PB8253/PB8263
インストレーションシリーズ
取扱説明書
デジタル プロジェクタ
Welcome
著作権
Copyright 2006 by BenQ Corporation. All rights reserved. 本書のいかなる部分も、BenQ
Corporation の事前の書面による同意なく、電子的、機械的、磁気的、光学的、化学的、
手動その他の手段を問わず、複製、転載、改変、検索システムへの保存、他言語またはコ
ンピュータ言語への翻訳を行うことはできません。
免責
BenQ Corporation は、明示的または暗示的を問わず、本書の内容に関して、特に保証、
商業的可能性、特定目的への適合性に関しては、いかなる表明または保証もいたしませ
ん。また、BenQ Corporation は、お客様に改訂または修正の通知を行う義務を負うことな
く、本書を改訂したり、本書の内容を随時修正する権利を有します。
* DLP、Digital Micromirror Device、および DMD は、Texas Instruments の商標です。その他
の商標については、それぞれの企業または組織が著作権を保有しています。
目次
安全にお使いいただくために ...........................5
はじめに.................................................................9
プロジェクタの特長
パッケージ内容
プロジェクタ外観ビュー
制御装置および機能
設置 .......................................................................18
場所の選択
プロジェクタを天井に取り付けるための安全
のための注意
スクリーンサイズの調整
.................................................................. 18
.............................................................. 19
接続 .......................................................................23
コンピュータまたはモニタの接続
ビデオ機器との接続
操作 .......................................................................31
起動
............................................................................... 31
入力信号の切り替え
投写イメージの調整
縦横比の選択
画像の最適化
高地での操作
プロジェクタのメニューディスプレイの
カスタマイズ
画像を隠す
リモートからのページ操作
画像の静止
レーザーポインタの使い方
PIP (Picture In Picture)
プロジェクタの終了
OSD (On-Screen Display)
.............................................................. 34
.............................................................. 35
.............................................................. 38
.............................................................. 38
.................................................................. 39
.................................................................. 39
.................................................... 9
.......................................................... 10
......................................... 11
.................................................. 13
......................................... 20
......................... 23
.................................................. 26
.................................................. 32
