Benq HT2050 User Manual [ja]

HT2050
デジタル プロジェクタ ホームシネマシリーズ
ユーザー ガイド
目次
安全のためのご注意...................3
概要...................................................6
パッケージ内容 ...................................... 7
標準アクセサリ ........................................... 7
オプション アクセサリ ............................ 7
プロジェクター外観ビュー ...............8
制御装置および機能............................. 9
コントロール パネル................................. 9
リモコン....................................................... 10
設置................................................ 12
設置場所の選択 ....................................12
スクリーンサイズの調整..................13
投写サイズ .................................................. 13
投写レンズの縦シフト............................14
接続................................................ 15
ビデオ装置の接続................................16
HDMI デバイスの接続.............................16
コンポーネントビデオデバイスの
接続 ................................................................ 17
ビデオ デバイスの接続 .......................... 17
コンピュータの接続 ................................ 18
操作................................................ 19
プロジェクターの起動 ......................19
プロジェクターの終了 ......................21
プロジェクターの保護 ......................21
セキュリティケーブルロックの
使い方............................................................21
パスワード機能を使用する .................. 21
入力ソースの選択................................24
入力ソースの名前変更............................25
投写画像の調整 ....................................25
投写角度の調整 .........................................25
イメージの自動調整 ................................ 26
画像サイズと明瞭さの微調整 ..............26
キーストーンの補正.................................27
メニュー機能 ..............................28
OSD メニューについて .................... 28
基本 OSD メニューを使う............... 30
基本 OSD メニュー - 入力信号接続 ...30 基本 OSD メニュー - 入力信号接続
なし.................................................................33
詳細設定 OSD メニューを使う ..... 34
ピクチャメニュー .....................................35
オーディオ設定メニュー........................39
ディスプレイメニュー ............................40
システム設定: 基本メニュー ..............42
システム設定: 詳細メニュー ..............43
情報メニュー ..............................................45
詳細設定 OSD メニューの構造............46
メンテナンス ..............................48
プロジェクターのお手入れ............. 48
ランプについて.................................... 49
ランプ時間を知るには ............................49
ランプ寿命を延長する ............................49
ランプを交換する時期 ............................50
ランプの交換 ..............................................51
インジケーター.................................... 53
問題を解決する.................................... 55
仕様 .......................................................... 56
プロジェクターの仕様 ............................56
外形寸法........................................................57
天井取り付け ..............................................57
タイミング表 ..............................................58
保証と著作権について............64
保証 .......................................................... 64
著作権...................................................... 64
おことわり............................................. 64
2 目次

