PB2250 デジタル プロジェクタ
Mobile シリーズ
ユーザーズ ガイド
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*DLP、Digital Micromirror Device、および DMD は、Texas Instruments の商標です。
その他の商標については、それぞれの企業または組織が著作権を保有しています。
目次
安全にお使いいただくために..................................... 1
はじめに ..................................................................... 5
プロジェクタの特長 ....................................................... 5
同梱品 .............................................................................6
別売のアクセサリ ............................................................................7
プロジェクタの外観 ....................................................... 7
前面 / 上面 ....................................................................................... 7
背面 ................................................................................................. 7
底面 ................................................................................................. 7
操作部および機能 ...........................................................8
外部コントロール パネル ................................................................ 8
リモコンの説明 ............................................................................... 9
リモコンの有効範囲 ........................................................................10
電池の取り付けと交換 .................................................................... 10
プロジェクタの配置 ................................................... 11
場所の選択 ......................................................................11
希望どおりのサイズでイメージを投写するには ............ 12
接続 ............................................................................ 14
ラップトップ コンピュータまたは
デスクトップ コンピュータとの接続 ............................. 14
コンポーネント ビデオ入力との接続 ............................. 15
ビデオおよび S ビデオ機器との接続 ............................. 15
操作 ............................................................................ 17
起動 .................................................................................17
パスワード機能の利用 ....................................................17
入力信号の切り替え ....................................................... 18
イメージの調整 ...............................................................19
高さ調整 .......................................................................................... 19
イメージの自動調整 ........................................................................19
イメージ サイズと透明度の微調整 ................................................. 20
キーストーンの補正 ........................................................................20
イメージの消画 ...............................................................21
目次 iii
終了 ................................................................................. 21
メニューの操作 ............................................................... 22
メニュー システム ..........................................................................22
メニューの使用方法 ........................................................................ 23
1. 画像メニュー ...............................................................................24
2. 高画質画像メニュー .................................................................... 25
3. 設定メニュー ............................................................................... 26
4. 高度な設定メニュー .................................................................... 27
5. 情報メニュー ...............................................................................29
メンテナンス .............................................................. 30
