折
れたり、曲がったりするおそれがあり
ます。
Page 57
アップリケ／パッチワーク／キルトをぬう
アップリケやパッチワーク、キルトをぬうときに使用する模様について説明します。
名称 模様 押え 用途
左基線
直線
中基線
ジグザグ
アップリケ アップリケ布のぬいつけ 2.5 － 5.0
手ぬい風直線
( キルト用 )
アップリケ
( キルト用 )
地ぬい、ギャザー、ピン
タックなど
ファスナー付け、地ぬい、
ギャザー、ピンタックなど
通常のほつれ止め、アップ
リケ布のぬいつけ
J
手ぬい風キルト直線 0.0 0.0 － 7.0
アップリケ、バインディン
グ
振り幅 ぬい目の長さ
自動 手動 自動 手動
0.0
0.0 － 7.0
－－
0.0 － 7.0 1.4 0.0 － 4.0
3.5
1.5 0.5 － 3.5 1.8
*1
2.5 0.2 － 5.0
2.5
1.6 － 4.0
1.0 － 4.0
ウォーキング
フット
○
( 返しぬいは
しないでくだ
さい )
×止めぬい
返しぬい
スイッチ
返しぬい
3
*1: 針位置を変えるには、「針位置を変えるとき」（→ P.45）を参照してください。
ಕփ
●
押えの交換は、必ず電源スイッチを切ってから行ってください。万一、スタート／ストップスイッチま
たは、他のスイッチが押されると、ミシンが作動してけがの原因となります。
55
Page 58
いろいろなぬい方
お知らせ
アップリケ布
針落ち位置
アップリケ
地の布地と違う布地をいろいろな形に切り抜き、飾り
としてぬい付けて、アップリケをつくります。
しつけまたはのりでアップリケ布を
a
布地にとめます。
ಕփ
● のりでアップリケ布を布地にとめる場
合は、ミシンでぬう部分にのりをつけ
ないでください。のりが針やかまに付
着すると、故障の原因となります。
ジグザグ押え <J> を取り付けます。
b
模様 を選択します。
c
針がアップリケ布の端よりわずかに外
d
側に落ちることを確かめてからぬいま
す。
パッチワーク
（クレイジーキルト）
上になる布地の端を折って下側の布地
a
と重ねます。
両方の布地に模様がまたがるようにぬ
b
います。
キルティング
表布と裏布の間にキルト綿をはさんでぬい合わせる
ことを、「キルティング」といいます。別売のウォー
キングフットやキルターを使用すると、きれいにぬう
ことができます。
しつけ糸を抜き取ります。
e
● ぬい始めとぬい終わりに、止めぬいをしてく
ださい。
ಕփ
● ぬう際には、針がまち針などに当たら
ないように注意してください。針が折
れたり、曲がったりするおそれがあり
ます。けがの原因にもなります。
ಕփ
● ウォーキングフットを使用できるの
は、直線ぬいかジグザグぬいの模様を
選択したときだけです。
● ウォーキングフットを使用するときは
返しぬいはできません。
キルティングする布をしつけで止めます。
a
押えホルダーを外します。
b
･ 「押えホルダーを外す」（→ P.33）を参照して
ください。
56
Page 59
ウォーキングフットのレバーのふたま
お願い
押えホルダー
のネジ
レバー
針のとめネジの棒
c
た部分で針のとめネジの棒をはさみ、
押えレバーを下げてから、押えホル
ダーのネジでウォーキングフットを押
え棒に取り付けます。
■ キルターを使用する
別売のキルターを使用すると、ぬい目を平行にそ
ろえてなど間隔にぬうことができます。
ウォーキングフットまたは押えホル
a
ダーの穴に、キルターの棒を差し込み
ます。
ウォーキングフット
ಕփ
● ネジは付属のネジ回しで確実にしめて
ください。ネジのしめ方がゆるいと、
針が押えに当たり、折れたり曲がった
りするおそれがあります。
● 必ず、ぬう前にプーリーをゆっくりと
手前に回し、針が押えに当たらないこ
とを確認してください。針が折れたり、
曲がったりするおそれがあります。
d
e
、 、 のいずれかの模様を選択
します。
押えの両側に手を置き、布をしっかり
と張ってぬいます。
押えホルダー
ぬい終えたぬい目とキルターのガイド
b
が合うように、棒の長さを調節します。
3
● ウォーキングフットを使用するときは、速さ
を「ゆっくり～中速」にしてぬってください。
57
Page 60
いろいろなぬい方
押えホルダーのネジ
キルト押えの棒
針のとめネジ
押えホルダーのネジ
ドロップレバー
（背面から見た図）
下絵
フリーモーションキルト
フリーモーションキルトをするときは、送り歯を下げ
て（ドロップフィード）布地を自由に動かせるように
します。
フリーモーションキルトをするときは、別売のキルト
押えを使用します。
押えと押えホルダーを外します。
a
･ 「押えホルダーを外す」（→ P.33）を参照して
ください。
キルト押えを押えホルダーのネジには
b
めます。
キルト押えの棒が、針のとめネジの棒の上にな
るようにします。
本体背面下側にあるドロップレバーを
d
背面から見て左側（ ）にし、送り歯
を下げます。
キルト押えを右手で押さえ、左手でネ
c
ジ回しを回して押えホルダーのネジを
しめます。
ಕփ
● ネジは、付属のネジ回しで確実にしめ
てください。ネジのしめ方がゆるいと
針が押えに当たり、折れたり、曲がっ
たりするおそれがあります。
送り歯が下に下がります。
電源を入れ、模様を選択します。
e
両手で布地を張ってたるまないように
f
し、下絵をなぞるように布地を動かし
ます。
ぬい始めとぬい終わりは、止めぬいをします。
･ 送り歯が下がっているときは、返しぬいはで
きません。
ぬい終わったらドロップレバーを背面
g
から見て右側（ ）にし、プーリー
を 1 回転させて送り歯をもとに戻しま
す。
58
･ 通常は右側（ ）にしておきます。
Page 61
丈夫にしたいところをぬう
押えスケール
かんどめの
でき上がり寸法
5 mm
そでぐりや股ぐりなどのぬい目を丈夫にしたり、ポケット口などのあき止まり部分を補強するときに使用します。
名称 模様 押え 用途
3重ぬい J
かんどめ A
そで股下ぬい、ぬい目を丈
夫にしたいとき、伸びる布
地のとき、飾りぬい
ポケット口などのあき止
まりの補強
振り幅 ぬい目の長さ
自動 手動 自動 手動
0.0 － 7.0
1.0 － 3.0
*1
2.5 1.5 － 4.0
*1
0.4 0.3 － 1.0 自動止めぬい
0.0
2.0
*1: 針位置を変えるには、「針位置を変えるとき」（→ P.45）を参照してください。
ಕփ
●
押えの交換は、必ず電源スイッチを切ってから行ってください。万一、スタート／ストップスイッチま
たは、他のスイッチが押されると、ミシンが作動してけがの原因となります。
3 重ぬい
そでぐりや股ぐりなど、ぬい目を丈夫にしたいところ
をぬうときに用います。
ジグザグ押え <J> を取り付けます。
a
模様 を選択します。
b
かんどめ
かんどめは、ポケット口やあき止まりなど、力のかか
る部分を補強するときに用います。
ここでは、ポケット口にかんどめをする場合を例に説
明します。
ウォーキング
フット
×
返しぬい
スイッチ
止めぬい
3
ミシンをスタートさせます。
c
･ 「ミシンをスタートさせる」 （→ P.37）を参照
してください。
かんどめの長さを決めます。
a
ボタン穴かがり押え<A>の押えスケールの目盛り
（1 目盛り 5 mm）を合わせて、長さを決めます。
･ 最大約 28 mm のかんどめができます。
ボタン穴かがり押え <A> を取り付けます。
b
59
Page 62
いろいろなぬい方
お知らせ
2 mm
すきまをなくさない
ボタン穴かがりレバー
ボタン穴かがりレバー
突起部
模様 を選択します。
c
ポケット口が手前になる向きに布地を
d
置き、ポケット口より 2 mm 手前に針
が刺さる位置で押えを下げます。
左手で上糸を軽く持ち、ミシンをス
f
タートさせます。
ぬい終わると、自動的に止めぬいをして止
まります。
上糸は押えの穴から押えの下に通しておきます。
･ 押えを下げるときに、押えの手前部分を押さ
ないでください。
ミシン本体のボタン穴かがりレバーを
e
一番下まで引き下げます。
g
（針上下スイッチ）を押して針を上
げ、押えを上げて布地を取り出し、糸
を切ります。
ボタン穴かがりレバーをもとに戻します。
h
●
厚地などで布地が進まないときは、ぬい目を
長く（ぬい目をあらく）します。「ぬい目の長
さと振り幅を調節する」
ください。
（→ P.36）を参照して
ボタン穴かがりレバーが、押えの突起部の後ろ
側になるようにします。
60
Page 63
飾りぬいをする
4 mm
ハトロン紙など
しつけ
飾りぬいができます。
名称 模様 押え 用途
ファゴティング
J ファゴティング、飾りぬい 5.0 0.0 － 7.0 2. 5 1.0 － 4.0 × 止 めぬい
自動 手動 自動 手動
ಕփ
●
押えの交換は、必ず電源スイッチを切ってから行ってください。万一、スタート／ストップスイッチま
たは、他のスイッチが押されると、ミシンが作動してけがの原因となります。
ファゴティング
布地と布地の間を離して糸でかがるぬい方を「ファゴ
ティング」といいます。ブラウスや子供服などに用い
ます。太い糸を使用するときれいに仕上がります。
布地をでき上がり線で折って、アイロ
a
ンをかけておきます。
ハトロン紙などの薄い紙に 4 mm の間
b
隔をあけて、布地をしつけします。
ハトロン紙の中央に線を書いておくとぬいやす
くなります。
振り幅 ぬい目の長さ
押えの中心を布と布の中心に合わせて
f
ぬいます。
ウォーキング
フット
返しぬい
スイッチ
3
ジグザグ押え <J> を取り付けます。
c
模様 を選択します
d
ジグザグの振り幅を7 mmに設定します。
e
･ 「ぬい目の長さと振り幅を調節する」（→ P.36）
を参照してください。
ぬい終わったら、紙をやぶって取り除
g
きます。
61
Page 64
いろいろなぬい方
お知らせ
1
文字模様をぬう
文字模様を選ぶ
■ 文字を選ぶ
［例］「C」（03）という文字模様を選びます
文字ぬい表示ライトが点灯しているか
a
を確認します。点灯していない場合、文
字ぬいキーを押して、点灯させます。
2
a 文字ぬいキー
b 文字ぬい表示ライト
● 文字ぬいを選択する前に、すでに文字模様が
選択されていないことを確認してください。
a この画面表示のとき、文字模様は選択されていま
せん。すでに選択された文字模様がある場合、削
除してください。（「文字を削除する」→ P.64）
画面上にお好みのカテゴリー番号が表
b
示されていることを確認してくださ
い。ここでは「３」を表示させます。ほ
かのカテゴリーを選ぶときは、お好み
のカテゴリー番号が画面に表示される
まで、文字ぬいキーを押します。
2
c
「03」模様を選択します。
･ 「模様を選ぶ」 （→ P.36）の手順c を参照し
てください。
（文字追加 / 削除キー）の［+］を押
d
して、模様を確定します。
1
a 文字追加 / 削除キー
LCD（液晶画面）には次のように表示されま
す。
a 選択した模様番号