.................................................. 32
..................................... 39
..................................... 39
の操作
.................................................. 41
.................................. 40
メニューの操作
............. 42
目次 3
メンテナンス.......................................................49
プロジェクタのお手入れ
ランプについて
温度情報
インジケータ
.......................................................................54
.......................................................... 52
...............................................................55
..........................................49
トラブルシューティング..................................57
仕様........................................................................59
プロジェクタの仕様
外形寸法
タイミングチャート
.......................................................................60
..................................................59
..................................................60
保証........................................................................62
限定保証
.......................................................................62
法規........................................................................63
規則
FCC
EEC
MIC
WEEE
.......................................................................63
規則
.......................................................................63
規則
.......................................................................63
指令
....................................................................63
目次4
安全にお使いいただくために
お使いの BenQ プロジェクタは、情報テクノロジ機器の最新の安全規格に適合す
るように設計され、テストされています。ただし、本装置を安全にご使用いただ
くために、このガイドおよび装置のマークに記載されている指示に従ってくださ
い。
安全にお使いいただくために
1. プロジェクタを操作する前に、こ
のユーザーガイドをお読みくださ
い。またいつでも参照できるよう
に、手の届く場所に保管しておい
てください。
2. 動作中は、プロジェクタのレンズ
を覗き込まないでください。光線
が強力なので、視力障害を引き起
こす恐れがあります。
4. プロジェクタのランプをオンにす
るときは、必ずレンズシャッター
を開くか、レンズキャップを取り
外してください。
5. 国によっては、電源電圧が一定し
ていない場合もあります。プロ
ジェクタは、電源が AC100 ~
240V の電圧範囲のときに安全に作
動するように設計されています
が、停電や± 10V のサージが発生
すると故障する可能性がありま
す。電源の電圧が変動したり、電
源供給が中断したりする地域で
は、電源安定器、サージプロテク
タ、または無停電電源装置(UPS)
にプロジェクタを接続することを
お薦めします。
3. 点検修理については、認定技術者
にお問い合わせください。
6. プロジェクタが作動しているとき
に投写レンズを物体で塞ぐと、そ
れが過熱して変形したり、火災の
原因となったりします。一時的に
ランプをオフにするには、プロ
ジェクタかリモコンの
