Benq W1700M, W1720, HT2550M User Manual [ja]

デジタル プロジェクター
取扱説明書
CineHome シリーズ I W1700M/W1720/HT2550M
V 1.02

保証と著作権について

限定保証
保証を受ける際には、購入日の証明が必要となります。保証期間中に本製品に瑕疵があるこ とが判明した場合、BenQ の全責任と、お客様に対する全面的な補償は、瑕疵のある部品の交
換(工賃を含む)に限られます。保証サービスを受ける場合は、製品を購入した販売店に直 ちに連絡してください。
重要:お客様が BenQ の文書による指示に従わずに操作を行った場合はこの保証は無効となり ます。特に本製品は環境湿度 10% から 90% の間、温度 0°C から 35°C の間、高度 4920 フィー ト以下の環境でご使用になり、ホコリが立ちやすい場所での使用はお止めください。この保
証により、お客様には特定の法的権利が与えられます。また、在住している国によっては、 お客様にその他の権利が与えられることもあります。
詳細は、弊社ホームページ www.BenQ.com をご覧ください。
著作権
Copyright 2021 by BenQ CorporationAll rights reserved。本書のいかなる部分も、BenQ Corporation の事前の書面による同意なく、電子的、機械的、磁気的、光学的、化学的、手動
その他の手段を問わず、複製、転載、改変、検索システムへの保存、他言語またはコン ピュータ言語への翻訳を行うことはできません。
おことわり
BenQ Corporation は、明示的または暗示的を問わず、本書の内容に関して、特に保証、商業 的可能性、特定目的への適合性に関しては、いかなる表明または保証もいたしません。さら
に、BenQ コーポレーションは本書を改定する権利と、このような改定や変更についていかな る人物に対しても通知する義務を負うことなく内容を変更できる権利を有しています。
*DLPDigital Micromirror Device、および DMD は、Texas Instruments の商標です。その他の著 作権は各社または各組織に帰属します。
特許
BenQ プロジェクターの特許については、http://patmarking.benq.com/ をご覧ください。
2
保証と著作権について
目次
保証と著作権について ........................................................................................................... 2
安全にお使いいただくために ................................................................................................ 4
はじめに ................................................................................................................................. 7
パッケージ内容 ........................................................................................................................................ 7
プロジェクター外観ビュー ................................................................................................................. 8
制御装置および機能 ...............................................................................................................................9
プロジェクターの配置 ......................................................................................................... 11
設置場所の選択 ......................................................................................................................................11
スクリーンサイズの調整.................................................................................................................... 12
プロジェクターの取り付け ...............................................................................................................13
投写画像の調整 ......................................................................................................................................14
接続 ....................................................................................................................................... 16
操作 ....................................................................................................................................... 18
プロジェクターの起動 ........................................................................................................................18
メニューの使用方法............................................................................................................................. 20
プロジェクターの保護 ........................................................................................................................ 21
入力信号の切り替え .............................................................................................................................23
プロジェクターをシャットダウンする ........................................................................................23
直接電源オフ ..........................................................................................................................................23
メニューの操作 .................................................................................................................... 24
メニュー システム ................................................................................................................................24
ピクチャメニュー .................................................................................................................................27
表示メニュー ..........................................................................................................................................31
設置メニュー ..........................................................................................................................................32
システム設定:基本メニュー ..........................................................................................................33
システム設定:詳細メニュー........................................................................................................... 35
情報メニュー ..........................................................................................................................................37
メンテナンス ........................................................................................................................ 38
プロジェクターのお手入れ ...............................................................................................................
ライト使用時間に関する情報........................................................................................................... 39
トラブルシューティング ..................................................................................................... 45
仕様 ....................................................................................................................................... 46
プロジェクターの仕様 ........................................................................................................................46
外形寸法 ....................................................................................................................................................47
タイミングチャート............................................................................................................................. 48
38
目次
3