安全のためのご注意

3000
メートル (10000
フィート)
0 m
お使いのプロジェクターは、情報テクノロジー機器の最新の安全規格に適合するように設計さ れ、テストされています。ただし、本装置を安全にご使用いただくために、このガイドおよび 装置のマークに記載されている指示に従ってください。
1. プロジェクターを操作する前に、このユーザーガ イドをお読みください。 本書は必要なときにいつ
でも参照できるように、安全な場所に保管してお いてください。
2. 使用時は必ず装置を水平な平面上に置いてくだ さい。
- 本製品を不安定なカート、スタンド、テーブル
に置かないでください。製品が落ちてケガをし たり、製品が故障したりする場合があります。
- プロジェクターの近くに可燃物を置かないでく
ださい。
- 左右の傾きが 10°、または前後の傾きが 15° を超
える状態で使用しないでください。
4. 次の場所に装置を置かないでください。
- 通気が不十分な場所または密閉されて
いる場所。壁との間隔を 50 cm 以上空 けて、プロジェクターの周辺の風通し
をよくしてください。
- 窓を締め切った車内など、非常に高温 になる場所。
- 非常に湿度が高い場所、ほこりの多い 場所、タバコの煙にさらされる場所。 このような場所に置くと、光学部品が 汚れ、プロジェクターの寿命が短くな り、画像が暗くなります。
- 火災報知器に近い場所。
- 周辺温度が 35°C/ 95°C を超える場所。
- 高度が 3000 メートル(10000 フィー
ト)を超える場所。
3. 装置を縦向きにしないでください。縦向きにする と、プロジェクターが倒れ、けがをしたり損傷す る恐れがあります。
安全のためのご注意
3
5. プロジェクター動作中に通気孔をふさがない でください(スタンバイモードでも同様)。
- 本製品の上に布などをかぶせないでくだ
さい。
- 本製品をブランケットなどの寝具類、また
は他の柔らかい物の上に置かないでくだ さい。
9. 動作中は、プロジェクターのレンズを覗き込 まないでください。目を傷つける場合があり ます。
6. メインの電源電圧が ±10 ボルト程度の変動が ある場所では、プロジェクターを電源安定化
装置、サージプロテクタ、あるいは UPS の いずれかに接続されるようお薦めします。
7. 装置の上に乗ったり、物を置いたりしないで ください。
8. プロジェクターの上または近くに液体を置か ないでください。万一プロジェクター内部に 液体が入った場合は、直ちに電源を切り、電 源プラグをコンセントから抜いて、お買い上 げの販売店、又はサポートセンターへご相談 ください。
10. ランプは定格寿命より長く使用しないでくだ さい。ごくまれですが、定格寿命より長く 使用すると、ランプが破裂することがあり ます。
11. ランプは、動作中に非常に高温になります。 ランプ部を取り外して交換する場合は、プロ ジェクターの電源を切ってから 45 分間ほど
放置して、プロジェクターを常温に戻してく ださい。
12. プロジェクターが完全に冷却され、電源から コードを外すまでは、絶対にランプ部品を 交換しないでください。
4
安全のためのご注意
13. 本製品を天井に取り付けて、イメージを反転 投写することができます。BenQ の天井取り
付けキットを使用してください。
プロジェクターの天井取り 付け
プロジェクターを天井に取り付ける場合は、BenQ プ ロジェクター専用天井取り付けキットをお使いになり、
しっかりと確実に設置してください。
BenQ プロジェクター以外の天井取り付けキットをお 使いになると、ゲージやネジの長さが正確でないため
プロジェクターが正しく固定されず落下してしまう恐 れがあります。
BenQ プロジェクター専用天井取り付けキットは、 BenQ プロジェクターを購入された販売店でお買い求
めいただけます。また別途 Kensi ngton ロックをお求め になり、プロジェクターの Kensi ngton ロックスロット と天井取り付けブラケットのベースをセキュリティ
ケーブルでしっかりと繋いでおくことをお薦めします。 このようにしておくと、万一天井取り付けブラケット が緩んでしまった場合にも、プロジェクターを補助的 に支えることができます。
14. 本装置のキャビネットは開けないでください。 内部には危険な電圧が流れており、触れると 死に至る場合もあります。お客様ご自身で補 修できるパーツは、ランプのみです。詳細は
51 ページを参照してください。
いかなる状況においても、これ以外のカバー をご自身で取り外そうとしないでください。 修理はサポートセンターにお問い合わせくだ さい。
15. 点検修理については、サポートセンターにお 問い合わせください。
結露
寒い場所から暑い場所へプロジェクターを移 動させた後は、すぐには装置を操作しないで ください。このように温度が急激に変化した 状態では、重要な内部部品が結露する場合が あります。プロジェクターの故障の原因とな りますので、このような状態では最低でも
2 時間以上経過してから装置を使用してくだ さい。
揮発性液体の使用の禁止
殺虫剤やある種のクリーナーなどの揮発性液 体を装置の近くで使用しないでください。 ゴムやプラスチック製品などを長時間装置に 触れたままの状態で放置しないでください。 装置に痕が残ってしまいます。化学薬品を染 み込ませた布で装置を拭く場合は、本書に記 載される安全のための指示にしたがってくだ さい。
処理
本装置には人体や環境に有害な素材が使用さ れています。
リード(はんだに使用されています)
水銀(ランプに使用されています)
製品や使用済みランプを処理する方法につい ては、各自治体の回収規則にしたがってくだ さい。
将来搬送が必要な場合に備えて、元の梱包材料は 捨てずに保管しておいてください。使用後にプロ
ジェクターを梱包する必要がある場合は、搬送中 に製品が破損しないように投写レンズを適切な位 置に調整し、レンズをレンズクッションで保護し、 さらにレンズクッションとプロジェクタークッ ションをぴったりとくっつけてください。
安全のためのご注意
5
概要

