Azbil SDC26, SDC25 Installation & User Manual

CP-UM-5288JE
⑥ ⑨ ⑩
注 意
デジタル指示調節計
SDC25/26
取扱説明書 設置編
このたびは当社製品をご購入いただき、まことにありがとうございます。 この製品を正しく安全にお使いいただくために、この取扱説明書を必ず お読みになり、理解したうえでお使いください。 本書は、いつもお手元においてご使用ください。 ご注文・ご使用に際しては、下記URLより「ご注文・ご使用に際して のご承諾事項」を必ずお読みください。 https://www.azbil.com/jp/product/factory/order.html
お願い
この取扱説明書は、本製品をお使いになる担当者のお手元に確 実に届くようにお取りはからいください。 この取扱説明書の全部、または一部を無断で複写、または転載 することを禁じます。この取扱説明書の内容を将来予告なしに 変更することがあります。 この取扱説明書の内容については、万全を期しておりますが、 万一ご不審な点や記入もれなどがありましたら、当社までご連 絡ください。 お客さまが運用された結果につきましては、責任を負いかねる 場合がございますので、ご了承ください。
© 2003–2018 Azbil Corporation. All Rights Reserved.
本書は使用上の注意事項と取り付け・結線・PVレンジ種類・パラメー タ一覧・おもな仕様などを説明したものです。詳しい取り扱い方法・ 設定方法などは、別冊の「詳細編」をご覧ください。
各種機能の操作については次の説明書があります。必要に応じてお読 みください。
デジタル指示調節計 SDC25/26 取扱説明書 詳細編 CP-SP-1149 デジタル指示調節計 SDC15/25/26/35/36用 スマートローダパッケージSLP-C35 取扱説明書
CP-UM-5290
デジタル指示調節計 SDC25/26 キー操作ダイジェスト CP-SP-1217
これらの資料はhttps://www.compoclub.com からダウンロードす ることもできます。
確認してください
お買い上げいただいたSDC25/26は次のものが同梱されています。
・ 取付器具 81409654-001 2個 ・ 取扱説明書(本書) CP-UM-5288JE 1部
安全上の注意
当社が規定しない使い方をした場合、この製品に盛り込まれた安全保護は損 なわれます。
● 警告表示の意味
警告 注意
取り扱いを誤った場合に、使用者が 死亡または重傷を 負う危険の状態が生じることが想定される場合。
取り扱いを誤った場合に、使用者が軽傷を負うか、ま たは物的損害のみが発生する危険の状態が生じること が想定される場合。
警 告
導電性の汚染が生ずる環境、もしくは結露などによって導電 性となる乾燥した非導電性の汚染が生ずる環境で使用しない でください。トラッキング現象などによる部品故障や、その 部品故障に起因する火災を引き起こすおそれがあります。
本器の電源配線には仕様に記載されているヒューズを設けて ください。トラッキング現象に起因する火災や、他要因によ る部品故障に起因する火災のおそれがあります。
本器への通電前に配線が正しく行われていることを確認して ください。本器への配線間違いは故障の原因になり、また危 険な災害を招く原因にもなります。
本器へ結線や取り付け、取り外しは電源の供給元を切った状 態で行ってください。 感電、故障の原因になります。
電源端子などの充電部には触らないでください。 感電のおそれがあります。
本器を分解しないでください。感電、故障のおそれがあります。
J1
本器は、仕様に記載された使用条件(温度、湿度、電圧、振動、 衝撃、取付方向、雰囲気など)の範囲内で使用してください。 火災、故障のおそれがあります。
本器の通風穴をふさがないでください。 火災、故障のおそれがあります。
本器への結線は定められた基準に従い、指定された電源、お よび施工方法で正しく配線してください。 火災、感電、故障のおそれがあります。
本器ケース内部に線くず、切粉、水などが入らないようにし てください。火災、故障のおそれがあります。
端子ねじは仕様に記載されたトルクで確実に締め付けてくだ さい。締め付けが不完全だと火災、感電のおそれがあります。
本器の未使用端子を中継端子として使用しないでください。 火災、感電、故障のおそれがあります。
本器の結線後は端子カバーを取り付けることをお勧めします。 感電のおそれがあります。
(本器は別売品の端子カバーを用意しています)