安全にお使いいただくために

お使いのプロジェクターは、情報テクノロジーデバイスの最新の安全規格に適合するように 設計され、テストされています。ただし、本装置を安全にご使用いただくために、このガイ ドおよび装置のマークに記載されている指示に従ってください。
1. プロジェクターを操作する前に、この取 扱説明書をお読みください。またいつで も参照できるように、手の届く場所に保 管しておいてください。
2. 動作中は、プロジェクターのレンズを覗 き込まないでください。 強い光線なので、
視力障害を引き起こす恐れがあります。
3. 点検修理については、サポートセンター にお問い合わせください。
5. 電源コード
- 付属の電源コード以外のものは使用しないでく ださい。
- 付属した電源コードは本機以外の電気機器等で
は使用できません。
- 機器の安全確保のため、機器のアースは確実に 接続し、使用してください。アースの接続は、 必ず電源プラグをコンセントに差し込む前に 行ってください。また、アースを外す場合は、 必ず電源プラグをコンセントから抜いてから 行ってください。
6. プロジェクターが作動しているときに投 写レンズを物体で塞ぐと、それが過熱し て変形したり、火災の原因となったりし ます。一時的にランプをオフにするには、 ECO BLANK をお使いください。
4. ランプは、動作中に非常に高温になりま す。ランプ部を取り外して交換する場合 は、プロジェクターの電源を切ってから
45 分間ほど放置して、プロジェクターを 常温に戻してください。
4
安全にお使いいただくために
7. ランプは定格寿命より長く使用しないで
ください。ごくまれですが、定格寿命よ り長く使用すると、ランプが破裂するこ とがあります。
8. ランプ部や電子部品の交換は、必ずプロ ジェクターの電源プラグを抜いてから 行ってください。
9. 本製品は安定した場所に設置してくださ い。本製品が落下して、破損する恐れが あります。
10. 本装置のキャビネットは開けないでくだ さい。内部には危険な電圧が流れており、 触れると死に至る場合もあります。お客 様ご自身で補修できるパーツは、専用の 取り外し可能なカバーが付いたランプ部 分だけです。
いかなる状況においても、これ以外のカ バーをご自身で取り外そうとしないでく ださい。修理はサポートセンターにお問 い合わせください。
12. 使用時は必ず装置を水平な平面上に置い てください。
- 左右の傾きが 10°、または前後の傾きが 15° を超 える状態で使用しないでください。完全に水平
になっていない状態でプロジェクターを使用す ると、ランプが故障したり破損したりすること があります。
13. 装置を縦向きにしないでください。縦向 きにするとプロジェクターが倒れ、けが をしたり、プロジェクターが破損したり する恐れがあります。
14. 装置の上に乗ったり、物を置いたりしな いでください。装置が物理的に破損する だけでなく、事故やけがの原因になり ます。
11. 通気孔をふさがないでください。
- 本製品をブランケットなどの寝具類、または他
の柔らかい物の上に置かないでください。
- 本製品の上に布などをかぶせないでください。
- プロジェクターの近くに可燃物を置かないでく
ださい。
通気孔がふさがれると、プロジェクター の内部が過熱し、火災が発生することが あります。
15. プロジェクターが作動しているときには、 通気孔から熱風と臭気を感じる場合があ ります。これは正常な状態であり、製品 の欠陥によるものではありません。
安全にお使いいただくために
5
16. プロジェクターの上または近くに液体を
3000 メートル
0 メートル
0 フィート)
置かないでください。プロジェクター内 部に液体がこぼれると故障の原因になり ます。プロジェクターが濡れてしまった 場合は、電源コンセントを抜いて、BenQ
に補修を依頼してください。
17. 本製品を天井に取り付けて、イメージを 反転投写することができます。
リスクグループ 2
1. ランプとランプ システムの光生物学的安 全分類によると、この製品はリスクグ
ループ 2IEC 62471-5:2015 とされてい ます。
2. この製品からは、光放射が放出される可 能性があります。
3. 作動中のランプを見つめないでください。 視覚障害を起こす可能性があります。
4. 他の光源同様、直接光線を見つめること はお止めください。
18. この装置は接地されていなければなりま せん。
19. 次の場所に装置を置かないでください。
- 通気が不十分な場所または密閉されている場所。
壁との間隔を 50 cm 以上空けて、プロジェク ターの周辺の風通しをよくしてください。
- 窓を締め切った車内など、非常に高温になる 場所。
- 非常に湿度が高い場所、ほこりの多い場所、タ バコの煙にさらされる場所。このような場所に 置くと、光学部品が汚れ、プロジェクターの寿 命が短くなり、画像が暗くなります。
- 火災報知器に近い場所。
- 周辺温度が 40°C/ 104°F を超える場所。
- 高度が 3000 メートル(10000 フィート)を超え
る場所。
Hg - このランプの中には水銀が入っています。各自治 体の回収規則にしたがってください。詳細は、
www.lamprecycle.org をご覧ください。
6
安全にお使いいただくために

