AOpen JSV-189U User Manual

FCC 声明
本装置は検査の結果、FCC 規定 15 条によるクラス B デジタル機器の条件に準拠します。この条件は 住居環境での使用時の電波障害を防止するものです。本装置は電磁エネルギーの生成、使用および放 射を行なっていますので、指示通りにインストールおよび使用をしない場合、無線通信に対する電波 障害の恐れがあります。ただし、これは正しくインストールした場合での電波障害が皆無であること を保証するものではありません。本装置によるラジオやテレビ放送の受信障害(装置の電源を on off にして確認)が生じた場合、下記にある一つまたは複数の手順により、補正を試みて下さい:
y 受信アンテナの方向を変えるか位置を変える。
y 受信機に使用しているコンセントとは別のコンセントに装置を接続する。
y 購入先またはラジオ・テレビに詳しい技術者に問い合わせる。
FCC に関する重要なご注意
ユーザーが製造元の許可なしに装置の改造または変更を行った場合、装置に関する保証事項は無効に なります。
目次
1. ご使用上の諸注意 ...............................................................1
1.1. 安全上のご注意 ............................................................................................1
1.2. 使用上のご注意 ............................................................................................1
2. 製品の紹介..........................................................................2
2.1. 製品概要.......................................................................................................2
2.2. 製品の特長 ................................................................................................... 3
2.3. 記録形式の互換性 ........................................................................................3
2.4. 書き込みのタイプ ........................................................................................4
ディスクアットワンス(Disc-At-Once................................................4
トラックアットワンス(Track-At-Once..............................................4
セッションアットワンス(Session-At-Once......................................4
マルチセッション ...................................................................................4
パケットライト .......................................................................................5
3. ハードウェアのインストール.............................................6
3.1. 必要なシステム環境.....................................................................................6
3.2. ハードウェアのインストール ......................................................................7
フロントパネル .......................................................................................7
後部パネル ..............................................................................................8
3.3. Combo ドライブのインストール .................................................................9
3.4. 変換アダプタ.............................................................................................. 10
3.5. 使用可能な CD-R および CD-RW ディスク ...............................................12
使用可能なディスク..............................................................................12
CD-R および CD-RW ディスクの取り扱い ...........................................12
4. ソフトウェアのインストール...........................................13