(ブランク)
い。
安全にお使いいただくために 5
ボタンを押してくださ
BLANK
安全上のご注意 ( 続き )
7. ランプは、動作中に非常に高温
になります。ランプ部を取り外
して交換する場合は、プロジェ
クタの電源を切ってから 45 分間
ほど放置して、プロジェクタを
常温に戻してください。
8. ランプは定格寿命より長く使用
しないでください。ごくまれで
すが、定格寿命より長く使用す
ると、ランプが破裂することが
あります。
10. 本製品は安定した場所に設置し
てください。本製品が落下して、
重大な損傷を受ける恐れがあり
ます。
11. 本装置のキャビネットは開けな
いでください。内部には危険な
電圧が流れており、触れると死
に至る場合もあります。ユー
ザーが補修できるパーツは専用
の取り外し可能なカバーが付い
ているランプだけです。
いかなる状況においても、これ
以外のカバーをご自身で取り外
そうとしないでください。補修
については、指定された専門の
技術者にお尋ねください。
9. ランプ部や電子部品の交換は、
必ずプロジェクタの電源プラグ
を抜いてから行ってください。
安全にお使いいただくために6
安全上のご注意(続き)
12. 次の場所に装置を置かないでくだ
さい。
- 通気が不十分な場所または密閉され
ている場所。壁との間隔を 50cm 以上
空けて、プロジェクタの周辺の風通
しをよくしてください。
- 窓を締め切った車内など、非常に高
温になる場所。
- 非常に湿度が高い場所、ほこりの多
い場所、タバコの煙にさらされる場
所。このような場所に置くと、光学
部品が汚れ、プロジェクタの寿命が
短くなり、画像が暗くなります。
- 火災報知器に近い場所。
- 周辺温度が 40°C/104°F を超える場所。
- 高度が 10000 フィートを超える場所。
13. 通気孔をふさがないでください。
- 本製品をブランケットなどの寝具類、
または他の柔らかい物の上に置かな
いでください。
- 本製品の上に布などをかぶせないで
ください。
- プロジェクタの近くに可燃物を置か
ないでください。
通気孔がふさがれると、プロジェ
クタの内部が過熱し、火災が発生
することがあります。
14. 使用時は必ず装置を水平な平面上
に置いてください。
- 左右の傾きが 10°、または前後の傾
きが 15°を超える状態で使用しない
でください。完全に水平になってい
ない状態でプロジェクタを使用する
と、ランプが故障したり損傷するこ
とがあります。
10000
フィート
安全にお使いいただくために 7
安全上のご注意(続き)
15. 装置を縦向きにしないでください。
縦向きにすると、プロジェクタが
倒れ、けがをしたり損傷する恐れ
があります。
16. 装置の上に乗ったり、物を置かな
いでください。装置が物理的に損
傷するだけでなく、事故やけがの
原因になります。
17. プロジェクタの上または近くに液
体を置かないでください。プロ
ジェクタ内部に液体がこぼれると
故障の原因になります。プロジェ
クタを濡らした場合は、電源コン
セントからプロジェクタを外し、
BenQ にご連絡の上プロジェクタの
点検をご依頼ください。
18. 本製品を天井に取り付けて、イ
メージを反転投写することができ
ます。
天井に取り付ける場合は、BenQ の天井
取り付けキットを使用し、しっかりと固
定してください。
19. プロジェクタが稼動しているとき
には、通気孔から熱風と臭気を感
じる場合があります。これは正常
な状態であり、製品の欠陥による
ものではありません。
安全にお使いいただくために8
はじめに
プロジェクタの特長
このプロジェクタは高性能な光学エンジン投写技術とユーザーフレンドリーな設
計を統合しており、高い信頼性と使いやすさを実現しています。
プロジェクタには次のような特長があります。
• 高品質の手動ズームレンズ
• フル機能リモコン
• 最善の画質で表示するワンキー自動調整機能
• イメージの歪みを補正するデジタルキーストーン補正機能
• データ / ビデオ表示を調整可能なカラーバランスコントロール
• 超高輝度投写ランプ
• 1670 万色の表示能力
• 言語を選択できるオンスクリーン (OSD) メニュー
•8種類のアプリケーションモード
• 消費電力を節約する標準 / 省電力モードの切り替えが可能
• ステレオオーディオを実現するスピーカー内蔵
)
• コンポーネント HDTV との互換性(YP
•PC入力端末 x 2 個 (RGB 信号入力ソケットと共有 DVI-A コネクタ ) および PC
出力端末 x 2 個
• 取り替え可能なダストフィルタ
• 投写イメージの明るさは、周辺光の状態および選択した入力ソースのコントラスト / 輝度設定
によって変わります。また投写距離の影響を直接受けます。
• ランプの明度は時間の経過に伴い暗くなります。また明度はランプ製造元の仕様によって異
なります。これは異常ではなく、正常で予期される変化です。
bPr
はじめに 9
パッケージ内容