はじめに

パッケージ内容

丁寧に開梱し、次に示すものがすべて揃っていることを確認してください。不足しているも のがある場合は、お買い上げの販売店にご連絡ください。
標準アクセサリ
プロジェクター リモコン(電池付き) 電源コード
クイックスタートガイド
同梱のアクセサリ類は日本仕様のものであり、本書の図とは異なる場合があります。
• * 保証書は特定地域でしか提供しておりません。詳細は、本製品を購入された販売店へお問い合わせく
ださい。
取扱説明書 CD 保証書 *
オプション アクセサリ
1. スペアランプキット
2. 天井取り付けキット
3. BenQ QCast Mirror
4. BenQ 3D メガネ
リモコンの電池の交換
1. 図に示すとおり、電池カバーを一旦押してからスラ イドさせます。
2. 古い電池を取り出して(該当する場合)、2 個の AAA
(単 4)電池を挿入します。図に示すとおり、極性に
注意してください。
3. 電池カバーをカチッという音がするまでスライドして元に戻してください。
リモコンや電池は台所、浴室、サウナ、サンルーム、車内など高温多湿の場所に放置しないでください。
電池メーカーが推奨するものと同じか、または同種の電池以外は使用しないでください。
また、使用済みの電池は各自治体の回収規則にしたがって廃棄してください。
電池を火の中に投げ込まないでください。爆発の危険性があります。
電池が完全に消耗してしまったり、またはリモコンを長期間使用しないときには、漏電によりリモコン
のコントロール部分が破損しないように電池は外しておいてください。
はじめに
7

プロジェクター外観ビュー

7
6
17
3
19
3
3
8
3
3
5
4
19
19
3
3
3
19
19
20
19
18
1
2
10
11 1213 14 15 16
9
1. ランプカバー
2. 通気口(排気口)
3. 高さ調整脚
4. 投写レンズ
5. 赤外線リモートセンサー
6. 外部コントロールパネル
9 ページの制御装置および機能を参照し
てください。)
7. フォーカスおよびズームリング
8. 通気口(吸気口)
9. オーディオ入力ジャック
オーディオ出力ジャック
10. RGB (PC) 信号入力ジャック
11. HDMI 入力ポート(バージョン 2.0
12. HDMI 入力ポート(バージョン 1.4a
13. USB Mini-B ポート(ファームウェアのアッ
プグレード)
14. RS-232 制御ポート
15. USB Type-A ポート(1.5 A 電源)
16. 12V DC 出力端子
電動スクリーンやライト コントロールな どの電子デバイスを機能させます。
17. AC 電源ジャック
18. Kensington 盗難防止用ロックスロット
19. 天井取り付け穴
20. 盗難防止セキュリティバー
8
はじめに