b 選択している模様番号の順番
c 入力された文字模様の総数
LCD（液晶画面）に表示されている押
e
えを取り付けます。
a 押えの種類
･ 「押えを交換する」 （→ P.32）を参照してくだ
さい。
（模様（文字）選択キー）を押し、
a 文字ぬいキー
b カテゴリー
カテゴリー
62
番号
1
カテゴリー
ひらがな・漢字
カタカナ・漢字
アルファベット・数字・漢字
ここで選択した一文字だけをぬいたい
f
場合は、縫製をスタートしてください。
複数の文字を続けてぬいたい場合は、
引き続き以降の手順に従ってくださ
い。
･ 「文字模様をぬう」 （→ P.65）を参照してくだ
さい。
Page 65
■ 文字模様を組み合わせる
お知らせ
お知らせ
お知らせ
文字模様を組み合わせると、名前や文章なども簡
単にぬうことができます。最大 35 文字までを組
み合わせることができます。
［例］「COME ( 模様番号 :03・15・13・05）」とい
う文字模様を選択する
「文字を選ぶ」 （→ P.62）の手順a ～e
a
を参照して、一文字目の「C」を選択し
ます。
（模様（文字）選択キ ー）を 押し、
b
次の文字模様「O」（15）を選択します。
入力した文字を確認したあと、縫製を
f
スタートします。
･ 「文字模様をぬう」 （→ P.65）を参照してくだ
さい。
● 文字模様の組み合わせは、ミシンの電源を
切ると本体のメモリーから消去されます。
● 文字模様の組み合わせをぬい終えると、新
しい文字模様を組み合わせることができ
ません。
3
c
押して、模様を確定します。
a 文字追加 / 削除キー
手順b とc を繰り返して、「M」（13）と
（文字追加 / 削除キー）の［＋］を
d
「E」（05）を追加します。
●「 ＿ 」（57）を選択すると、スペースが入力
されます。
文字模様の組み合わせが完了したら、
e
入力した文字の内容と順番が間違いな
いかを確認します。
･ 「文字を確認する」 （→ P.64）を参照してくだ
さい。
● 新しく選択した文字模様は、文字列の最後に
追加されます。文字列の途中や、最初に新し
い文字模様を追加することはできません。
63
Page 66
いろいろなぬい方
お知らせ
お知らせ
■ 縫製後に別の文字列をつくる
文字を確認する
● ぬい終わったあとは、LCD（液晶画面）に縫
い終わった文字列の最初の文字番号が表示
されています。
新しい文字列の最初の文字を選択しま
a
す。
（文字追加 / 削除キー）の［+］を押
b
します。
a 文字追加 / 削除キー
X 前回の文字列がミシンのメモリーから消去
されて、LCD（液晶画面）に表示されている
文字模様番号が新しい文字列の最初の文字
として入力されます。
ここでは、組み合わせた文字列を確認する手順を説
明します。
（文字確認キー）の［+］あるいは
a
［－］を繰り返し押し続けます。
LCD（液晶画面）に入力済みの文字が一つ一つ
表示されます。
それぞれの文字の模様番号と並び順が確認でき
ます。
a 文字確認キー
b 選択している文字の順番
c 入力された文字の総数
d 選択している文字の番号
文字を削除する
ここでは、文字列から文字を削除する手順を説明し
ます。
a
（文字追加 / 削除キー）の［－］を
押して、文字列の最後の文字を削除し
ます。
「文字模様を組み合わせる」 （→ P.63）の
c
手順に従って、さらに文字模様を追加
します。
64
a 文字追加 / 削除キー
X 最後の文字が削除されます。
● 手順a を繰り返して、ほかの文字も削除でき
ます。
● 文字列の最後の文字だけしか削除すること
はできません。
Page 67
文字模様をぬう
お知らせ
文字模様は、すべて模様ぬい押え <N> を使って縫製
します。
文字模様を選択します。
a
･ 「文字模様を選ぶ」 （→ P.62）を参照してくだ
さい。
模様ぬい押え <N> を取り付けます。
b
ミシンをスタートさせます。
c
3
模様の縫製は矢印で示された方向に進みま
す。
● 文字模様をぬうとき、それぞれの文字につい
て、ミシンが自動的に止めぬいを行います。
● 縫製中は、LCD（液晶画面）に現在ぬってい
る文字が表示されます。
ぬい終わったあとは、はさみでぬい始
d
めと文字の間の余分な糸を始末してく
ださい。
65
Page 68
いろいろなぬい方
お知らせ
お知らせ
ł
ń
模様の調整をする
布地の種類、厚み、接着芯の種類、ぬう速度などによって、模様がくずれる場合があります。
模様がくずれる場合は、実際にぬうときと同じ条件で試しぬいをし、次のように調整をしてください。
｢ 89 ｣を選択して、模様調整モードにし
d
● 組み合わせた文字模様「034（模様番号 :63・
66・67）」を使用して模様を調整します。
模様ぬい押え <N> を取り付けます。
a
ます。
LCD（液晶画面）がぬい目調整モードになり
ます。組み合わせた模様の総数（1）が
「- -」と表示されます。
文字模様「034（模様番号 :63・66・67）」
b
を組み合わせます。
･ 「文字模様を組み合わせる」 （→ P.63）を参照
してください。
文字模様を組み合わせたあと、LCD（液晶画
面）には次のように表示されます。
模様をぬって、ぬいあがりの文字の形
c
状や文字間を確認します。
･ 「文字模様をぬう」 （→ P.65）を参照してくだ
さい。
A：正しいぬいあがり（文字と文字の間が
少し開いていて、バランスがよい。文字
がくずれていない。）
B：模様がつまりすぎている（文字と文字
がくっついている。文字の形状がくずれ
ている。）
C：模様がのびすぎている（文字と文字の
間があきすぎている。文字の形状がくず
れている。0 の輪郭がつながっていな
い。）
e
（ぬい目の長さ調節キー）を押し
て、文字模様の調整を行います。
［+］あるいは［－］を押すごとに、ぬい目が
大きくなったり小さくなったりします。
4
a 調整用番号
b ぬい目調整値
c ぬい目を大きくする
d ぬい目を小さくする
［+］を押すごとに表示の値が大きくなり、
模様が伸びていきます。
Ń
［－］を押すごとに表示の値が小さくなり、
模様がつまっていきます。
● ぬい目調整値は、-9 から 9 の間で設定できま
す。
● 設定値は、ミシンの電源を切ったあとも保存
されます。
縫製後のぬい目が A 以外の状態であれば、次の
手順でぬい目を調整してください。
66
Page 69
もう一度｢ 034 ｣をぬって、模様を確認し
お知らせ
f
ます。
● ぬい目調整モード中でも、ぬうことができま
す。
正しくぬえるようになるまで調整します。
模様の調整が完了したら、文字ぬい
g
キーを押してください。
X 通常の縫製モードに戻ります。
3
67
Page 70
付録
4 付録
模様設定一覧
模様の用途や振り幅・ぬい目の長さなどを一覧にしています。
実用模様
「自動」は模様を選択したときに設定されている数値です。「手動」はお好みで調節できる設定の範囲です。
*1: 直線（左基線）、３重ぬい、かんどめは、「振り幅」を変更すると、針の位置が変わります（P.45、55、59）。
*2: 手動時の針の動きについては、P.46 を参照してください。
名称 模様 押え 用途
左基線 J
直線
中基線 J
伸縮ぬい J 伸びる布地、飾りぬい 1.0 1.0 － 3.0 2 .5 1.0 － 4.0 × 止めぬい
ジグザグ J
たち目かがり
地 ぬ い、ギ ャザ ー、ピ ン
タックなど
ファスナーつけ、地ぬい、
ギャザー、ピンタックなど
通常のほつれ止め、アップ
リケのぬいつけ
G 普通地・薄地のほつれ止め 3.5 2.5 － 5.0 2.0 1.0 － 4.0 × 止めぬい
厚地・ほつれやすい布地の
G
ほつれ止め
J 伸びる布地のほつれ止め 5.0 0.0 － 7.0 2.5 0.5 － 4.0 × 止めぬい
振り幅 ぬい目の長さ
自動 手動 自動 手動
0.0 － 7.0
*1
2.5 0.2 － 5.0
0.0
－ － 2.5 0.2 － 5.0
3.5 0.0 － 7.0 1.4 0.0 － 4.0
5.0 2.5 － 5.0 2.5 1.0 － 4.0 × 止めぬい
ウォーキング
フット
○
( 返しぬいは
しないでくだ
さい )
○
( 返しぬいは
しないでくだ
さい )
○
( 返しぬいは
しないでくだ
さい )
返しぬい
スイッチ
返しぬい
返しぬい
返しぬい
まつりぬい
3 点ジグザグ J
3重ぬい J
68
R 普通地のまつりぬい 0.0
R 伸びる布地のまつりぬい 0.0
厚地・伸びる布地のほつれ
止め、ゴムひもつけ
そで股下ぬい、ぬい目を丈
夫にしたいとき、伸びる布
地のとき、飾りぬい
5.0 1.5 － 7.0 1.0 0.2 － 4.0 × 止めぬい
0.0
-3 － 3
-3 － 3
0.0 － 7.0
*2
2.0 1.0 － 3.5 × 止めぬい
*2
2.0 1.0 － 3.5 × 止めぬい
*1
2.5 1.5 － 4.0 × 止めぬい
Page 71
名称 模様 押え 用途
アップリケ J アップリケ布のぬいつけ 3.5 2.5 － 5.0 2.5 1.6 － 4.0 × 止めぬい
振り幅 ぬい目の長さ
自動 手動 自動 手動
ウォーキング
フット
返しぬい
スイッチ
ファゴティング
手ぬい風直線
( キルト用 )
アップリケ
( キルト用 )
かんどめ A
ボタン穴かがり
J ファゴティング、飾りぬい 5.0 0.0 － 7.0 2 .5 1.0 － 4.0 × 止めぬい
J 手ぬい風キルト直線 0.0 0.0 － 7.0 2. 5 1.0 － 4.0 × 止めぬい
アップリケ、バインディン
J
グ
アップリケ、バインディン
J
グ
ポケット口などのあき止
まりの補強
張りのある素材の両止め
A
用
薄地・普通地のねむり穴、
A
横穴
厚地・毛足の長い布地のは
A
とめ穴
1.5 0.5 － 3.5 1.8 1.0 － 4.0 × 止めぬい
1.5 0.5 － 3.5 1.8 1.0 － 4.0 × 止めぬい
1.0 － 3.0
*1
0.4 0.3 － 1.0 × 自動止めぬい
2.0
5.0 3.0 － 5.0 0.5 0.2 － 1.0 × 自動止めぬい
5.0 3.0 － 5.0 0.5 0.2 － 1.0 × 自動止めぬい
7.0 3.0 － 7.0 0.5 0.3 － 1.0 × 自動止めぬい
4
69
Page 72
付録
文字模様
グループ 模様 押え
ひらがな・漢字 N
カタカナ・漢字 N
アルファベット・数字・漢字 N
※ スペース
70
Page 73
お手入れ
お願い
針のとめネジ
押えホルダーのネジ
簡単なミシンのお手入れ方法を説明します。
注油に関して
お客様ご自身による本製品への注油は行わないでく
ださい。故障の原因となります。
本製品の動作に必要な油はあらかじめ十分に塗布さ
れて出荷されていますので、定期的に注油する必要は
ありません。
万一、プーリーを回すと重い、異常な音がするなどの
症状が発生した場合は、ただちに使用をやめて、お買
い上げの販売店またはお客様相談室（ミシン 119 番）
