Asus Z96SP, Z96S User Manual [ja]

ノートパソコン
ハードウェアユーザーマニュアル
J3106 / 2007年4月
もくじ
もくじ

Table of Contents

1. ノートパソコンの概要
本マニュアルについて .......................................................................................6
本マニュアルの表記について .............................................................................6
安全上の注意 ....................................................................................................7
ノートパソコンを準備する ................................................................................9
上面 ...............................................................................................................12
底面 ...............................................................................................................14
右側 ...............................................................................................................16
左側 ...............................................................................................................18
前面 ...............................................................................................................19
背面 ...............................................................................................................20
3. 使用の手引き
パワーシステム ...............................................................................................22
ACアダプタを使用する ...............................................................................22
バッテリパックを使用する ..........................................................................23
バッテリの取り扱い方 ................................................................................23
電源をオンにする .......................................................................................24
パワーオンセルフテスト (POST) .................................................................24
バッテリの残量の確認 ................................................................................25
バッテリパックを充電する ..........................................................................25
電源オプション ..........................................................................................26
電源管理 ....................................................................................................27
スリープ&休止状態 .....................................................................................27
熱パワーコントロール ................................................................................27
キーボードを使用する .....................................................................................28
ホットキー .................................................................................................28
Microsoft Windows キー ............................................................................30
キーボードを数値キーパッドとして使う .....................................................30
キーボードをカーソルとして使う ................................................................30
2
もくじ
もくじ(続き)
ボタンとステータスインジケータ ....................................................................31
ボタン .......................................................................................................31
ステータスインジケータ .............................................................................32
4. ノートパソコンを使用する
ポインティングデバイス .................................................................................36
タッチパッドを使用する .................................................................................36
タッチパッドの使い方 .....................................................................................37
タッチパッドのお手入れ .................................................................................38
タッチパッド自動オフ .....................................................................................38
記憶装置 ........................................................................................................39
拡張カード .....................................................................................................39
光学ドライブ ..................................................................................................40
フラッシュメモリカードリーダー ....................................................................42
ハードディスクドライブ .................................................................................43
メモリ (RAM) .................................................................................................44
接続 ...............................................................................................................45
モデム接続 .....................................................................................................45
ネットワーク接続 ...........................................................................................46
無線 LAN 接続 (特定モデルのみ) .....................................................................47
Windows 無線ネットワーク接続 ......................................................................48
Bluetooth 無線接続 (特定モデルのみ) .............................................................49
TPM (Trusted Platform Module) (特定モデルのみ) ..........................................50
付録
オプション(アクセサリ) オプション (コネクション) OSとソフトウェア 用語集 Declarations and Safety Statements
オーナー情報
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もくじ
1. ノートパソコンの概要
本マニュアルについて 本マニュアルの表記について 安全上の注意
ノートパソコンを準備する