制御装置および機能

8 9
10
6 7
1 2
5
4
3
本書で説明するキーはすべて、リモコンまた はプロジェクターにあります。
プロジェクターとリモコン
1. POWER(電源インジケーターライト)/ TEMP(温度警告ライト)/LAMP(ラン
プインジケーターライト)
44 ページのインジケーターを参照してく
ださい。)
2. 電源
スタンバイと電源オンの状態を切り替え ます。
ON/ OFF
スタンバイと電源オンの状態を切り替え ます。
3. OK
選択したオン スクリーン ディスプレイ (OSD) メニューのアイテムを確定します。
11
2
12
15
7
3
5
17
19
21
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23
2
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14
16
10
4
8
18
20
9
4. MENU
オン スクリーン ディスプレイ (OSD) メ ニューをオンにします。
5. BACK
前の OSD メニューに戻ったり、終了して メニュー設定を保存します。
6. 赤外線リモートセンサー
7. 矢印キー( 、 、 、 )
オンスクリーン ディスプレイ (OSD) メ ニューが有効な場合、これらのキーを方
向指示のボタンとして使用し、メニュー 項目の選択や調整を行います。
台形補正キー( ) 台形補正ページが表示されます。
ボリュームキー /
プロジェクターの音量を調整します。
8. SOURCE
ソース選択バーを表示します。
9. ECO BLANK
スクリーン画像を消すために使用します。
投写中に投写レンズを他の物体で覆わない でください。その物体が過熱し、火災の原 因となり危険です。
はじめに
9
10. MODEPIC MODE
+
3
0
º
+
3
0
º
18. DETAIL ENHANCER、 LUMI EXPERT
画像設定モードを選択します。
11. LIGHT
リモコンのバックライトを数秒間オンに します。バックライトを点灯させたまま にするには、バックライトがオンの状態 で他のキーを押します。再びこのキーを 押すとバックライトがオフになります。
12. 3D
3D メニューを表示します。
13. LIGHT MODE
モードの中から適切なランプ電源を選択 します。
14. DYNAMIC IRIS
このモデルでは、この機能はご使用いた だけません。
15. 台形補正キー
台形補正メニューが表示されます。
このモデルでは、この機能はご使用いた だけません。
19.
プロジェクターの音声をオン / オフに切り 替えます。
20. ボリュームキー /
プロジェクターの音量を調整します。
21. HDMI CEC 対応機器コントロール キー 戻る、 一時停止、 次へ、 戻る、
再生、 早送り、 中止)
このモデルでは、この機能はご使用いた だけません。
22. SOUND MODE
サウンドモード メニューを表示します。
23. 画質調整キー(BRIGHTCONTRAST
SHARPCOLOR TEMPCOLOR MANAGEGAMMA
16. HDR
HDR メニューを表示します。
適切な画質に調整するための設定バーが 表示されます。
17. CINEMAMASTER
CinemaMaster メニューを表示します。
30 ページの CinemaMaster を参照してくだ
さい。
リモコンの有効範囲
リモコンはプロジェクターの IR リモコン センサーに対して垂直に 30 度以内の角度に持たな ければ、正しく作動しません。リモコンとセンサーの距離は、8 メートル(~ 26 フィート)以 内でなければなりません。
リモコンとプロジェクターの IR センサーの間に障害物があると、赤外線光線が届かない場合 があります。
正面からプロジェクターを操作する 上からプロジェクターを操作する
10
はじめに

プロジェクターの配置

設置場所の選択

プロジェクターの設置場所を決める際には、次のことに配慮してください。
スクリーンのサイズと位置
コンセントの位置
プロジェクターとその他のデバイスの間の位置と距離
このプロジェクターは、次の方法で設置できます。
1. 正面 プロジェクターをスクリーンの正面に置いた
テーブルに設置します。これが最も一般的な 設定です。
2. 天井正面投写 プロジェクターを上下逆さにスクリーン正面
の天井に取り付けます。この方法で設置する 場合は、BenQ プロジェクター天井取り付け
キットをご購入ください。
3. 天井背面投写 プロジェクターを上下逆さにスクリーン背面
の天井に取り付けます。専用の背面投写スク リーンと BenQ プロジェクター天井取り付け
キットが必要です。
4. 背面 プロジェクターをスクリーン背面に置いた机
の上に設置します。専用の背面投写スクリー ンが必要です。
プロジェクターの電源を入れた後、設置 > プロジェクターの設置を選択して / を押し、設 定を選択します。
プロジェクターの配置
11