にご相談ください。
ミシンを保管するときの
ご注意
以下の場所にミシンを保管しないでください。結露に
よるさびの発生など、故障の原因となります。
･ 温度が著しく高くなる場所
･ 温度が著しく低くなる場所
･ 急激に温度が変化する場所
･ 湿気、湯気の多い場所
･ 火気や熱器具、冷暖房機器などに近い場所
･ 屋外や直射日光の当たる場所
･ ほこり、油煙の多い場所
本体表面の掃除
本体表面の汚れを取るときは、中性洗剤をうすめて布
に浸して固くしぼり、ふき取ります。洗剤でふいたあ
とは、乾いた布でふき取ります。
ಕփ
●
電源スイッチが「切」になっているこ
とを確認してから、必ず電源プラグを
コンセントから抜いてください。け
が・感電の原因となります。
●
ベンジン・シンナー・みがき粉は使用
しないでください。変色や変形の原因
となります。
かまの掃除
針板カバーの下にあるかまを掃除します。
かまには糸くずやほこりがたまりやすく、縫製不良に
なる場合があります。定期的に掃除してください。
電源を切り、電源プラグをコンセント
a
から抜きます。
ಕփ
4
● 製品を末永くご愛用いただくために、ときど
き電源を入れて、縫製してください。長期間
保管したまま使用しない状態が続くと、ミシ
ンの性能を損なうおそれがあります。
●
電源スイッチが「切」になっているこ
とを確認してから、必ず電源プラグを
コンセントから抜いてください。け
が・感電の原因となります。
針と押えを上げます。
b
押えホルダーのネジをゆるめて押えホ
c
ルダーを外し、針のとめネジをゆるめ
て針を抜きます。
71
Page 74
付録
針板カバー
（手前部分）
針板カバー
取り外しつまみ
内かま
外かま
ミシンブラシ
○印
○印
△印
△印
△印と○印を
合わせます。
内かま
針板カバー 取り外しつまみを手前にス
d
ライドさせながら、針板カバーを外し
ます。
内かまを取り出します。
e
内かまの△印と外かまの○印が合うよ
g
うに、内かまを取り付けます。
付属のミシンブラシや掃除機で、外かま
f
周辺の糸くずやほこりを取り除きます。
･ 外かまや内かまに油をささないでください。
･ 合わせる位置を確認してから、取り付けを
行ってください。
ಕփ
●
キズが付いた内かまは使用しないでく
ださい。万一、使用すると上糸がからみ、
針折れや縫製不良の原因となります。
新しい内かまが必要な場合は、
の販売店でお買い求めください。
●
内かまは正しい位置に取り付けてくださ
針折れの原因となります。
い。
最寄り
72
Page 75
図のように、針板カバーのツメを針板
針板カバー
ツメ
穴
針板カバー
針板カバー
h
の穴に差し込んでから、針板カバーの
位置を合わせて置きます。
･ 針板カバーが、ミシン本体から浮き上がって
いる部分がないことを確認してください。
4
針板カバーを手前から奥にスライドさ
i
せて、針板カバーを差し込みます。
ಕփ
●
下図のように、針板カバーがミシンから
浮いている場合は、針板カバーを外し
て、再度取り付けてください。針板カ
バーがミシンから浮いた状態でぬうと、
針板カバーがミシンから外れて、内かま
が手などに触れ、けがをするおそれがあ
ります。
73
Page 76
付録
布地の
下側の面
布地の上側の面に
下糸が出ている
下糸
布地の
上側の面
上糸
困ったとき
ミシンが思いどおりに動かないときは、修理を依頼する前に次の項目および弊社サポートページ、ブラザーソ
リューションセンター（ http://suppor t.brother.co.jp ）の Q&A を確認してください。
それでも改善されない場合は、お買い上げの販売店、または「お客様相談室（ミシン 119 番）」にご相談くださ
い。
よくあるご相談
以下のよくあるご相談については、詳しい原因と対処方法を記載しております。お問い合わせの前にご確認くだ
さい。
■ 上糸がつる （→ P.74）
■ 布裏で糸がからまる （→ P.75）
■ 糸調子が合わない （→ P.77）
■ 布がミシンに入り込んでとれなくなった （→ P.78）
■ 液晶画面に「E6」が表示される （→ P.81）
上糸がつる
■ こんなとき
･ 上糸がピンと一本線になっている。
･ 布地の上側の面に下糸がポツポツと出てい
る ( イラスト参照 )。
･ 上糸がつっていて、引くと抜けてしまう。
･ 上糸がつっていて、布にしわがよってしま
う。
･ 上糸が強く、糸調子を調節してぬい直して
もまったく変わらない。
■ 原因
下糸のセットがまちがっている
下糸のセットがまちがっていると、下糸に適正な
張力が加わらず、上糸が引き上げられる際に布地
まで一緒に引っぱられてしまいます。そのため、
布地の上に糸が出てしまいます。
■ 対処方法／確認内容
下糸を正しくセットしなおします。
いったんボビンを内かまから取り出し
a
ます。
糸が正しい方向から出るように、ボビ
b
ンを内かまにセットします。
･ 糸が必ず左巻きになるように、右手でボビン
を持ち、左手で糸端を持ちます。そのまま右
手でボビンを内かまに入れます。
糸が逆方向から出た状態でボビンをセットする
と、正しい糸調子でぬうことができません。
74
Page 77
ボビンを指で押さえながら糸を針板の
ミゾ
カッター
ツメ
右手でボビンを
押えます
押えレバー
シャッター
c
ミゾに通します。
･ 右手でボビンを押さえ、左手で巻き終わりの
糸をツメに引っかけます。糸を引っぱりなが
ら針板のミゾにそって糸を通し、最後に手前
に引いてカッターで糸を切ります。
･ 布地の下側を見ると、かまの中まで糸が何
重にもからまっている。
■ 原因
上糸のセットがまちがっている
上糸のセットがまちがっていると、布地を貫通し
た上糸をしっかりと引き上げることができず、か
まの中に上糸がたまり、グチャグチャにからんで
しまいます。
■ 対処方法／確認内容
からんだ糸を取り除き、上糸をセットしなおします。
からんだ糸を取ります。取れない場合
a
は、はさみで糸を切ります。
･ 「かまの掃除」（→ P.7 1）を参照してください。
いったん上糸をミシンから取り外します。
b
以下の手順に従って、上糸をもう一度
c
セットしなおします。
･ ボビンを内かまから取り出した場合は、「下糸
をセットする」（→ P.21）と「上糸がつる」
（→ P.74）の「対処方法／確認内容」を参照
して、セットしなおしてください。
4
内かまにボビンの糸を正しくセットしなけれ
ば、正しい糸調子でぬうことができません。
布裏で糸がからまる
■ こんなとき
･
布の下側で糸がグチャグチャにからんでしまう。
･ ぬい始めるとすぐにガタガタと音がして進
まなくなる。
押えレバーを上げます。
d
押えを上げると、シャッターが開きます。
押えが下がった状態では、上糸を正しくセット
できません。
75
Page 78
付録
針上下
スイッチ
糸案内カバー
てんびん
針棒糸かけ
e
（針上下スイッチ）を 1 回または 2 回
押して、針を上に上げます。
針上下スイッチで針を上に上げていなければ、
上糸を正しくセットできません。
糸こまから糸を引き出し、上糸案内の
f
ツメ部分に糸をかけます。
下図に示されているように、上糸をか
h
けます。
図のようにてんびんの右側から左側へ
i
糸がかかっていることを確認します。
てんびんに糸がしっかりとかかっていなけれ
ば、ぬうことができません。
糸を糸案内カバーの奥から手前にかけ
g
ます。
引き出した糸がたるまないように右手で糸を持
ち、左手で糸案内カバーにかけます。
･ 確実にてんびんに糸がかかっていることを確
認してください。
針棒糸かけに糸を通します。
j
左手で糸を保持し、右手で糸かけを行うと糸か
けがしやすくなります。
「上糸を通す」のm～u（→ P.26）に従っ
k
て針に糸を通します。
76
Page 79
糸調子が合わない
お願い
布地の
下側の面
布地の上側の面に
下糸が出ている
下糸
布地の
上側の面
上糸
布地の
下側の面
布地の下側の面に
上糸が出ている
布地の
上側の面
下糸
上糸
3
5
3
5
■ こんなとき
･ 症状① 布地の上側にポツポツと下糸が出ている。
･ 症状② 布地の上側で上糸が直線になる。
･ 症状③ 布地の下側にポツポツと上糸が出ている。
･ 症状④ 布地の下側で下糸が直線になる。
･ 症状⑤ 布地の下側のぬい目がゆるい、またはたるむ。
症状①
症状③
■ 原因／対処方法／確認内容
原因 1
糸が正しくミシンにセットされていない。
＜上記の症状①、②に該当する場合＞
下糸が正しくセットされていません。
上糸調子ダイヤルを標準に戻し、「上糸がつる」
（→ P.74）を参照してセットし直します。
＜上記の症状③～⑤に該当する場合＞
上糸が正しく通っていません。
上糸調子ダイヤルを標準に戻し、「布裏で糸がから
まる」 （→ P.75）を参照して糸をかけ直します。
原因 3
上糸調子ダイヤルの数値が適正でない。
上糸調子ダイヤルを回して、適正な糸調子になる
ように調節します。
使用する布地／糸の種類やぬい方によって、適正
な糸調子は異なります。
※ 実際にお使いになる布地の端切れで試しぬいを
して、糸調子を調節してください。
● 上糸の通し方や下糸のセットが正しくされ
ていない場合は、糸調子ダイヤルを回しても
糸調子の調節が正しく行えません。上糸か
け、下糸セットの確認を先に行ってから、糸
調子の調節を行ってください。
● 布地の上側に下糸が見える場合
上糸調子ダイヤルを数字が小さくなる
方向（左方向）に回します。（糸調子を
弱くします。）
● 布地の下側に上糸が見える場合
上糸調子ダイヤルを数字が大きくなる
方向（右方向）に回します。（糸調子を
強くします。）
4
原因 2
布地に合った糸や針を使用していない。
ミシン針は布地の種類や糸の太さによって使い分
けが必要です。
布地に合った糸と針を使用しないと、糸調子が合
わなかったり、布地にしわが寄ったり、目とびの
原因になったりします。
･「布地と糸の種類による針の使い分け」 （→
P.29）の一覧表を参照して、布地に合った糸
と針を使用しているか確認してください。
77
Page 80
付録
お願い
針板カバー
（手前部分）
針板カバー
取り外しつまみ
内かま
外かま
ミシンブラシ
布がミシンに入り込んで
とれなくなった
布がミシンに入り込んでとれない場合、糸が針板の下
でからんでいることがあります。以下の手順で、布を
ミシンから取り外してください。
操作が手順どおりに進まない場合は、無理に作業を続
けず、お買い上げの販売店、または「お客様相談室
（ミシン 119 番）」にご相談ください。
■ 布をミシンから取り外す
直ちにミシンを停止させます。
a
電源を切ります。
b
針を取り外します。
c
針が布に刺さっている場合は、プーリーを奥側
に回して針を布から外してから、針を取り外し
てください。
･ 「針を交換する」 （→ P.30）を参照してくださ
い。
押えレバーを上げて、押えと押えホル
d
ダーを取り外します。
･ 「押えを交換する」（→ P.32）、「押えホルダー