プロジェクターの特長

• HD に完全対応
このプロジェクターは標準精度 TV (SDTV) 480i576iEDTV (Enhanced Definition television) 480p576p、および高精度 TV (HDTV) 720p1080i/p 60Hz フォーマット、真の 1:1 再現を実 現する 1080p フォーマットと互換性があります。
高画質
このプロジェクターは高解像度、高度なホームシアター輝度、高コントラスト、鮮明な色、 優れたグレイスケール再現により、高画質な画像を提供します。
高輝度
このプロジェクターにはさまざまな照明状況でもすぐれた性能を発揮できるよう、超高輝 度機能が備えられています。
鮮明な色再現
このプロジェクターには 6 セグメントカラーホイールが備わっており、これ以下のセグメ ントのカラーホイールでは実現できないリアルな色合いと色域を実現します。
優れたグレイスケール
このプロジェクターを暗い部屋で使用する場合は、自動ガンマコントロールによりシャド ウの詳細や夜または暗いシーンの詳細を優れたグレイスケールで表示します。
壁スクリーン補正
黒板や白以外でペイントされた壁に画像を投写するような場合は、入力源の色と投写画像 の色の違いを補正するために壁スクリーン補正機能を使うことができます。
デュアル OSD
異なる使用状況に合わせて、2 種類の OSD メニューが用意されています:直感的で簡単な 基本 OSD、詳細設定まで揃った 詳細設定 OSD。
多様な入力機能とビデオフォーマット
このプロジェクターにはコンポーネント ビデオ、コンポジット ビデオ、パソコン(Mac や PC)、HDMI ソースなどさまざまな入力機器と接続できます。また、自動スクリーンや環境 照明システムと接続することで出力が作動します。
• ISF 認証キャリブレーションコントロール
優れた性能を提供するために、今プロジェクターには OSD メニューから ISF NIGHT モード と ISF DAY モードの設定を行うことができます。これらは認証された ISF 設置技術者のプロ フェッショナルなキャリブレーションサービスを必要とします。
• 3D 機能
HDMI を介して画像に深さをつけることにより、3D ムービー、動画、スポーツ イベントを よりリアルに楽しむことができます。
チャンバースピーカー内蔵
オーディオ入力接続によりミックスモノラルオーディオ対応のスピーカー内蔵。
感覚的な操作ができるレンズシフト
プロジェクターを柔軟に設定できるように、感覚的な操作が可能なレンズシフト ホイール が付いています。
6
概要
• SmartEco
プロジェクター
リモコン
電池
電源ケーブル
保証書 *
取扱説明書 CD
クイックスタートガイド
ワイヤレス FHD キット (WDP01)
SmartEco™ は、SmartEco モードが選択されていると、コンテンツの明るさによっては ランプの電力消費量を最大で 70% も節約できます。

パッケージ内容

丁寧に開梱し、次に示すものがすべて揃っていることを確認してください。本製品を購入され た地域によっては、同梱されていないアイテムもあります。ご購入場所をご確認ください。

標準アクセサリ

一部のアクセサリは、国によって異なる場合があります。
保証書は特定地域でしか提供しておりません。詳細は、本製品を購入された販売店へお問い合わせください。

オプション アクセサリ

概要
7

プロジェクター外観ビュー

前面 / 上面
1
2
6
7
8
3
4
5
背面 / 底部
12
24
25 25
28
14 15 1613
27
18 21 22 23
19 20
17
26
27
1. コントロール パネル(詳細はコント
ロール パネルを参照してください。)
2. ランプカバー
3. 通気(熱気排出)
9
10
4. クイックリリース ボタン
5. レンズ キャップ
6. レンズ格納庫カバー
7. レンズシフト ホイール
11
8. ピントおよびズーム リング
9. 通気(冷気取り込み)
10. 前面 IR センサー
11. 投写レンズ
12. HDMI 入力ポート
13. 12VDC 出力端末
電子スクリーンや照明コントロールな ど、外付け装置を使用するために使用 します。これらの装置の接続方法につ いては、販売店へお尋ねください。
14. USB Type-A ポート ワイヤレス FHD キット (WDP01)
(別売りアクセサリ)の受信ボックスに
充電します。
15.Mini USB ポート 補修用です。
16. RGB (PC)/ コンポーネントビデオ (YPbPr/YCbCr) 信号入力ジャック
17. RS-232 コントロールポート
27
PC またはホームシアター コントロー/ 自動化システムとのインターフェイ スとして使用します。
18. コンポーネントビデオ入力 (RCA)
B/PR または Y/CB/CR ビデオ信号に対
Y/P
応しています。
19. ビデオ入力ジャック
20. オーディオ (L/R) 入力ジャック
21. オーディオ入力ジャック
22. オーディオ出力ジャック
23. スピーカー グリル
24. AC 電源コード差し込み口
25. 後部高さ調整用脚
26. Kensington ロックスロット
27. 天井取り付け用の穴
28. ワイヤレス FHD キット取り付け穴
8
概要