スクリーンサイズの調整

投写距離
レンズ中央
画面対角 16:9 スクリーン
縦オフセット
投写距離、ズーム設定、ビデオフォーマットにより投写画面サイズは変化します。
投写サイズ
スクリーンの縦横比は 16:9、投写画像の縦横比は 16:9
スクリーンサイズ
対角
インチ
30 762 374 664 996 1046 1096 37
40 1016 498 886 1328 1395 1461 50
50 1270 623 1107 1660 1743 1826 62
60 1524 747 1328 1992 2092 2192 75
70 1778 872 1550 2324 2441 2557 87
80 2032 996 1771 2657 2789 2922 100
90 2286 1121 1992 2989 3138 3287 112
100 2540 1245 2214 3321 3487 3653 125
110 2794 1370 2435 3653 3835 4018 137
120 3048 1494 2657 3985 4184 4383 149
130 3302 1619 2878 4317 4533 4749 162
140 3556 1743 3099 4649 4881 5114 174
150 3810 1868 3321 4981 5230 5479 187
160 4064 1992 3542 5313 5579 5844 199
170 4318 2117 3763 5645 5927 6210 212
180 4572 2241 3985 5977 6276 6575 224
190 4826 2366 4206 6309 6625 6940 237
200 5080 2491 4428 6641 6973 7306 249
210 5334 2615 4649 6973 7322 7671 262
220 5588 2740 4870 7306 7671 8036 274
230 5842 2864 5092 7638 8019 8401 286
240 6096 2989 5313 7970 8368 8767 299
250 6350 3113 5535 8302 8717 9132 311
260 6604 3238 5756 8634 9066 9497 324
270 6858 3362 5977 8966 9414 9862 336
280 7112 3487 6199 9298 9763 10228 349
290 7366 3611 6420 9630 10112 10593 361
300 7620 3736 6641 9962 10460 10958 374
mm
(mm) (mm)
(最大ズーム) (最小ズーム)
スクリーンからの距離 (mm)
最短
平均
最長
縦オフセット
(mm)
たとえば、120 インチのスクリーンを使用する場合は、推奨する投写距離は 4184 mm となり ます。
測定した投写距離が 520 cm であったとき、「スクリーンからの距離 (mm) 欄の最も近い値は 5230 mm になります。同じ列を見ると、150 インチ(約 3.81 m)が必要なスクリーンであるこ とが分かります。
12
プロジェクターの配置
投写品質を高めるために、グレイでないセルの値で投写するようお勧めします。 グレイのセルの値は参
238.12
83.48
168.69
21.51
天井取り付けネジ:M4
単位:mm
照用です。
測定値はすべておよその値であり、実際のサイズにより変わります。 プロジェクターを一定場所に固定する予定であれば、設置を行う前に実際にプロジェクターを使って投 写サイズと距離を測っておかれるようお薦めします。このように準備しておくことによって、プロジェ クターを最適な位置に固定することができます。

プロジェクターの取り付け

プロジェクターを取り付ける場合は、BenQ プロジェクター専用の取り付けキットをお使いに なり、しっかりと確実に設置してください。
BenQ プロジェクター以外の取り付けキットをお使いになると、ゲージやネジの長さが正確で ないためプロジェクターが正しく固定されず落下してしまう恐れがあります。
プロジェクターを取り付ける前に
• BenQ プロジェクター専用取り付けキットは、BenQ プロジェクターを購入されたショップで ご購入いただけます。
また別途 Kensington ロックをお求めになり、プロジェクターの Kensington ロックスロットと 取り付けブラケットのベースをセキュリティケーブルでしっかりと繋いでおくことをお薦め
します。このようにしておくと、万一天井取り付けブラケットが緩んでしまった場合にも、 プロジェクターを補助的に支えることができます。
プロジェクターの取り付けは、販売店にご依頼ください。お客様ご自身でプロジェクターを 取り付けると、落下するなどしてケガの原因となります。
地震などの際にプロジェクターが落下しないように、正しい手順で設置してください。
• BenQ 製以外の取り付けキットを使用して取り付けた場合は、製品が故障しても保証の対象
となりませんのでご注意ください。
天井に取り付ける場合は、周囲の温度にご注意ください。ヒーターを使用する場合は、天井 周辺の温度が予想以上に高くなる場合があります。
トルク範囲については、取り付けキットの取り扱い説明書をお読みください。推奨範囲を超 えてトルクを締め付けると、プロジェクターの故障の原因となり、結果的に落下する場合が あります。
いつでも簡単にプロジェクターをシャットダウンできるように、コンセントが手に届く位置 にあるか確認してください。
天井取り付け図
プロジェクターの配置
13