を外す」 （→ P.33）を参照してください。
布を持ち上げて、布の下の糸を切りま
e
す。
ここで布を取り外すことができる場合は、取り
外してください。かまの掃除をするために引き
続き、次の手順へお進みください。
内かまを取り出します。
h
内かまに糸が残っている場合は、取り除いてく
ださい。
付属のミシンブラシや掃除機で、外か
i
ま周辺の糸くずやほこりを取り除きま
す。
ここまでの手順で布を取り外せた場合
ここまでの手順で布が取り外せない場合
→ 手順p
→ 手順j
付属のネジ回しを使って、針板の二つ
j
のネジを取り外します。
に進む
に進む
f
g
78
針板カバーを外します。
からんだ糸を切ってボビンを取り出し
ます。
● 取り外したネジを、ミシンの中に落とさない
ように注意してください。
Page 81
針板を少し持ち上げ、絡んだ糸を切っ
お願い
正しい送り
歯の位置
正しくない送り
歯の位置
○印
△印
△印
△印と○印を
合わせます。
○印
内かま
k
て、針板を取り外します。
針板から布と糸を取ります。
ここまでの手順を終えても布が取り外せない場
合は、お買い上げの販売店、または「お客様相
談室（ミシン 119 番）」にご相談ください。
かまや送り歯のまわりの糸を取り除き
l
ます。
プーリーを回して、送り歯を上に上げ
m
ます。
内かまの△印と外かまの○印が合うよ
p
うに、内かまを取り付けます。
針板の２つのネジ穴を針板取付け部の
n
2 つの穴に合わせながら、ミシンに針板
をはめ込みます。
針板の右側のネジを手で軽くしめま
o
す。次に、左側のネジをネジ回しでしっ
かりしめます。最後に右のネジもしっ
かりしめます。
プーリーを回して、送り歯が針板のミゾの端に
当たらず、スムーズに動くことを確認してくだ
さい。
･ 合わせる位置を確認してから、取り付けを
行ってください。
ಕփ
●
キズが付いた内かまは使用しないでく
ださい。万一、使用すると上糸がからみ、
針折れや縫製不良の原因となります。
新しい内かまが必要な場合は、最寄りの
販売店でお買い求めください。
●
内かまは正しい位置に取り付けてくださ
針折れの原因となります。
い。
「かまの掃除」
q
て針板カバーを取り付けます。
のh ～i（→ P.73）に従っ
4
● 取り外したネジを、ミシンの中に落とさない
ように注意してください。
79
Page 82
付録
お願い
お知らせ
お願い
お願い
お願い
針穴
プーリー
針の状態を確認して、針をミシンに取
r
り付けます。
曲がっているなど針が悪くなっている場合は、
必ず新しい針を取り付けてください。
･ 「正しい針の見分け方」（→ P.30）、「針を交換
する」（→ P.30）を参照してください。
ಕփ
●
曲がった針は絶対に使用しないでく
ださい。針折れの原因になります。
● ここまでの手順を終えたあとは、ミシンが正
しく動くように、以降の「ミシンの動作を確
認する」の手順を続けてください。
● 布がミシンに入り込んだ際に、針が損傷して
いるおそれがありますので、新しい針に交換
することをお勧めします。
■ ミシンの動作を確認する
いったん針板を取り外したあとは、正しく取り付けら
れていることを確認するために、ミシンの動作確認を
してください。
電源を入れます。
a
中基線の模様 を選択します。
b
ジグザグ模様 を選択します。このと
d
き、ぬい目の長さと振り幅を最大にし
てください。
･ 設定の変更については、「ぬい目の長さと振り
幅を調節する」（→ P.36）を参照してください。
プーリーをゆっくりと手前に回し、針
e
棒と送り歯が正しく動くことを確認し
ます。
針や送り歯が針板に当たる場合は、ミシンの故
障が考えられますので、お買い上げの販売店、
または「お客様相談室（ミシン 119 番）」にご
相談ください。
電源を切ってから、ボビンと押えを
f
セットします。
･ 「下糸をセットする」（→ P.21）、「押えを交換
する」（→ P.32）を参照してください。
上糸をかけなおします。
g
･ 上糸のかけ方については、「上糸を通す」
（→ P.23）を参照してください。
● 上糸が正しくセットされていなければ、糸が
らみの原因になります。正しく上糸をセット
してください。
普通地で試しぬいをします。
h
● 押えと糸は、まだミシンにセットしないでく
ださい。
プーリーをゆっくりと手前に回し、針
c
が針穴の中央に落ちることを左右前後
から見て確認します。
針が針板に当たる場合は、もう一度針板を取り
外し、「布をミシンから取り外す」の手順
（→ P.79）からやり直してください。
80
● 正しくぬえない場合、原因として、上糸が正
しくセットされていないことや薄い布地を
使用していることが考えられます。試しぬい
の仕上がりが良くない場合は、上糸のかけ方
やお使いの布地を確認してください。
m
Page 83
液晶画面に「E6」が表示
お願い
される
以下のようなトラブルの際に、液晶画面に「E6」が表
示される場合、下記の対処方法・確認方法をお試しく
ださい。
■ こんなとき
･ ぬい始めるとすぐにガタガタと音がして進
まなくなる。
･ 外かまの中などで上糸がからまったり、ミ
シンの中に布地がひっかかっている。
･ 針が折れたり、曲がったりして針板に当た
る。
･ 布地が送られない。
こんなとき 1
ぬい始めるとすぐにガタガタと音がして進ま
なくなる。
■ 原因
･ 上糸のセットがまちがっている。
･ てんびんに糸がかかっていない。
･ ぬい始めてすぐに進まなくなる場合、上糸の
セットが間違っていることが多い。
プーリーを回して、スムーズに動くこ
d
とを確認します。
プーリーがスムーズに動く場合
プーリーがスムーズに動かない場合
針板カバーを取り外して、ボビンと内
e
かまを取り出します。
→ 手順j
→ 手順e
内かまの△印と外かまの○印が合うよ
f
うに、内かまを取り付けます。
･ 「かまの掃除」 （→ P.71）を参照してください。
針板カバーを取り付けます。
g
･ 「かまの掃除」 （→ P.71）を参照してください。
内かまにボビンを入れます。
h
･ 「かまの掃除」 （→ P.71）を参照してください。
曲がっているなど針が悪くなっている
i
場合は、新しい針を取り付けます。
･ 「針を交換する」 （→ P.30）を参照してくださ
い。
に進む
に進む
4
● 針位置が上になっていないと、上糸を正しく
セットできません。上糸をセットする前に、
針上下スイッチを押して、針を上に上げてく
ださい。
■ 対処方法・確認方法
以降の手順に従って、上糸を正しくセットしなお
してください。
電源を切ります。
a
糸がからんでいるときは、糸を取り除
b
きます。
･「かまの掃除」 （→ P.71）、「布がミシンに
入り込んでとれなくなった」 （→ P.78）を
参照してください。
上糸を外します。
c
電源を入れ、針上下スイッチを押して
j
針を上に上げます。
･ 「上糸を通す」 （→ P.23）を参照してください。
上糸をかけなおします。
k
･ 上糸のかけ方については、「上糸を通す」
（→ P.23）を参照してください。
こんなとき 2
外かまの中などで上糸がからまったり、ミシ
ンの中に布地がひっかかっている。
■ 原因
針板の下で糸がからんでいる。
■ 対処方法・確認方法
以降の手順に従って、布地を取り外し、上糸と下
糸をセットしなおします。
電源を切ります。
a
からんだ布を取り外します。
b
･「布がミシンに入り込んでとれなくなった」
（→ P.78）を参照してください。
81
Page 84
付録
上糸と下糸を取り外します。
c
･「布がミシンに入り込んでとれなくなった」
（→ P.78）を参照してください。
内かまを取り外します。
d
･「布がミシンに入り込んでとれなくなった」
（→ P.78）を参照してください。
内かまの中に糸くずが残っている場合
e
は、糸くずを取り外します。
･「布がミシンに入り込んでとれなくなった」
（→ P.78）を参照してください。
内かまの△印と外かまの○印が合うよ
f
うに、内かまを取り付けます。
･ 「かまの掃除」 （→ P.71）を参照してください。
針板カバーを取り付けます。
g
･ 「かまの掃除」 （→ P.71）を参照してください。
内かまにボビンを入れます。
h
･ 「かまの掃除」 （→ P.71）を参照してください。
曲がっているなど針が悪くなっている
i
場合は、新しい針を取り付けます。
･ 「針を交換する」 （→ P.30）を参照してくださ
い。
こんなとき 4
布地が送られない。
■ 原因
ぬい目が細かすぎて、糸がつってしまう。
■ 対処方法・確認方法
ぬい目の長さを長くしてください。
･ 「ぬい目の長さと振り幅を調節する」 （→ P.36）
を参照してください。
電源を入れ、針上下スイッチを押して
j
針を上に上げます。
･ 「上糸を通す」 （→ P.23）を参照してください。
上糸をかけなおします。
k
･ 上糸のかけ方については、「上糸を通す」
（→ P.23）を参照してください。
こんなとき 3
針が折れたり、曲がったりして針板に当た
る。
■ 原因
布地と糸、針の組み合わせが間違っている。
■ 対処方法・確認方法
布地の種類に適した糸と針を選んでください。
･ 「布地と糸の種類による針の使い分け」
（→ P.29）を参照してください。
82
Page 85
こんなときには
■ ぬう前の準備
こんなとき 原因 対処 参照ページ
下糸がボビンに
きれいに巻けな
い
下糸巻き中、ボ
ビン受け座の下
に下糸が巻かれ
た
下糸巻き案内に糸がしっかりかかっ
ていない。
引き出した糸を正しく巻き付けてい
ない。
ボビンの回転が遅い。
下糸の巻き方がまちがっている。
下糸巻き案内に糸をしっかりとかけ
ます。
引き出した糸は、時計回りに 5 ～ 6
回ボビンに巻き付けます。
スピードコントロールレバーを「は
やく」にします。
受け座の下に巻かれた糸をほどいた
後、下糸を正しく巻きます。
P.20
P.20
P.20
P.18
糸通しレバーが
下まで降りない
糸通しができな
い
針穴に糸が通ら
ない
下糸を引き出す
ことができない
液晶画面に何も
表示しない
手もとライトが
点灯しない
針が正しい位置にない。
針が正しい位置にない。
糸通し装置のフックが針穴に入らな
い。
針の取り付け方がまちがっている。 針を正しく取り付けます。 P.30
針が曲がっている。 新しい針に交換します。 P.30
上糸の通し方がまちがっている。
9 番の針を使っている。
針が曲がっている。 新しい針に交換します。 P.30
下糸のセットがまちがっている。 下糸を正しくセットします。 P.21
電源スイッチが入っていない。 電源スイッチを入れます。 P.17
電源プラグがコンセントに差し込ま
れていない。
電源が入っていない。 電源を入れます。 P.17
針上下スイッチを押して針を上
げます。
針上下スイッチを押して針を上
げます。
針上下スイッチを押して針を上
げます。
上糸を通す順序を確認して、通し直
します。
糸通し装置に対応しない針です。手
