Benq PB8260 User Manual [ja]

PB8260 デジタル プロジェクタ
インストレーションシリーズ ユーザーズガイド
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Copyright 2005 by BenQ Corporation.All rights reserved. 本書のいかなる部分も、 BenQ Corporation の事前の書面による同意なく、電子的、機械的、磁気的、光学的、
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免責
BenQ Corporation は、明示的または暗示的を問わず、本書の内容に関して、特に保証、 商業的可能性、特定目的への適合性に関しては、いかなる表明または保証もいたしません。 また、BenQ Corporation は、お客様に改訂または修正の通知を行う義務を負うことなく、 本書を改訂したり、本書の内容を随時修正する権利を有します。
*DLPDigital Micromirror Device、および DMD は、Texas Instruments の商標です。 その他の商標については、それぞれの企業または組織が著作権を保有しています。
目次
安全にお使いいただくために............................................. 1
はじめに ............................................................................. 5
プロジェクタの特長 ................................................................. 5
同梱品 ...................................................................................... 6
プロジェクタ外観ビュー ......................................................... 7
制御装置および機能 ................................................................. 9
プロジェクタの配置 ........................................................... 13
場所の選択 ............................................................................... 13
投写画像サイズを調整する ...................................................... 14
接続 .................................................................................... 16
ワイヤレス接続 ........................................................................ 16
ケーブル接続 ........................................................................... 16
操作 .................................................................................... 20
起動 .......................................................................................... 20
ワイヤレスプレゼンテーションの準備 .................................... 21
入力信号の切り替え ................................................................. 21
画像の調整 ............................................................................... 22
拡大 [+]/ 縮小 [-] ........................................................................24
画像の最適化 ........................................................................... 24
レーザー ポインタの操作 ........................................................ 25
リモートマウス機能の使い方 .................................................. 25
PIP (Picture In Picture) の操作 ................................................. 26
一時停止 ................................................................................... 27
音量の調整 ............................................................................... 27
画像を隠す ............................................................................... 27
終了 .......................................................................................... 28
メニューの操作 ........................................................................ 29
メンテナンス...................................................................... 36
ランプについて ........................................................................ 38
サービス情報 ........................................................................... 43
トラブルシューティング.................................................... 44
一般的な問題と解決方法 ......................................................... 44
仕様 .................................................................................... 45
プロジェクタの仕様 ................................................................. 45
目次
iii
外形寸法..........................................................................................46
タイミング チャート ............................................................... 46
保証..................................................................................... 48
限定保証 .................................................................................. 48
法規..................................................................................... 49
FCC 規則 ................................................................................. 49
EEC 規則 ................................................................................. 49
MIC 規則 .................................................................................. 49
iv
目次