本器のリレーは仕様に記載された寿命の範囲内で使用してく ださい。範囲を超えて使い続けると火災、故障のおそれがあ ります。
雷サージのおそれがある場合には、サージアブソーバ(サージ 防止器)を使用してください。火災、故障のおそれがあります。
キー操作の際には先のとがったもの(シャープペンシルの先や 針など)で押さないでください。故障の原因となります。
各部の名称と機能
SDC25
pv
sp
out
man ev1 ev2 ev3 ot1 ot2
display
mode
enter
para
⑥ ⑨ ⑩
man
pv
ev1
ev2
ev3
sp
ot1
out
ot2
mode
para
①第 1 表示部 :PV値(現在の温度など)や設定項目を表示します。 ②第 2 表示部 :SP値(設定温度など)や各設定項目の設定値を表示
します。第2表示部がSPを表示しているときは、 spが点灯し、操作量(MV)を表示しているときは、 outが点灯します。
③モード表示灯
man :MANUAL モード(手動)のとき点灯します。 ev1 〜 ev3 :イベントリレー出力がONしているとき点灯します。
ot1・ot2 :制御出力が ON しているとき点灯します。 ④MS(マルチステータス)表示灯   :点灯条件と点灯状態を組みにして、優先度のついた
3組を設定できます。
⑤[mode]キー :1秒以上押し続けると、あらかじめ設定してある操
作ができます。
⑥[display]キー:運転表示で表示内容を切り替えます。バンク設定表
示から運転表示に戻します。
⑦
[<][∨]、[∧]キー
:数値の増減、桁送りに使用します。 ⑧[para]キー :表示の切り替えをします。 ⑨[enter]キー :設定の変更開始と変更中の数値の確定を行います。 ⑩
ローダコネクタ
:スマートローダパッケージに同梱されている専用
ケーブルを使用してパソコンと接続します。
SDC26
display
enter
設 置
■ 取付場所
本器を取り付けるときは、次のような場所に設置してください。
•供給電源およびリレー接点出力を除く入出力のコモンモード 電圧:対大地間の電圧は、30Vr.m.s.以下、42.4V ピーク以 下、DC60V以下としてください。
•高温、低温、高湿度、低湿度にならない
•硫化ガスなど腐食性ガスやシリコーンガスのない
•粉じん、油煙などの少ない
場所
•直射日光および風雨の当たらないように適切な処理のされ た
場所
•機械的振動、衝撃の少ない
場所
場所
場所
•高圧線の下、溶接機の近くおよび電気的ノイズの発生源の
端子ねじ M3
5
65
96
65
5
96
密着取付個別取付
密着取付個別取付
電 源
電 流
制御出力
近くでない
•ボイラなどのような高圧点火装置から15m以上離れた
•電磁界の影響の少ない
•可燃性の液体や蒸気のない
場所
場所
場所
場所
取り扱い上の注意
3台以上密着して取り付ける場合は、周囲温度は40 ℃を
超えないようにしてください。
結 線
•屋内
すべての配線作業は、それぞれの地域の規則に従って、認定された経
■ 取付方法
•取付角度は水平位置から、後下がり10度以内、後上がり 10 度以内としてください。
•パネルは板厚9 mm 以下で剛性のあるものをご使用ください。
■ 外形寸法
C25
pv
out
C26
man
ev1
ev2
ev3
ot1
ot2
48
SDC25
sp
ot2ot1ev3ev2ev1man
display
mode
enter
para
96
pv
sp
out
mode
para
SDC26
display
enter
取付器具
(付属品)
取付器具
(付属品)
108
108
単位:mm
端子ねじ M3
験のある作業者が行ってください。本器を操作される方の手が届く範 囲内に、本器の主電源遮断用のスイッチを必ず設けてください。 また、AC電源モデルの本器の電源配線には遅動タイプ(T)の定格電 流0.5A、定格電圧250Vのヒューズを設けてください。(IEC127) 本器側面の端子配列ラベルで使用している記号の意味は下表のとおり です。
記 号 内 容
交 流 直 流 注意、感電の危険 注 意
取り扱い上の注意
結線は本器の形番と端
から行い、必ず間違いのないことを確認してください。 端子の接続にはM3のねじに適合する圧着端子を使ってください。
入出力信号線は動力線や電源線から50 cm以上離してください。
また、同一の配線管やダクト内を通さないでください。 圧着端子などが隣の端子と接触しないようにしてください。
一つの端子ねじに複数の圧着端子を配線する場合は、あらかじ
め圧着端子を曲げ、2枚までの接続としてください。 本器の電源がOFFのときは電流入力回路が切断されます。複