で糸を針穴に通してください。
電源プラグをコンセントに差し込み
ます。
P.24
P.24
P.24
P.23
P.27
P.17
4
83
Page 86
付録
■ ぬっているとき
こんなとき 原因 対処 参照ページ
下糸巻き軸が右側に押されている。 下糸巻き軸を左側に戻します。 P.20
フットコントローラーが差し込まれ
ているときは、スタート／ストップ
スイッチは使用できません。スタート
／ストップスイッチを使用する場合
は、
フットコントローラーを取り外し
ます。
電源プラグをコンセントに差し込み
ます。
ボタン穴かがりレバーを上げます。 P.51
ボタン穴かがりレバーを下げます。 P.51
スタート／ストップスイッチを押し
ます。
フットコントローラーを正しく使用
します。
布を持ち上げて、布の下の糸を切り
ます。
次にかまの掃除をします。
スタート／ストッ
プスイッチを押し
ても、針が上下に
動かない
ミシンが動かない
布がミシンに入り
込んでとれない
フットコントローラーが差し込ま
れた状態で、スタート／ストップ
スイッチを押している。
電源プラグがコンセントに差し込ま
れていない。
電源が入っていない。 電源を入れます。 P.17
押えレバーが上がっている。 押えレバーを下げます。 P.38
ボタン穴かがりレバーが下がった状
態で、ボタン穴かがりまたはかんど
め以外の模様を選択してスタート／
ストップスイッチを押した。
ボタン穴かがりレバーが上がった状
態で、ボタン穴かがりまたはかんど
めの模様を選択してスタート／ス
トップスイッチを押した。
スタート／ストップスイッチを押し
ていない。
フットコントローラーが正しく使
用されていない。
糸が針板の下でからんでいる。
P.17
P.17
P.38
P.17
P.78
84
Page 87
こんなとき 原因 対処 参照ページ
① くぼみ
①
針が折れる
糸こまや糸こま押えが正しく取り付
けられていない。
上糸のセットがまちがっている。 上糸を正しくセットします。 P.23
針が正しく取り付けられていない。 針を正しく取り付けます。 P.30
針のとめネジがゆるんでいる。
針が曲がっている。針先がつぶれて
いる。
針が布地や糸に合っていない。 布地に合った糸と針を使用します。 P.29
模様に合った押えを使用していない。 模様に合った押えを取り付けます。 P.68
上糸調子が強すぎる。 上糸調子を弱くします。 P.39
布地を無理に引っ張っている。 布地は軽く押さえます。 －
針板の穴の周辺に
キズがある。
※ 針板の穴の左端
には、くぼみが設
けられています。
この部分はキズ
ではありません。
押えの穴の周辺にキズがある。
内かまにキズがある。
本機純正のボビンを使用していない。
針の取り付け方がまちがっている。 針を正しく取り付けます。 P.30
布地に合った針・糸を使っていない。
下糸のセットがまちがっている。 下糸を正しくセットします。 P.21
押えの取り付け方がまちがっている。 押えを正しく取り付けます P.32
押えホルダーのネジがゆるんでいる。
布地が厚すぎる。
厚い布地などを縫製中に布地を押し
こんでいる。
ぬい目が細かすぎる。 ぬい目をあらくします。 P.36
下糸が正しく巻かれていない。 下糸を正しく巻きます。 P.18
糸こまと糸こま押えを正しく取り付
けます。
ネジ回しを使ってとめネジをしっか
りしめます。
新しい針に交換します。 P.30
針板を交換します。
お買い上げの販売店、または「お客
様相談室（ミシン 119 番）」にご相
談ください。
押えを交換します。
お買い上げの販売店、または「お客
様相談室（ミシン 119 番）」にご相
談ください。
内かまを交換します。
最寄りの販売店、または「お客様相
談室（ミシン 119 番）」にご相談く
ださい。
厚みの違うボビンでは正しく動作し
ません。本機純正ボビンを使用して
ください。
布地と糸と針の組み合わせ表を見て
確認します。
押えホルダーのネジを確実にしめま
す
プーリーを手で回して針が布地に通
ることを確認してください。
無理に布地を押しこまないようにし
てください。
P.24
P.31
－
4
－
－
P.18
P.29
P.33
P.42
P.40
85
Page 88
付録
① くぼみ
①
こんなとき 原因 対処 参照ページ
糸こまが正しくセットされていな
い。
糸こまを正しくセットします。 P.24
針棒糸かけから糸が外れている。 針棒糸かけに糸を正しく掛けます。 P.25
糸に結び目やこぶがある。 糸とこぶや結び目を取り除きます。 －
針に比べて糸が太すぎる。
針が糸に合っていない。
糸に合った針を使用します。 P.29
上糸調子が強すぎる。 上糸調子を調節します。 P.39
糸がからまって、かまなどに詰まっ
ている。
針が曲がっている。針先がつぶれて
いる。
からんだ糸をはさみなどで切って取
り除きます。かまに詰まっていた場
合は、掃除します。
新しい針に交換します。 P.30
針が正しく取り付けられていない。 針を正しく取り付けます。 P.30
針板の穴の周辺に
上糸が切れる
キズがある。
※ 針板の穴の左端
には、くぼみが設
けられています。
この部分はキズ
針板を交換します。
お買い上げの販売店、または「お客
様相談室（ミシン 119 番）」にご相
談ください。
ではありません。
押えを交換します。
押えの穴の周辺にキズがある。
お買い上げの販売店、または「お客
様相談室（ミシン 119 番）」にご相
談ください。
内かまを交換します。
内かまにキズがある。
最寄りの販売店、または「お客様相
談室（ミシン 119 番）」にご相談く
ださい。
厚みの違うボビンでは正しく動作し
本機純正のボビンを使用していない。
ません。本機純正ボビンを使用して
ください。
糸こま押えの大きさが合っていない。
布地に合った針・糸を使っていない。
糸が結ばれたり、からんだりしてい
る。
糸こまの大きさに合った糸こま押え
を使用します。
布地と糸と針の組み合わせ表を見て
確認します。
上糸と下糸を通しなおします。 P.21、23
上糸がつる 下糸のセットがまちがっている。 下糸を正しくセットします。 P.21、74
下糸のセットがまちがっている。 下糸を正しくセットします。 P.21
下糸が正しく巻かれていない。 下糸を正しく巻きます。 P.18
下糸がからまる
下糸が切れる
ボビンにキズがあり、回転がなめら
かでない。
糸がからまっている。
ボビンを交換します。 －
からんだ糸をはさみなどで切って取
り除き、かまを掃除します。
厚みの違うボビンでは正しく動作し
本機純正のボビンを使用していない。
ません。本機純正ボビンを使用して
ください。
P.75
－
－
－
P.18
P.25
P.29
P.75
P.18
86
Page 89
こんなとき 原因 対処 参照ページ
糸を通す順序を確認して、通し直し
ます。
布地と糸と針の組み合わせ表を見て
確認します。
上糸、下糸を正しくセットします。 P.21、23
糸こまを正しく取り付けます。 P.24
布地と糸と針の組み合わせ表を見て
確認します。
新しい針に交換します。 P.30
布地の下にハトロン紙などを敷いて
ぬいます。
ぬい目を細かくします。または布地
の下にハトロン紙などを敷いてぬい
ます。
模様に合った押えを取り付けます。 P.68
上糸、下糸を正しくセットします。 P.21、23
新しい針に交換します。 P.30
手前の針板カバーを外してかまをブ
ラシで掃除します。
す。
新しい針に交換します。 P.30
糸を通す順序を確認して、通し直し
ます。
P.23、75
P.36、P.41
布裏で糸がから
まる
布地にしわがよる
ぬい目がとぶ
ぬい目ができな
い
上糸の通し方がまちがっている。
布地に合った針・糸を使っていない。
上糸または下糸のセットがまちがっ
ている。
糸こまや糸こま押えが正しく取り付け
られていない。
布地に合った針・糸を使っていない。
針が曲がっている。針先がつぶれて
いる。
薄地の場合に、ぬい目がつれたり、
布がうまく送れない。
薄地の場合に、ぬい目があらすぎる。
糸調子が合っていない。 糸調子を調節します。 P.39
模様に合った押えを使用していない。
上糸または下糸のセットがまちがっ
ている。
布地に糸や針が合っていない。 布地に合った糸と針を使用します。 P.29
針が曲がっている。針先がつぶれて
いる。
品質の悪い針を使っている。 新しい針に交換します。 P.30
針の取り付け方がまちがっている。 針を正しく取り付けます。 P.30
針板の下やかまにほこりなどがた
まっている。
薄い布地や伸びる布地をぬっている。布地の下に薄い紙をしいてぬいま
針が曲がっている。針先がつぶれて
いる。
下糸のセットがまちがっている。 下糸を正しくセットします。 P.21
上糸の通し方がまちがっている。
P.29
P.29
P.41
4
P.71
P.41
P.23
87
Page 90
付録
こんなとき 原因 対処 参照ページ
糸を通す順序を確認して、通し直し
ます。
ゴミを取り除きます。 －
かまを掃除します。 P.71
内かまを交換します。
最寄りの販売店、または「お客様相
談室（ミシン 119 番）」にご相談く
ぬっているとき
の音が高い
ガタガタと音が
する
上糸の通し方がまちがっている。
送り歯にゴミがたまっている。
かまの部分に糸くずが巻きこまれてい
る。
内かまに針が刺さった穴やスリキズ
がある。
ださい。
厚みの違うボビンでは正しく動作し
本機純正のボビンを使用していない。
ません。本機純正ボビンを使用して
ください。
送り歯が下がっている。
ドロップレバーを に動かします。
ぬい目が細かすぎる。 ぬい目の長さを長くします。 P.36
布地に糸や針が合っていない。 布地に合った糸と針を使用します。 P.29
布地を送らない
布地が逆方向に
送られる
模様に合った押えを使用していな
い。
針が曲がっている。針先がつぶれて
いる。
糸がからまって、かまなどに詰まっ
ている。
ぬい始めに段差があって、ジクザグ
押えが傾いている。
送り機構が故障した。
模様に合った押えを取り付けます。 P.68
新しい針に交換します。 P.30
からんだ糸を取り除きます。かまに
詰まっていた場合は、掃除します。
ジグザグ押え <J> の固定ピンで押え
を水平にしてぬいます。
お買い上げの販売店、または「お客
様相談室（ミシン 119 番）」にご相
談ください。
針のとめネジをしっかりしめます。
針が針板に当た
針のとめネジがゆるんでいる。
る
針が曲がっている。針先がつぶれて
いる。
針が曲がっている場合や針先がつぶ
れている場合は新しい針に交換しま
P.30、31
す。
新しい針に交換します。 P.30
ミシンの電源を切ってから、針板を
外します。ミシンの中に落ちた針が
見える場合は、ピンセットなどで取
り出します。針を取り出したら、針
折れた針がミシ
ンの中に落ちた
―
板を元に戻します。電源を入れる前
に、プーリーを手でゆっくり手前に
回してなめらかに回るか確認してく
ださい。ミシンの中に落ちた針を取