注:本マニュアルに記載の写真やアイコンは参照用で、実際と異なる場合もあります。ご了承くだ さい。
1 ノートパソコンの概要
本マニュアルについて
本書は、ノートパソコンのユーザーマニュアルです。本書では ノートパソコンの構 成部品の説明やその使い方について説明します。本書は以下の章から構成され ています。
1. ノートパソコンの概要
ノートパソコンと本ユーザーマニュアルの概要です。
2. 各部の説明 ノートパソコンの構成部品について解説します。
3. 使用の手引き
ノートパソコンを最初にお使いになる時に必要な情報です。
. ノートパソコンを使用する ノートパソコンの各機能の使い方です。
付録 オプションの紹介と参考資料です。
本マニュアルの表記について
注意事項等は重要性によって以下のように区別されています。
注:作業を完了するために必要な追加情報です。
ヒント:作業の参考になるヒントです。
重要:本体の破損、データの消失および人体への障害を防止するために必ず行わなければいけ
ない事項です。
警告:本体の破損、データの消失および人体への障害を防止するための情報です。
< >
キーボードのキーは<>を、 選択項目は[ ] や「」で囲んで表記しました。( )は補足説明です。これら の括弧を入力する必要はありません。
[ ]
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ノートパソコンの概要 1
安全上の注意
ノートパソコンを末長くお使いいただくために以下の注意事項を守ってください。本マニュアル
に記載されていない事項については、専門家に任せてください。損傷のある電源コードや周辺機 器を使用しないでください。本体のお手入れに、シンナー・ベンジンなどの化学薬品を使用しな いでください。
重要:ノートパソコンのお手入れの際は、電源を切りAC電源アダプタとバッテリパックを取り外し てください。清潔なスポンジまたはやわらかい布に研磨材の含まれていない洗剤を温水で薄め たものを数滴含ませ、汚れを拭き取ってください。最後に乾いた布を使って余分な水分を完全に
取り除いてください。
禁止:平らでない、不安定な場所に 置かないでください。筐体を破損
した場合には、代理店にご連絡く
ださい。 禁止:ディスプレイを強く押したり、
パネルを傷つけたり本体に入り込 むようような物とは一緒にしたりし ないでください。
禁止:ホコリや汚れの多い環境下 に置かないでください。ガス漏れの 恐れがある場所で使用しないでく ださい。
禁止:ノートパソコンの使用中は、 底面が熱くなります。ひざの上など 人体に長時間接触させて使用する
と火傷を負う恐れがあります。
安全な操作温度:本ノートパソコ ンは 5°〜35°の周辺温度でご使用
ください。
禁止:本製品を一般ゴミとして廃棄
しないでください。廃棄の際は電子
機器の廃棄に関する地域の条例等 に従ってください。
禁止:上に物を置いたり落としたり しないでください。内部に異物が入 らないようにしてください。
禁止:強い磁気を近づけないでく
ださい。
禁止:液体・雨・湿気を避けてくださ い。雷の発生時はモデムを使用しな いでください。
バッテリの管理:
火中に投じないでください。 回路をショートさせないでください。 分解しないでください。
入力定格:ノートパソコンの底部 に記載 があります。電源アダプタ が対応していることを確認してくだ さい。
禁止:電源がオンのまま本製品を持
ち運ばないでください。また、キャリ
ーバッグに入れたり、カバーをしたり しないでください。通気が悪くなり
故障の原因となります。
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1 ノートパソコンの概要
運搬時の注意
ノートパソコンを持ち運ぶ場合は電源をオフにし、ディスプレイパネルを閉じてください。 また電
源をオフにした後、すべての外部周辺機器を取り外してください。電源がオフになるとハードディ スクの表面を守るため、ハードディスクドライブのヘッドが戻ります。 ノートパソコンを移動する ときは、必ず電源をオフにしてください。キーボードやディスプレイを保護するため、ディスプレ
イパネルが閉じていることを確認してください。
重要:ノートパソコン本体の表面の「ツヤ」は、正しく扱わないと失われてしまいます。本体表面を
こすったりひっかいたりしないように注意してください。
ノートパソコンのケース
ノートパソコンを持ち運ぶ際には、汚れ・水・衝撃・傷から保護するために携帯用ケ ースの使用をお勧めします (ケースは別売りです)。
バッテリの充電
ACアダプタがノートパソコンとコンセントに接続されていれば、バッテリは自動的に充電されま す。ノートパソコンの電源がオンの場合は充電時間は長くなります。
航空機内での使用について
航空機内でのノートパソコンの使用については、各航空会社にお問い合わせください。多くの航 空会社では、電子機器の使用に対して規定を設けています。一般的に離着陸時の電子機器の使 用は禁止されています。
重要:空港のセキュリティ装置には3つのタイプがあります。X線装置 (荷物用)、磁気センサ (セ キュリティゲートを通過する人間用)、および磁気ワンド(人間や小物用の短い棒)です。ノートパ ソコンやハードディスクをX線装置に通すことは問題ありませんが、磁気センサや、磁気ワンドは
避けてください。
ノートパソコンの概要 1
2
3
1
ノートパソコンを準備する
ノートパソコンの基本的な取り扱い方の説明です。
1. バッテリパックの取り付け 2. AC電源アダプタの接続
3. ディスプレイを開く . 電源をONにする
警告:ディスプレイを無理に開かないでくださ
い。ヒンジを破損する原因となります。また、デ ィスプレイを持って、パソコン本体を持ち上げ ないでください。