数台の電流入力を直列計装し、本器の電源を個別にON/OFF させたい場合は、別売の抵抗(81401325)をつけて電圧入力レ ンジで受けてください。 カレントトランスにはヒータ電流の流れる導線を貫通させてく
ださい。また、ヒータ電流は仕様に記載した許容電流を超えて 使用しないでください。本器を破損することがあります。 カレントトランス入力は位相制御に使用できません。
制御出力1と制御出力2の間は絶縁されていません。必要に応じ
子番号を本体側面のラベルで確認して
てアイソレータを使用してください。 RS-485の伝送路の両端に終端抵抗をつけないでください。通
取り扱い上の注意
付属の取付器具のねじを締めて、取付器具が動かなくなっ
たガタのない状態からさらに半回転だけねじを回してパネ ルに固定してください。 ねじを締めすぎるとケースが変形するおそれがあります。
本器を操作される方が背面端子に触らないように、必ずパ
ネルに取り付けてください。
■ パネル穴あけ図
単位:mm
C25
30以上
44
+0.5 0
+0.5
0
92
30
以上
+0.5
0
92
(48×N-4)
+0.5 0
C26
30以上
+0.5
92
0
+0.5
0
92
30
以上
+0.5
(96×N-4)
0
92
+0.5 0
信できなくなります。 本器に接続する機器または装置は、本器の電源、入出力部の最
高使用電圧に適した強化絶縁が施されているものを使用してく ださい。 本器は電源投入後、安定のため最大5秒間は機能しないように
なっています。その後運転状態に入りますが、規定の精度を満 足させるためには、ウォームアップ時間が30分以上必要です。
結 線
COM
DA DB SG
13 14 15
13 14
13 14 15
13 14
13 14 15
DI
4
3
2
1
通 信
+ -
1
- +
2
+ -
1
2
18 19 20
21
22 23 24
AC電源
AC100~240 V
DC電源
AC24 V/DC24 V
(無極性)
独立接点
CT入力
7
CT1
8
CT2
9
測温抵抗体
直流電流
 直流電圧
リレ ー
リレ ー
熱電対
1
2
1
2
イ ベ ント 出 力
3
3
2
4
1
5
COM
6
3
2
4 5
1
6
PV入力
C
B A
mA
V
1
13
2
14
3
15
4
16
5
17
6
18
7
19
8
20
9
21
10
22
11
23
12
24
10 11 12
10 11 12
10 11 12
リレ ー
電圧パルス
電圧パルス 電圧パルス
電 流
電 流
電 流
補助出力
16
+ -
17
デジタル 入力
RS-485
J2
キー操作のフローを示します。
電源投入時表示
データの設定方法には、標準タイプと特殊タイプがあります。 ここでは標準タイプで説明しています。
man
ev1
ev2
ev3
ot1
ot2
その他の表示・設定
(displayキー操作の繰り返し)
display
この図に書いてある表示や設定の状態は、説明のための例です。 実際には形番や設定内容により表示しない表示や設定があります。 バンク設定表示のC0 1はバンク選択がセットアップバンクのときに表示します。
入出力間アイソレーション
実線で囲まれたものは他の信号と絶縁されています。入出力 の有無は形番によります。
電 源
PV入力 CT入力1 CT入力2 ローダ通信
内部回路
デジタル入力1 デジタル入力2 デジタル入力3 デジタル入力4 RS-485通信
  独立接点の場合、イベント出力 1 とイベント出力 2 の間は
制御出力1 制御出力2
補助出力
イベント出力1 イベント出力2 イベント出力3
* *
絶縁されています。
設定操作
SDC26
pv
sp
out
mode
para
運転表示 バンク選択表示 バンク設定表示
PV/SP表示
display
キーを 押す
MV表示
display
キーを 押す
キーを 押す
[∨][∧]キーを押してセットアップバンク [enter]キーを押してください。次に[∨][∧]キーを押して第
[enter]キーを押すと、第2表示部がフラッシング(点滅)します。 [<][∨][∧]キーで桁の移動や値の増減をしてください。
[∨][∧]キーを押して SP バンクSPを表示させ、[enter]キー
[enter]キーを押すと、第2表示部がフラッシング(点滅)します。 [<][∨][∧]キーで桁の移動や値の増減をしてください。
取り扱い方法、設定方法の詳細は、別冊の
消 灯
消 灯
display
enter