り出せない場合は、お買い上げの販
売店、または「お客様相談室（ミシ
ン 119 番）」にご相談ください。
プーリーを回し
たときに重い
糸がかまなどにからんでいる。
かまにからんだ糸を取り除きます。
内かまを正しい位置に取り付けなお
します。
P.23
－
P.18
P.58
P.75
P.41
－
－
P.71
88
Page 91
■ 仕上がり
こんなとき 原因 対処 参照ページ
上糸のセットがまちがっている。 上糸を正しくセットします。 P.23
下糸のセットがまちがっている。 下糸を正しくセットします。 P.21
下糸が正しく巻かれていない。 下糸を正しく巻きます。 P.18
布地と糸と針の組み合わせ表を見て
確認します。
押えホルダーを正しく取り付けます。 P.33
厚みの違うボビンでは正しく動作し
ません。本機純正ボビンを使用して
ください。
新しい針に交換します。 P.30
からんだ糸を取り除きます。かまに
詰まっていた場合は、掃除します。
P.71、75
糸調子が合わない
模様がきれいに
ぬえない
布地に合った針・糸を使っていない。
押えホルダーが正しく取り付けられ
ていない。
糸調子が合っていない。 糸調子を調節します。 P.39、77
本機純正のボビンを使用していない。
針が曲がっている。針先がつぶれてい
る。
模様に合った押えを使用していない。 模様に合った押えを取り付けます。 P.68
糸調子が合っていない。 糸調子を調節します。 P.39、77
糸がからまって、かまなどに詰まっ
ている。
P.29
P.18
4
89
Page 92
付録
～
エラーメッセージ
誤った操作をした場合、またはミシンに異常がある場合は、操作パネルにエラーメッセージが表示されます。
エラーメッセージが表示されている間に、 ( 模様選択キー ) を押す、または正しい操作を行うとメッセージが消
えます。
エラーメッセージ 原因 対処方法
押えが上がっているときに、スタート／ストップス
イッチ（フットコントローラーが差し込まれている
ときは、フットコントローラーを踏み込んだ）、ま
たは返しぬいスイッチを押した。
ボタン穴かがりレバーが下がっているときに、ボタ
ン穴かがり、またはかんどめ以外の模様を選択して
スタート／ストップスイッチを押した（フットコン
トローラーが差し込まれているときは、フットコン
トローラーを踏み込んだ）。
ボタン穴かがりレバーが上がっているときに、ボタ
ン穴かがり、またはかんどめの模様を選択してス
タート／ストップスイッチを押した（フットコント
ローラーが差し込まれているときは、フットコント
ローラーを踏み込んだ）。
下糸巻き軸を右に移動させているときに、返しぬい
スイッチ、または針上下スイッチを押した。
フットコントローラーが差し込まれているときに、
スタート／ストップスイッチを押した。
上糸がかまにからんだ、針が曲がって針板に当たっ
たなどでミシンが停止した。
針を上に上げないで上糸を通そうとしたなど、上糸
の通し方がまちがっていた。
ミシンが故障した可能性がある。
押えを下げてから操作して
ください。
ボタン穴かがりレバーを上
げてから操作してください。
ボタン穴かがりレバーを下
げてから操作してください。
下糸巻軸を左に移動させて
から操作してください。
フットコントローラーを外
して、スタート／ストップス
イッチで操作してください。
もしくはフットコントロー
ラーをつけたまま足で操作
してください。
かまを掃除して、からんだ
糸を取り除いてください
（→ P.71）。
針の状態を確認します。折
れたり、曲がったりしてい
る場合は、針を交換してく
ださい（→ P.30）。
上記の対策で解決しない場
合、「液晶画面に「E6」が表
示される」 （→ P.81）を参
照してください。
お買い上げの販売店、また
は「お客様相談室（ミシン
119 番）」までお問い合わせ
ください。
90
Page 93
電子音
キーを操作しているときや、まちがった操作をしたときなどに、電子音が鳴ります。
■ 正しい操作をしたとき
「ピッ」と鳴ります。
■ まちがった操作をしたとき
「ピッピッ」または「ピッピッピッピッ」と鳴ります。
■ 糸がからむなど、ミシンがロックしたとき
「ピッピッピッ・・・」と 4 秒間鳴り続け、ミシンは自動的に止まります。
必ず原因を確認して改善してから、再開してください。
仕様表
ミシン本体の仕様は以下のとおりです。
項目 仕様
本体寸法
本体質量
ぬい速度
使用ミシン針 家庭用ミシン針（HA ×１）
定格電圧／消費電力 100V (50 / 60Hz) / 40W
ライト 白色 LED
最大振り幅 7.0mm
最大送り幅 5.0mm
4
幅 41.3cm × 高さ 29.6cm × 奥行 17.8cm
4.6kg
毎分 70 ～ 710 針
91
Page 94
付録
索引
あ
あき止まり............................................................................................ 52, 59
アップリケ.......................................................................................................56
厚い布地をぬう ............................................................................................40
い
糸切り..................................................................................................................38
糸たて棒 .......................................................................................14
糸調子..................................................................................................................39
糸調子ダイヤル ............................................................................................39
, 18, 24
う
ウォーキングフット ............................................................42, 56, 57
薄い布地をぬう ............................................................................................41
上糸............................................................................................................ 23
上糸案内 ................................................................................................. 19
, 39
, 25
え
エラーメッセージ ......................................................................................90
お
送り歯....................................................................................................... 13, 58
押え............................................................................................................ 13
押え固定ピン ..........................................................................................9
押えホルダー ............................................................................13
押えレバー.......................................................................................................23
お手入れ ............................................................................................................71
, 32
, 41
, 32, 33
か
カーブをぬう .................................................................................................40
返しぬい ............................................................................................................38
返しぬいスイッチ ........................................................................... 13
片押え..................................................................................................................52
かま............................................................................................................ 21
かんどめ ............................................................................................................59
, 38
, 71
き
キルター ............................................................................................................57