制御装置および機能

コントロール パネル

1
2
3
4 5
6
7
8
9
10
11 12 10
13 14
1. フォーカスリング 投写イメージの焦点を調整します。
2. ズームリング 画像のサイズを調整します。
3. TEMP(温度警告ライト) プロジェクターの温度が異常に高くなると
赤く点灯します。
4. OK
選択したオン スクリーン ディスプレイ (OSD) メニューのアイテムを確定します。
5. POWER(電源インジケーターライト) プロジェクター動作中に点灯または点滅し
ます。
6. 電源 スタンバイと電源オンの状態を切り替え
ます。
7. / プロジェクターの音量を下げます。
オン スクリーン ディスプレイ (OSD) メ ニューが有効な場合、#7#10#12 キー を方向指示のボタンとして使用し、メ
ニュー項目の選択や調整を行います。
8. BACK
前の OSD メニューに戻ったり、終了して メニュー設定を保存します。
9. LAMP(ランプインジケーターライト) ランプの状態を示します。ランプに問題が
発生すると、点灯または点滅します。
10.キーストーン / 矢印キー ( / / ) 投写角度によって生じる画像の歪みを手動
で修正します。 オン スクリーン ディスプレイ (OSD) メ ニューが有効な場合、#7、#10、#12 キー を方向指示のボタンとして使用し、メ
ニュー項目の選択や調整を行います。
11. IR リモートセンサー
12. 右 /
プロジェクターの音量を上げます。 オン スクリーン ディスプレイ (OSD) メ ニューが有効な場合、#7、#10
#12 キー
を方向指示のボタンとして使用し、メ ニュー項目の選択や調整を行います。
13.SOURCE
ソース選択バーを表示します。
14.MENU
オンスクリーン ディスプレイ (OSD) メ ニューにアクセスします。
メニュー設定を終了して保存します。
概要
9