電源投入後 5~6 秒 の間は、第1表示部・第2表示部 が 消 灯 の ま ま 、モ ー ド 表 示 灯 が 順 に 点 灯 し て い き ま す 。 すべてが点灯すると、運転表示に切り替わります。
3分以上 キーを 押さない
display
mode
PVレンジ種類設定
para
温度単位設定
para
その他の設定
(para、∨、∨キー操作の繰り返し)
para
para
  キーを 2秒以上 押す
3分以上キーを押さない
display
mode
  または  キーを押す
モ ード バ ン ク 選 択
para
キーを 押す
キーを 押す
SPバンク選択
para
キーを 押す
キーを 押す
その他のバンク
(para、∨、∨キー操作の繰り返し)
para
キーを 押す
キーを 押す
各 バンク 選択表示で
enter
または キーを
押す
para
  キーを 2秒以上 押す
または キーを 押す
キーを 押す
キーを 押す
キーを 押す
キーを 押す
キーを 押す
キーを 押す
PVレンジ種類の設定例
バンク選択表示がモードバンク選択
1表示部にC01を表示させてください。
希望の数値で[enter]キーを押すと、フラッシングが終了し、 データが確定します。
MOdE
のときに
Stup
を表示させ、
SP1の設定例
バンク選択表示がモードバンク選択
を押してください。次に[∨][∧]キーを押して第 1 表示部に
SP-1
を表示させてください。
希望の数値で[enter]キーを押すと、フラッシングが終了し、 データが確定します。
デジタル指示調節計SDC25/26 詳細編 CP-SP-1149 
または、デジタル指示調節計 SDC25/26 キー操作ダイジェ スト CP-SP-1217 をご覧ください。
MOdE
のときに
PVレンジ表
C0 1�
入力タイプ レンジ
設定値
1 K -200〜+1200 ℃ 2 K 0〜1200 ℃ 3 K 0.0〜800.0 ℃ 4 K 0.0〜600.0 ℃ 5 K 0.0〜400.0 ℃ 6 K -200.0〜+400.0 ℃ 7 K -200.0〜+200.0 ℃ 8 J 0〜1200 ℃ 9 J 0.0〜800.0 ℃ 10 J 0.0〜600.0 ℃ 11 J -200.0〜+400.0 ℃ 12 E 0.0〜800.0 ℃ 13 E 0.0〜600.0 ℃ 14 T -200.0〜+400.0 ℃ 15 R 0〜1600 ℃ 16 S 0〜1600 ℃ 17 B 0〜1800 ℃ 18 N 0〜1300 ℃ 19 PL II 0〜1300 ℃ 20 WRe5-26 0〜1400 ℃ 21 WRe5-26 0〜2300 ℃ 22 Ni-Ni・Mo 0〜1300 ℃ 23 PR40-20 0〜1900 ℃ 24 DIN U -200.0〜+400.0 ℃ 25 DIN L -100.0〜+800.0 ℃ 26
金鉄クロメル
0.0K〜360.0K
取り扱い上の注意
精度はレンジにより異なります。
No.17(センサタイプB)は、
260 ℃以下:±4.0 %FS、 260 〜 800 ℃:± 0.4 %FS 20 ℃未満は表示されません。 No.23(センサタイプPR40-20) は、0 〜 300 ℃:± 2.5 %FS、 300 〜 800 ℃:± 1.5 %FS、 800 〜 1900 ℃:± 0.5 %FS。 No.26(センサタイプ金鉄クロ メル)は、±2.0 Kとなります。
小数点表示のあるレンジは、
小数点以下一桁表示ができます。 使用するセンサのタイプとレンジのC0 1設定値を正しく設定し
てください。大きな温度誤差などで異常な出力をする場合があ ります。
アラームコード一覧表
本器異常時のアラーム表示と対策を示します。
J3
アラーム
コード
AL0 1
AL02
AL03
AL 1 1
AL70
AL95
AL96
AL97
AL98
AL99
*1 
異常名称 原 因 処 置
PV入力異常
(オーバーレンジ)
PV入力異常
(アンダーレンジ)
CJ異常 • 端子温度異常(熱電対) • 周囲温度の確認
PV入力異常 • センサ断線
CT入力異常 (オーバーレンジ) (CT入力1/2 の
片方または両方)
A/D変換異常 • A/D変換部故障 • 本体交換
パラメータ異常
調整データ異常
パラメータ異常
調整データ異常
ROM異常 • ROM(メモリ)故障 • 電源再投入
AL95/97
は設定データ、
• センサ断線
• 誤配線
• PVレンジ種類誤設定
• 誤配線(測温抵抗体)
• 表示範囲上限を超える電 流を測定
• CTターン数誤設定
• CT電力線貫通回数誤設定
• 誤配線