電源ボタンは、電源のオン/オフの切り替えや、 スリープモード/休止モードに切り替える際に使 用します。初期設定値では、起動中に電源ボタ ンを押すとスリープモードに入るよう設定されて います。電源ボタンの動作はコントロールパネル の 「電源オプション」→「システム設定」でカス タマイズすることができます。
1 ノートパソコンの概要
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2. 各部の名称と説明
ノートパソコンの各部の名称についての説明
注:本マニュアルに記載の写真やアイコンは参照用で、実際と異なる場合もあります。ご了承くだ さい。
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2 各部の名称と説明
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上面
下図は、ノートパソコン本体の上面の図です。
:キーボードのレイアウトはお買い上げの地域により異なります。
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各部の名称と説明 2
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カメラインジケータ
内蔵型カメラの使用時に点灯します。カメラはサポートしているソフトウェアにより自動で起 動します。
カメラ (特定モデルのみ)
内蔵型カメラで、画像・動画が記録できます。各アプリケーションやビデオ会議等にご 活用ください。
マイク (内蔵型)
内蔵型モノラルマイクロホンは、ビデオ会議、ナレーション、簡単な録音などの用途に使用するこ とができます。
ディスプレイ
本製品はアクティブマトリックスTFT 液晶を採用しており、デスクトップ 変わらないすばらしい画像を表示することができます。 また、 デスクトップ CRTモニ タとは異なり画面のちらつきがないため、目への負担が小さくなります。お手入れの 際は、合成洗剤を含まない柔らかい布で汚れを拭き取ってください。(必要な場合は 水を含ませてください)
CRT
モニタと
各ボタン
ボタンを1回押すだけで、よく使うアプリケーションを起動することができます。詳細は セクション3に記載しました。
ステータスインジケータ (トップ)
ハードウェア/ソフトウェアの状態を表示します。詳細はセクション 3 をご覧ください。
電源ボタン
電源ボタンは、電源のオン/オフの切り替えや、スリープモード/休止モードに切り替える 際に使用します。初期設定値では、起動中に電源ボタンを押すとスリープモードに入る よう設定されています。電源ボタンの動作はコントロールパネルの 「電源オプション」 でカスタマイズすることができます。
キーボード
キーボードには楽に指を動かせる(キーを押し下げられる深さが深い)フルサイズ キーと、両手を載せられるパームレストが付いています。また、Windows™OS用に、 Windows™ファンクションキーが2つ付いています。
タッチパッドとタッチパッドボタン
ボタンの付いたタッチパッドはポインティング装置で、マウスと同じ機能を提供します。 タッチパッドユーティリティをセットアップすれば、ソフトウェア制御のスクロール機能 で、Windows やWebでの簡単なナビゲーションが可能になります。
ステータスインジケータ (フロント)
ハードウェア/ソフトウェアの状態を表示します。詳細はセクション 3 をご覧ください。
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2 各部の名称と説明
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底面
下図はノートパソコン本体の底面の図です。
注:モデルによって底面のレイアウトは多少異なります。
注:モデルによって バッテリパックのサイズは多少異なります。
警告:充電中や操作中は、ノートパソコンの底面は高温になります。通気孔をふさぐ恐れがありま すのでソファやベッドのような柔らかい面の上で使用しないでください。また、火傷の原因となりま すのでノートパソコンを膝または身体の他の部分に載せて操作しないでください。
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各部の名称と説明 2
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バッテリロック(バネ状)
バッテリパックを入れると自動的にロックし固定します。バッテリを取り外す際は、このロ
ックを元の方向に戻してください。
バッテリパック
バッテリパックはACアダプタを接続すると自動的に充電し、ACアダプタが取り外されて いるときは、パソコンに電力を供給します。バッテリパックを装備していれば、さまざま な場所でパソコンを利用することが可能です。バッテリ駆動時間はパソコンの使用法、 仕様により異なります。バッテリパックは分解しないでください。 また、シングルユニッ
トとして購入してください。
バッテリロック(手動)
バッテリの取り付け/取り外しの際はこのロックを解除し、取り付け後はしっかり所定の位 置にロックしてください。
無線 LAN (WLAN) コンパートメント
無線ネットワークカードを収納し、ネットワークアクセスポイントや他の無線ネットワ ークデバイスに接続します。
メモリ(RAM) コンパートメント
追 加 メ モリ 用 で す 。メ モリ を 追 加 す ると H D D へ の アクセ ス が 減 る ため、アプリケーションのパフォーマンスが上がります。 B IO S は自動 的 にシステム 内 のメモリの容量を検 出し、設定を行 います。メモリの設置後 は、ハードウェア(BIO Sも含 む)やソフトウェアのセットアップは不 要です。
メモリの増設に関しては正規サービスセンター、正規販売代理店にお問い合わせください。最高の