安全にお使いいただくために

お使いの BenQ プロジェクタは、情報テクノロジ機器の最新の安全規格に適合す るように設計され、テストされています。ただし、本装置を安全にご使用いただく
ために、このガイドおよび装置のマークに記載されている指示に従ってください。
注意
本装置のキャビネットは開けないで ください。感電する恐れがあります。 ユーザーが保守可能な内部部品はあ りません。
プロジェクタを操作する前に、この ユーザーズ ガイドをお読みくださ い。このユーザーズ ガイドは、後で 参照できるよう大切に保管してくだ さい。
点検修理については、認定サービス 担当者にお問い合わせください。
プロジェクタのランプをオンにする ときは、必ずレンズ シャッターを開 くか、レンズ キャップを取り外して ください。
動作中は、プロジェクタのレンズを のぞき込まないでください。光線が 強力なので、視力障害を引き起こす 恐れがあります。
国によっては、電源電圧が一定して いない場合もあります。プロジェク タは、電源が 100 240V の電圧範 囲のときに、安全に作動するように 設計されていますが、停電や ±10V のサージが発生すると故障する可能 性があります。 電源の電圧が変動したり電源供給が 中断したりする地域では、電源安定 器、サージ プロテクタ、または無停 電電源装置 (UPS) にプロジェクタを 接続することをお勧めします。
安全にお使いいただくために
1
安全にお使いいただくために
1. ランプは、動作中に非常に高温 になります。ランプ部を取り外 して交換する場合は、プロジェ クタの電源を切ってから 45 分間
ほど放置して、プロジェクタを 常温に戻してください。
2. ランプは、定格寿命より長く 使用しないでください。ごく まれですが、定格寿命より長 く使用すると、ランプが破裂 することがあります。
4. 本装置を、不安定なカート、 スタンド、台の上に置かない でください。本装置が落下し て、重大な損傷を受ける恐れ があります。
5. 感電を防ぐため、本装置を解 体しないでください。点検ま たは修理が必要な場合は、認 定技術者にご依頼ください。組 み立て方法に誤りがあると、 本装置を使用するときにプロ ジェクタの誤作動や感電の恐 れがあります。
3. ランプ部や電子部品の交換は、 必ずプロジェクタの電源プラ グを抜いてから行ってくださ い。
2
安全にお使いいただくために
6. 本装置を天井に取り付けて、 イメージを反転投写すること ができます。天井に取り付け る場合は、BenQ の天井取り付
けキットを使用し、しっかり と固定してください。
安全にお使いいただくために ( 続き )
7. 次の場所に装置を置かないでく ださい。
- 通気が不十分な場所または密閉されて いる場所。壁との間隔を 50cm 以上空 けて、プロジェクタの周辺の風通しを よくしてください。
- 窓を締め切った車内など、非常に高温 になる場所。
- 非常に湿度が高い場所、ほこりの多い 場所、タバコの煙にさらされる場所。 このような場所に置くと、光学部品が 汚れ、プロジェクタの寿命が短くなり、 画像が暗くなります。
- 火災報知器に近い場所。
°
- 周辺温度が 40 高度が 3,000m ( 約 10,000 フィート ) を超える場所。
C/104°F を超える場所。
8. 通気孔をふさがないでください。
- 本装置をブランケットなどの寝具類、 または他の柔らかい物の上に置かない でください。
- 本装置の上に布などをかぶせないで ください。
- プロジェクタの近くに可燃物を置か ないでください。
通気孔がふさがれると、装置の内部が 過熱し、火災が発生することがあります。
9. 使用時は、必ず装置を水平な平 面上に置いてください。
、または前後の傾き
- 左右の傾きが 10 を超える状態で使用しないでく
15
°
ださい。完全に水平になっていない状 態で装置を使用すると、ランプが故障 したり損傷することがあります。
°
10000
ft.
10. 装置を縦向きにしないでくださ い。
縦向きにすると、装置が倒れ、けがを したり装置が損傷する恐れがあります。
安全にお使いいただくために
3
安全にお使いいただくために ( 続き )
11. 装置の上に乗ったり、物を置か ないでください。
装置が物理的に損傷するだけでなく、 事故やけがの原因になります。
12. プロジェクタが作動していると きに投写レンズの前に物を置く と、変形したり、火災の原因と なります。ランプの電源を一時 的に切るには、プロジェクタか リモコンの Blank ( 消画 ) ボタン
を押してください。
13. プロジェクタの上または近くに 液体を置かないでください。プ ロジェクタ内部に液体がこぼれ ると故障の原因になります。プ ロジェクタを濡らした場合は、 電源コンセントからプロジェク タを外し、BenQ にご連絡の上プ
ロジェクタの点検をご依頼くだ さい。
4
安全にお使いいただくために