• データ確定中に電
• ノイズなどでデータ破壊
*2
• ノイズなどでデータ破壊
*2
AL96/98
C0 1�
入力タイプ レンジ
設定値
41 Pt100 -200.0〜+500.0 ℃ 42 JPt100 -200.0〜+500.0 ℃ 43 Pt100 -200.0〜+200.0 ℃ 44 JPt100 -200.0〜+200.0 ℃ 45 Pt100 -100.0〜+300.0 ℃ 46 JPt100 -100.0〜+300.0 ℃ 47 Pt100 -100.0〜+200.0 ℃ 48 JPt100 -100.0〜+200.0 ℃ 49 Pt100 -100.0〜+150.0 ℃ 50 JPt100 -100.0〜+150.0 ℃ 51 Pt100 -50.0〜+200.0 ℃ 52 JPt100 -50.0〜+200.0 ℃ 53 Pt100 -50.0〜+100.0 ℃ 54 JPt100 -50.0〜+100.0 ℃ 55 Pt100 -60.0〜+40.0 ℃ 56 JPt100 -60.0〜+40.0 ℃ 57 Pt100 -40.0〜+60.0 ℃ 58 JPt100 -40.0〜+60.0 ℃ 59 Pt100 -10.00〜+60.00 ℃ 60 JPt100 -10.00〜+60.00 ℃ 61 Pt100 0.0〜100.0 ℃ 62 JPt100 0.0〜100.0 ℃ 63 Pt100 0.0〜200.0 ℃ 64 JPt100 0.0〜200.0 ℃ 65 Pt100 0.0〜300.0 ℃ 66 JPt100 0.0〜300.0 ℃ 67 Pt100 0.0〜500.0 ℃ 68 JPt100 0.0〜500.0 ℃
C0 1�
入力タイプ レンジ
設定値
81 0〜10 mV -1999〜+9999の
-10〜+10 m V
82 83 0〜100 mV
範囲でスケーリング 小数点位置可変
84 0〜1 V 86 1〜5 V 87 0〜5 V 88 0〜10 V 89 0〜20 mA 90 4〜20 mA
• 配線の確認
• PVレンジ種類の再設定
• 配線の確認
• 表示範囲に合ったター ン数のCT使用
• CTターン数の再設定
• CT電力線貫通回数の再 設定
• 配線の確認
源断
• 電源再投入
• データの再設定
• 本体交換
• 本体交換
は調整データ *2 RAM領域
*1
保 守
清 掃 : 本器の汚れを取る場合は、柔らかい布での乾拭きを
行ってください。シンナー、ベンゼンなどの有機溶剤
や洗剤は使用しないでください。 部品交換 :部品交換は、おやめください。 ヒューズ交換: AC 電源モデルで電源配線に設けたヒューズを交換す
るときは、必ず指定の規格品を使用してください。
規格 IEC127、遮断速度 遅動タイプ(T)、
定格電圧 250V、定格電流 0.5A
形番構成表
基本形番取り 付け制御出力PV入力電源 オ プシ ョン 追加処理 仕 様
1 2 C25 マスクサイズ48 mm× 96 mm C26 マスクサイズ96 mm× 96 mm
T パネル取付形
R0 リレー出力 NO なし(制御出力 1の
V0 電圧パルス出力
VC 電圧パルス出力
VV 電圧パルス出力 C0 電流出力 なし
CC 電流出力 電流出力
U ユニバーサル
A AC電源(AC100 〜 240 V) D DC電源(AC24 V/DC24 V)
*2
*2
*3
*3
1 SSR駆動用
2 D C 電源では選 択できません
3 カレントトランスは別売です
1 2
制御出力1 制御出力2
リレー出力 NC)
*1
*1
*1
1
2
4 イベントリレー出力 2点(独立接点)
5 イベントリレー出力 2点(独立接点)、
0 なし 1 2
イベントリレー出力3点 イベントリレー出力3 点、補助出力(電流出力)
補助出力(電流出力)
カレントトランス入力2点、デジタル入力4点 カレントトランス入力2 点、デジタル入力4 点、
RS-485通信 0 追加処理なし D 検査成績書添付 Y トレーサビリティ証明対応
0 なし A UL 対応品
なし
電流出力
電圧パルス出力
仕 様
zPV入力
熱電対 :K、J、E、T、R、S、B、N(JISC1602-1995)
測温抵抗体 : 直流電圧 :0〜10mV、-10〜+10mV、0〜100mV、0〜
直流電流 :0〜20mA、4〜20mA
サン プリング 周期
指示精度 :±0.3%FS±1digit
許容入力 :•-0.5〜+12V(熱電対、測温抵抗体、直流電圧)
zデジタル入力
点 数 :4点 入力形式 許容ON接点抵抗:250Ω以下 許容OFF接点抵抗:100kΩ以上 許容ON残留電圧:1.0V以下 ON時端子電流 最小ホールド時間:600ms以上