プロジェクタには、PC とビデオ装置への接続に必要なケーブルが同梱されていま
す。丁寧に開梱し、次に示すものがすべて揃っていることを確認してください。
不足しているものがある場合は、お買い上げの販売店にご連絡ください。
標準アクセサリ
同梱のアクセサリ類は日本仕様のものであり、本書の図とは異なる場合があります。
プロジェクタ
ユーザーズ ガイド
VGA ケーブル USB ケーブル 電源コード
PC オーディオケーブル ビデオ ケーブル
携帯用ソフト ケース
クイックスタートガイド
リモコン(電池付き)
ユーザーズガイド CD
別売りアクセサリ
1. 天井取り付けキット
2. スペアランプキット
3. Presentation Plus
4. ダストフィルタ キット
はじめに10
プロジェクタ外観ビュー
前面/上面
1. 外部コントロールパネル
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
裏面/側面
各種機器への接続については、23 ページの " 接続 " を参照してください。
詳細は、13 ページの " プロジェク
タ " を参照してください。
2. 通気(冷空取り込み)
3. 前面赤外線リモートセンサ
4. 盗難防止用ケンジントンロック ス
ロット
5. AC 電源コード差し込み口
6. メインの電源スイッチ
7. フロントフィルタ グリル
8. クイックリリースボタン
9. ピント リングおよびズーム リング
10. 投写レンズ
11. レンズキャップ
12
13
14
15
12. 通気(熱気排出)
13. 背面赤外線リモートセンサ
14. コネクタ パネル
詳細は、12 ページの " コネクタ パネル "
を参照してください。
16
15. 背面アジャスタ フット
16. サイドフィルタカバー
はじめに 11
底面
17
18
19
20
コネクタ パネル
21
22
23
24
17. 前面アジャスタ フット
18. スピーカーグリル
19. ランプカバー
20. 背面アジャスタ フット
21. RGB(PC)/ コンポーネントビ
デオ(YPbPr/YCbCr)信号入力
ソケット
22. RGB 信号出力ソケット
23. オーディオ ( 左 / 右 )/ ビデオ入
25
26
27
28
力ソケット
24. S ビデオ入力ソケット
25. DVI-I 信号入力ソケット
DVI-D ビデオ信号と DVI-A PC
信号に対応
26. RS 232 コントロールポート
外部コントロールシステム用
で、補修技術者が使用します。
27. PC オーディオ入力ソケット
28. USB ソケット
はじめに12
制御装置および機能
プロジェクタ
1
2
3
4
5
6
7
8
9
1. ピント リング
投写イメージの焦点を調整します。33 ペー
ジの " 画像サイズと明瞭さの微調整 " を参
照してください。
2. ズームリング
画像のサイズを調整します。33 ページの "
画像サイズと明瞭さの微調整 " を参照して
ください。
3. Temp 温度警告ライト
プロジェクタの温度が異常に高くなると点
灯または点滅します。55 ページの " インジ
ケータ " を参照してください。
4. 電源インジケータ ライト
プロジェクタがスタンバイモードのとき、
または使用中に点灯します。55 ページの "
インジケータ " を参照してください。
5. Exit ( 終了 )
終了し、メニューの設定を保存します。
6. 左 / 右
投写画像の上下のキーストーンを補正しま
す。
オンスクリーンメニューが有効になってい
るときに、選択肢を左右に移動したり、調
整を行ったりします。
詳細は、35 ページの " キーストーンの補正
" と 43 ページの " メニューの使用方法 " を
参照してください。
10
6
11
12
7. 電源
プロジェクタのオン / オフを切
り替えます。詳細は 31 ページ
の " 起動 " と 41 ページの " プロ
ジェクタの終了 " を参照してく
ださい。
8. ソース
入力信号をアナログ RGB、DVI-
A、DVI-D、アナログ YpbPr、
S ビデオ、コンポジットビデオ
の順番で切り替えます。32 ペー
ジの " 入力信号の切り替え " を
参照してください。
9. Menu ( メニュー )
オン スクリーン ディスプレイの
コントロール メニューをオンに
します。
オンスクリーンメニューが有効
になっているときに、選択肢を
左右に移動します。
43 ページの " メニューの使用方
法 " を参照してください。
10. Lamp インジケータ ライト
ランプの状態を表示します。ラ
ンプに問題が発生した場合に点
灯または点滅します。55 ページ
の " インジケータ " を参照して
ください。
11. Blank ( ブランク )
スクリーンのイメージを消すた
めに使用します。プロジェクタ
かリモコンの Blank(ブランク)
を押すと、画像が再び表示され