リモコン

1
2
3 4
5
6 7
8 9
1. ON OFF プロジェクターのオン / オフを切り替
えます。
2. 3DINVERT 3D メニューのおよびを開き、逆転機能
をオン / オフにします。
3. 矢印キー( 左、 右、 上、 下) オンスクリーン ディスプレイ (OSD) メニューが有効な場合、これらのキー
を方向指示のボタンとして使用し、 メニュー項目の選択や調整を行います。
4. OK
選択した OSD メニューアイテムを確定 します。
5. BACK
前の OSD メニューに戻ったり、終了し てメニュー設定を保存します。
10
11
12 16
13
17
14
15
6. MENU
オンスクリーン ディスプレイ (OSD) ニューにアクセスします。
メニュー設定を終了して保存します。
7. ボリュームキー
:プロジェクターの音声をオン / オフにし ます。
:プロジェクターの音量を下げます。
:プロジェクターの音量を上げます。
8. KEYSTONE
縦キーストーン画面が開きます。正面以外の方 向から投写した結果歪んだ画像を手動で補正す る場合は、 または を使用します。
9. MODE
使用可能なピクチャモードを選択します。
10. LIGHT
リモコンでキーを押すと、LED バックライトが 約 10 秒間点灯します。10 秒以内に別のキーを 押すと、LED バックライトが消えます。
11. AUTO
表示画像に最適なタイミングを自動的に決定し ます。
12. ECO BLANK
スクリーンを消画します。
13. SOURCE
ソース選択バーを表示します。
14. 画質調整キー これらの機能キーは、OSD メニューで指定し たタスクを実行します。
15. FINE TUNE
色温度の詳細調整画面を表示します。詳細は、
色温度の詳細調整を参照してください。
16. 使用できないキー: これらのキーは使用できません:PIP
SWAP
17.HDMI CEC 対応のデバイス操作ボタン
戻る、 再生、 次へ、 巻き戻し、
停止、 早送り) メディアを再生中に、前のファイル / 再生 / 次 のファイル / 巻き戻し / 停止 / 早送りを実行し ます。HDMI CEC 互換機を操作する場合のみ 使用できます。
ボタンでは動画を一時停止することはできません。
10
概要
リモコンの電池の交換
正面からプロジェクターを操作する
+
+
3
0
º
上からプロジェクターを操作する
+
+
3
0
º
1. 図に示すとおり、電池カバーを一旦押してからスライドさせます。
2. 古い電池を取り出して(該当する場合)、AAA(単 4)電池を 2 個挿入します。図に示すと
おり、極性に注意してください。
3. 電池カバーをカチッという音がするまでスライドして元に戻してください。
リモコンや電池は台所、浴室、サウナ、サンルーム、車内など高温多湿の場所に放置しないでください。
電池メーカーが推奨するものと同じか、または同種の電池以外は使用しないでください。
また、使用済みの電池は各自治体の回収規則にしたがって廃棄してください。
電池を火の中に投げ込まないでください。爆発の危険性があります。
電池が完全に消耗してしまったり、またはリモコンを長期間使用しないときには、漏電によりリモコンのコ
ントロール部分が破損しないように電池は外しておいてください。
リモコンの有効範囲
リモコンはプロジェクターの IR リモコン センサーに対して垂直に 30 度以内の角度に持たなけ れば、正しく作動しません。リモコンとセンサーの距離は、8 メートル(~ 26 フィート)以内 でなければなりません。
リモコンとプロジェクターの IR センサーの間に障害物を置かないでください。
概要
11
設置

設置場所の選択

プロジェクターの設置場所を決める際には、次のことに配慮してください。
スクリーンのサイズと位置
コンセントの位置
プロジェクターとその他の機器の間の位置と距離
このプロジェクターは、次の方法で設置できます。
1. 正面: プロジェクターをスクリーン
の正面に床面近くに設置しま す。
これが最も一般的な設定です。
プロジェクターの電源を入れ て、次の設定を行ってくださ い。
MENU > 設定または システム設定: 基本 > プロジェクタの配置 > 正面
2. 背面: プロジェクターをスクリーン
背面、床面近くに設置します。
プロジェクターの電源を入れ て、次の設定を行ってくださ い。
MENU > 設定または システム設定: 基本 > プロジェクタの配置 > 背面
3. 天井前面投射: プロジェクターをスク
リーン正面の天井に取り 付けます。
プロジェクターの電源を 入れて、次の設定を行っ てください。
MENU > 設定または システム設定: 基本 > プロジェクタの配置 > 天井前面投射
この方法で設置する場合は、BenQ プロジェ
クター天井取り付けキットをご購入ください。
4. 天井背面投射: プロジェクターをスク
リーン背面の天井に取り 付けます。
プロジェクターの電源を 入れて、次の設定を行っ てください。
MENU > 設定または システム設定: 基本 > プロジェクタの配置 > 天井背面投射
12
専用の背面投写用スクリーンが必要です。 専用の背面投写用スクリーンと、BenQ 天井
取り付け用キットが必要です。
設置

スクリーンサイズの調整

投写距離
レンズ中央
画面
最低 / 最高 レンズの位置を
オフセット
対角 16:9 スクリーン
スクリーンの縦横比は 16:9、 投写画像の縦横比は 16:9
プロジェクター レンズからスクリーンまでの投写距離、ズーム設定、ビデオフォーマットによ り投写画面サイズは変化します。