パフォーマンスを得るためにも、ご購入の際は正規販売代理店からお求めください。
ハードディスクドライブ コンパートメント
ハードディスクドライブは収納部に固定されています。 ハードディスクドライブのアップグレードは正規サービスセンターまたは正規販売代 理店へお問い合わせください。 最高のパフォーマンスを得るためにも、ご購入の際は正 規販売代理店からお求めください。
オーディオスピーカーシステム
内蔵のステレオスピーカーシステムにより、特別な機能を追加せずに音楽をお楽し みいただけます。マルチメディアサウンドシステムはデジタルオーディオコントロー ラを搭載し、外部ステレオヘッドホンやスピーカーを使用することにより、より豊かで 響くサウンドを作り出します。オーディオ機能はソフトウェア制御です。
シャットダウンボタン(緊急時)
OSを正しく切ったり再起動したりできない場合、クリップなどでシャットダウンボタン を押してノートパソコンをシャットダウンしてください。
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2 各部の名称と説明
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右側
下の図を参照して、ノートパソコンの右側にあるコンポーネントを確認してください。
ExpressCard スロット
この26ピンの拡張カードスロットは、ExpressCard/34mm 拡張 カード 1枚、また
は ExpressCard/54mm 拡張 カード 1枚に対応します。この新型インターフェース は、USB 2.0 と PCI Express 対応のシリアルバスを採用し、 PCカードスロットに使 用されている旧型のパラレルバスより高速です。 (旧型のPCMCIA カードには対応
していません)
IEEE13 ポート
IEEE1394はSCSIのような高速シリアルバスですが、USBのような簡単な接続機能
とホットプラグ機能を備えています。IEEE1394のバンド幅は100〜400 Mbits/秒で、
同じバス上で63ユニットまで接続することができます。IEEE1394はハイエンドデジ タル機器も接続でき、DV(Digital Video)ポートとして広く利用されています。
USBポート (2.0/1.1)
USBポートはキーボードやポインティングデバイス、ビデオカメラ、モデム、ハードディ スクデバイス、プリンタ、モニタ、スキャナーなどの、最高12Mbits/秒 (USB 1.1)の機器 または、 480Mbits/秒 (USB 2.0)に接続するUSB 2.0/USB 1.1 デバイスとの互換性があ
ります。USB はハブのように機能するUSBキーボードやモニタなどの周辺機器と併用すれば、1
台のコンピュータで同時に複数のデバイスの使用が可能になります。また、USBはホットプラグに
対応しているので、周辺機器の取り付け・取り外しが再起動せずに行えます。
TV出力ポート
このポートはS-VIDEOコネクタで、テレビやビデオデバイスへ接続します。デュアル/シン グルディスプレイのいずれも可能です。 S-VIDEOケーブル (別売) を使用して、テレビやビ デオデバイスへの高解像度での接続も可能です。また、 RCA入力と共に使用できるアダ プタが付属しており、ほとんどのビデオ装置で利用できます。このポートは、NTSCまたは
PALフォーマットをサポートします。
ディスプレイ(モニタ)出力
D-sub 15ピンモニタポートは、モニタやプロジェクタなどの標準のVGA互換デバイスを サポートし、それらに画面を表示することが可能です。 
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各部の名称と説明 2
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拡張ポート
拡張ポートにより、コネクタ1本で使い�いドッキングソリューションを提供し、デス使い�いドッキングソリューションを提供し、 デスデス クトップ周辺機器やその他のアクセサリを接続することができます。(ポートバーはオ プション品です。)
モデムポート
2ピンのRJ-11モデムポートはRJ-45 LAN ポートより小さく、標準の電話ケーブルをサ
ポートします。内蔵モデムは最高56K V.90での転送速度をサポートします。増設アダ プタ不要の便利な内蔵コネクタです。
重要:内蔵型のモデムでは、デジタル電話システム(ISDN)で使用されている電圧に対応し ていません。 破損の原因になりますので、 内蔵型のモデムをデジタル電話システム(ISDN) には接続しないでください。
LAN ポート
8ピンのRJ-45 LAN ポートはRJ-11モデムポートよりも大きく、ローカルネットワー クに接続するための標準イーサネットケーブルをサポートします。増設アダプタ不 要の便利な内蔵コネクタです。
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2 各部の名称と説明
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左側
下の図を参照して、ノートパソコンの左側にあるコンポーネントを確認してください。
Kensington® ロックポート
Kensington® 互換ノートパソコンセキュリティ製品と併用して、ノートパソコンを固定することが できます。これらのセキュリティ製品には通常メタルケーブルとロックが含まれ、固定された 物体からノートパソコンを取り外せないようにしてあります。一部のセキュリティ製品に は、モーションディテクタが組み込んであり動かすとアラームが鳴るものもあります。
光学ドライブ
ノートパソコンのモデルにより光学ドライブのタイプは異なります。CD・DVDをサ