ます。39 ページの " 画像を隠す
" を参照してください。
12. Auto ( 自動 )
表示画像に最適なピクチャタイ
ミングを自動的に決定します。
33 ページの " イメージの自動調
整 " を参照してください。
はじめに 13
リモートコントロール
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
1. 電源
スタンバイモードと電源オンの状態を
切り替えます。
プロジェクタがスタンバイモードに
なっているときに、このボタンを1回
押すとプロジェクタがオンになります。
プロジェクタがオンになっているとき
には、このボタンを 1 回押すとスタン
バイモードになります。
詳細は、31 ページの " 起動 " と 41
ページの " プロジェクタの終了 " を参
照してください。
2. ASPECT( 縦横比 )
12
13
14
15
16
6
4
17
18
19
20
入力信号に合わせてイメージの縦
横比を選択します。36 ページの "
プリセットモードの選択 " を参照
してください。
3. SOURCE(ソース)
入力信号をアナログ RGB、DVI-A、
DVI-D、アナログ YpbPr、S ビデ
オ、コンポジットビデオの順番で
切り替えます。32 ページの " 入力
信号の切り替え " を参照してくだ
さい。
4. 上、 下
オンスクリーンメニュー (OSD) が
有効な場合、 上を押すとメニュー
設定を保存して終了します。
き、選択肢を1つ下に移動します。
43 ページの " メニューの使用方法
" を参照してください。
5. MUTE(ミュート)
プロジェクタの音声をオン / オフ
に切り替えます。
6. 左、 右
投写イメージの上下のキーストー
ンを補正します。
オンスクリーンメニューが有効に
なっているときに、選択肢を左右
に移動したり、調整を行ったりし
ます。
詳細は、35 ページの " キーストー
ンの補正 " と 43 ページの " メ
ニューの使用方法 " を参照してく
ださい。
7. AUTO(自動)
表示画像に最適な画像設定を自動
的に決定します。詳細は、33 ペー
ジの " イメージの自動調整 " を参
照してください。
8. MENU( メニュー )
オンスクリーンメニューをオンに
します。終了し、メニューの設定
を保存します。43 ページの " メ
ニューの使用方法 " を参照してく
ださい。
下を押すと OSD メニューが開
はじめに14
9. PIP SIZE(PIP サイズ)
適切な PIP サイズを選択します。
40 ページの "PIP (Picture In Picture)
の操作 " を参照してください。
10. PAGE UP/DOWN
Page Up/Down コマンドに応答する
(Microsoft PowerPoint など)ディ
スプレイソフトウェア(PC 上に
インストール)を操作することが
できます。
39 ページの " リモートからのペー
ジ操作 " を参照してください。
11. PIP POS.(PIP 位置)
適切な PIP の位置を選択します。
40 ページの "PIP (Picture In Picture)
の操作 " を参照してください。
12. LED インジケータライト
リモコンのボタンを押すと赤く点
灯します。
13. MODE(モード)
選択した入力信号によって、数種
類の画像設定オプションがありま
す。36 ページの " プリセットモー
ドの選択 " を参照してください。
14. FREEZE(一時停止)
FREEZE(一時停止)ボタンを押す
と、イメージが一時停止します。
スクリーンの右下隅に「 」ア
イコンが表示されます。一時停止
を解除するには、FREEZE(一時停
止)ボタンをもう一度押します。
39 ページの " 画像の静止 " を参照
してください。
15. BLANK ( ブランク )
スクリーンのイメージを消すため
に使用します。 プロジェクタかリ
モコンの BLANK(ブランク)キー
を押すと、イメージが戻ります。
39 ページの " 画像を隠す " を参照
してください。
16. VOLUME +/-(音量 +/-)
音量レベルを調整します。
17. レーザーポインタ
プレゼンテー
ション時にレー
ザーライトを発
します。
レーザーポインタはプレゼンテー
ションを行うときに使用すること
ができます。ボタンを押すと赤い
光線が放射され、同時に LED イン
ジケータライトも赤くなります。
警告:レーザーライトウィンドウを覗き
込んだり、レーザービームを人に向けて
当てたりしないでください。レーザーポ
インタをご使用になる前に、リモコンの
裏および付属されている「ユーザー情報」
に記載されている警告をお読みください。
18. PIP SOURCE(PIP ソース)
適切な PIP ソースを選択します。
40 ページの "PIP (Picture In Picture)
の操作 " を参照してください。