投写サイズ

投写距離を決定するには、下の図と表をご覧ください。
スクリーンサイズ
対角
インチ
60 1524 747 1328 1519 1747 1975 37 112
70 1778 872 1550 1772 2038 2304 44 131
80 2032 996 1771 2025 2329 2633 50 149
90 2286 1121 1992 2278 2620 2962 56 168
100 2540 1245 2214 2532 2911 3291 62 187
110 2794 1370 2435 2785 3203 3620 68 205
120 3048 1494 2657 3038 3494 3949 75 224
130 3302 1619 2878 3291 3785 4278 81 243
140 3556 1743 3099 3544 4076 4608 87 262
150 3810 1868 3321 3797 4367 4937 93 280
160 4064 1992 3542 4051 4658 5266 100 299
170 4318 2117 3763 4304 4949 5595 106 318
180 4572 2241 3985 4557 5241 5924 112 336
測定値はすべておよその値であり、実際のサイズにより変わります。プロジェクターを完全に固定する場合は、 事前に実際のプロジェクターを使って投写サイズ、距離、プロジェクターの光学的特性をお試しになることをお 薦めします。こうすることで、最適な設置場所を決めることができます。
mm
(mm) (mm)
最短距離
(最大ズーム) (最小ズーム) 最小 最大
投写距離 (mm) オフセットレンズ位置
を下げる / 上げる
(mm)
平均
最長距離
設置
13

投写レンズの縦シフト

プロジェクターをより自由に取り付けられるように、レンズの縦シフト機能が備わっていま す。投写画像の上端を少し上げ下げすることができます。
レンズシフト(オフセット)は投写画像の高さのパーセンテージにより表示されます。ホイー ルを使用すると、画像の位置によって可能な範囲で上下にシフトできます。
105%115%100%
画質が悪い場合はレンズシフト調整が正常に機能しません。画像が歪む場合は、投写画像の調整を参照してくだ さい。
14
設置
接続
7 651 4
2
7
7
3
ノートブックまたはデスクトップ
コンピュータ
(VGA)
A/V デバイス
スピーカー
信号ソースをプロジェクターに接続する際には、次の点を確認してください。
1. 接続を行う前にすべての機器の電源をオフにします。
2. 各ソースに正しい信号ケーブルを使用します。
3. ケーブルがしっかり差し込まれていることを確認します。
下に示す接続図のケーブルは、本機に付属していません。(詳細は、パッケージ内容を参照してください。) ケーブルはお近くの電気店でお求めください。
下の接続図は参照用です。プロジェクターの背面にある接続ジャックは、プロジェクターのモ デル毎に異なります。
1. VGA ケーブル
2. USB ケーブル *
3. HDMI ケーブル
4. ビデオケーブル
* ファームウェアのアップデート用です。
5. オーディオ L/R ケーブル
6. コンポーネント ビデオ ケーブル
7. オーディオケーブル
接続
15

ビデオ装置の接続

HDMI
ケーブル
HDMI デバイス:DVD プレーヤー、デジタルチューナーなど。
HDMI 信号の正しい入力ソースタイプを選択するには、
HDMI 設定を参照してください。
いずれかの接続方式でプロジェクターをビデオ出力装置に繋ぐだけです。ビデオソースによっ て画質が異なります。接続方法は、プロジェクターとビデオソース装置の両方に搭載されてい る端末に合ったものを選択してください。
端末名 端末の形態 参照 画質
HDMI1/HDMI2
COMPONENT
VIDEO
PC (D-SUB)
下に示す接続図のケーブルは、本機に付属していません。(詳細は、パッケージ内容を参照してください。) ケーブルはお近くの電気店でお求めください。

HDMI デバイスの接続

コンポーネントビデオデバイスの接続
ビデオ デバイスの接続
コンピュータの接続
最高
かなり良い
標準
かなり良い
HDMI デバイスの接続
HDMI (High-Definition Multimedia Interface) DTV チューナー、DVD プレーヤー、Blu-ray プレー
ヤー、ディスプレイなど、対応するデバイスとデバイスの間を 1 本のケーブルで未圧縮のビデ オデータを転送することができます。プロジェクターと HDMI デバイスを接続するには、 HDMI ケーブルをお使いください。
16
接続

コンポーネントビデオデバイスの接続

AV 装置:DVD プレーヤー、
デジタルチューナーなど。
オーディオ出力
端末から
オーディオ入力
端末へ
コンポーネント ビデオ ケーブル
オーディオ出力
端末から
オーディオ入力
端末へ
コンポジット ビデオ ケーブル
AV 装置
コンポーネントビデオ出力デバイスを接続するために、RCA タイプのコンポーネントビデオ ジャックが備えられています。別途オーディオケーブルを適切なオーディオアンプに接続する
必要があります。