はじめに

プロジェクタの特長

このプロジェクタは、高性能な光学エンジン投写技術とユーザー フレンドリな設計 を統合しており、高い信頼性と使いやすさを実現しています。
プロジェクタには次のような特長があります。
ラップトップとワイヤレスで接続
レーザー ポインタ / リモート マウス機能付きの、すべての操作が可能なリモコン
高品質の手動ズーム レンズ
最善の画質で表示するワンキー自動調整機能
イメージの歪みを補正するデジタル キーストーン補正機能
データ / ビデオ表示を調整可能なカラー バランス コントロール
超高輝度投写ランプ
1670 万色の表示能力
10 か国語のオンスクリーン メニュー:英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、 スペイン語、ロシア語、中国語 ( 繁体字 )、中国語 ( 簡体字 )、日本語、韓国語
消費電力を節約する標準 / 省電力モードの切り替えが可能
高画質な AV イメージを提供する強力な AV 機能
•HDTV との互換性 (YP
•PC 入力端子 2 つおよび PC 出力端子 1 つ
交換式エア フィルタ
注意:投写イメージの明るさは、周辺光の状態およびコントラスト / 輝度設定によって 変わります。
注意:ランプは時間の経過に伴い暗くなります。これは製品の異常ではありません。
bPr)
はじめに
5
同梱品
プロジェクタには、PC およびビデオ機器への接続に必要なケーブルが同梱されてい ます。丁寧に開梱し、次に示すものがすべて揃っていることを確認してください。
不足しているものがある場合は、お買い上げの販売店にご連絡ください。
同梱のアクセサリ類は日本仕様のものであり、本書の図とは異なる場合があります。
プロジェクタ 携帯用ソフト ケース ワイヤレス カード 保証書
この CD
Wireless Navigator User’s Manual
は、Wireless Navigator ユー
ザーガイドの内 表紙に添付され ています。
PB8250 Digital Projector installation Series
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Wireless Navigator ユーザーガイドお
よび Wireless Navigator Installation CD
電池
リモコン VGA - コンポジッ
トケーブル
USB ケーブル
D-Sub - DVI
ケーブル
6
はじめに
ユーザーズガイド
オーディオ
RCA
ビデオケーブル
/
電源コード
ユーザーズ
ガイド CD
クイックス
タートガイド
VGA ケーブル PC オーディオ
ケーブル

別売のアクセサリ

1. Macintosh アダプタ
2. 250W / 300W ランプ モジュール
3. 天井取り付けキット
4. Wireless Pro
5. Presentation Pro

プロジェクタ外観ビュー

前面 / 上面ビュー

Kensington ロック スロット
6. DVI-I
7. S
ケーブル
ビデオ ケーブル
8. ダストフィルタ
9. 3-2 電源コンバータ
外部コントロール パネル ( 詳細については、9 ページ
を参照してください )
投写レンズ アジャスタ ワイヤレスカード スロット
投写レンズ
AC 電源差し込み口
主電源スイッチ
ダストフィルタ孔 ( 詳細については、
さい )
背面
背面赤外線リモート センサ
コネクタ パネル
( 詳細については、
8 ページを参照して
ください )
36 ページを参照してくだ
前面アジャスタ ボタン
前面赤外線リモート センサ
前面アジャスタ ボタン
通気孔
背面アジャスタ
はじめに
7

底面ビュー

ランプ ドア
前面アジャスタ
背面アジャスタ

コネクタ パネル

RGB 信号入力 (PC/YPbPr/
YCbCr)
RGB 信号出力
オーディオ / ビデオ コネクタ
前面アジャスタ
背面アジャスタ
S ビデオ ジャック
DVI-I コネクタ
RS 232 コントロール ポート
外部コントロール システム用 で、サービス担当者用です。
PC オーディオ ジャック
USB コネクタ
8
はじめに