4.1. インストールの準備...................................................................................13
4.2. CD-R / RW レコーディングソフトウェアのインストール ........................13
5. テクニカルサポート .........................................................15
5.1. トラブルシューティング............................................................................ 16
5.2. 弊社へのご連絡 ..........................................................................................19
付録 A. 用語解説............................................................20
付録 B. よく尋ねられる質問(FAQ)................................24
付録 C. 製品仕様............................................................27
ご使用上の諸注意 日本語
1. ご使用上の諸注意
以下の諸注意では製品の正確で安全な使用法が説明されており、ユーザーや他の人のケ ガを未然に防ぎます。このセクションでは個人の安全および装置の故障を最小限にとど めるのに役立つ情報が載せられています。ご使用前によくお読みください。
1.1. 安全上のご注意
y 装置のカバーを開けたり、分解や改造などを試みないでください。
y 装置をのぞき込まないでください。装置内部のレーザー光が目にあたった場合、
視力の低下や失明の危険があります。
y 装置に指や異物を差し込まないでください。
y 装置を雨にさらしたり、水のそばや濡れたり湿った場所で使用することや、液
体を入れた容器を載せた状態で使用しないでください。こぼれて開口部から中 に入る恐れがあります。
y 操作マニュアルの内容に従ってください。正しい手順で装置のセットアップを
行ってください。
y 装置から異臭・異音・煙が生じたり、液体が入ったりした場合は直ちにコンピ
ュータの電源を切り、電源プラグを抜いてください。
y コンピュータのアースが取れていることを確認してください。
y コンピュータのカバーを外す際には必ずコンセントからプラグを抜いてくだ
さい。プラグはぬれた手で触らないでください。
y ファン冷却環境でも、装置を 5 ~ 40 ℃の範囲外にさらさないでください。
1.2. 使用上のご注意
ポータブル USB 2.0 DVD-ROM/CD-RW ドライブおよびソフトウェアは 、CD-RW 記録 用メディアへの書き込み、消去、読み取りを行うもので、コンピュータ外部記憶装置と して使用されます。CD-ROM のコピーまたはそれに相当する行為は、著作権法で定める 個人的な使用または顧客に相当する立場での使用、権利所有者から複製の許可を得てい る場合に限り、可能です。許可されていない状態での複製は、損害賠償請求および罰則 適用の対象となります。
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製品の紹介
2. 製品の紹介
2.1. 製品概要
この度は弊社のポータブル USB 2.0 DVD-ROM/CD-RW Combo ドライブをお買い上げ いただき、ありがとうございます。当マニュアルでは、お買い求めの Combo ドライブ の正しいインストール方法が説明されています。ドライブのご使用前によくお読みくだ さい。Combo ドライブは 10 倍速 CD-RW 書き込み、16 倍速 CD-R 書き込み、24 倍速 CD-ROM 読み込み、8 倍速 DVD-ROM 読み込みが可能です。
POWER-BURN
POWER-BURN は新しい技術で、バッファアンダーランエラーの発生を事前に予測し、 これを自動的に回避するものです。Combo ドライブはこの POWER-BURN テクノロジ ーを採用、従来のドライブではバッファアンダーランエラーが起き易かった次のような 場合にも安定した書き込みを行う事ができます。
y 高速書き込みを行う場合
y 書き込み動作中にパソコン上で他の作業を行う場合
y CD-ROM ドライブを読み出しドライブとした CD-R/CD-RW への書き込みを行
う場合
y データをネットワーク経由で直接書き込みを行う場合
高信頼性
改良された耐熱設計および OPC(後述)機能により、記録時の信頼性が大幅に向上しま した。最適化電力制御(Optimum Power ControlOPC)機能が書き込み時の信号レベ ルを常にモニタし、汚れのあるディスクへの書き込みなどでは出力調整を行います。こ れにより記録信号が平均化され、信頼性が目立って向上しました。
優れた互換性
Combo ドライブは一般に出回る全ての CD 記録形式をサポートし、CD/ROM ドライブ およびメディアの標準に対する完全な下位互換性を有しています。さらに、作成された CD/RW メディアは DVD プレーヤーのマルチリード機能で読み取り可能で、機能上の互 換性を保っています。
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製品の紹介 日本語
2.2. 製品の特長
y 優れたポータブル性
y USB 2.0 高速データ転送および高品質データ書き込みの最善の組み合わせ
y 書き込みソフトウェアとの最良の互換性
y ホットプラグアンドプレイ
y 簡単で時間のかからない PC へのインストール