ビデオ デバイスの接続

プロジェクターにビデオ デバイスを繋ぐには、コンポジット ビデオ ケーブルを使います。別 途オーディオケーブルを適切なオーディオアンプに接続する必要があります。
正しいビデオ機器が選択されているにもかかわらず、電源をオンにしても選択したビデオソース映像が表示され ない場合は、ビデオソースデバイスの電源がオンになっていて正しく動作していることを確認してください。
接続
17

コンピュータの接続

VGA ケーブル
オーディオ出力
端末から
オーディオ入力
端末へ
ラップトップまたはデスクトップ コンピュータ
VGA ケーブルを使ってプロジェクターとコンピュータを接続します。別途オーディオケーブル を適切なオーディオアンプに接続する必要があります。
多くのノートパソコンでは、プロジェクターを接続すると外付けビデオポートはオンになりません。通常 Fn + F3 CRT/LCD キーなどを使用すると、外部表示のオン / オフを切り替えることができます。ノートパソコン上 で CRT/LCD と記された機能キーか、モニターの記号が表示された機能キーの位置を確認してください。Fn と 記号が記された機能キーを同時に押します。ノートパソコンのキーの組み合わせについては、ノートパソコンの
説明書をお読みください。
18
接続
操作

プロジェクターの起動

1. 電源ケーブルをプロジェクターとコンセントに差し込みま す。コンセントのスイッチをオンにします(該当する場 合)。電源を入れると、POWER(電源インジケーターライ
ト)がオレンジ色になります。
付属の電源ケーブルを使って、感電や火災などの危険を防止してくだ さい。
2. プロジェクターの 、またはリモコンの を押すと、 プロジェクターが起動します。ランプが点灯するとすぐに、
電源オンの音が聞こえます。POWER(電源インジケー ターライト)が緑色に点滅し、投写されると緑色に点灯します。 ファンが作動を開始し、ウォームアップする間スクリーンにスタートアップ画像が表示さ
れます。ウォームアップ中は、プロジェクターはいかなるコマンドにも応答しません。
音をオフにする方法については、電源オン / オフ音を参照してください。
3. 初めてプロジェクターを起動すると、プロジェクターの設定手続きを案内するセットアッ プ ウィザードが開きます。すでに設定が完了している場合は、これを省略してステップ 5
に進んでください。
プロジェクターかリモコンの矢印キー ( ///) を使って、メニューアイテムを移 動します。
OK を使って、選択したメニューアイテムを確定します。
下のセットアップ ウィザードのスクリーンショットは参照用であり、実際の仕様とは異なる場合があります。
ステップ 1: プロジェクタの配置を決定します。
プロジェクターの設置については、
置場所の選択を参照してください。
ステップ 2OSD 言語を決定します。
操作
19
ステップ 3: 縦キーストーンを決定します。
縦キーストーンについては、キース
トーンの補正を参照してください。
ステップ 4: 自動ソース探知を決定します。
プロジェクターがオンのとき、有効な
信号を自動的に検出したい場合は、オン を選択します。
ステップ 5: メニュー タイプを決定します。
メニュー タイプの詳細については、
OSD メニューについてを参照してくだ
さい。
初期設定が完了しました。
4. パスワードの入力を求められたら、プロジェクターかリモコンの矢印キーを使って 6 ケタ のパスワードを入力してください。詳細は、パスワード機能を使用するを参照してくださ
い。
5. 接続した装置に切り換えます。
6. プロジェクターは有効な入力信号の検索を開始します。現在スキャン中の入力信号が画面
に表示されます。有効な信号が検出されない場合は、「信号なし」と言うメッセージが表示 されます。プロジェクターまたはリモコンの SOURCE を押して表示する入力信号を選択す
ることができます。
7. 入力ソースの水平周波数がプロジェクターの範囲を超えると、「信号なし」というメッセー ジが表示されます。このメッセージは、入力ソースの水平周波を適切なものに変更するま で表示され続けます。
20
操作
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