ポートしたものや、Recordable (R) または、Re-Writable (RW) をサポートしたもの があります。各モデルの詳細については仕様をご覧ください。
光学ドライブインジケータ (モデルにより位置は異なる)
光学ドライブがデータを転送すると、そのデータの大きさに応じて点灯します。
光学ドライブ電子イジェクト
光学ドライブの取り出しは電子イジェクトボタンにて行います。また、ソフトウェアプレ イヤーや、 Windows™ の「コンピュータ」の光学ドライブを右クリックし、「取り出し」を 選択することで、取り出すことも可能です。
光学ドライブ緊急イジェクト (モデルにより位置は異なる)
電子イジェクトが動作しない場合に使用します。電子イジェクトの代わりに、緊急イ ジェクトを使用しないでください。
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各部の名称と説明 2
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前面
下の図を参照してノートパソコンの前面のコンポーネントを確認してください。
ディスプレイパネルタブ
ディスプレイパネルの開閉に使用します。
警告:ディスプレイを無理に開かないでください。ヒンジを破損する原因となります。また、ディスプ レイを持って、パソコン本体を持ち上げないでください。
S/PDIF 出力ジャック
デジタルオーディオ出力のためのS/PDIF (Sony/Philips Digital Interface)デバイスを 接続できます。hi- ホームエンターテイメントシステムとしてご利用できます。
Combo
ヘッドホン出力ジャック
ノートパソコンに外付けスピーカーまたはヘッドホンを接続するには、ステレオヘッドホンジ ャック (1/8 インチ)を使います。このジャックの使用を開始すると、内蔵スピーカーは自 動的に無効となります。
マイク入力ジャック
モノラルマイクジャック(1/8 インチ)は、外付けのマイクの接続、またはオーディオデバイス
からの出力を入力するときに使います。このジャックを使用すると内蔵マイクは自動的に無
効になります。ビデオ会議や、音声ナレーション、簡単な録音に使えます。
フラッシュメモリスロット
通常、デジタルカメラ、MP3 プレイヤー、携帯電話、PDA などのメモリカードをパソ コンで使用するには、 外付けのメモリカードリーダー を別途ご購入いただく必要
がありますが、 本ノートパソコンには数種類のフラッシュメモリカードを書き込み、
読み取ることのできる高速のメモリカードリーダーが内蔵されています。 サポート しているメモリカードはセクション4をご覧ください。
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2 各部の名称と説明
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背面
下の図を参照してノートパソコンの背面のコンポーネントを確認してください。
電源入力
このジャックに付属のACアダプタを接続します。ACアダプタはAC電源をDC電源に
変換し、ノートパソコンに電力を供給しバッテリパックを充電します。ノートパソコン とバッテリパックの損傷を防ぐため、常に付属のACアダプタを使用するようにして ください。
注:ノートパソコンは使用中高温になることがあります。身体に密着して使用しない
でください。火傷の原因になります。
クーリングファン
設定温度を超えると作動し、本体から熱を逃がします。
重要:紙、本、衣類、ケーブルまたはその他の物で通気孔を塞がないようにしてくださ い。オーバーヒートの原因となります。
USB ポート(2.0/1.1)
USBポートはキーボードやポインティングデバイス、ビデオカメラ、モデム、ハードディ スクデバイス、プリンタ、モニタ、スキャナーなどの、最高12Mbits/秒 (USB 1.1)の機器 または、 480Mbits/秒 (USB 2.0)に接続するUSB 2.0/USB 1.1 デバイスとの互換性があ
ります。 USB はハブのように機能するUSBキーボードやモニタなどの周辺機器と併用すれば、1
台のコンピュータで同時に複数のデバイスの使用が可能になります。また、USBはホットプラグに
対応しているので、周辺機器の取り付け・取り外しが再起動せずに行えます。
バッテリパック
バッテリパックはACアダプタを接続すると自動的に充電し、ACアダプタが取り外されて いるときは、パソコンに電力を供給します。バッテリパックを装備していれば、さまざま な場所でパソコンを利用することが可能です。バッテリ駆動時間はパソコンの使用法、 仕様により異なります。バッテリパックは分解しないでください。また、シングルユニット として購入してください。
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3. 使用の手引き
ACアダプタを使用する バッテリパックを使用する 電源をオンにする バッテリの残量の確認 電源オプション 電源管理 キーボードを使用する ボタンとステータスインジケータ
注:本マニュアルに記載の写真やアイコンは参照用で、実際と異なる場合もあります。ご了承くだ さい。
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3 使用の手引き
パワーシステム
ACアダプタを使用する
ノートパソコンのパワーシステムには、ACアダ プタとバッテリパワーシステムの2つがありま す。ACアダプタは AC電源をノートパソコンに使
うためにDC電源へ変換するものです。本ノート
パソコンにはユニバーサルAC-DCアダプタが付 属しているので、スイッチやコンバータを使わず に100V-120V および220V-240V の電源に接続 することができます。国によっては、変換アダプ タを使用して、付属のAC電源コードを異なる規 格に変更することが必要な場合もあります。通 常、ホテルでは異なる電源コードと電圧をサポ ートするユニバーサルコンセントを備えていま すが、電源アダプタを他の国で使う場合は、コンセントの電圧について事前にご確認ください。