zカレントトランス入力
点 数 2点 入力対象 カレントトランス 巻数100 〜 4000ターン
計測電流下限 AC0.4A(800ターン、電力線貫通回数1にて)
計測電流上限 AC50.0A(800ターン、電力線貫通回数1にて)
PLⅡ(EngelhardIndustries 資料(ITS90)) WRe5-26(ASTME988-96(Reapproved2002)) Ni-Ni・Mo(ASTME1751-00) PR40-20(JohnsonMatthey 資料) DINU、DINL(DIN43710-1985) 金鉄クロメル(林電工資料)
Pt100(JISC1604-1997)、JPt100(JISC1604-1989)
1V、1〜5V、0〜5V、0〜10V
:300ms
熱電対の負の領域は±0.6
%FS±1digit(周囲温
度23±2℃にて)
•30mA以下または 4V 以下(直流電流) 許容入力値以上の電圧または電流が入力される と破損することがあります。
無電圧接点またはオープンコレクタ
約7.5mA(短絡時)、約5.0mA(接点抵抗250Ω時)
(100ターン単位で対応)
計算式(ターン数÷(2000×電力線貫通回数))
計算式(ターン数÷(16×電力線貫通回数))
許容計測電流
AC70.0A以下(800ターン、電力線貫通回数 1 にて)
計算式(ターン数÷(16×電力線貫通回数)×1.4) 表示範囲下限 AC0.0A 表示範囲上限 AC70.0A(800ターン、電力線貫通回数1にて)
計算式(ターン数÷(16×電力線貫通回数)×1.4) 表示精度 ±5%FS 表示分解能 AC0.1A
z制御出力
•リレー出力 接点定格
制御出力1NO側AC250V/DC30V、3A(抵抗負荷)
制御出力2NC側AC250V/DC30V、1A(抵抗負荷) 寿 命 :NO側5万回以上、NC側10万回以上 最小開閉仕様 :5V、100mA 最小開時間/閉時間
250ms
•電圧パルス出力(SSR駆動用) 開放時端子間電圧
DC19V±15% 内部抵抗 :82Ω± 0.5% 許容電流 :DC24mA 以下(これ以上の電流を出力すると出力
回路を破壊することがあります)
最小OFF時間/
*1
ON時間
•電流出力
時間比例周期10s未満のとき1ms
時間比例周期10s以上のとき250ms
出力形式 :DC0 〜 20mAまたは4 〜 20mA電流出力 許容負荷抵抗 :600Ω以下 出力精度 :±0.3%FS(周囲温度23±2℃にて)
ただし0〜1mAは±1%FS
z補助出力
出力形式 :DC0 〜 20mA または 4 〜 20mA 電流出力 許容負荷抵抗 :600Ω以下 出力精度 :±0.3%FS(周囲温度23±2℃にて)
ただし0 〜 1mAは± 1%FS
zイベントリレー出力(ev1 〜 ev3)
接点定格 :AC250V/DC30V2A(抵抗負荷) 寿 命 :10万回以上 最小開閉仕様 5V、10mA(参考値)
zRS-485通信
伝送路 :3線式 伝送速度 :4800、9600、19200、38400bps 通信プ ロトコル :CPL、Modbus準拠 終端抵抗 :接続禁止
z環境条件
•動作条件 周囲温度 :0 〜 50℃(密着取付の場合は 0 〜 40℃) 周囲湿度 :10 〜 90%RH(結露なきこと) 定格電源電圧 :AC電源モデル AC100 〜 240V50/60Hz
DC電源モデル AC24V50/60Hz、DC24V
電源電圧範囲 :AC電源モデル AC85 〜 264V、50/60± 2Hz
DC電源モデル AC21.6 〜 26.4V50/60±2Hz、  DC21.6 〜 26.4V
•輸送条件 周囲温度 :-20 〜+ 70℃ 周囲湿度 :10 〜 95% RH(結露なきこと)
zその他仕様
消費電力 AC電源モデル 12VA以下
DC電源モデル 12VA以下(AC24V)  8W 以下(DC24V)
停電不感時間 :AC電源モデル 20ms以下
DC電源モデル 停電なきこと 高 度 :2000m以下 質 量 :C2548×96 約250g(専用取付器具を含む)
C2696×96 約300g(専用取付器具を含む) 端子ねじ締付トルク
0.4〜0.6N・m
適合規格 EN61010-1、
EN61326-1(Foruseinindustriallocations)
EMC試験中、±10%FSに相当する指示値や出力
値の変動が生じる場合があります。 過電圧カテゴリ:CategoryⅡ(IEC60364-4-443、IEC60664-1) 許容汚染度 :Pollutiondegree2