プロジェクタのお手入れ .................................................30
レンズのクリーニング .................................................................... 30
プロジェクタ ケースのクリーニング ..............................................30
プロジェクタの保管 ........................................................................ 30
プロジェクタの移動 ........................................................................ 30
ランプについて ............................................................... 31
警告メッセージ ............................................................................... 31
ランプの交換 ...................................................................................31
温度情報 .......................................................................... 33
インジケータ ...................................................................33
トラブルシューティング ............................................ 36
仕様............................................................................. 37
プロジェクタの仕様 ........................................................ 37
外形寸法 .......................................................................... 38
タイミング チャート ....................................................... 38
PC 入力用にサポートされているタイミング .................................38
コンポーネント YPbPr 入力用にサポートされているタイミング .. 38
ビデオおよび S ビデオ入力用にサポートされているタイミング ... 39
保証............................................................................. 40
限定保証 .......................................................................... 40
規制への適合性........................................................... 41
FCC ステートメント .......................................................41
EEC ステートメント .......................................................41
MIC ステートメント .......................................................41
目次iv
安全にお使いいただくために
お使いの BenQ プロジェクタは、情報テクノロジ機器の最新の安全規格に適合するように
設計され、テストされています。ただし、本装置を安全にご使用いただくために、この
ガイドおよび装置のマークに記載されている指示に従ってください。
注意
• 本装置のキャビネットは開けないでくだ
さい。感電する恐れがあります。ユーザー
が保守可能な内部部品はありません。
• プロジェクタを操作する前に、このユー
ザーズ ガイドをお読みください。この
ユーザーズ ガイドは、後で参照できる
よう大切に保管してください。
• 点検修理については、認定サービス担当
者にお問い合わせください。
• プロジェクタのランプをオンにするとき
は、必ずレンズ シャッターを開くか、
レンズ キャップを取り外してください。
• 動作中は、プロジェクタのレンズを
のぞき込まないでください。光線が強力
なので、視力障害を引き起こす恐れが
あります。
• 国によっては、電源電圧が一定してい
ない場合もあります。プロジェクタは、
電源が AC100 ~ 240V の電圧範囲のとき
に、安全に作動するように設計されてい
ますが、停電や± 10V のサージが発生す
ると故障する可能性があります。電源の
電圧が変動したり電源供給が中断したり
する地域では、電源安定器、サージ プ
ロテクタ、または無停電電源装置 (UPS)
にプロジェクタを接続することをお勧め
します。
安全にお使いいただくために 1
安全にお使いいただくために
1. ランプは、動作中に非常に高温になり
ます。ランプ部を取り外して交換する
場合は、プロジェクタの電源を切って
から 45 分間ほど放置して、プロジェ
クタを常温に戻してください。
4. 本装置を、不安定なカート、スタンド、
台の上に置かないでください。本装置が
落下して、重大な損傷を受ける恐れが
あります。
2. ランプは、定格寿命より長く使用しない
でください。ごくまれですが、定格寿命
より長く使用すると、ランプが破損する
ことがあります。
3. ランプ部や電子部品の交換は、必ずプ
ロジェクタの電源プラグを抜いてから
行ってください。
5. 感電を防ぐため、本装置を解体しない
でください。点検または修理が必要な
場合は、認定技術者にご依頼ください。
組み立て方法に誤りがあると、本装置を
使用するときにプロジェクタの誤作動
や感電の恐れがあります。
6. 本装置を天井に取り付けて、イメージを
反転投写することができます。天井に
取り付ける場合は、BenQ の天井取り付
けキットを使用し、しっかりと固定し
てください。
安全にお使いいただくために2
安全にお使いいただくために ( 続き )
7. 次の場所にプロジェクタを置かないでく
ださい。
- 通気が不十分な場所または密閉されてい
る場所。壁との間隔を 50cm 以上空けて、
プロジェクタの周辺の風通しをよくして
ください。
- 窓を締め切った車内など、非常に高温に
なる場所。
- 非常に湿度が高い場所、ほこりの多い
場所、タバコの煙にさらされる場所。
このような場所に置くと、光学部品が
汚れ、プロジェクタの寿命が短くなり、
画像が暗くなります。
- 火災報知器に近い場所。
- 周辺温度が 40°C /104°F を超える場所。
- 高度が 3,000m ( 約 10,000 フィート ) を
超える場所。
8. 通気孔をふさがないでください。
- 本装置を毛布などの寝具類、または他の
柔らかい物の上に置かないでください。
- 本装置の上に布などをかぶせないでく
ださい。
- プロジェクタの近くに可燃物を置かな
いでください。
通気孔がふさがれると、装置の内部が過熱し、
火災が発生することがあります。
9. 使用時は、必ず装置を水平な平面上に置
いてください。
- 左右の傾きが 10°、または前後の傾きが
15°を超える状態で使用しないでくださ
い。完全に水平になっていない状態で
装置を使用すると、ランプが故障した
り損傷することがあります。
10000
ft.