ヒント: ほとんどの国と地域に対応する、市販のノートパソコン用トラベルキット(電源アダプタ・モ デムアダプタ)を購入することもできます。
ACアダプタに接続したAC電源コードをまずコンセントに接続し、その後でDCプラグをノートパソ コンに接続します。DCプラグをノートパソコンに接続する前に、まずACアダプタをコンセントに接 続することによって、コンセントの電源とACアダプタ本体の互換性を確認することができます。電源 が許容範囲内であれば、アダプタの緑色の電源LEDが点灯します。
重要:指定外のアダプタでノートパソコンに電力を供給しないでください。また、附属のACアダプ
タとAC電源コードを他の製品に使用しないでください。故障の原因となります。ACアダプタから煙
が出たり焦げくさい臭いがした場合や、ACアダプタが異常に熱くなった場合は修理をご依頼くだ
さい。故障したACアダプタの使用はバッテリパックとノートパソコンの破損の原因となります。
注:本製品には、地域によって2芯または3芯のプラグが附属しています。3芯プラグの場合は、3芯用の
コンセントまたは適応するアダプタを使用して安全にお使いください。
警告:使用中は高温になることがあります。身体に密着して使用しないでください。火傷の原因に なります。
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使用の手引き 3
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バッテリパックを使用する
本製品のバッテリパックは取り外しが可能です。バッテリパックは、電池をまとめて1つにしたもの
で、フル充電の状態なら何時間もの電力を供給します。また、BIOSでのパワーマネジメント機能を
利用してより長く電力を保つことができます。予備のバッテリパックは、ノートパソコン販売店で別 途購入可能です。
バッテリパックの取り付けと取り外し
出荷時にバッテリパックが取り付けられていない場合があります。取り付けられていない場合は、 次の手順で取り付けてください。
重要:ノートパソコンの電源をオンにしているときは、絶対にバッテリパックを取り外さないでくだ さい。データ損失の原因となることがあります。
バッテリパックの取り付け方法
重要:
バッテリパックとACアダプタは、本ノートパソコンに付属のもの、または本モデル用にメーカ
ーや販売店が指定したものを使用してください。
バッテリパックの取り外し方法
バッテリの取り扱い方
ノートパソコンのバッテリパックは、ほかの充電可能なバッテリと同じく、消耗品です。バッテリパ ックの寿命は温度、湿度、およびノートパソコンの使い方によって異なります。理想的なバッテリ
の操作温度範囲は5℃〜35℃です。ノートパソコンの内部温度は外部温度より高くなることを考 慮に入れる必要もあります。この範囲外の温度で使用すると、バッテリの寿命は短くなります。ま た、正しく使った場合でも、バッテリパックの稼働時間は次第に短くなります。バッテリパックを買 い換える際は、正規代理店にてお買い求めください。また、バッテリは使わなくても寿命があるの で、予備のバッテリの買い置きはおすすめしません。
警告:危険ですので、バッテリを火中に投じないでください。また回路をショートさ せたり、分解したりしないでください。衝撃により異常やダメージがバッテリパック に発生した場合はノートパソコンの電源を切り正規サービスセンターにお問い合 わせください。
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3 使用の手引き
電源をオンにする
電源をオンにすると、ノートパソコンの電源オンメッセージがスクリーンに表示されます。必要に応
じ、ホットキーを使用して輝度を調節することができます。システム構成を設定または修正するため
にBIOSセットアップを実行する場合は、起動時に<F2>を押してBIOSセットアップに入ります。スプラ
ッシュスクリーンの間に<Tab>を押すと、BIOSバージョンなどの起動情報が表示されます。<ESC>を
押すと、利用可能なデバイスから選択して起動するための、起動メニューが表示されます。
注 :起動する前に、再度電源をオンにするとディスプレイパネルが点滅します。これはノートパソコ ンのテストルーチンの一部で、ディスプレイの故障ではありません。
重要:ハードディスクドライブを守るために、電源が切れてから再度電源を入れるまで5秒以上 時間をおいてください。
警告:電源がオンのまま本製品を持ち運ばないでください。またキャリーバッグに入れたり、カバ
ーをしたりしないでください。通気が悪くなり故障の原因となります。
パワーオンセルフテスト(POST)
ノートパソコンの電源をオンにすると、パワーオンセルフテスト(POST)と呼ばれる一連のソフトウ ェア制御の診断テストが実行されます。POSTを制御するソフトウェアは、ノートパソコンアーキテク
チャの固定部分としてインストールされています。POSTには、ノートパソコンのハードウェア構成に
関する記録が含まれており、システムの診断チェックに使用されます。この記録は、BIOSセットアッ ププログラムを使用することによって作成されます。POSTが記録と既存のハードウェア間の相違を
検出すると、BIOSセットアップを実行することによって、相違を訂正するように要求するメッセージ
がスクリーンに表示されます。テストが完了すると、ハードディスクにOSがインストールされていな
い場合は、「OSが見つかりません」というメッセージが表示されます。これは、ハードディスクが正し く検出され、新しいOSをインストールする準備ができたことを示します。
S.M.A.R.T.