付属品一覧表
名 称 形 番
取付器具 81409654-001(付属品)
J4
SDC25/26パラメータ一覧表
【運転表示一覧表】
■運転表示
表 示 項 目 内 容 初期値 表 示
第1表示:PV 第2表示:SP
LSP 1
第2表示:LSP 第1表示:PV
第2表示:MV
HEAt COOL
第1表示:PV
(表示例)
At 1
Ct 1
Ct2
E 1
E 1.Sb
t 1.--�
(表示例)
E2
E2.Sb
t2.--�
(表示例)
E3
E3.Sb
t3.--�
(表示例)
SP(目標値) S P リ ミ ッ ト 下 限(
LSP組番号
(表示例)
(第1 桁=最右桁の数値)
MV(操作量) -10.0 〜+110.0 %
加熱MV(操作量) 設定不可 冷却MV(操作量) 0 AT進捗
(第1 桁=最右桁の数値)
C T( カ レ ン ト ト ラ ン ス ) 入力1電流値
C T( カ レ ン ト ト ラ ン ス ) 入力2電流値
内部イベント1 主設定
内部イベント1 副設定 0 0
タイマ残り時間1 設定不可
内部イベント2 主設定
内部イベント2 副設定 0 0
タイマ残り時間2 設定不可
内部イベント3 主設定
内部イベント3 副設定 0 0
タイマ残り時間3 設定不可
C08
上 限( 1 〜 LSP使用組数(
AUTOモードで設定不可
(数値の点滅なし)
MANUALモードで設定可能
(数値の点滅あり)
-10.0 〜+ 110.0 %
設定不可 1 〜 :AT起動中(値が減っていく) 0 :AT 終了
設定不可 0
設定不可 0
内部イベント動作種類により設定可能 な範囲が異なる -1999
9999U:設定値が絶対値の場合
0 -199.9
第1表示:「t 1.」の横に ONディレイ、 OFFディレイの区別を表示 第2表示:内部イベント 1ディレイ 時間単位(E 単位(0.1s、s、minのどれか)で表示
内部イベント動作種類により設定可能 な範囲が異なる -1999
9999U:設定値が絶対値の場合
0 -199.9
第1表示:「 OFFディレイの区別を表示 第2表示:内部イベント 2ディレイ 時間単位( 単位(0.1s、s、minのどれか)で表示
内部イベント動作種類により設定可能 な範囲が異なる -1999
9999U:設定値が絶対値の場合
0 -199.9
第1表示:「 OFFディレイの区別を表示 第2表示:内部イベント 3 ディレイ 時間単位( 単位(0.1 s、s、minのどれか)で表示
【パラメータ設定表示一覧表】
■モードバンク:
表 示 項 目 内 容 初期値 表 示
A--M
r--r
At
dO.Lt
C.dI 1
■SP バンク:
表 示 項 目 内 容 初期値 表 示
SP- 1 SP-4
PId. 1 PId.4
■イベントバンク:
表 示 項 目 内 容 初期値 表 示
E 1〜E5
E 1.Sb E5.Sb
E 1.Hy E5.Hy
E 1.On E5.On
E 1.OF E5.OF
MOdE
AUTO/MANUAL モード切り替え
RUN/READYモード 切り替え
AT停止/ 起動 切り替え
全DOラッチ解除
通信DI1
AUTO
:AUTO(自動)モード
MAN
:MANUAL(手動)モード
RUN
:RUNモード
RDY
:READYモード
At.OF At.ON
Lt.ON
:ラッチ継続
Lt.OF
:ラッチ解除
dI .OF dI .On
SP
LSP1〜4組のSP SPリミット下限(
PID組番号
(LSP1〜4用)
C08
上 限( 1〜4 1 1
Ev
内部イベント1〜5 主設定
内部イベント1〜5 副設定
内部イベント1〜5 ヒステリシス
内部イベント1〜5 ONディレイ
内部イベント1〜5 OFFディレイ
-1999〜+9999 小数点位置は内部イベント動作種類 に合うように変わります 一部の動作種類では、0〜9999とな ります
0〜9999 小数点位置は内部イベント動作種類 に合うように変わります
0.0 〜 999.9(ディレイ時間単位
0.1 sの場合) 0 〜 9999(ディレイ時間単位 0.1 s 以外の場合)
C07
:AT 停止 :AT 起動
:OFF :ON
)〜 S P リ ミ ッ ト
C30
、最大4) 1 0
+9999U:下記以外の場合
+999.9 %:MVの場合
1.C3
の3桁目)に従った
+9999U:下記以外の場合
+999.9 %:MVの場合
t2.
」の横に ONディレイ、
E2.C3
の3桁目)に従った
+9999U:下記以外の場合
+999.9 %:MVの場合
t3.