キルティング .................................................................................................56
キルト押え.......................................................................................................58
く
クレイジーキルト ......................................................................................56
こ
困ったとき.......................................................................................................74
ゴムひもつけ .................................................................................................54
さ
3 重ぬい.............................................................................................................59
3 点ジグザグ ..................................................................................................43
し
下糸..................................................................................................18, 21, 28
下糸巻き軸..................................................................................18
伸縮ぬい ............................................................................................................54
ジグザグ .......................................................................................40
ジグザグ押え .................................................................................................41
地ぬい..................................................................................................................45
, 84, 90
, 43, 55
す
すそ上げ............................................................................................................ 46
スタート／ストップスイッチ .................................................13
スピードコントロールレバー ......................................13
, 38
, 17, 38
そ
操作スイッチ ................................................................................................. 13
操作パネル ................................................................................. 14
掃除....................................................................................................................... 71
そでぐり............................................................................................................ 59
, 36, 90
た
たち目かがり ................................................................................................. 43
たち目かがり押え ...................................................................................... 43
試しぬい............................................................................................................ 40
ち
直線ぬい............................................................................................................ 45
つ
つくろいぬい .......................................................................................43, 54
筒もの ................................................................................................................. 42
て
手もとライト ................................................................................................. 17
てんびん............................................................................................................ 25
電源....................................................................................................................... 16
電源スイッチ ................................................................................................. 17
電子音 ................................................................................................................. 91
と
特に厚い布地をぬう................................................................................. 42
止めぬい............................................................................................................ 38
ドロップフィード ...................................................................................... 58
ドロップレバー............................................................................................ 58
ぬ
ぬい目の長さ ................................................................................................. 36
ぬう方向を変える ...................................................................................... 40
ね
ネジ回し....................................................... 31, 33, 57, 58, 71, 78
の
伸びる布地をぬう ...................................................................................... 42
は
はとめ穴パンチ............................................................................................ 51
針............................................................................................................................ 29
針板....................................................................................................................... 13
針板カバー ............................................................................................ 13
針板ふた..................................................................................................13