19. DIGITAL ZOOM +/-(デジタル
ズーム +/-)
投写イメージのサイズを拡大また
は縮小します。
20. RETURN(戻る)
拡大した投写画像を元のサイズに
戻します。
33 ページの " 画像の詳細を表示す
る " を参照してください。
はじめに 15
リモコン背面に記載されている警告
レーザー光線は目に見えるものです。レーザー光線を続けて放射
するにはレーザーボタンを押し続ける必要があります。
レーザーポインタはおもちゃではありません。レーザーポインタ
はお子様の手の届かない場所に保管しておいてください。
レーザーポインタを安全にお使いいただくために、リモコンの背
面に記載されている警告をよくお読みください。
リモコンの有効範囲
赤外線(IR)リモコンセンサは、プロジェクタの前面と背面に 45 度の傾斜角度で
設置されています。リモコンを正しく機能させるために、プロジェクタの IR リモ
コンセンサに対して 30 度以内でリモコンを使用するようお薦めします。リモコン
とセンサの間の距離は、6 メートル(20 フィート)を超えないようにしてくださ
い。
リモコンとプロジェクタの間に赤外線を遮断する障害物がないかどうかを確認し
ます。
ほとんどのスクリーンは IR 光線をプロジェクタに反射しますが、必ずリモコンは
プロジェクタの IR リモートセンサに向けるようにしてください。
• 天井背面 • 床面背面
• 天井前面
• 床面前面
リモートコントロールとバッテリー
1. バッテリーカバーを開くには、リモコンを裏返してカバーの溝を押し、矢印
の方向にスライドさせてください。するとカバーが外れます。
2. すでに挿入されている電池を取り出し(電池がある場合)、極性に注意しな
がら単4電池2個を挿入してください。プラス極(+)はプラスに、マイナ
ス極(-)はマイナスの方向に挿入してください。
はじめに16
3. カバーをスライドさせて元の状態に戻します。カチッという音がしたらカ
バーが閉まったことを意味しています。
1
• リモコンや電池は台所、浴室、サウナ、サンルーム、車内など高温多湿の場所に放置しない
でください。
• 使用済みの電池は、同じタイプの電池か、メーカーが推奨する同等タイプの電池と交換して
ください。
• また、使用済みの電池はメーカーの指示および地域の環境規定にしたがって処分してくださ
い。
• 電池は絶対に火に投げ込まないでください。爆発する恐れがあり大変危険です。
• 電池が消耗したり、長時間リモコンを使用しない場合は、液体が漏れないようにリモコンか
ら電池を外してください。
2
3
はじめに 17
設置
場所の選択
本機は次の 4 とおりの設置状態で使うことができます。
1. 床面前面
2. 天井前面
3. 床面背面
4. 天井背面
I. 床面前面
プロジェクタをスクリーンの正面に床面近くに
設置します。これが最も一般的な設定です。
II. 天井前面
プロジェクタを上下逆さにスクリーン正面の天
井に取り付けます。
この方法で設置する場合は、BenQ プロジェク
タ天井取り付けキットをご購入ください。
プロジェクタをオンにしたら、「ミラー」 >
「ソース」メニューで を設定してください。
III. 床面背面
プロジェクタをスクリーン背面、床面近くに設
置します。
専用の背面スクリーン投写が必要です。
プロジェクタをオンにしたら、「ミラー」 >
「ソース」メニューで を設定してください。
IV. 天井背面
プロジェクタを上下逆さにスクリーン背面の天
井に取り付けます。
専用な背面投写スクリーンと BenQ プロジェク
タ天井取り付けキットが必要です。
プロジェクタをオンにしたら、「ミラー」 >
「ソース」メニューで を設定してください。
部屋のレイアウトやお好みで、どの設定で設置するか決めてください。設置する
際は、スクリーンのサイズや位置、電源コンセントがある場所、プロジェクタと
その他の装置の距離や位置などを考慮してください。
設置18
プロジェクタを天井に取り付けるための安全
のための注意
BenQ プロジェクタを安心してお使いいただくために、ここに記載する注意をよく
お読みになり指示にしたがってください。
プロジェクタを天井に取り付ける場合は、BenQ プロジェクタ専用天井取り付け
キットをお使いになり、しっかりと確実に設置してください。
BenQ プロジェクタ以外の天井取り付けキットをお使いになると、ゲージやネジの
長さが正確でないためプロジェクタが正しく固定されず落下してしまう恐れがあ
ります。
BenQ プロジェクタ専用天井取り付けキットは、BenQ プロジェクタを購入された
販売店でお買い求めいただけます。また別途ケンジントンロックをお求めになり、
プロジェクタのケンジントンロックスロットと天井取り付けブラケットのベース
をセキュリティケーブルでしっかりと繋いでおくことをお薦めします。このよう
にしておくと、万一天井取り付けブラケットが緩んでしまった場合にも、プロ
ジェクタを補助的に支えることができます。
設置 19