y Orange Book Part II (CD-R)規格、Orange Book Part III, Volume 2 V1.0
(CD-RW)規格準拠
y POWER-BURN によるバッファアンダーラン防止対策
1
y OPC
y CD-R/RW ディスクへの書き込みを容易にするランダム UDF サポート
y 2 MB バッファメモリー
y PIO Mode4 および UDMA
y ディスク径 12 cm および 8 cm が使用可能
y 非常用ディスク取り出し機構
テクノロジーによる記録信頼性の向上
3
をサポート(オプション)
2.3. 記録形式の互換性
Combo ドライブは以下の記録形式と互換性を有します。
リードはデータ転送、プレイはオーディオ再生を意味します。
記録形式 ライト リード プレイ
CD-DA Y Y Y CD-ROM Y Y CD-Extra Y Y Y CD-ROM/XA Y Y
1
書き込み時の信号レベルを常にモニタし、汚れのあるディスクへの書き込みなどでは出力
調整を行い、記録信号が平均化されます。
2
UDMA 機能サポートはマザーボードのチップセットに依存します。
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製品の紹介
Photo-CD* Y Y CD-I* Y Y CD-ROM+CD-DA Y Y Video-CD Y Y CD-Text Y Y CD-R Y Y Y CD-RW Y Y Y DVD-ROM Y
のライセンスが必要です。
* CD-I, Photo-CD には専用のリーダー/プレーヤーが必要で、Photo-CD 作成には Kodak
2.4. 書き込みのタイプ
ディスクアットワンス(Disc-At-Once) 単一の書き込みセッション(lead-in エリア/データ/lead-out エリア)がディスク上に記録
されるこの方式は “ディスクアットワンスと呼ばれます。
ディスクアットワンス使用の際は、ディスクの空き容量にかかわりなく、データの追加 記録はできません。
この記録方式の利点は、作成されたディスクにはデータトラック間にリンクブロックが ないので、ほとんど何れの CD プレーヤー又は CD-ROM ドライブで再生可能である点 です。
トラックアットワンス(Track-At-Once) 多数のセッションが 1 枚のディスク上に記録されるこの方式はトラックアットワンス
と呼ばれます。ディスクに空き容量がある場合は、データを追加記録できます。
この方式の利点には、ディスクにセッションを追加記録できる事、データバックアップ 用に CD-ROM が使用できることが含まれます。( “マルチセッション参照)
セッションアットワンス(Session-At-Once) "セッションアットワンス"方式はほぼ"ディスクアットワンス記録方式"に相当します。つ まり、データ書き込み(lead-in エリア/データ/lead-out エリア)は一度に行われます。 唯一の違いは、CD は"完結"していない点です。つまり、"セッションアットワンス"記録 方式では、以後 CD に追加の"セッション"が記録可能です。
マルチセッション セッションとは lead-in エリア/データ/lead-out エリアの一連の記録を指します。ディス
クアットワンス方式は一連の書き込みが一回だけ行われるのでシングルセッション”と
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製品の紹介 日本語
も呼ばれます。トラックアットワンス方式で複数のセッションが記録されている場合は “マルチセッション”と呼ばれます。
パケットライト あとで開発された方式にパケットライトがあります。これはトラックアットワンスや
ディスクアットワンスと異なり、データ記録がパケットと呼ばれる 64k バイトの複数セ クター単位で行われます。
この方式の利点はセッションごとのオーバーヘッドをなくし、バッファアンダーランエ ラーも防ぐ事ができる点です。ただし、これはオーディオデータには利用できません。 パケットライト方式には、UDF CD-R FS などの数種のフォーマットが使用されてい ます。
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ソフトウェアのインストール 日本語
3. ハードウェアのインストール
Combo ドライブのインストールには時間や手間はかかりません。以下の方法でインスト ールします。
3.1. 必要なシステム環境
安定した Combo ドライブの性能には、以下の仕様の PC システムが強く勧められてい ます。
y CPU: Pentium II 350 MHz 以上
y オペレーティングシステム: Windows XP/2000/ME/98SE
y メモリ: 最低 64MB、推奨値 128MB
y CD-ROM ドライブ: 最低 16 倍速ドライブ推奨
y USB 2.0 ホストコントローラカード(お持ちのマザーボードに USB 2.0 コント
ローラが搭載されていれば、インストールの必要はありません。)
y USB 2.0 準拠ケーブル(付属品)
y 書き込みソフトウェア:
当ドライブで CD-R/RW ディスクへの書き込みを行うには CD ライティングソ フトウェアが必要です。CD ライティングソフトウェアご使用の際は、ソフト が当ドライブをサポートしていることをご確認ください。
y 空きハードドライブ容量:
CD-R/RW ディスクへの書き込みの際には、ハードドライブ上に作業領域 (50~100 MB 空き容量)が必要です。CD-R/RW ディスクに全データのイメージ
ファイルを作成する場合は、作業領域の他にそのデータに相当する容量(合計で 最大 800 MB)が必要です。ただし、書き込みがハードドライブや CD-ROM ド ライブなどの内容から直接行われる場合 (オン・ザ・フライ記録)には、この作業 領域は不要です。
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