針位置 ................................................................................................................. 45
針上下スイッチ............................................................................................ 13
針停止位置 ...................................................................................................... 34
針のとめネジ .......................................................................................13
針棒糸かけ ............................................................................................ 13
パッチワーク ................................................................................................. 56
, 72
, 21
, 31
, 25
ひ
皮革をぬう ...................................................................................................... 42
92
Page 95
ビニールをぬう ............................................................................................42
ふ
ファゴティング ............................................................................................61
ファスナーつけ ............................................................................................52
付属品..................................................................................................................... 9
付属品収納スペース .................................................................................... 9
フットコントローラー.......................................................12
フリーアーム .................................................................................................42
フリーモーションキルト ......................................................................58
プーリー ............................................................................................................12
, 17, 38
へ
別売品..................................................................................................................11
ほ
補助テーブル ..........................................................................................9, 42
ボタン穴かがり ............................................................................................49
ボタン穴かがり押え ...................................................................... 50
ボタン穴かがりレバー................................................................. 51
ボタンホール .................................................................................................49
ボビン..................................................................................................................21
, 59
, 60
ま
まつりぬい.......................................................................................................46
み
ミシン針 ............................................................................................................29
ミシンブラシ .................................................................................................72
め
面ファスナー .................................................................................................41
も
文字模様 ................................................................................................. 62, 70
模様設定 ............................................................................................................68
模様選択キー ...................................................................................... 34
模様の振り幅 .................................................................................................36
模様を選ぶ.......................................................................................................36
, 36
り
リッパー ............................................................................................................51
わ
ワイドテーブル ............................................................................................11
4
93
Page 96
修理を依頼するときや部品を購入するときは、お買い上げの販売店、または「お客様相談室（ミ
シン119番）」にお問い合わせください。
■保証書について
●
ご購入の際、保証書にお買い上げ日、販売店名などが記入してあるかご確認の上、販売
店で受け取ってください。保証書の内容をよくお読みいただき、大切に保管してください
●
当社はこのミシンの補修用性能部品を、製造打ち切り後最低８年間保有しています。性能
部品とは、その製品の機能を維持するために必要な部品です。
●
修理については、お買い
上げの販売店、または下記の「お客様相談室（ミシン119番）」に
ご相談ください。
■お客様相談室（ミシン119番）
本製品の使い方やアフターサービスについてご不明の場合は
お買い上げの販売店または「お客様相談室（ミシン119番）」までお問い合わせください。
〒467-8577 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15-1
。
お客様相談室（ミシン119番）Tel：
050-3786-1134
050（ゼロゴーゼロ）で始まる電話番号です。
Fax：052-824-3031
受付時間:月曜日〜金曜日 9：00〜17：30
休業日:土曜日、日曜日、祝日およびブラザー販売株式会社の休日
●
お客様相談室（ミシン119番）は、ブラザー販売株式会社が運営しています。
●
機能および操作方法が機種によって異なるため、お問い合わせの際に「機種名」と「機
械番号」をご連絡いただきますと、スムーズ にお答えすることができます。
●
ミシン背面の定格ハリマーク（銀色シール）の下記部分をご確認ください。
機種名
機械番号
●
ブラザー製品についてのご意見、ご要望は、お買い上げの販売店、または上記「お客様
相談室（ミシン119番）」にご連絡ください。
●
上記の電話番号、住所および受付時間は、都合により変更する場合がありますので、ご了
承ください。
■ホームページ
ブラザーのホームページでは、製品に関する様々な情報を掲載しております。
http://www.brother.co.jp/
ブラザーソリューションセンターでは、製品に関するサポート情報を掲載しております。
http://support.brother.co.jp/
愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15-1 〒467-8561
Printed in China
XG3783-101
114-E01
1
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