」の横に ONディレイ、
E3.C3
の3桁目)に従った
C07
)〜SPリミット
レベル
0 0
0
0
0
0 0
0
0 0
0
0 0
0
レベル
AUTO 0
RUN 0
AT停止 0
ラッチ継続0
OFF 0
レベル
0 0
レベル
0 0
0 0
5 0
0 2
0 2
表示レベルの意味  0:簡単・標準・多機能で表示、
 1:標準・多機能で表示、  2:多機能で表示
初期値は形番により変わるものがあります。
■PID バンク:PI
表 示 項 目 内 容 初期値 表 示
P- 1〜P-4 I - 1〜I -4 d- 1〜d-4
rE- 1 rE-4
OL- 1〜OL-4
OH- 1 OH-4
P- 1C P-4C
I - 1C I -4C
d- 1C d-4C
OL. 1C
OL.4C OH. 1C
OH.4C
■パラメータバンク:
表 示 項 目 内 容 初期値 表 示
CtrL
At.OL At.OH dI FF
OFFS
FL rA bI CyU
Cy
CyU2
Cy2
tP.ty
SPU SPd
■拡張調整バンク:
表 示 項 目 内 容 初期値 表 示
At.ty
JF.bd SP.LG At-P At-I At-d Ctr.A
JF.Ov
d
比例帯(PID1 〜 4 組)0.1 〜 999.9 % 5.0 0 積分時間(PID1〜 4 組) 微分時間(PID1〜 4 組) マニュアルリセット
(PID1 〜 4組)
操作量下限
(PID1 〜 4組)
操作量上限
(PID1 〜 4組)
冷却側比例帯
(PID1 〜 4組)
冷却側積分時間
(PID1 〜 4組)
冷却側微分時間
(PID1 〜 4組)
冷却側操作量下限
(PID1 〜 4組)
冷却側操作量上限
(PID1 〜 4組)
0 〜 9999 s(0 で積分動作なし) 120 0 0 〜 9999 s(0 で微分動作なし) 30 0 -10.0 〜+ 110.0 % 50.0 0
-10.0 〜+ 110.0 % 0.0 1
-10.0 〜+ 110.0 % 100.0 1
0.1 〜 999.9 % 5.0 0
0 〜 9999 s(0 で積分動作なし) 120 0
0 〜 9999 s(0 で微分動作なし) 30 0
-10.0 〜+ 110.0 % 0.0 1
-10.0 〜+ 110.0 % 100.0 1
PArA
制御方式 0:ON/OFF 制御
AT時操作量下限 - 10.0 〜+110.0 % 0.0 0 AT時操作量上限 - 10.0 〜+110.0 % 100.0 0 ON/OFF制御
ディファレンシャル
ON/OFF制御 動作点オフセット
PVフィルタ 0.0 〜 120.0 s 0.0 0 PVレシオ 0.001 〜 9.999 1.000 1 PVバイアス - 1999 〜+9999 U 0 0 時間比例単位1 0:1 s 単位
時間比例周期1 5 〜 120 s
時間比例単位2 0:1 s 単位
時間比例周期2 5 〜 120 s
時間比例動作種類 0: 制御性重視型
SPランプ上昇勾配 0.0 〜 999.9 U SPランプ下降勾配 0.0 2
1:PID固定
0 〜 9999 U 5 0
-1999 〜+ 9999 U 0 2
1: 0.5 s固定
(サイクルタイム設定不可)
2: 0.25 s固定
(サイクルタイム設定不可)
3: 0.1 s固定
(サイクルタイム設定不可)
(出力にリレー出力を含む場合)
1 〜 120 s
(出力にリレー出力を含まない場合)
1: 0.5 s固定
(サイクルタイム設定不可)
2: 0.25 s固定
(サイクルタイム設定不可)
3: 0.1 s固定
(サイクルタイム設定不可)
(出力にリレー出力を含む場合)
1 〜 120 s
(出力にリレー出力を含まない場合)
操作端寿命重視型(時間比例周期
1 :
内では1回だけのON/OFF動作)
(0.0 Uは勾配なし)
または1
10
または
10
または
または
0.0 2
Et
AT種類 0: 通常(標準的な制御特性)
JF整定幅 0.00 〜 10.00 0.30 2 SPラグ定数 0.0 〜 999.9 0.0 2 AT時比例帯調整係数 0.00 〜 99.99 1.00 2 AT時積分時間調整係数 AT時微分時間調整係数 制御アルゴリズム 0:PID(従来型PID)
JFオーバーシュート 抑制係数
1: 即応(外乱に速やかに反応する
制御特性)
2: 安定(PV の上下動が少ない制御
特性)
0.00 〜 99.99 1.00 2
0.00 〜 99.99 1.00 2
1:Ra-PID(高性能型 PID) 0 〜 100 0 1
レベル
レベル
0
0 2
2
0 2
2
0
1
レベル
0 0
0 1
0
0
0
2
J5
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