S.M.A.R.T. (Self Monitoring and Reporting Technology)はPOST中にハードディス クドライブをチェックし、ハードディスクドライブを修理する必要がある場合、 警告メッセージを表示します。起動中にハードディスクドライブの警告が表 示されたら、データを直ちにバックアップしWindows のディスクチェックプロ グラムを実行してください。 このディスクチェックプログラムを実行するには、
「スタート」ロゴ→「コンピュータ」→ハードディスクドライブのアイコンを
右クリック→「プロパティ」→「ツール」タブ→「チェックする」→「開始」を 選択します。「不良セクタをスキャンし、回復する」 を選択すると、 時間 はかかりますがより詳細なスキャンと回復作業を行うことができます。 なお、警告メッセージが頻繁に表示される場合は、サポートセンターに修理 をご依頼ください。
重要:ディスクチェックユーティリティを実行した後にも、起動中にメッセージが表示される場合、 ノートパソコンを修理に出す必要があります。そのまま使用すると、データが失われることがあり ます。
2
使用の手引き 3
バッテリの残量の確認
この機能ではバッテリ残量をパーセンテージで正確に表示します。フル充電のバッテリで2〜3時 間ノートパソコンを起動させることが可能ですが、実際は、省電力機能をどのように使うか、また CPUやメモリ、ディスプレイパネルのサイズによっても異なります。
注: 写真は参照用 です。実際はシステ ムにより異なる場 合があります。
バッテリアイコンを右クリック
電源アダプタ未接続時のバッテリアイコン
バッテリアイコンをクリック
注 :バッテリ残量が少なくなると、警告が表示されます。そのままパソコンを使い続けると、パソコ ンはスリープ状態になります。 (Windows 初期設定値はSTR)
警告: スリープとはSuspend-to-RAM (STR) のことで、一定の電力を消費します。また、休止状態 とはSuspend-to-Disk (STD)のことで、消費電力は大幅に減りますが、これも電源がOFFの状態 とは異なるので、電源が完全になくなるとパソコンの電源はオフになります(電源アダプタもバッ
テリも取り外した場合など)。
電源アダプタ接続時のバッテリアイコン
バッテリパックを充電する
外出先でノートパソコンを使用する際には、まずバッテリパックを充電する必要があります。ノート
パソコンにACアダプタを接続すると充電が開始します。新しいバッテリパックを使用の際は、バッ テリパックをフル充電してください。バッテリパックを完全に充電するには、電源をオフにしている ときは2〜3時間かかり、オンにしているときはその倍の時間がかかります。バッテリパックの充電
が完了すると、バッテリの充電ランプがオフになります。
注:気温が高すぎたり、電圧が高すぎるとバッテリは充電されません。
警告:バッテリは放電状態のまま放置しないでください。また、充電機能を維持するため、使用し ないときは最低3ヶ月に1回充電してください。
2
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