投写画像の調整

投写角度の調整
プロジェクターが床に対して水平な場所に設置されていない場合、またはスクリーンとプロ ジェクターが垂直に設置されていない場合は、投写画像が台形になります。
投写角度を調整してください。
1. クイックリリース ボタンを押して、プロジェクターの手前部分を持ち上げます。画像が正 しい位置に表示されたら、クイックリリース ボタンを放してその位置でロックします。
2. 水平角度を微調整するには、後方調整脚で行います。
脚を収納するには、クイックリリース ボタンを押しながらプロジェクターを持ち上げて、そ の後でプロジェクターをゆっくりと降ろします。後部調整脚を逆方向に回します。
スクリーンとプロジェクターが互いに垂直でない場合、投写イメージは縦方向に台形になり ます。このような問題を補正する方法については、15 ページの台形の補正を参照してくださ
い。
ランプが点灯しているときには絶対にレンズを覗かないでください。ランプからは強い光が発されてお り、目を傷つける場合があります。
クイックリリース ボタンは熱風が出る排気口の近くにありますので、このボタンを押すときには注意し てください。
画像の自動調整
場合によっては、画質を最適化する必要が生じることもあります。これを実行するには、表 示 > PC の調整メニューに進み、自動を選択します。組み込みのインテリジェント自動調整機
能により周波数およびクロックの値が再調整され、3 秒以内に最適な画質が得られます。
下図のように、現在のソース情報がスクリーンの隅に 3 秒間表示されます。
この機能は PC 信号(アナログ RGB)が選択されている場合にしか使用できません。
14
プロジェクターの配置
画像サイズと明瞭さの微調整
/ を押し
ます。
/ を押し ます。
1. 投写されたイメージのサイズを調整する には、ズームリングを使用します。
2. フォーカスリングを回して焦点を合わせ ます。
台形の補正
台形補正とは、まっすぐに投写されなかったために、投写画像の上部または下部のいずれか が明らかに長くなってしまう状態のことです。
これを自動補正するには:
1. プロジェクターの / か、リモコンの // を押します。
2. 台形補正補正ページが表示されたらプロジェクターの MODE キーを 2 秒間押すと、台形
歪みが自動的に補正されます。
これを手動で補正するには:
1. プロジェクターの / か、リモコンの // を押します。
2. 台形補正ページが表示されたら、 / を押して画像上部の台形歪みを補正します。 /
を押すと、画像の下部の台形歪みが補正されます。
プロジェクターの配置
15
接続
A/V デバイス
オーディオ ケーブル
HDMI ケーブル VGA ケーブル
1
2
3
スピー
スピ
1 32 2
1
1
ノートブックまたはデスクトップ コンピュータ
スピーカー
信号ソースをプロジェクターに接続する際には、次の点を確認してください。
1. 接続を行う前にすべてのデバイスの電源をオフにします。
2. 各ソースに正しい信号ケーブルを使用します。
3. ケーブルがしっかり差し込まれていることを確認します。
上に示す接続図のケーブルは、本機に付属していません(詳細は、7 ページのパッケージ内容を参照し
てください)。ケーブルはお近くの電気店でお求めください。
接続図は参照用です。プロジェクターの背面にある接続ジャックは、プロジェクターのモデル毎に異な ります。
多くのノートブックでは、プロジェクターを接続すると外付けビデオポートはオンになりません。通常 は FN + モニターの記号が付いた機能キーを同時に押すと、外付けディスプレイをオン / オフにすること
ができます。FN と記号が記された機能キーを同時に押します。ノートブックのキーの組み合わせについ ては、ノートブックの説明書をお読みください。
正しいビデオソースが選択されているにもかかわらず、電源をオンにしても選択したビデオイメージが 表示されない場合は、ビデオソースの電源がオンになっていて正しく動作していることを確認してくだ さい。また信号ケーブルが正しく接続されていることを確認します。
いずれかの方法でプロジェクターとビデオソース装置を接続してください。ただし、方法に よってビデオ品質が異なります。
HDMI 1(バージョン 2.0
HDMI 2(バージョン 1.4a
端末 画質
最高
かなり良い
16
接続
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