制御装置および機能

外部コントロール パネル

9 5
3
1
2 6
1. Power ( 電源 ) ( 詳細については、
20 ページを参照してください )
プロジェクタのオン / オフを切り替 えます。
2. Source ( ソース ) ( 詳細については、
21 ページを参照してください )
入力信号を RGBYPbPr、S-Video またはビデオの順に選択します。
3. 3 Left ( 左 )
4. Right ( 右 ) 4
スクリーン メニューを表示していな い場合、3 および 4 は、
-/+ ホット キーとして機能します。
詳細については、23 ページを参照し てください。
5. 5 Exit ( 終了 )
終了し、メニューの設定を保存しま す。
6. 6 Menu ( メニュー )
オン スクリーン ディスプレイのコン トロール メニューをオンにします。 オン スクリーン メニューが有効な場 合、3 ~ 6 のボタンを方向指示とし て使用し、メニュー項目の選択や調
整を行います。詳細については、30
ページを参照してください。
7. Auto ( 自動 ) ( 詳細については、
22 ページを参照してください )
表示画像に最適なピクチャ タイミン グを自動的に決定します。
キーストーン
13
12
10
11
4 8
7
8. BLANK ( 消画 ) ( 詳細については、
27 ページを参照してください )
スクリーンのイメージを消すために 使用します。[Blank] ( 消画 ) をもう 一度押すか、[Return] ( 戻る ) を押す とイメージが元に戻ります。
9. 電源インジケータ ライト
プロジェクタの動作中に点灯または 点滅します。
10. 温度警告ライト ( 詳細については、
40 ページを参照してください )
プロジェクタの温度が異常に高くな ると赤く点滅します。
11. ランプ インジケータ ライト ( 詳細に ついては、44 ページを参照してくだ さい )
ランプの状態を表示します。ランプ に問題が発生した場合に点灯または 点滅します。
12. ズーム リング
画像のサイズを調整します。
13. ピント リング
投写イメージの焦点を調整します。
はじめに
9

リモコンの説明

前面ビュー
LED (25)
Source ( ソース) (21)
Power ( 電源 ) (2028)
6 / Menu ( メニュー ) (30)
3 / キーストーン - 4 / キーストーン + (23)
Auto ( 自動 ) (22)
L-Click ( 左クリック )/ R-Click ( 右クリック ) (25)
拡大 +/ 縮小 - (27)
Return ( 戻る ) (2727) PIP Position (PIP 位置) (26)
PIP Source (PIP ソース ) (26)
Freeze ( 一時停止 ) (27)
レーザー ポインタ (25)
[Exit] ( 終了 ) (30)
Blank ( 消画) (27)
マウス パッド (25)
[Drag] ( ドラッグ ) (25)
Volu me ( 音量 ) +/- (27)
Mute [ ミュート ] (27)
PIP Size (PIP サイズ ) (26)
Preset ( プリセット ) (34)
10
リモコン操作に関する注意 :
リモコンとプロジェクタの間に赤外線を遮断する障害物がないかどうかを確認しま す。
リモコンが作動しなくなったり、投写距離が狭くなったりした場合は、バッテリー を交換してください。
赤外線リモートセンサーを直射日光や蛍光灯に直接当てると、リモコンが作動しな い場合があります。
湿気が非常に高かったり、煙が立ち込めているなど、環境によってはリモコンが正 しく作動しない場合があります。このような場合は、リモコンを再びメインユニッ トに向けて、操作を繰り返してください。
はじめに

リモコンの有効範囲

赤外線 (IR) リモコン センサは、プロジェクタの前面と背面にあります。リモコン を正しく機能させるには、プロジェクタの IR リモコン センサから 30 度以内でリ モコンを使用する必要があります。リモコンとセンサの間の距離は、6 メートル (19.5 フィート ) を超えないようにしてください。
6m
背面
レーザー光線は、可視光 線です。また、レーザー を放射するには、[Laser]
( レーザー ) ボタンを押 し続けます。
レーザー ポインタは玩具 ではありません。子供が 使用する場合は、保護者
は十分に注意してくださ い。
ATTENTION
LASER DIODE
ACHTUNG
はじめに
11

電池の取り付けと交換

図で示されてい
電池収納部のふた
1
を、表示されてい る方向に押して開 けます。
高温多湿の場所に置かないでください。バッテリーは正しく装着しなければ、ケガ や破損の原因となります。
使用済みの電池は、同じタイプの電池か、メーカーが推奨する同等タイプの電池と 交換してください。
また、使用済みの電池はメーカーの指示に従って処分してください。
電池は絶対に火に投げ込まないでください。
電池が消耗したり、長時間リモコンを使用しない場合は、液体が漏れないように電
池を外してください。
2
るように、電池 を収納部にセッ トします。
ふたを電池収納
3
部の上にかぶせ、 所定の位置まで 押し込みます。
12
はじめに
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