10. 装置を縦向きにしないでください。
縦向きにすると、装置が倒れ、けがをしたり
装置が損傷する恐れがあります。
安全にお使いいただくために 3
安全にお使いいただくために ( 続き )
11. プロジェクタの上に乗ったり、
物を置かないでください。
プロジェクタが物理的に損傷するだけでなく、
事故やけがの原因になります。
12. プロジェクタの動作中に投写レンズをふ
さがないでください。投写レンズをふさい
だ物が変形したり、火災が発生する原因と
なることがあります。一時的にランプを
オフにするには、プロジェクタまたはリモ
コンの [Blank] ( 消画) を押します。
13. プロジェクタの上または近くに液体を置
かないでください。プロジェクタ内部に
液体がこぼれると故障の原因になります。
プロジェクタを濡らした場合は、電源
コンセントからプロジェクタを外し、
BenQ にご連絡の上プロジェクタの点検を
ご依頼ください。
安全にお使いいただくために4
はじめに
プロジェクタの特長
このプロジェクタは、高性能な光学エンジン投写技術とユーザー フレンドリな設計を統合
しており、高い信頼性と使いやすさを実現しています。
プロジェクタには次のような特長があります。
• 任意設定のパスワードによる保護機能
• 携帯性に優れたコンパクト設計
• 高品質の手動ズーム レンズ
• 最善の画質で表示するワンキー自動調整機能
• イメージの歪みを補正するデジタル キーストーン補正機能
• データ / ビデオ表示を調整可能なカラー バランス コントロール
• 超高輝度投写ランプ
• 1670 万色の表示能力
• 10 か国語のオンスクリーン メニュー:英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、
スペイン語、ロシア語、中国語 ( 繁体字 )、中国語 ( 簡体字 )、日本語、韓国語
• 消費電力を節約する標準 / 省電力モードの切り替えが可能
• 高画質な AV イメージを提供する強力な AV 機能
•HDTV との互換性 (YPbPr)
注意:投写イメージの明るさは、周辺光の状態およびコントラスト/ 輝度設定によって変わります。
ランプの輝度は、使用しているうちに低下し、製造元の仕様の範囲内で変化する場合があります。
これは正常な動作であり、故障ではありません。
はじめに 5
同梱品
プロジェクタには、PC およびビデオ機器への接続に必要なケーブルが同梱されています。
丁寧に開梱し、次に示すものがすべて揃っていることを確認してください。不足している
ものがある場合は、お買い上げの販売店にご連絡ください。
同梱されている電源コードは本製品を購入された地域で使用できるタイプであり、図の
電源コードとは異なる場合があります。
プロジェクタ 携帯用
リモコンを使用する前につまみを
引き抜いてください。
クイック スタート
ガイド
ユーザーズ ガイド 保証書 ユーザーズ ガイド
リモコンと電池
ソフト ケース
CD
USB ケーブル VGA ケーブル 電源コードと
はじめに6
別売のアクセサリ
1. Macintosh アダプタ
2. 200W ランプ モジュール
3. 天井取り付けキット
プロジェクタの外観
前面 / 上面
盗難防止用
ロック ホール
(Kensington
ロック ホール )
AC 電源コード
差し込み口
通気孔
背面
ビデオ コネクタ
4. Wireless Pro
5. Presentation Plus
6. コンポーネント ビデオ ケーブル
前面アジャスタ ボタン
背面赤外線リモート センサ
外部コントロール パネル
( 詳細については、
8 ページを参照して
ください )
ピント リングおよび
ズーム リング
投写レンズ
前面赤外線リモート センサ
S ビデオ ジャック
USB コネクタ
底面
前面アジャスタ ボタン
前面アジャスタ フット
ランプ ドア
S-Video
USB
オーディオ ジャック
Video
Audio
D-Sub
RGB 信号入力
(PC/YPbPr/YCbCr)
通気孔
背面アジャスタ フット
はじめに 7
操作部および機能
外部コントロール パネル
12
10
9
4
5
1
2
3
1. Power (電源 ) ( 詳細については、17
および 21 ページを参照してください )
プロジェクタのオン / オフを切り替え
ます。
2. Menu (メニュー )
オンスクリーン メニューの開始、保存、
終了を行います。
3. 下 6
4. 上 5
5. 3 左
6. 右 4
スクリーン メニューの表示中は、2 ~
6 のボタンを使用してメニュー項目の
選択および調整を行います。詳細に
ついては、23 ページを参照してくだ
さい。
スクリーン メニューを表示していない
場合、3 左 / 右 4 ボタンは、キース
トーン -/+ のホット キーとして機能し
ます。詳細については、19 ページを
参照してください。
7. Source (ソース ) ( 詳細については、
18 ページを参照してください )
