付録 A
ジャンパー設定の一覧
CPU電圧の設定
JP11
1-2
3-4
5-6
7-8
9-10
11-12
CPUコア電圧(Vcore)
3.45V (Intel P54C)
3.52V (Cyrix または AMD K5)
2.9V (AMD K6-166/200 または Cyrix M2)
2.8V (MMX P55C)
3.2V (AMD K6-233)
2.5V/2.2V/2.0V
(将来の為に予約されている)
警告: もしもインテルのPP/MT-233やAMDのK6-200/233をお使いの
場合は,適切なCPUファンを用いるようお気を付け下さい。これら
のCPUで要求されている放熱条件を満たせない場合にはシステムが
不安定となります。より良い空冷のためには大き目のファンをお使
いになることをお勧めします。
ヒント: 通常,単一電源のCPUではVcpuio (CPU I/O電圧)とコア電圧
Vcoreは同じ物ですが,PP/MT (P55C)やCyrix 6x86Lのような二電源
タイプのものでは,VcpuioはVcoreとは異なり,Vio (PBSRAMやチ
ップセット用電圧)に合わせる必要があります。CPUが単一電源か
二電源かはハードウェアの回路が自動検出します。
ヒント: JP11のピン11-12は将来のCPU用に確保されております。
2.0Vとなる可能性が最も高いのですが,本マニュアル執筆の現時点
では確定しておりません。ピン11-12をお使いの場合はテスターで
チェックするか或いは販売店にお問い合わせ下さい。
A-1
ジャンパー設定の一覧
CPU
INTEL P54C
INTEL MMX P55C
AMD K5
AMD K6-166/200
AMD K6-233
Cyrix 6x86
Cyrix 6x86L
Cyrix M2
タイプ
一電源
二電源
一電源
二電源
二電源
一電源
二電源
二電源
CPUクロック周波数の選択
JP3 JP2 JP1
1-2
1-2
1-2
1-2
1-2
2-3
1-2
2-3
2-3
1-2
2-3
1-2
2-3
1-2
2-3
2-3
2-3
2-3
2-3
2-3
1-2
2-3
1-2
1-2
CPUクロック
周波数倍率係数
1.5x (3.5x)
2x
2.5x (1.75x)
3x
4x
4.5x
5x
5.5x
JP11 Vcore Vio Vcpuio
1-2 3.45V 3.45V Vcore
7-8 2.8V 3.45V Vio
3-4 3.52V 3.45V Vcore
5-6 2.9V 3.45V Vio
9-10 3.2V 3.45V Vio
3-4 3.52V 3.45V Vcore
7-8 2.8V 3.45V Vio
5-6 2.9V 3.45V Vio
JP4 JP5 JP6 CPU
外部クロック
1-2
2-3
1-2
60MHz
2-3
2-3
1-2
66MHz
2-3
1-2
1-2
75MHz
1-2
1-2
2-3
83.3MHz
A-2
警告: インテルのTXチップセットは60/66MHzの外部CPUバスクロ
ックのみをサポートしており,75/83.3MHzの設定は内部的なテス
トのために用意されております。75MHz/83.3 MHzにセットするこ
とはTXチップセットの仕様の範囲を逸脱するもので,システムに
深刻な損傷を起こす可能性があります。
注: インテルのPP/MT MMX 233MHzには3.5xの倍率係数を指定す
るのに1.5xの設定位置を,AMDのPR166には1.75xの倍率係数を指
定するのに2.5xのジャンパー設定位置を,それぞれ使います。
警告: Cyrix 6x86 P200+は75MHzの外部クロックを用いる設計と
なっており,以下のジャンパー設定は、ユーザーの参考用です。
実際に75MHzの外部クロックを使用するとシステムに深刻な損傷
を起こす可能性があります。