入力信号を RGB/YPbPr、ビデオまたは
S ビデオの順に選択します。
8. Auto (自動 ) ( 詳細については、19 ペー
ジを参照してください )
表示画像に最適な写真の設定を自動的
に決定します。
はじめに8
13
11
6
7
8
9. 電源インジケータ ライト (詳細につい
ては、33 ページを参照してください )
プロジェクタの動作中に点灯または
点滅します。
10. 温度警告ライト (詳細については、33
ページを参照してください )
プロジェクタの温度が異常に高くなる
と赤く点滅します。
11. ランプ インジケータ ライト (詳細に
ついては、33 ページを参照してくだ
さい )
ランプの状態を表示します。ランプに
問題が発生した場合に点灯または点滅
します。
12. ズーム リング (詳細については、
20 ページを参照してください )。
画像のサイズを調整します。
13. ピント リング (詳細については、
20 ページを参照してください )。
投写イメージの焦点を調整します。
リモコンの説明
I
I
電源
/
II
一時停止
Page Up ( 上のページへ )/
Page Down
( 下のページへ )
5 上
Auto ( 自動 )
3 左 / 右 4
Source ( ソース )
Menu ( メニュー )
6 下
AUTO
Auto ( 自動 )
Blank ( 消画 )
Preset ( プリセット )
Keystone
( キーストーン )
機能 説明
I
I
電源 プロジェクタのオン /オフを切り替えます。詳細については、
17 および 21 ページを参照してください。
一時停止 一時停止ボタンを押すと、イメージが一時停止します。スクリーン
/
II
の右下隅に一時停止アイコンが表示されます。一時停止を解除する
には、一時停止ボタンをもう一度押すか、[Source] (ソース )
ボタンを押して入力ソースを切り替えます。
5 上、Menu (メニュー )
3 左 / 右 4、6 下
AUTO
自動キーストーン
Keystone
( キーストーン )
Page Up
( 上のページへ )/
Page Down
( 下のページへ )
メニュー項目の選択および調整に使用します。詳細については、
23 ページを参照してください。
投写角度によって生じる台形の歪みを自動的に修正します。
詳細については、19 ページを参照してください。
投写角度によって生じる画像の歪みを手動で修正します。詳細に
ついては、19 ページを参照してください。
この機能を使用する前に、プロジェクタと PC またはノートブック
PC を USB ケーブルで接続します。[Page Up] (上のページへ )/
[Page Down] (下のページへ )
を押すと、Power Point のプレ
ゼンテーションでページの前後の移動を操作できます。
Auto ( 自動 ) 表示画像に最適な写真の設定を自動的に決定します。詳細につい
ては、19 ページを参照してください。
Source ( ソース ) 入力信号を RGB、コンポーネント ビデオ、S ビデオまたはビデオの
順に選択します。詳細については、18 ページを参照してください。
Blank ( 消画 ) イメージを非表示にします。詳細については、21 ページを参照し
てください。
Preset ( プリセット ) 選択した入力信号によって、数種類のピクチャ設定オプションが
あります。ビビッド モード、プレゼンテーション モード、ゲーム
モード、ビデオ モード、シネマ モード、省電力モードです。詳細
については、24 ページを参照してください。
はじめに 9
リモコンの有効範囲
赤外線 (IR) リモコン センサは、プロジェクタの前面と背面にあります。リモコンを正し
く機能させるには、プロジェクタの IR リモコン センサから 30 度以内でリモコンを使用
する必要があります。リモコンとセンサの間の距離は、6 メートル (19.5 フィート ) を超
えないようにしてください。
6M
リモコン操作に関する注意:
リモコンとプロジェクタの間に赤外線を遮断する障害物がないかどうか確認してください。
リモコンが動作しなくなった場合や、有効範囲が狭くなった場合は、新しい電池に交換してください。
電池の取り付けと交換
1. 電池ケースを引き出します。
2. 新しい電池をケースに挿入します。
3. ケースをリモコンに押し込みます。
高温多湿の場所に置かないでください。交換方法が
不適切だと、リモコンが破損したり、周囲のものが
破損する原因となる場合があります。
使用済みの電池は、同じタイプの電池か、メーカー
が推奨する同等タイプの電池と交換してください。
また、使用済みの電池はメーカーの指示に従って
処分してください。
電池を火中に投入しないでください。
電池が使用できなくなった場合や、リモコンを長期間使用しない場合は、電池を取り出しておいて
ください。そのままにしておくと、電池収納部に液漏れすることがあります。
はじめに10